南湖神社(白河市)
2012年5月18日(金) 国道4号線を使って仙台へ帰省する道すがら
白河市の南湖公園に立ち寄り、湖畔に建つ南湖神社にお参りする。南湖神社の建立は大正十一年(1922)六月十一日、祭神に陸奥白河藩第三代藩主松平定信公(白河楽翁公)を祀る比較的新しい神社である。定信公を崇敬する地元市民や渋沢栄一らの尽力により竣工されたもの。境内に福島県指定重要文化財の茶室、松風亭蘿月庵(しょうふうていらげつあん:1795年頃建造、内部の拝観は有料で300円)と、樹齢200年の楽翁櫻がある。また「楽翁渉世十法」の看板が掲げてあり、「一、寧静是養心第一法。二、謹謙是保身第一法。三、読書是広智第一法。四、勤倹是治生第一法。五、含容是待人第一法。六、慎交
是遠害第一法。七、安詳是応事第一法。八、知足是享楽第一法。九、存厚是招福第一法。十、寡欲是延寿第一法」とある。老中首座、将軍補佐として寛政の改革を取り仕切り、名君と慕われた人物はさすがに言う事や心掛けが違う。青い湖をアカマツの並木が取り囲む南湖公園は、定信の命により造成され、享和元年(1801)に庶民に開放された日本最古の公園。たまたま車を駐めた所は南湖十六勝十七景のひとつ「千世の堤(ちよのつつみ)」、傍らに下野藩主堀田正敦の歌碑「雨風にゆるかぬ千世の堤こそ くにを守りのすかたなりけれ」が建つ。実に風光明媚なところである。アカマツ林に今はきのこの姿は見当たらないが、秋にでも又訪れてみよう。
菜園の恵み(60) 新玉ネギ
2012年5月14日(月) 昨年10月31日に植えつけた130本の玉ネギ苗のうち、凍上などの試練を乗り越えて活着したのは80本ほど。その一部の茎が倒れ始めたので収穫することにしました。今日はとりあえず15個、玉重は50~150グラムの範囲にあります。小粒なので家人から「ベビーオニオン?」と又嫌味を言われました。苗は㈱サカタのタネの“極早生”なる良血、パンフレットには玉重250~320gになり、玉揃いが良いとあります。どこでどう間違えたものやら。今、スーパーでは1個300グラム位の大きな新玉ネギが3個200円で売られているというのに・・、これでは苗代の1,000円の回収すら難しそうです。まあ趣味と云われればそれまでですが。
「吉里吉里人」
2012年5月12日(土) 私の愛読書、東北弁の教科書であり、仙台弁のバイブルでもある井上ひさし著の「吉里吉里人」を読了する。今回で三度目、初めは昭和57年(1982)9月25日、二回目は平成10年(1998)1月19日。株式会社新潮社第二十七刷版は834頁の大部であるが、内容は次の130文字に要約される様に思われる。即ち、「きりきりづんは まんなごはァ すんずがで はんなすづとこんごろはァ まっつぐで おとげえとこんごろざすはァ かんだくて くんづびるとれんぎはァ あつえんだちゃ。きりきりづんは まんなごはァ すんでえで ほぺたとゆんめはァ ふぐれでで だんべとのんぞみはァ おつきくて べちょことすりょはァ ねれでえんだちゃ」。漢字かな交じりの標準的日本語に翻訳すると、前段は「吉里吉里人は 眼は静か 鼻筋と心は真っ直ぐ 顎(おとがい)と志は堅く 唇と礼儀は厚いぞ」。後段は、「吉里吉里人は 眼は澄んでいて 頬と夢は脹れてて ★★★と望みは大きくて ☆☆☆と思慮は練れてるぞ」(★や☆は放送禁止用語)。まあ吉里吉里人でなくとも、人間こうありたいものである。
浮世絵ルネッサンス 大正新版画展
2012年5月2日(水) GWは何処へ行っても人と車で混雑するので家に引き籠り、「吉里吉里人」を読んで過ごそうと考えていたが、高島屋の何とか会員になっている家人から標記展覧会の無料招待券をもらったので出かけてみる。会場は柏高島屋ステーションモールS館8階柏市民ギャラリーとT館地下二階催会場、柏高島屋ステーションモール開業20周年を記念し、柏市と市民団体アート・ウォークかしわの主催で開催されたもの、開運!なんでも鑑定団に鑑定士として出てくる㈱渡邊木版美術画舗代表取締役の渡邊章一郎氏も協力している。正規の入場料は大人1,000円。伊東深水、橋口五葉、平野白峰、川瀬巴水、小原祥邨、名取春仙、山村耕花、笠松紫浪、C・バートレット、F・カペラリらの作品約300点(初期摺り200点、後摺り100点)がずらりと並び、大正ロマンを満喫・堪能することができる。復刻版(?)の即売も行われており、笠松紫浪の「信州白骨温泉」、川瀬巴水の「平泉金色堂」、高橋松亭の「甲州猿橋」など気に入った作品が何点かあったけれども、額装品で三万五千円、額無しでも二万一千円もするので諦め図録のみ購入する。(写真は橋口五葉作「浴場の女」)
もりのなめこ農園ブレーク!
