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633. ワイナピチュ(Wayna Picchu)

2019年6月25日(火)、歩程4時間(遺跡入り口起終点)、同行:添乗員A氏、現地ガイドNさん、ツアーメンバー10名の計12名   3:30起床。ホテルEL MAPIのレP6250455 ストランは山の宿らしく4時オープン、4:10~4:50朝食をとる。フルーツを中心にハム、ソーセージ、カステラ、茹で卵も食べ、ジュースとコーヒーを飲 む。行動食なので少しづつ、腹八分目。部屋に戻り、髭を剃り、日焼け止めを塗って、更に皮膚の露出部に虫除けスプレーを入念に噴霧、冬季はブヨが湧くとのこと。現地で虫除けを噴霧すれば済む話だが、山に棲む蝶などへの配慮らしく、ホテルの部屋で虫除けを塗ってくるようにとの現地ガイドN嬢の指示。出発前に梅干し1個を食べ、リポビタンゴールドを1本飲む。6:00ロビー集合、添乗員のA氏に「自己責任登山誓約書」を提出してから、歩いて5分のシャトルバス乗り場へ。川沿い、橋の畔のバス乗り場に着き、「7:00」と書かれた看板の前に並ぶ。すでに長蛇の列、あちこちから鶏の時を告げる声が挙がる。N嬢はバスの乗車整理係と懇意とみえ、秘かにチップを渡すと見るや、先に並んでいた観光客をごぼう抜きして、ずうっと前に案内され、6:35早々とバスに乗車。出発前にホテルで渡された名前とパスポート番号入りの往復チケット(料金24ドル)を提示し、係員にスタンプを押してもらう。定員30人の中P6250464_20190722111301 型バスは、右下にウルバンバ川の渓谷を見下ろしながら、未舗装の林道をじぐざぐに上っていく。先発したバスが次々に下りて来る。7:00マチュピチュ遺 跡入り口(標高2460m)到着。先ず入り口の有料トイレ(2ソル=70円)で用を足す。遺跡の中にはトイレがないとのこと、これから行動時間が3、4時間あるというのに厳しいね。名前とパスポート番号入りの「7:00」の個人入場券とパスポートを提示し遺跡内に入場、入場料は遺跡入場料152ソルとワイナピチュ入山料48ソルを足して200ソル(=7,000円)、ペルー人は半額。遺跡の北端にあるワイナピチュ登山口までほぼ平坦な一方通行の道を行く。マチュピチュ遺跡の背後に大きく聳えるワイナピチュが次第に近づいてくる。傾斜はかなり急、あの山頂までどんな登山道が付いているのか、本当に登れるのか。好天、今は冬季と云うが2400mの高地でも寒くはない。雨具の上衣、チョッキ、登山シャツでちょうど良い。7:40登山口P6250476_20190722143801 の管理小屋(標高2460m)に着いて、先ほどの入場券を提示し、2冊ある登山者ノートの片方に名前、男女の別、年齢、国籍、入場時刻を記入する。妻は100番、自分は121番と、ノートの記名欄と同じ番号を付された入場券が戻ってくる。ノートに記された同行のツアーメンバーの年齢を覗くと、何と自分が最高齢!、外見風貌から推察するに数人は確実に自分より年上と踏んでいたのに「マジですか?!」、それはともかく、現在のワイナピチュ登山は入山者数が厳しく制限されており、1日の合計が400人、第一グループは7:00-8:00の入場で200人、第二グループは10:00-11:00の入場で200人とのこと。管理小屋入り口の案内板によると、ワイナピチュ(標高2682m)登山の所要時間はピストン往復で2時間、周回コースは4時間とあり、手前の小山Huchuy Picchu(標高2496m)の往復なら45分。N嬢が先頭、A氏が後詰の体制で登山道に入り、アップダウンのある山道を歩き始める。10分ほどでHuchuy Picchuの分岐にさしかかったが、そこで妻はギブアップ、今日は体調P6250487 が悪いので(多分軽い高山病?)ワイナピチュ登山は諦め、午後の遺跡観光に備えたいとのこと、A氏の諒解を取り、我々が下りて来るまで管理小屋に戻って待機してもらうことに。