598. 御飯岳(上信国境)

2017年6月26日(月)、歩程4時間、同行妻   部屋に障子しかないため明るくて寝ていらP6260019れない。6:00起床。7:00-7:45朝食。納豆ご飯と味噌汁、温泉卵、味噌田楽、フキ味噌など食べる。デザートはヨーグルト、チリ産ブドウとコーヒー。8:45上信国境の御飯岳(おめしだけ)登山に出発。御飯岳とは何とも冴えない名前だが、また知名度も低いけれど、錚々たる山が連なる群馬県と長野県で、群馬百名山にも、信州百名山(付属12座)にも選ばれている。県道466号線を走り、登山口の毛無峠(標高1823m)に9:25到着。昨秋は南側の破風岳と土鍋山に登ったが、今日は北側の御飯岳を往復する。長野ナンバーの車が3台先着しており、1台は長野市の単独行のP6260041男性、2台は上田市の8名グループ(男性1、女性7)のもの、全員が御飯岳へ向かうとのことで、これなら熊が出る心配はなさそうである。先ずは目の前の毛無山目指して、ガレ場をえっちらおっちら。ハイマツ帯に近づくと、ガンコウランとコケモモの褥にコイワカガミ、シロバナコイワカガミが咲き、ゴゼンタチバナも交じる。9:55毛無山山頂(標高1935m)到着、大きなケルンが積んである。今日は四囲の山々の眺めが良く、振り返れば対面に破風岳、その左に土鍋山、その後ろに四阿山、その左に烏帽子、湯の丸、篭ノ登、浅間山、鼻曲、浅間隠、竜ケ岳、笹塒山、榛名山など懐かしい山々が見える。破風岳P6260061の右肩遥か遠くに、鹿島槍、五竜、唐松、天狗尾根、白馬三山の北アルプスも拝めるし、行く手にはおおらかな御飯岳、その左肩に三角形の老ノ倉山と、梅雨時の景色にしてはまず申し分ない。10:10鞍部(標高1870m)に下りつく。前回の黒伏山に比べると登り下りとも緩やかで楽、但し空気が薄いので息苦しい。風が涼しい。やや急な草原を上りきると黒木の森に入り傾斜は緩む。シラビソとオオシラビソ林にダケカンバやナナカマドが交じる。マイヅルソウは未だ蕾、標高2000m付近にアズマシャクナゲの一群れが咲いている。樹林の間を縫うように登り、P6260075やがて道は暫く水平になる。最後は急登をひと踏ん張り、南北に長い山頂の南端に上る。一帯は笹に覆われているが、タケノコが細くチシマザサではなさそう。11:40三等三角点(基準点名:小串岳)と山名板がある御飯岳山頂(標高2160m)に着く。今日の登山者は我々を入れても12人、もっと人気が出てもよい山だが・・。山頂はシラビソ林に囲まれ好展望とは言えないが、木立の間から北に横手山と草津白根山、南に根子岳、四阿山、浅間山が眺められる。パンをかじって一服してから下山、往路を忠実に辿り、13:40車に戻る。万座温泉への帰路、県道466号線沿いの笹薮でネマガリタケのタケノコ採り、短時間で10数本ゲット。14:30日進館に帰着。

