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529. ヴァリスハイキング(ロートホルン~スネガ)

2014年8月4日(月)、歩程4時間、同行妻   宿泊先のホテル・エリートを8:00出発、軽登山靴で足元を固め、雨具と食料の入ったリュックサックを背負う。テーシュ駅からシャトル電車でツェルマットへ。ツェルマットからケーブルカーに乗り、スネガ展望台(標高2288m)Dsc01439に上る。ライ湖に映る逆さマッターホルンや高山植物の花々を眺めた後、ツアーメンバー全員がレストランのテラス席に集合しティータイム、自分はコーヒーを、家人は紅茶を飲む。10:30解散、以降自由行動になったので、ロートホルンへ上がってそこから3つの湖経由スネガまで下るコースを歩くことに。ケーブル駅舎の裏手から6人乗りゴンドラに乗ってまず中間駅のブラウヘルト(標高2571m)へ。そこでロートホルンへの片道切符を購入し150人乗りロープウェイに乗り継ぐ。ゴンドラとロープウェイ代を併せた料金はひとり28スイスフラン(約3,300円)、高度差800mを稼ぐだけにしては高Dsc01456い!。11:12 ロートホルン(標高3103m)に到着、目の前にスイス最高峰のモンテローザ(4634m)を盟主とするヴァリスアルプスの4000m峰が屏風のように聳え立つ。左から右に、モンテローザ、リースカム(4527m)、カストール(4228m)、ポルックス(4092m)、ブライトホルン(4159m)、クラインマッターホルン(3883m)、マッターホルン(4478m)。Wunderbar!、万年雪を頂く白銀の峰々は神々しい。凄い景色であり、素晴らしい眺めである。レストラン・ロートホルンのテラスに並べられた椅子に掛け暫らくの間山座同定。雄大なフィンデルン氷河の全景も眺めることができる。11:30マッターホルンに雲がかかり始めたのを契機に、名残惜しいが下山にかかる。先ずはオーバーロートホルンとフィンデルン氷河へ向かって柵沿Dsc01491いに下る。ガレ場にへばりつくように生える高山植物が次々に現れ、花の写真撮影に大忙し。ムラサキ科のエリトリキウム・ナヌム、リンドウ科のゲンティアナ・オルビクラリス、ユキノシタ科のサクシフラガ・オポジティフォリア、アブラナ科のビスクテラ・ラエビガタ、ナデシコ科のシレネ・エクスカパ、キク科のレオントポディウム・ロートホルン(俗に云うエーデルワイス)、ゴマノハグサ科のエウフラシア・ロストコビアナ(コゴメグサの仲間)、キク科のレウカンテモプシス・アルピナ(マーガレットの仲間)、ナデシコ科のケラスティウム・ウニフロム(ミミナグサの仲間)など。花好きには堪らない。特に、殆ど野生の姿を見ることは難しいと云われるエーデルワイスに出逢え大感激。12:00 Furggji(標高2981m)に出る。道Dsc01498標に、左Tufterenへ1時間55分、右シュテリ湖50分・スネガ1時間55分とある。右へ道をとると間もなくオーバーロートホルン(標高3415m)とスネガの分岐点。大岩に赤ペンキで矢印表示があり、直進すれば山頂まで1時間ほどで登れる。右折しフィンデルン氷河めがけてどしどし下っていく。花は、ゴマノハグサ科のベロニカ・フルティカンス(クワガタソウの仲間)、キク科のエリゲロン・アルピヌス、キク科のセネキオ・ドロニクム、ベケイソウ科のセンペルビブム・モンタヌム、マメ科のロトゥス・アルピヌス、キク科のアルテミシア・グラキアリス、キク科のアステル・アルピヌス、キンポウゲ科のラヌンクルス・モンタヌス(ミヤマキンポウゲの仲間)、Dsc01526_2キク科のヒエラキウム・ビロスム(ミヤマコウゾリナの仲間)、リンドウ科のゲンティアナ・カンペストリスなど。13:10 フリューアルプ(標高2618m)に建つ山小屋Alpin Huette des Monats(有り様はホテル兼レストラン)に到着し大休止。お昼を注文しようと思ったが、テラス席は略満席、諦めてトイレのみ借用する。小屋前の草地に座り、レーズンとビーフジャーキーを食べ、日本茶を飲む。フィンデルン氷河探訪、マウンテンバイクのダウンヒル、オーバーロートホルンへの登山など、この小屋を拠点にした楽しみ方は色々ある様子、誰もが夏休みをくつろいで過ごしている。フリューアルプを後にシュテリ湖へ下る。その道中も花また花。キク科Dsc01542のアルニカ・モンタナ、ミネヤナギの仲間、トウダイグサ科のエウフォルビア・キパリスシアス、ユキノシタ科のサクシフラガ・ブリオイデス、キキョウ科のフィテウマ・ヘミスファエリウムなど。13:55シュテリ湖の湖畔(標高2537m)で小休止。湖面が波立ち逆さマッターホルンは拝めない。もっとも、頂稜部は雲がかかり半ば隠れている。湖の岸辺近くに小さな魚が沢山泳いでいる。シュテリ湖を後にし、グリンジ湖、ライ湖経由でスネガに下るつもりであったが、道標を読み違え、ブラウヘルトへの道に迷いこむ。空気が薄いのでゴンドラ駅までの緩い登りでも結構きつい。草の中にザラミノシメジ属らしきひだの白いきのこを見つける。14:45ブラウヘルトDsc01560着、白黒ヒツジが駅舎の日陰で休んでいる。そこからは牧草地の中に付けられたマンテンバイク用の急坂道をスネガまで直下降、最短距離ではあるが脚、腰、膝、足首、親指の爪への負担がとても大きい。とうとう膝が痛くなる。花の写真を撮りながらゆっくりゆっくり、だましだまし下る。キキョウ科のカンパヌラ・バルバタ、マメ科のトリフォリウム・バディウム、ラン科のニグリテラ・ニグラ(バニラ香あり)、キク科のヒポカエリス・ウニフロラ、ゴマノハグサ科のペディクラリス・ツベロサ、キク科のアステル・ベリディアストルム、オオバコ科のプランタゴ・アルピナなど。15:25 足を引きずりながらスネガ(標高2288m)に下り着く。

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