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471.姫神山

2011年7月17日(日)、歩程3時間、単独   今年は震災の後始末で帰仙回数が大幅に増えるので東北の山を積極的に登ることにする。Dsc09861 今日は姫神山、渋民村の啄木記念館をカーナビの目的地にセットすると201㎞・2時間45分の道程。8:30出発、仙台宮城ICから東北道に入る。9:30長者原SAで給油と食糧補充。三連休の中日とあって車が多い。しかも普段高速道を走り慣れていない無料車(罹災・被災証明書を持つ車)が数多あり、ふらふらと危なくて仕様が無い。案の定、水沢ICの先で事故発生し通行止めになる。2時間近くも待たされて12時過ぎに漸く動き出す。滝沢ICを出て13:45一本杉登山口(標高540m)到着、予定時間の2倍もかかり出端を挫かれる。外は蒸し暑い。登山靴に履き替えて14:00歩行開始、ウツボDsc09640 グサが咲くキャンプ場草地を登っていく。振り返れば北上川を挟んで対峙する岩手山が大きい。登山届出用紙が置かれたトイレ棟の左脇から登山道に入り、太いアカマツ林の中を進む。倒木にマツオウジが出ている。道端にはオカトラノオが点々と咲く。アブがうるさく虫除けスプレーを念入りに噴霧する。やがてスギの美林帯に入る。樹齢50年弱の盛岡10号と同11号の精英樹展示木林で、直径50㎝、樹高35mの群木が真っ直ぐ天に伸びている。その中に一本杉と呼ばれる老杉(樹齢二百数十年?)があり、その傍らに清水が湧いている。以前は岩手県の名水20選にも選ばれたほどの名水であったが現在は飲用禁止、検査の結果飲用不適であったらしい。今でもこんこんと冷たい清水が湧き出ている。14:15ざんげ坂(665m)、頂上まであと1,500m地点。汗がだらだら流れるものの時々涼風が駆け下りて来る。再びアカマツ交じりの林となり偽木の階段道をひたすら登る。14:25五合目(735m)、尾根上の平坦な小広場でベンチが置かれている。 山頂まであと1,360m地点、Dsc09619一息入れる。家族連れやカップルが続々下りて来る。ファミリー登山向きの山なのでスタイリッシュな山ガールも多い。息を呑むほど花を見事に着けたヤマボウシの木を見る。14:40六合目(810m)、14:50七合目(870m)、15:00八合目(910m)。ここまでチャワンタケとニッケイタケを見つけただけで、きのこは殆ど出ていない。八合目から勾配が弛み、樹木はダケカンバが主体になる。ウグイスの鳴き声が聞える。気付け薬代りのエアーサロンパスを首の後ろに吹き付ける。それにしても蒸し暑い。軽い足慣しの積りがバテバテ。九合目の標柱が見当たらずDsc09632八合目から先がいやに長い。露岩帯に出ると漸く視界が開け、岩手山や七時雨山などが見える。山頂直下のミヤマウスユキソウが咲く藪陰に薬師神社とされる2基の古い石祠がある。15:35姫神山山頂(1,124m)に着く。山頂には一等三角点?と嘉永五年(1852)銘の石祠(姫神大権現?)がある。その祠の中に啄木の写真と短歌(「ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」)が納めてあるが、少し違和感があり感心しない。山頂は360度の大パノラマが広がり、北上山地の山々が重畳する。東面に岩洞湖の湖面も見渡せる。風が吹き通り非常に涼しい。盛岡市からやって来たと云う青年がひとり先着しているだけでもうこの後登ってくる人はいない。どうやら今日もオーラス。ひと口羊羹を食べて一服する。16:00下山開始、往路を戻る。16:32五合目、帰りは早い。16:55車に戻る。トイレの水道でタオルを濡らし体を拭く。シャツを着替えてさっぱりする。17:10秋田駒ガ岳の登山口がある田沢湖高原へ向け出発。

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