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586. 破風岳・土鍋山

2016年10月11日(火)、歩程4時間、同行妻   今日は万座高原ホテルに連泊して上信国境の山を登る大名登山、Pa110046ホテルから近い破風岳(はふだけ)と土鍋山(どなべやま)へ。朝食を済ませ、フロントに鍵を預けて8:30出発。朝は霧がひどかったが空が明るくなる。8:55登山口の毛無峠(標高1823m)着。道路は尚も小串硫黄鉱山跡へ下って行くが、入り口にチェーンロープが架け渡され、「この先危険につき関係者以外立入禁止 中之条土木事務所」の立て札が建つ。また志賀高原地区山岳遭難防止対策協会の「遭難多発区域」の掲示板もあり、おそらく廃墟マニアが勝手に入り込むのを牽制している模様。荒涼とした広い駐車スペースに先着車は滋賀ナンPa110055バーと長野ナンバーの2台、ガスで視界が閉ざされ何も見えない。道標に従いガンコウランの原を西進、ネマガリタケとハイマツが茂る斜面を雷光型に登る。空気が薄く息苦しい。こんな標高が高く餌が乏しい場所にクマが居る筈もないが、念のためリュックに鈴3個付け、妻はラジオを鳴らしながら進む。登山道は刈り払いがなされ良く踏まれている。9:40土鍋山・破風岳分岐(標高1960m)、先ずは右上の破風岳へ。9:50破風岳山頂(標高1999m)に出ると、長野市から来たという男性が先着している。やっと霧が晴れて雲海の上に近くの山々が浮かび、幻想的景色が広がる。三角点はなPa110104し。長野の方も同行することになり、3人で土鍋山へ向かう。山頂から道なりに南下し10分ほど下ったが、GPSで確かめると土鍋山方向から外れ始めたので、山頂へ引き返す。10:10山頂に戻るとガスはすっかり晴れ、遥か遠くに北アルプスの後立山連峰、鹿島槍、五竜、白馬三山、高妻・乙妻、妙高連山が望める。黒木が多く紅葉はいまいち、また、紅葉する筈のナナカマドやダケカンバの色づきも良くない。今年の紅葉は遅れているのか。展望を楽しんだ後、分岐に戻り土鍋山へ。こちらも刈り払いはしっかり行われているが、歩く人が少ないと見え、笹の葉が積もって土が見えず、滑って歩きにくい。水がたまりジュクジュクPa110114した箇所もある。一旦鞍部(標高1910m)に下り登り返す。最後は岩場の急登、立木につかまりながら進む。11:10ようやく土鍋山山頂(標高2000m)に着く。西暦2000年にはミレニアム登山で賑わったと云う土鍋山は、今は寂峰に戻り、黒木に囲まれてひっそりしている。展望はいまいち、山名板が立つ箇所のみ開けており、草津白根山と横手山が見える。左手に回ると樹間を透かして北アルプスが眺められる箇所もある。三角点は何処かと、浦倉山・バラキ高原へ続く縦走路に進むと、山頂から5分ほど下った道端に三等三角点が置かれている。三角点にタッチし下山開始、きPa110190のこの写真を撮りながら往路を忠実に戻る。山中で見つけたきのこは、アオズキンタケ、アカタケ?、アカヤマタケ属2種、オオキツネタケ、キツネタケ、クサハツ、クリタケ、クロチチタケ、サクラタケ、サザナミニセフウセンタケ?、シハイタケ、ズキンタケ属3種、ツバアブラシメジ、ニガクリタケ、フウセンタケ科5種、ベニタケ属、ミヤマアワタケ?など。12:45破風岳分岐、13:10無事下山、長野のYさんと別れて車内でお昼、ウグイスパンを食べ生茶を飲む。14:10万座高原ホテル174号室に戻る。

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581. 白馬五竜高山植物園(白馬村)

