459.奥大日岳

2010年8月2日(月)、歩程6時間10分、単独   前日の14:00に柏を出発し北陸道の有磯海SAで車中泊、 4:00薄明るくなってきたのでガソリンを補給し登山口へ向かう。立山ICで北陸道を降り、電鉄富山の立山駅前に5:00到着、一般駐車場に車を駐める。ケーブルカー駅に近い立地のせいで広い駐車場が略満車状態、岩手ナンバーもあるが関西ナンバーが圧倒的に多い。Dsc04212標高は475m、気温は21℃と涼しい。平日の立山ケーブルカーの始発は6:40、切符の売り出しは5:50なので窓口に行列する。 今日は大日連山を縦走し称名滝へ下る予定であったが、7月の豪雨で大日平と称名滝間の登山道が崩壊し仮修復状態で危険とのこと、縦走を諦め室堂往復切符(5日間有効、4,190円)を購入する。ケーブルカーで美女平(977m)に上がると、直ぐに室堂行きバスに接続する。7:40室堂ターミナル(2,450m)に上る。さすがに涼しく下界とは別天地、今日のコースを奥大日岳ピストンに決める。地獄谷側から雷鳥平に下る。キャンプ場には色とりどりのテントが張られ賑やか、キャンプだけに来ている家族連れやカップルも多い。 雷鳥沢を渡り剣御前分岐を右にDsc04250見送り緩く登っていく。昨夜、大日小屋に宿泊した登山者が続々下りて来る。昨日はガスって何も見えなかったとのこと、今日はすっきり晴れ上がり幸運である。その上、高山植物も今が花の盛り、イワイチョウ、イワカガミ、ウサギギク、キジムシロ、コバイケイソウ、タカネヨモギ?、チングルマ、ハクサンイチゲ、ハクサンフウロ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマリンドウなどに出逢う。8:55稜線の新室堂乗越(2,410m)に出る。何のことは無い、そこでやっと雷鳥荘の高さまで登り返しただけ、室堂ターミナルより未だ低い。雷鳥平のテントは豆粒の如く、その背後に浄土山、立山連峰、剣岳が屏風のように連なる。行く手には大日連山が展開し、天狗平の上に薬師岳が峰頭を覗かせる。 Dsc04257大観とはまさにこの事。2500mのスカイライン漫歩は快適であるが、昨日の睡眠不足のせいで調子はいまいち。剣岳が大日谷を挟んで目の前に迫る。それにしても豪壮な山である。10:30奥大日岳山頂(2,606m)に着く。東西に長い山頂で三角点は西端にあるが、東端(2,611m)の方が若干高い。三角点には「主三角点」の表示があり、明治十四年(1881)発足の農商務省山林局が国有林の森林測量のために設置したものと判る。福島県の大白森山頂に置かれていたものと同じであり、小白森山頂に「次三 角点」があった事から類推すると、大日岳山頂には「次三角点」が置かれてDsc04261いるのであろうか(ネットで調べると、大日岳山頂のものは陸地測量部の二等三角点)。どら焼きを食べて一服しているうちにガスが湧き上がり、剣岳も立山も大日岳方面も全て隠れてしまう。11:00下山開始、往路を戻る。途中、ノウゴウイチゴの実を見つけて味見したり、花の写真を撮ったりしながらのんびり下る。雷鳥の親子にも出逢う。12:15新室堂乗越、12:40雷鳥沢キャンプ場、13:15雷鳥荘。リンドウ池と血の池の間の遊歩道を行くと雪田から吹き上げてくる涼風が心地好い。13:33ミクリガ池温泉、日本一高所にある雲上温泉の日帰り入浴料は600円であるが今回も見送り。13:50室堂ターミナルに戻る。傍らの玉殿の湧水をペットボトル2本に詰めて土Dsc04273 産とし、14:10発の臨時バスに乗り立山を降りる。 車に戻り、汗に濡れたシャツを着替えてさっぱりする。15:45出発、カーナビの「自宅に戻る」ボタンを押すと、一般道では439㎞・10H20Mの道程。どんな道を案内するのか。立山、滑川の町を過ぎ魚津からR8に入る。17:30道の駅越後市振の関、その先で新潟県名勝の親不知の断崖に打ち寄せる波を眺める。「親知らず子はこの浦の波枕 越路の磯のあわと消えゆく」(池中納言平頼盛夫人)。18:00道の駅親知らず。名物のタラ汁を食べたかったのに食堂もお土産屋も早々に店仕舞いし愛想が無い。R8を走るのは大学三年の春の九州ドライブ旅行以来実に42年ぶり、相変わらず信号が少なく日本海沿いを気持ちよく走る。上越市でR253に右折し十日町市松代のコンビニで休憩、自宅へ電話し明朝帰宅することを伝える。南魚沼市に入ると猛烈な雷雨になる。塩沢のコンビニで仮眠を取り時間調整、22:00を過ぎるのを待って塩沢石打ICから関越道に乗る。(翌日5:30無事帰宅)