7:55ワイナピチュ根元の最低鞍部(標高2440m)、そこから急傾斜の石段道に変わる。山側に所々ワイヤロープの手摺りが後付けしてあるが、石段そのものは殆どが昔のオリジナル、よくもこんな稜線に道を設けたものとインカの土木技術に感心する。高度を稼ぐにつれて周辺の雪嶺が見えてくる。Nさんの説明ではビルカバンバ山群の盟主サルカンタイ山(Sal cantay:6271m)とのこと。房総の鋸山の一等三角点へ上る石段道と甲乙つけがたい胸突き八丁・心臓破りの急傾斜の石段が続く。しかも、標高が高い分、空気(酸素)が薄いし、石段の踏み代も狭いしで、難度はずっと高い。標高2500m、標高2565m、Nさ んは弛(たる)みにさしかかる都度休憩を入れてくれる。下界にウルバンバ川の深い渓谷、遺跡後背にマチュピチュ山(標高3082m)、そしてマチュピチュ山とワイナピチュ山との尾根上鞍部に横たわる空中都市の全貌が見えてくP6250514 る。マチュピチュ山への登頂も可能で、ワイナピチュよりは厳しく、登り2時間に下り1時間かかる由、マチュピチュ登山はワイナピチュ登山より人気がなく、入山料は同額だが人数制限はないとのこと。米国のカリフォルニアからやってきた三世代家族と抜きつ抜かれつ、励ましあいながら相前後して進む。その中に79歳と78歳のご夫婦が居り達者なもの、またNさんがこれ迄案内した日本人の最高齢は85歳男性とのことで、私が弱音を吐くわけにはいきません。幸いブヨなど毒虫の類はいない。8:40標高2620m、段々畑が現れる。畑の水平な棚 面に入って一服、マチュピチュ遺跡を俯瞰する。遺跡は飛翔するコンドルの形に見える!。その先はワイヤロープも付いてない急で狭い石段、四つん這いになって這い登る。神殿か神官の家らしき石室(標高2650m)に辿り着きほっと一息、直ぐ上に山頂が見える。段々畑や神殿の存在から、ワイナピチュもマチュピチュ遺跡の一部であることが分かる。さらに急階段を登って上の小広場に出ると、「MONTANA WAYNAPICCHU ALTITUD:2667.58msnm」の標識が建つ。三角点はないし最高地点でもない?。其処から裏へ回り込むようにひと登りで、筑波山(女体山) 山頂のような大岩が積み重なる山頂(標高2682m)に出る。時刻はジャP6250527_20190723071101 スト9:00、遺跡入り口から2時間、登山口管理小屋からは1時間20分で到達。標高だけ見れば、富士山の五合目から七合目まで登る感じで、標 高差も240m程度だが、傾斜がきつく息が抜けない分、結構厳しい。山頂は狭く大岩に上がるのは順番待ち、5人位しか一時に上がれない。9:20下山開始、帰路は山頂部を巡るコースに進み、胎内くぐりのような狭い岩穴をくぐり、遺跡全体を俯瞰する展望台に出る。遺跡入り口へ上ってくるシャトルバスのじぐざぐの林道が見え、その左上にはインティプンク(Intipunku:太陽の門)から遺跡へ下ってくるインカ道が認められる。展望台の先で往路の登山道に復帰し、急な石段を慎重に下る。小さな花が咲いている。ワラビそっくりのシダ植物もある。Nさんの話では、年間を通して花は咲き、乾季と雨季に咲く花に分かれる由、熱帯なのでランの花が多いらしい。Nさんは今年4回目のワイナピチュ登山、これ迄少なくとも150回は登っているとのこと、ギネスブックものだねと感心したら、現地ガイドの中には殆ど毎日登っている人も居るとか。10:35全員無事管理小屋に下山、管理小屋起終点だと休憩時間も含め往復3時間の歩程。朝の登山者名簿の自分の欄に退出時刻を記入してゲートの外に出る。妻とも無事合流、元気を回復し、ゲート付近の聖なる石「Roca Sagrada」や石造りの神殿など見学していたとの事、何はともあれワイナピチュ登山は無事終了。

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