2016年8月18日(木)、歩程2時間、同行妻   天気はいまいちで北アルプスの山岳展望は期待できないけれど、白馬村滞在P81801234回目で未だ一度も行ったことがない白馬五竜高山植物園へ上がってみることに。卓球男子団体決勝日本vs中国戦を途中まで観戦し丘の上ホテル・宮川をチェックアウト、大出吊橋経由テレキャビン乗り場へ向かう。9:55テレキャビンとおみ駅下の大駐車場(標高870m)着。宿泊ホテルで購入した2割引きの前売り券をチケット売り場で正規のパノラマチケット(テレキャビン往復券+アルプス展望リフトフリー乗車券)に交換する。10:05 8人乗りテレキャビンに乗車、8分ほどでアルプス平駅(標高1515m)に上がる。外気温は21℃、涼しい。そこから少し下り気味に歩いて展望リフトのアP8180155ルプス平駅へ。ペアリフトに乗って地蔵の頭駅へ上がる。ひと踏ん張りすると10:50地蔵の頭(標高1676m)に出る。大きなケルンが積まれ、中と外に地蔵菩薩が祀られている。遭難者を慰霊する為のものか。本来ならば五竜岳などの後立山連峰、谷を挟む戸隠連山や妙高山、雨飾山などの絶好の展望台であるが、今日は雲の中に隠れ全く見えない。五竜岳登頂を果たし遠見尾根を下ってくる登山者が幾人も居る。小遠見山へ続く尾根道を進み、途中から左折、地蔵池へ回る。池とは名ばかり、小さな池塘か水たまりの様な場所、とうとう雨が落ちてくる。傘をさしながら高山植物園の遊歩道をあっちへふらふら、こっちへふらふら、花を写真に納める。高山植物は7月に花期を終えたものが多く、今は山野草の花盛り。出逢った花は、アオヤギソウ、アカモノ(実)、アキノキリンソウ、アサギリソウ、アサマフウロ、イブキトラノオ(種)、イワオトギリ、イワショウブ、イワベンケイ(種)、ウルップソウ(種)、エゾアジサイ、エゾリンドウ、オオイタドP8180176リ、オキナグサ(種)、オニアザミ、オヤマボクチ、オヤマリンドウ、カライトソウ、ガンコウラン、クロマメノキ(実)、コウメバチソウ、コオニユリ、コバギボウシ、コマクサ、ゴマナ、シシウド、シナノナデシコ(ミヤマナデシコ)、シラタマノキ(実)、タカネバラ、タカネマツムシソウ、タテヤマウツボグサ、タムラソウ、チングルマ(種)、ツリガネニンジン、ナナカマド(実)、ネジバナ、ノコンギク、ノリウツギ、ハクサンフウロ、フシグロセンノウ、ホツツジ、ミヤマアズマギク、ミヤマコゴメグサ、ミヤマママコナ、ヤナギラン、ヤマハハコ、ヤマユリ、ヨツバヒヨドリ、ユウスゲ、ワレモコウなど。12:50テレキャビン・アルプス平駅に戻り、ソフトクリームを食べる。13:35駐車場の車に戻る。

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532. 雨池と八柱山

2014年10月25日(土)、歩程4時間半、同行妻   5:00起床、まだ暗い。トーストを食べコーヒーを飲む。カ-ナビ目的地を麦草峠にセットし6:00出発、三郷西ICから外環道に入る。外環道も関越道も渋滞の連Dsc04143続、好天の週末とあって誰もが皆、紅葉狩りに繰り出すのであろう。8:00高坂SA、運転交代。佐久南ICで中部横断道を下り、佐久穂町で右折、メルヘン街道(国道299号線)を最高地点の麦草峠(標高2127m)めざして駆け上がる。10:50ようやく到着、右手の路肩が広い個所に駐車する。今日はニュウ(2352m)か八柱山(2114m)のどちらかに登る積りで出てきたが、八柱山に決定、登山口のある麦草峠公共駐車場へ歩く。駐車場は既に満車、前回来訪時(2008年7月17日)から6年が経ち、トイレが立派に更新されている。道路の向かい側から登山道にDsc04189入ると直ぐに茶水の池に出る。そこが雨池・八柱山と大石峠・茶臼山の分岐点、右の木道に入る。暫らくコメツガとシラビソの森の中を行く。林床はクマ笹。陽が射し込まず霧と雨が多い森は、倒木も切株も岩も苔に覆われている。登山道には岩が転がり、木の根が露出し、ぬかるむ箇所や水溜りがあり、極めて歩き難い。展望もなければ花もきのこも紅葉もない。黒木の樹海は森林浴にはもってこいだが、苔の専門家以外、歩いて楽しいコースではない。一旦、林道大河原線に降りて、再び雨池へ続く木道に上る。12:40雨池(標高2070m)に出る。雨池Dsc04176山と八柱山の鞍部の窪地、凹地に水が溜まった浅い湖沼であるが、岸辺の岩の配置が日本庭園を思わせ、からりと開けた明るい天地が良い。大休止、お握りを2個食べる。湖畔を反時計回りに進み、ほどなく右へ入る。このコース、山登りというよりは横歩き、若い人なら高原逍遥とも言えるが、年寄りは高原徘徊の感じ。シラビソの立ち枯れに出たマスタケを発見、他に極小菌も2、3種あったが見ないふり、どうせ同定は出来そうもない。最後はカラマツ林の中の短い登り、キヌメリガサを探すも見つからない。13:30矢柱山に着く。二等三角点がある山頂には宇宙科学研究所の深宇宙探査用大型アンテナ・コリメーション設備がDsc04167建つ。南面は、八千穂高原へ下るカラマツ林の黄葉が美しく、八ヶ岳の左肩に富士山が見える。北面は、浅間山と小諸市街の景色が良い。ミカンを食べただけで下山、往路を戻る。14:15再びの雨池。池を一周する1.4㎞コースがあり、ここまでやって来るハイカーは多い。15:40麦草峠の車に戻る。帰路は国道299号線を茅野へ下り、諏訪南ICから中央道に乗る。17:00八ヶ岳PAでコーヒーブレーク、運転交代。18:25談合坂SAで大休止、レストランCasa De Floraに入り、広東麺と甲斐路ほうとうを食べる。その先は事故等により新宿まで断続的渋滞、首都高を抜けて三郷ICで下り、21:35無事帰宅。本日の走行距離約500㎞。