2012年4月30日(月) 自宅北側の廂の下に置いてある栽培キット「もりのなめこ農園」に湿り気を与えようとして覗いてみたら、なんとナメコがわんさか生えていました。数日前に見たときは気配もなかったので吃驚。早速収穫し、一部を味噌汁にして食べました。味はなかなか良く、原木栽培品と遜色ありません。しかも原木栽培に較べると手間と費用要らずでずっと楽、苦労して原木を調達する必要はなし、電動ドリルは買わずに済むし、種駒も不要、場所も採らないし、勝負は早いと良い事尽くめ。何よりベクレルの心配がありません(箱書きを信用すれば)。すっかり気に入りました。もっと出てくる可能性があるので、収穫後の培養ブロックを元に戻し栽培を継続します。
定点観察・手賀の丘公園(柏市)
2012年4月28日(土) きのこ道の大先輩、山口市にお住いのKさんのホームページ「きのこワールド」(の中の「吉敷川だより」)の昨日の記事に、ウメハルシメジの発生が報告されている。その記事に触発されて、手賀の丘公園へ行きウメハルシメジ探し。好晴のGW初日とあって園内は家族連れで大賑わい。30本ほどあるウメの樹、100本ほどあるサクラの樹の根際を隈なく丁寧にチェックする。それなのに結果は又も空振り、ハルシメジはウメ型どころかサクラ型さえ全く見つからない。6年越しで探しているが、手賀の丘公園も含め自宅近くの公園にはハルシメジは発生しないようである。これは越生とか筑波の梅園にでも遠出しなければ埒が明かないかも。
《観察種》 ①アミガサタケ、②イタチタケ、③ウスベニイタチタケ、④カラムラサキハツ、⑤キララタケ、⑥コガネカレバタケ、⑦チャワンタケの仲間、⑧ナヨタケ属不明種(写真は、左上から時計回りに、①、⑥、⑦、⑧の順)
定点観察・千葉県立船橋県民の森(船橋市)
2012年4月23日(月) 千葉
菌類談話会の大先輩であるAさんのホームページ「きのこ雑記」の記事に、 船橋県民の森にサクラ型ハルシメジが出ているとあったので、午前中の雨の止み間に出かけてみる。柏の自宅から17㎞、これまでも二、三度訪ねたことはあるが今の時期は初めて。第1駐車場に車を駐めて南口から入り、ガイドマップ片手に園内を巡る。天気の悪い月曜日とあって園内に人の姿はちらほら、最高の観察日和となる。園内は集いの広場と運動広場を除き殆どが林地、潅木や下草は適度に刈り払われ、しかも倒木や伐木は玉切りしたものをそのまま放置してあるので、色々なきのこが発生しそうである。普段定点観察している近隣の公園よりずっと自然度は高い。一角に立派なシイタケの原木栽培場が設けてあるので、管理事務所の係りの人に尋ねてみると、原発事故以来シイタケ採取は控えているとのこと。生りっ放し、ほったらかしの様である。また当該シイタケの放射性物質濃度も測定してはいないとのこと。さて目的のハルシメジはサクラの樹の下に群生しており感激の出逢い、初見なので非常に嬉しい。Aさん、貴重な情報をいつもありがとうございます。他にもアミガサタケ、イタチタケ?、エセオリミキ、カラムラサキハツ、キクラゲ、コガネカレバタケ(初見!)、ナヨタケ属(ナヨタケ?)を見つける。初見のきのこに2種類も出逢えたので、定点観察場所にし今後毎月通うつもり。(写真は、左上から時計回りに、アミガサタケ、エセオリミキ、コガネカレバタケ、ハルシメジの順)

定点観察・五本松公園(我孫子市)
2012年4月20日(金) 五本松公園の駐車場に車をとめ、手賀沼湖畔遊歩道に降りてフィッシングセンターまで散歩する。家人も一緒。手賀沼湖畔には釣り糸を垂れる太公望の姿が多い。今の時期、産卵のため浅場に乗っ込んでくる鮒を狙うらしく、時々大物が釣れている。見ていると皆キャッチ&リリース、手賀沼産のモツゴ、川エビ、フナ、コイから新規制値100ベクレルを超える放射性物質が検出されているので持ち帰っても仕方がないのであろう。手賀沼漁業協同組合が運営するフィッシングセンターも開店休業状態、名物の川魚が販売できなくなっては商売あがったり。帰路、五本松公園できのこ観察を行う。見つかったのはカラムラサキハツとナヨタケ属のきのこ(イタチタケ?)のみ。
ゼンマイ
2012年4月19日(木) 昨日、きのこ観察の序に手賀沼周辺の土手で採取したゼンマイ。重曹をたっぷり入れて良く茹であげ、アクと一緒にセシウムも抜かねばならぬ。最近の報道によると千葉県産の新タケノコに新規制値の100ベクレルを超えるものが続々見つかっており、ホットスポットの柏市産山菜は当然その可能性がある。一昨日から柏市役所で市民の持ち込みによる食品・井戸水等の無料放射性物質検査が始まり、電話予約の上、市役所本庁舎1階ロビーに検体を持参すれば受け付けてもらえるそうな(1日あたり10件、ひとり1検体)。山菜や天然きのこも測ってもらえるなら喜んで持参するのだが・・。まあ当面食生活により密着したもの、家庭菜園でとれた野菜などが優先であろう。




















最近のコメント