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262.立山

2002年8月24日(土)~26日(月)、歩程5時間、同行妻   05_1625日:前日は美麻村村営温泉宿泊施設ぽかぽからんど美麻泊。 夜は涼しく快適な眠りで5:50起床、朝一番で露天風呂に入る。無理を言って朝食を30分早めてもらい、7:50チェックアウト。8:30扇沢の有料駐車場に車を駐める。一日800円と商魂逞しい。バスも乗用車も続々やって来る。室堂平までの往復乗車券は8,500円、5日間有効である。9:22黒部ダム、放水中で豪快な眺めが得られる。9:50黒部平、10:30大観望、10:54漸く室堂平に上る。各乗り物とも整理券方式で待機時間が長く非常に疲れる。11:00気を取り直して登山開始、いきなりの高所歩きで空気が薄く息苦しい。01_288石畳の道を一ノ越めざして緩く登って行く。なかなか体が慣れず度々休憩を入れる。12:02漸く一ノ越(2,700m)に出る。 そこから岩屑のガレ場を急登する。スニーカー履きや幼児子供連れの俄かハイカーが多く、見ているこちらの方がはらはらする。天気は良いもののガスが出てきて眺望はいまいち。12:52三ノ越(2,875m)、下山ラッシュとぶつかり狭い登山道は大渋滞。13:23立山山頂(2,991m)に着く。明治28年8月設置の一等三角点がある。又、立山雄山神社社務所の大きな建物と、一段高い所に山頂峰本社が建つ。峰本社(3,003m) に参拝し御祓いしてもらう。型通りながら商売繁盛と家内安全を祈る。03_2大粒のプルーンを食べてリフレッシュした後、20分先の大汝山へ向う。 台形状山体の立山の中央部突起に当たる大汝山(3,015m)に14:20到着、岩石累々たる山頂であるが標識は板切れのみで至って地味。付近はイワギキョウやトウヤクリンドウの群生地、記念写真を撮っただけで直ぐに引き返す。14:56雄山神社、15:30三ノ越、16:00一ノ越、16:48室堂平。立山玉殿の冷たい湧水で喉を潤し生き返る。17:00発の天狗平行き最終バスに辛うじて間に合う。17:15天狗平山荘にチェックイン、6畳の個室で、シーツ、枕カバー、丹前、歯ブラシ、タオルまで付いており、山小屋というより旅館である。早速風呂に入りさっぱりする。一泊11,000円也は立山では格安、夕食にアザミの天ぷらやダケワラビ(?)の煮付けなど珍しいものも出る。二人とも高山病にかかり頭痛がひどく、バファリンを飲み早々に布団に潜り込む。日曜日なのに40人ほどの宿泊客で山荘は満室、バファリンが効いたのか少し頭痛も薄れ朝まで良く眠る。

26日:天狗平から地獄谷、雷鳥平、ミクリガ池を経由し室堂平までの散策を楽しむ。剱岳と奥大日岳の立派な姿を眺め、高山植物の花々を愛でる。13:50扇沢に戻り車を回収、長野ICから上信道に乗り18:00帰宅。残暑がぶり返し下界は暑い。

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