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513. 栂池自然園

2013年10月13日(日)、歩程4時間、同行妻   6:00起床、晴れ。窓から覗くと、リュックを担いでパノラマウェイDsc04040_2乗り場へ詰めかける登山客が続々、行列がぐんぐん伸びる。昨夜の雨が山では雪だったらしく、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬連山の山頂部は白く雪化粧、今日は中腹の紅葉、山麓の針葉樹の緑とともに、白馬名物の三段紅葉が拝めそうである。しかも今年の初冠雪らしく、誠に幸運。食事の前に隣接する登山相談所がある建物の屋上テラスに上り、北アルプスの眺望を堪能する。ホテルに戻り、フロントでパノラマウェイ乗車と栂池自然園入園のセット券を求めると割引価格で一人2,900円(本来は3,300円)、これまた大変有難い。朝食(和食)を済ませ、部屋でコーヒーを飲んでから、セーターとヤッケを着、登山Dsc04048靴、ステッキ、リュックで身を固めて出発。7:44ゴンドラリフト(6人乗り)に乗る。20分で標高1582mの栂の森駅に上る。辺りはダケカンバの黄葉とドウダンツツジ?の紅葉が美しい。少し歩いて栂大門駅(標高1560m)でロープウェイ(71人乗り)に乗り換える。車窓から三段紅葉を愛でながら6分ほどで終点の栂池自然園駅(標高1829m)に到着、外に出ると風が冷たく手袋が欲しくなる。10分ほど歩いて、8:35自然園に入園。自然園一帯にも降雪があったようで、木道はシャーベット状の雪に覆われ、日陰の部分は未だ凍結している。足元に最大限の注意を払いDsc04063ながら、最奥の展望湿原をめざす。栂池自然園は白馬乗鞍岳の火山活動によって形成された階段状平坦面に発達した日本有数の高層湿原、標高1900~2000mに4つの特徴ある湿原、即ち「ミズバショウ湿原」、「ワタスゲ湿原」、「浮島湿原」、「展望湿原」が広がる。一周約5.5㎞の木道が整備され、白馬連山の雄大な景色を楽しみながら、高山植物を観察することが出来る。今の湿原に花はないけれども、クロマメノキの黒紫色の実、ナナカマド、アカモノ、ゴゼンタチバナの紅い実などが目を楽しませる。風穴、ワタスゲ湿原と辿り、9:12楠川(くすかわ)の川原に降りて一Dsc04083服。更に、浮島湿原、銀命水(水場)へと進む。銀命水で北アルプスの冷たい湧水を口に含みリフレッシュ、モウセン池を経て10:15ようやく展望湿原(標高2010m)に到着。湿原の奥に杓子岳と白馬岳が聳え、両山の間にかかる白馬大雪渓が間近に望める。絶景ポイントだけに広くもない展望台は押すな押すなの大盛況、写真を撮り終えたら後の人に場所を譲ってくれると良いのだが・・、グループで一番前を占拠し、代わる代わる写真を撮りあったりして一向に埒が明かない。漸く他人の頭が映り込まない写真を撮り、10:45栂池自然園の最高地点である標高202Dsc041080mの展望台に立つ。そこから眺める白馬三山も絶景、展望湿原に勝るとも劣らない。最高地点から急な階段でヤセ尾根を下る。右手のオオシラビソの樹海の中に雁股池と栂池の青い湖面が見える。道端にゴゼンタチバナの真紅の実が目立ち、アカモノの紅い実も少し。11:25浮島湿原の分岐点に戻り、ヤマザキのランチパックとミカンの昼食。12:30自然園出口。園内で出逢えたきのこは、オツネンタケモドキ、スギヒラタケ、ナラタケ、モエギタケ科不明種の僅かに4種、標高が高いので適期は過ぎたのやもしれぬ。12:38の下りロープウェイに乗る。通常20分間隔の運行のところ、今日は5分間隔とフル回転、それでも上りの乗客を捌ききれず、栂大門駅に長蛇の列ができている。13:15ホテルの部屋に戻る。

