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591. 寂光山(君津市)

2017年2月7日(火)、歩程3時間半、単独   早起きして久しぶりの山歩きへ。7:15出発、清和県民の森にある寂光山へ向かう。一般道を走り、9:45ローソン市原五井南海岸店でコーヒーブレーク。11:15フルーツ村P2070001駐車場(標高100m)到着。梅園の紅梅、白梅が満開、良い香りが漂う。陽の光は明るいが風が冷たい。フルーツ村の売店に顔を出し、駐車の許可を得ようとしたが生憎無人、やむなくそのまま笠石方面の道標に従い林道を上る。ミツマタの蕾が間もなくほころびそう、ヤブツバキも咲いている。急な林道は枝道が色々あるが上へ上へ。11:50猿害対策電気柵(標高187m)、引き扉を開けて中に入る。その先、尾根を右に直角に曲がる箇所で直進して下ってしまい、踏み誤りに気付いて元に戻る。房総の山は難しい。12:25奇勝「笠石」(標高210m)、P2070020岩の上に岩の笠がちょこんと乗っている。その先も痩せ尾根歩きが続く。両側が崖地でうっかり出来ない。それでも岩にステップが刻んであったり、擬木丸太が敷設してあったりと整備は行き届いてる。庇岩とも言うべき奇岩の下を過ぎ、上に展望台がある岩頭の直下に出る。鎖を伝って展望台によじ登ると、西側が開けており、八郎塚、三郡山、豊英湖の眺めがよい。ここまでに出逢ったきのこはネンドタケ、チャウロコタケ、ハカワラタケ、シハイタケなど硬質菌のみ。尾根が広がるとスギやヒノキの植林地となる。花粉が飛んでいるのか鼻水がやたら出る。13:15林道旅名線終点広場P2070042の上の分岐点(標高224m)に着く。寂光不動の在り処が分からず、そのまま尾根を暫く直進、薮っぽくなったところでまたも踏み迷いに気付く。うーむ。分岐に戻って林道終点広場に降り、林道を先に進むと、木立を透かして左の崖の中腹に御堂が見える。やれやれ。そのまま100mほど進むと左に寂光不動の入り口があり、急な石段が御堂へ続いている。13:40寂光不動尊(標高230m)、その佇まいは島根県三朝町にある三仏寺の国宝投入堂にそっくり、オーバーハングした崖の下に嵌め込む様に懸崖造りの御堂が建つ。左手から堂内に上ると、正面の岩を削って龕となし、P2070050その中に小さな不動明王石像を安置している。御顔にはまだ朱の色が残っている。御賽銭をあげ、不動明王の御真言「のーまくさんまんだーばーざらだんせんだーまーかろしゃーだーそわたやうんたらたーかんまん」を3回唱える。堂内の案内板に拠ると、寂光不動尊の創建は安永七戊戌年(1778年)十一月吉日、安養山光明寺住職冥覚師の開山、施主は山麓三か村である宿原村、正木村、旅名村の有力者ら。堂内には祈願成就の御礼に奉納した多数の木刀があり、最大のものは文政十一年(1828)に奉納された刃渡り十一尺二寸二分、柄の部分一尺五寸一分八厘の長P2070055尺もの、梁に掛けてある。寂光山山頂へは石段の途中から右へ踏み跡が付いており、最後は恐竜の背中の様な岩場登り、下にリュックとステッキをデポして空身で上る。山頂には、大きな石祠(寂光大権現)と、その左側に小石祠(天狗神)、手前にも小石祠(祭神不明)が祀られているが、三角点や山名板はない。お参りし、八郎塚などの景色を眺めてから慎重に降りる。旅名林道(舗装車道)をのんびり下るとやがて集落に入る。新しい家もあるが、廃屋や潰れ家が目立つ。14:00国道410号線出合、「寂光不動尊入り口」の石標が立つ。旅名橋を渡りフルーツ村に戻る。温室で作業をしていた奥様に駐車場の御礼を言って14:40車に戻る。帰りも一般道を走り、19:10無事帰宅。走行距離214㎞。

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