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431.峰寺山

2009年1月8日(木)、歩程1時間、単独   今年初めての山歩きは筑波山の支峰である峰寺山、標高379mの里山である。Dsc04412 自宅(柏市)から最短距離の山であるが、それでも80㎞ほどある。出足が悪く、早昼を食べた後の11:40出発、一般道を走り14:05登山口の西光院駐車場につく。峰寺山の中腹に建つ西光院は、断崖に柱を組んだ舞台懸け造りの本堂を持ち、スケールこそ小さいが関東の清水寺と呼ばれる古刹である。山門脇の略縁起には、「峰寺として広く知られる西光院は、平安時代初期の大同二年(807)有名な徳一大師の開山と伝えられ、はじめ法相宗であったが、鎌倉時代に一時真言宗となり、のち天台宗に改宗した。本堂は本県では類例のない懸造りで、県の文化財(建造物)に指定されており、回廊からの眺めDsc04395は素晴らしく関東の清水寺の名に恥じない。 この寺の約六米もある立木観音菩薩像は、 桧材寄木造の巨像である。なお、境内西方にある球状花崗岩(俗称小判石)は県指定天然記念物である。八郷町」とある。山頂に登る前にお参りすることとし、社務所前を通り、観音堂に入る。内部には巨大な立木観音像(十一面観世音菩薩立像)と常陸七福神の毘沙門尊天像とが祀られている。本堂の回廊に上り、懸け造りの舞台から箱庭のような八郷盆地を眺める。先日登った浅間山と雪入山が正面にみえる。なるほど茨木百景に選ばれるだけあって素晴らしい景色である。堂内の御本尊は自然石の馬頭観音菩薩らしいが、格子扉から透かし見ても厨子の扉は閉じられており、前立の馬頭観音像しか見えない。本堂にお参りを済ませて駐車場に戻る。さて、峰寺山の山頂一帯は現在、「東筑波ユートピア」なる自然動物公園に取り込まれており、入園料1,000円を払わないと登れない。売店で尋ねると、冬季は15:00以降入園料が半額になるとのこと、Dsc04392 それまでの時間潰しに西方250mの所にある県天然記念物の「球状花崗岩(小判石)」を見物に行く。小判石の痕跡があばた状に窪んで見える大岩がそれらしく思われるが、 肝心の小判石が見当たらない。珍しいので持ち去られたものと見える。更に、上曾峠の上にある電波塔が建つ山にも登ってから東筑波ユートピアに戻ると15:15、入園料500円を支払い山頂に続く遊歩道を登る。園内はサル山を中心にした小動物公園であるが、施設の手入れが悪くあちこちに荒みが目立つ。また、マウンテンバイク、4WDの走行コースに加えてパラグライダーの離陸場までありコンDsc04408セプトが滅茶苦茶、お金になりさえすれば何でも有りといった様子で、これでは霊山が台無しである。山頂に着いてみると、マウンテンバイクのコースが通るマウンドになっており、何の風情もない。傍らの岩が積み重なる小高い所が最高点であるが、山名標識もなければ三角点もない。奥の院の痕跡でもないかと附近を探しまわったところ、北側のヒノキ林の中に古い石碑がひっそりと立っており、注連縄も張られている。碑面の文字は摩滅し読めないが、漸く少しほっとする。以前は北面にも登山路があったようであるが、危険立入禁止の看板が立てられており、それからも大分時間が経ったらしく、今では廃道化している。パラグライダーの離陸場から八郷盆地を眺めてから下山、16:00車に戻る。再び一般道を走り18:00帰宅。

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