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496. 上高地

2012年10月22日(月)、歩程4時間半、同行妻   6:00起床。好天。今日は畳平までバスで上がって乗鞍岳に登るか、それとも上高地を散策するかで迷ったが、妻の希望を優先し後者に決める。8:00宿舎の乗鞍観光ホテル山百合を出発、8:20沢渡最終駐車場に車を入れる。駐車料金は日帰り500円。最Dsc02104寄りのバス停・茶嵐で待つこと10分、上高地行きのシャトルバスが来る。往復料金は2000円。周辺の山(標高1200m位)の紅葉は今が真っ盛り、錦繍に彩られる日本の秋は美しい。9:00上高地バスターミナル着。先ずは河童橋へ向かう。橋の周囲は既に大勢の観光客で賑わっている。皆、出足が早い。我々も穂高連峰を背景に記念写真に納まる。そこから梓川右岸道を明神池まで歩く。清らかな流れを眺めながらの森林浴、朝は霜が降りるほど冷え込んだものの次第に気温が上がり心地良くなる。サワグルミ?の木にヌメリスギタケモドキが群生しているのを見つける。写真を撮ったり、きのこを探したり、メモを取ったりしていると、他のハイカーにどんどん追い抜かれる。11:00ようやく明神池に到着、湖畔に鎮座する穂高神社奥宮に参拝する。拝観料300円(10年前は確か250円)を納め境内に入り明神池の周りを散策する。池畔から屹立する明神岳が紅葉の錦繍をまとい青空に映える。参拝者用休憩舎でパンとミカンを食べて一服した後、左岸道を戻る。雨が暫らく降っていないのか林は乾いており、きのこの姿は殆ど見当たらない。タヌキノチャブクロ、ツガサルノコシカケ、ツリガネタケなどを見つけたのみ。小梨平野営場で一服しビジターセンターにも立ち寄り、13:40バスターミナルに戻る。平日はバス乗り場の行列が短く、直ぐにバスに乗れるのが利点。14:00発の沢渡行きバスに乗り込み、14:30駐車場、15:00には乗鞍観光ホテルに戻る。

