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491. 北雁戸山・南雁戸山

2012年5月20日(日)、歩程6時間15分、単独   6:50起床。パンを齧りコーヒーを飲んでから日焼け止めクリームを塗り8Dsc09061_2:00出発。笹谷峠をカーナビの目的地に設定すると一般道経由で51㎞。 いつもながら仙台は山が近い。国道286号線はいつの間にか通行止めが解除されており、笹谷峠まで宮城県側から直接上ることができる。但し道幅が狭く大型車は通行禁止、普通車同士でもすれ違うのがやっと。山形県側にある駐車場は既に満車状態、余儀なく峠を少し下った宮城県側に路肩駐車する。時刻は9:25、標高は約900m。辺りはミネザクラが咲きウグイスも鳴いて長閑である。スパッツを巻いて即スタートする。峠の左右に登山道が延びており、左の入口には「北雁戸170分」、右の入口には「山形神室120分」の道標が立つ。左に入る。ネマガリタケに覆われたDsc09075八丁平をカケスが峰目指して緩く登っていく。9:55仙人大権現碑と馬頭観世音碑(標高950m)が現れる。ここが有耶無耶の関跡か。笹谷峠は平安時代末期から知られた古い峠道だけに、六地蔵、仙住寺跡、尼寺跡など史跡が多い。ネマガリタケのタケノコを採るには未だ早いようだが、藪に潜っている人が何人もいる。八丁平を過ぎて樹林帯に入ってもだらだらした登りが続く。登山道は雪解け水で深く抉られており、また風倒木(雪害かも)が多く歩きにくい。ブナの新緑と林床に咲くショウジョウバカマやキクザキイチゲ、新芽が愛らしいトリアシショウマやマイヅルソウ、ユキザサに慰められつつ進む。宮城県Dsc09087側は歩く人が少ないのか誰とも行き会わない。ブヨはそれほど五月蠅くないが、念のため防虫スプレーを肌の露出面に時々噴霧する。11:10カケスが峰(1325m)に着く。展望が開け、行く手に前山と雁戸山が大きく聳える。後ろを振り返ると、山形神室、仙台神室、大東岳、船形山など奥羽脊梁山脈が北に延びる。また西には雪を纏う月山が神々しく鎮座し、朝日連峰らしき雪嶺の連なりも見える。カケスが峰の広い山頂には嘗て東北電力マイクロ波無線用反射板が設置されていた様子、今は昭和59年6月に撤去した旨の記念碑のみ残る。石室のような 小屋もある。前山は左側Dsc09131を巻いていく。何度も雪渓をトラバースする箇所があり、万が一滑り落ちれば這い上がることは到底無理、息が抜けない。岩稜の痩せ尾根である蟻の戸渡りを無事通過し、山頂直下の急登はロープに縋ってクリアする。その辺り、白色のキクザキイチゲの御花畑、またヒメイチゲ?やミヤマツボスミレ?も咲き競う。12:15北雁戸山の山頂(1485m)に出る。1998年10月以来14年ぶり二度目の登頂。山頂には二等三角点?と山名板があり、8名の登山者が休んでいる(今日のコースで出会ったハイカーは合計21名)。目の前に南雁戸山が屹立し、その右手に中央蔵王の峰 々が横たDsc09114わる。せっかくなので今回は南雁戸山まで足を延ばすことにする。一旦鞍部まで100mほど急坂を下り、南雁戸山へ登り返す。岩場のある急な登りだが、足がかり手掛かりはしっかりしている。12:52南雁戸山の山頂(1486m)に着く。ペンキの消えかかった山名板と石碑が建っている。石碑の文字は「御大典記念 昭和三年十一月十日」と読める。同年同日に行われた昭和天皇の即位の礼、大嘗祭を記念して建立されたものと判る。パンを齧りお茶を飲んで中休止。13:07大返し、往路を戻る。13:45再び北雁戸山山頂。もう誰もいない。往きには気付かなかったが、前山の雪渓をトラバースする箇所の倒木数箇所にカオリツムタケ?が出ている。14:43再びカケスが峰山頂。そこからは山形県側登山道を通り笹谷峠へ下る。こちらの道も同じく抉れておりドロドロ。赤土で滑りやすく結局2回転ぶ。15:48ようやく車に戻る。帰りも一般道を走り17:45帰宅。

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