308.白山

2003年7月31日(木)~8月3日(日)、歩程12時間30分、同行妻   7月31日:5:10起床、コーヒーを飲んでから6:20高崎を出発。R18を走り小諸ICから上信道に乗る。出発時は好天であったが北陸道に入る頃から霧雨に変る。11:10小矢部川SAで富山名物の鱒寿司を食べる。金沢西ICで北陸道を降り、手取湖に立ち寄ってから、白峰温泉御前荘に15:00チェックインする。106号室は中央に掘り炬燵がある10畳間で広々、公共の宿であるが木をふんだんに使い落ち着いた雰囲気が良い。温泉は純重曹泉でぬるぬる、肌がつるつるになる美人の湯とあって家人は何回か入りに行く。イワナの塩焼き、イワナの洗いに山菜料理が付いた山の幸尽しの夕食にも満足、申し分のない宿である。

8月1日:5:45起床、8:00御前荘チェックアウト。02平日なので登山口の別当出合まで車で入れたものの150台収容の大駐車場が既に満車、やむなくスペースを見つけ路上に駐車する。8:50歩行開始、 10分ほどで別当出合休憩舎に着くと100人を超える登山者がひしめいている。ぞろぞろと蟻の行列のごとく砂防新道を進む。ウバユリの大群落がある。10:00中飯場、水場とトイレがあり絶好の休憩場所である。学校登山らしい高校生の団体もいて、今時珍しく若い人が多い。落葉広葉樹の林の中を登っていく。林縁に白ナデシコという感じのセンジュガンピの花が目立つ。宿で作ってもらった6個のお握りが重い。雪解け後間もないとみえ、07山中にはムラサキヤシオの花も咲く。11:52甚ノ助ヒュッテ、そこから少し登った所で元施設課長のOさんとばったり出会う。上尾から山仲間15人とマイクロバスをチャーターし夜行でやって来たとのこと、 20年ぶりの奇遇である。 付近にはカラマツソウ、ヨツバシオガマ、ヤマハハコなどが咲いている。12:30南竜ケ馬場への道に入る。お花畑が本格化し、イワカガミ、カライトソウ、シモツケソウ、ニッコウキスゲ、ハクサンフウロなどの花盛り。12:59エコーラインコース入口。コバイケイソウ、ハクサンコザクラ、ベニバナイチゴ、ミヤマクロユリが咲き、涼風が雪渓を渡ってくる。イワイチョウ、チングルマ、ミヤマキンバイ、14:00弥陀ヶ原、イワギキョウ、ハクサンシャクナゲ、流石は花の百名山である。14:37室堂ビジターセンターに着く。 700人収容の巨大な山小屋も今日は満杯とのこと、郵便局や医務室まである。宿泊料は大人5,100円、小人3,500円、夕食1,600円、朝食1,000円と良心的、割り当てられた小屋は御前荘の10号室、下段入り口近くの一畳が今日の寝床である。3棟ある小屋には28人収容の部屋が10室づつあり、08他に白山荘という古い小屋もある。寝床の上に荷物を置き身軽になって山頂へ向かう。山頂までは石段と石畳の道が続く。クルマユリとミヤマキンポウゲが咲いている。 15:30青石、天上界と地上界の境には日蓮上人の浮き彫りがある。あたり一面ハイマツ帯になり、林床はイワツメクサ、ガンコウラン、コケモモの褥である。15:38高天原、15:57白山奥宮を通過し、16:00漸く一等三角点が置かれた 白山頂上(御前峰:2,702m)に着く。記念撮影の後、御池巡りコースに進む。16:24油ケ池、真ん丸い池のちょうど半分が残雪に覆われている。まさしく天上の別世界を思わせる眺めである。16:30紺屋ケ池、16:37翠ケ池、16:45血ノ池、16:47大汝峰分岐を通り17:20室堂に戻る。17:40~18:00夕食、食堂は1回に100人収容として7回転か、鶏肉ステーキにフルーツゼリー付きで味もまずまず、県営のせいか余裕がある。19:00に布団にもぐりこんだものの夜が長い。妻は念願の霊峰白山登拝が叶い満足そうである。05

8月2日:3:00ぐらいから皆起き出し騒がしくなる。4:00御日の出を告げる太鼓の音が鳴り響く。皆ご来光を拝みに続々出発する。5:00起床、外へ出ると今日も好天、御前峰がくっきり見える。 5:30朝食、6:00下山開始。6:34黒ボコ岩(2,320m)、そこから観光新道へ入る。急降下の岩の道が膝に応える。6:51蛇塚、付近にはオタカラコウ、カライトソウ、タカネナデシコ、ハクサンシャジン、マツムシソウなどが咲く。7:08馬ノたて髪、7:34殿ケ池避難小屋、辺りには、イワオトギリ、キヌガサソウ、タテヤマウツボグサ、ルリトラノオなどが咲いている。稜線通しの眺めがいい道が続く。8:53市ノ瀬・別当出合分岐、10:05別当出合、10:34駐車地着。下界は暑い。今晩の宿がある上宝村の新穂高温泉へ向けて出発、白山スーパー林道に入り、日本の滝百選のひとつ“姥が滝”に立ち寄る。白川郷、R156、東海北陸道(荘川IC→飛騨清見IC)、R158を走り、17:00上宝村村営ホテル“氷壁”にチェックイン。岳人向けのクラシックな宿でエアコンも付いていないが、素朴な雰囲気と源泉かけ流しの温泉は好ましい。夕食に飛騨牛の味噌煮と鮎の塩焼きが出る。

8月3日:4連休の最終日、5:00起床。朝風呂の後付近を散歩、井上靖の「氷壁」に登場する“中崎山荘”も近所である。09 朝食後コーヒーを飲んでからチェックアウト、車を宿に預け新穂高ロープウェイに乗って北アルプスを眺めに行く。西穂高登山口駅(2,156m)の屋上展望台に上がると360度のパノラマが眼前に広がる。西穂、奥穂、槍ヶ岳、笠ケ岳、焼岳など圧巻の眺めである。気温は15℃、涼しい。レストハウス・マウントビューで槍ヶ岳を眺めながらティーブレーク、どこまでも快晴の空が広がり山岳展望には最良の日。10:20車に戻る。R158、R19、R254を走り、松本経由、三才山トンネルを抜け、丸子からR18に出る。途中軽井沢で昼食を摂り15:30無事高崎着、この4日間の走行距離は800kmを超える。遊び過ぎが祟り少し風邪気味、喉が痛く左耳の奥が痛む。関東甲信越地方は平年より13日も遅れて昨日やっと梅雨が明け、今日の前橋は34℃と猛烈に暑い。

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