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492. 長峰山

2012年6月20日(水)、歩程1時間20分、単独   10:15に柏を出発し、15:45安曇野市保養センター長峰荘到着。今日からここに2連泊。ひと休みしたDsc09616後の16:20、北アルプスの展望台として有名な長峰山へ登りに行く。長峰荘(標高590m)の左手から山頂まで遊歩道が延びている。アカマツ林の中をじぐざぐに登っていく。きのこを探すも姿は少ない。モリノカレバタケ属の小型菌が1、2種類とツルタケのみ。途中の土手に一体の石仏(馬頭観音像?)を見る。銘は、「明治七戌八月日(1874)、山崎氏」、そんなに古いものではない。 昨日の台風の余波で風が強く、登山口では熱風が吹いていたが山頂が近づくと涼風に変わる。標高875m付近で舗装された林道を横切る。どうやら明科駅方面から上ってくる道らしく車でも登れるようである。そこから山頂までは細い林道が続いており距離にして300mほど、アカマツに加えてサクラ(ソメイヨシノ?)が多くなり、林下にはアザミ、ウツボグサ、ホタルブクロなど紫色の花が咲き競う。盛りは過ぎたが、自生アヤメの咲き残りも見られる。17:05長峰山山頂(934m)に着く。二等三角点のある山頂には、歴史の塔と称するモニュメントや木製展望台(腐朽が進み危険なため、現在立ち入り禁止)、東屋が建ち、パラグライダーとハンググラDsc09612イダーの基地(飛出し板)も設置されている。また東山魁夷の「安曇野を想う」と題する撰文碑が建つなど賑やか。それはともかく、北アルプスの展望台と云われるだけあって眺めは申し分ない。眼下に安曇野の田園が伸びやかに広がり、その中を縫うように流れる梓川、高瀬川、犀川が光る。その向こうに北アルプスの高峰が屏風のように連なる。槍と穂高は常念山脈の陰に隠れて見えないが、左から右に、大滝山、蝶ヶ岳、常念岳、東天井岳、大天井岳、燕岳、有明山(前山)、餓鬼岳、針ノ木岳、蓮華岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳、白馬乗鞍Dsc09627岳など高峰がずらりと並ぶ。山好きには堪らない景色である。上述の東山魁夷の撰文碑には、「安曇野を想う 五月の若緑に蔽われた安曇野はなんと美しかったことか 上高地から流れ出る梓川が高瀬川と合流し犀川となって北に流れる平野の上に高く連なる北アルプスの山々 常念、東天井、燕と長峰山の上で案内人の指し示す残雪の嶺々を仰ぎながら飽かず眺めたひとときが忘れられない」とあるが、これは昭和45年5月の好日、作家の川端康成と井上靖と三名で長峰山に遊び、その圧倒的なパノラマに接した時の感動を、町制施行40周年(平成七年)の際に明科町の求めに応じて揮毫したものである。時間が遅いので山頂には誰もいない。大観を独り占めし十分堪能した後往路を駆け戻る。17:40長峰荘着。

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462.笠岳

2010年10月16日(土)、歩程1時間30分、同行妻   前日、草津温泉にある中沢ヴィレッジ内のホテルに宿泊。Dsc06107 今朝は6時半から2時間ほど中沢ヴィレッジの森林浴コースを歩ききのこ観察、その後湯畑源泉の見物をしたり草津山光泉寺にお参りしたりして、ホテル出発が10時と出遅れる。その時間からでも登れる山として志賀高原の笠岳を選ぶ。滋賀草津道路は紅葉狩りの車で早くも渋滞、しかもバイクと車の衝突事故まで起きて数珠繋ぎになり暫らく動かない。12:00登山口の笠岳峠の茶屋に漸く到着、幸い駐車場に空きがあり車を入れる。標高2,076mの山頂は目の前、それもその筈、峠の茶屋の標高は既に1,910mである。リュックは車の中にデポし生茶1本だけを手提げ袋に入れて出発。茶屋の左側に登路があり、Dsc06105 山頂まで急な階段が続く。空気の薄い所に車で上がり、いきなり急登するのでハアハアゼイゼイ、息が苦しい。最後はロープが付いた露岩の登り、12:40山頂に出る。二等三角点があり、岩頭の最高所に旧い笠嶽神社が、その岩陰には新らしい笠嶽神社(どちらも小石祠)が祀ってある。遠景はやや霞んでいるが360度の大展望、西方遥か雲の上に北アルプスの槍・穂高が認められる。南は近くの四阿山と根子岳が大きく、背後に浅間山、蓼科山、八ヶ岳などが見える。東は松川渓谷を挟んで横手山が高い。北は岩菅山など。松川渓谷の紅葉は今 が盛り、赤、黄、緑のコントラストが鮮やかで美しい。Dsc06115 パンを齧っているうち40人の団体さんが登って来たので慌てて下山、13:30車に戻る。一旦、笠ケ岳南斜面に広がる山田牧場に立ち寄り、ロッジ・ニュー笠岳で牛乳を飲みソフトクリームを食べる。オーナーの趣味なのか、棚には珍しい木の実の果実酒が色々陳列してある。14:10出発、カーナビの「自宅へ戻る」ボタンを押すと、275㎞・4時間の道程、結構遠い。途中、小布施町に寄り道、町役場前の臨時駐車場に車を置き1時間ほど街中を散策する。近年、町起こしに熱心に取り組んでいるだけあって観光客は非常に多い。名物の栗ソフトクリームを食べ、JAの臨時販売所で梨と林檎を一箱づつ買って引き揚げる。16:00再出発、須坂長野東ICから上信道に乗る。藤岡PAで晩御飯を済ませ、21:00無事帰宅。

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422.唐松岳

2008年10月12日(日)、歩程5時間30分、同行妻   6:00起床、7:00からの朝食を急いで済ませ、ゴンドラ乗り場へ向う。7:40ゴンドラリフトAdam八方駅に着くと切符売り場は長蛇の列、Dsc02384昨日宿泊先のホテル(Grace白馬)で前売り券(八方アルペンライン往復乗車券;2,340円)を買っておいたので並ばずに乗車できる。兎平駅からアルペンリフトとグラートクワッドリフトを乗り継いで8:25八方池山荘(標高1,830m)へ上がる。 寒いので雨具上下を着て出発する。ガスがかかり周囲は真っ白で山が見えない。ハイカーが蟻の行列のようにぞろぞろと八方尾根を登っていく。9:00息(やすむ)ケルン通過、ようやくガスが晴れて雲海の上に白馬三山が姿を現す。右手に白馬三山、左手に五竜岳と鹿島槍ヶ岳、更に左手の雲海の彼方に南アルプス、富士山、Dsc02431八ヶ岳、蓼科山なども見える。豪勢な眺めである。9:20八方池・第3ケルン(標高2,080m)、振り返ると雨飾山、頚城三山、高妻山・乙妻山などが望める。今日は100回登って1回あるかないかの好展望、実に運が良い。八方池から先は山腹道となり五竜と鹿島槍を眺めながら歩く。陽射しが出てきて温かくなる。オーパ!、最高の登山日和である。緩い登りであるが空気が薄いためか呼吸がせわしない。太いダケカンバ林で漸く倒木にナラタケを見つける。標高の高い山は景色を別にすれば案外楽しみは少ない。Dsc02451 特に趣味のキノコ観察には全く不向きである。10:15扇雪渓、10:33丸山ケルン、この頃から妻は遅れ始める。ハイマツ帯に入ると唐松岳の山頂とそこに人が居るのが見えてくる。歩いていないと風が冷たく体が冷えてくる。岩崖のガレ場を回り込むとひょっこり臙脂色に塗られた唐松山荘が前方に現れる。11:10山荘着、周りで大勢の人が休んでいる。 そこにリュックをデポして山頂を往復する人も多い。目の前の山頂めざしてひと踏ん張り、11:30山頂(標高2,696m)に立つ。360度の大展望が開け、前述の山々に加え、剣岳、立山連山、槍ヶ岳、穂高岳も見える。カマンベールパンを食べながら一服する。携帯電話は圏外で繋がらない。いつまでものんびりしていたいところであるが、妻が一向に追いついてこないので30分休んで下山開始、特急で下る。立派なカメラと三脚を持った写真愛好家が陸続と登ってくる。朝方のように少し雲が出ている方が写真に深みが出て良いかもしれないが、今日は撮影には上々吉のDsc02439天気であろう。12:40丸山ケルン、13:25八方池・第3ケルン、往きには気付かなかったが、 小さな地蔵菩薩像が安置されている。昭文社の山と高原地図「②白馬岳」を見ると、“風除地蔵”と記されている。銘を読むと、「慶應三卯年(1867)三月吉日、長谷院十九世」と刻まれており、どうやら白馬村飯森地区にある塩の道の名刹、長谷寺(ちょうこくじ)の第十九世住職が奉安したものらしい。そういえば八方池の畔に天狗尾根を背にして建つ小祠も飯森神社奥社である。八方山は江戸時代、飯森地区の里人に信仰されていたものとみえる。Dsc02466 風除地蔵は、昨日歩いた塩の道の落倉地区にある“風切地蔵”と同じく、白馬に吹く突風“岳おろし”から農作物を守るために祀られたものであろう。13:45木道上で妻に追いつく。聞くと、丸山ケルンの少し先まで行って引き返してきたとのこと、それでも今日の山の眺めに十分満足した様子である。14:00八方池山荘着、リフト頂上駅は又も長蛇の列である。15分ほど並ぶと順番がくる。ゴンドラを降りたところの露店で菅平高原産花豆とイチジク甘納豆を買い、15:15ホテルに戻る。早速温泉に入り、汗を流してさっぱりする。湯上りにISを飲めば極楽、今日の山歩きの余韻に浸る。夕食はキノコの炊き込みご飯、これまた旨い。

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415.丸山・高見石・白駒池

2008年7月17日(木)、歩程4時間30分、同行妻   4:00起床、未だ暗い。昨年9月の八方池以来10ヶ月ぶりに山に登る妻を伴うのと、Dsc08942新しい登山靴の履き初めとが重なるので、北八ヶ岳の軽目のコースを選ぶ。 パンとコーヒーの朝食を済ませ5:10出発、外環、関越、上信道を走る。途中、寄居PAと佐久平PAで休憩、運転を交代する。9:30漸く麦草峠公共駐車場到着、既に10台ほどの車が先着している。靴を履き替えるなどの準備をして9:50スタート、麦草ヒュッテの前を通り、丸山めざして樹林帯を緩く登って行く。シラビソやトウヒの森は至って地味、林床こそ苔に覆われ美しいが花は殆ど見当たらない。僅かにオサバグサが咲くが、田代山・帝釈山Dsc08980で見たものに比べるとずっと小さく貧弱である。キノコも大型菌は全く見当たらず、 切り株の苔の間から生えるキシメジ科クヌギタケ属の小型菌ばかり、アシナガタケのようでもあるが確かな種名は判らない。11:00三等三角点と道標がある山頂らしき所に出るが、山名標識の類はない。また樹林に囲まれ展望も無い。そこから高見石・白駒峠の方に少し進むと、山名標柱と丸山神社の小祠が建つ丸山頂上(2,330m)に着く。南面の中山・天狗岳方面が少し開けている。持参のパンをかじり小休止、どうも今日は調子が出ない。Dsc08996樹林帯を下って行くと白駒池と渋温泉を結ぶ白駒峠に出る。その少し先で高見石小屋の前に出る。暖房用の薪がうず高く積まれており、いかにも山小屋らしい風情がある。小屋の裏手、 大岩が累々と重なる高見石展望台に登る。岩と岩の隙間が幾つも口を開けている危うい処、12:00漸く頂に上がる。そこからの眺望は素晴らしく、原生林の中に静まる青い白駒池と北八ツの緑の峰峰が一望できる。中央アルプス、北アルプス、浅間山、奥秩父の山々も見えるとのことであるが、遠くは霞んでいてしかとは分らない。Dsc09003 今日は高見石から中山とニュウも登って白駒池へ降りる予定で来たが、妻は久し振りで大分疲れた様子、自分も新らしい登山靴がいまいちしっくりこないので、直接白駒池へ下ることに決める。そこからもずっと緑陰の道、日焼けする心配はないが 黒木の樹林帯は単調で、花やきのこを観察する楽しみがない。12:55白駒山荘前に出る。目の前に広がる白駒池は遠くから眺める方が美しく、そこまで国道から徒歩20分と近いのでツアーの団体さんも沢山いる。山荘前のベンチに坐りパンと生茶で一服する。Dsc09014それから湖畔遊歩道を反時計周りに巡り、青苔荘の前を通って白駒池入口に出る。白駒の奥庭と云う所でようやくコケモモ、ゴゼンタチバナ、シャクナゲなどの花を見る。麦草ヒュッテ近くの草原でも僅かながらネバリノギラン、ハクサンフウロ、ヨツバシオガマの花を見る。14:25車に戻る。着替えを済ませてから出発、今回もレストハウスふるさとで八ヶ岳高原ソフトクリームを食べる。帰路はR254を使い佐久から下仁田へ抜ける。吉井ICより上信道に乗り、18:00高坂SAで休憩、序に夕食を済ませる。それにしてもいつも混雑していたSAの駐車場も店内もガラガラ、平日のせいばかりではなくガソリン代の高騰がなせる業であろう。今日も猛暑だったとみえ下界は暑い。19:40無事帰宅。

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