597. 黒伏山(東根市)

2017年6月17日(土)、歩程5時間半、単独   今日は御所山(船形山)の前衛峰、黒伏山登山へ。7:30出発、国道48号線を走り東根市関山で右折、P61703309:00旧大平牧場(現況は黒伏高原スノーパーク)登山口到着、路肩に車を駐める。登山届の箱を開けて、所定用紙に名前やコースを記入する。一昨日は入山者があった様だが、今日は自分のみ、土曜日と云うのに当てが外れる。主峰を除けば船形山塊では柴倉山と並ぶ雄峰の筈であるが、案外人気がない。船形連峰はクマの生息密度が非常に高く言うなれば熊の巣、以前にも直ぐ近くで吠えられたことがあり、熊避けの鈴を3個ぶら下げ、登山ステッキの代わりにきのこ鎌で武装する。本当はきのこ鎌でも心許なく、鉈かスコップでも持って行きたいところだが・・。林道を下って直ぐのP6170331_2村山野川の渡渉に備えサンダル持参で出発したが、渡渉地点には何時の間にか東根山岳会の手で仮設橋が架けてあり、靴も濡らさず川を渡ることが出来る。有難い。タニウツギの花盛りの道を行くと、間もなく黒伏山へ続く道が左へ斜上する。いきなりの急登だが長くは続かず、やがてカラマツ林の中、山腹をトラバースする水平道に変わる。ユキザサの白い花が咲き、アカマツの倒木にはアクニオイタケが群生している。新芽を採るには手遅れだが、タラノキやコシアブラの木がある。小沢を2か所、涸沢を3か所渡る。樹相はブナに変わり、時折山頂が覗く。10:50最後の水場となる小沢(標高840m)を渡P6170366る。10:55遅沢林道コース分岐点の峠(標高860m)に上る。真っすぐ下ればすぐに遅沢林道に出られるようで、正面に御所山の雄姿が望める。それにしても道標の類が一切ない、もっとも一本道であるが。そこから道は漸く登り始める。初めは緩やかだが直ぐに厳しい登りに変わる。標高差にして320mを直登、ロープにつかまりながらブナ林の中をひたすら上る。高度は一気に稼げるが実にしんどい。タムシバの純白の花に慰められる。稜線直下はコシアブラの木がびっしり、ちょうど食べ頃の若芽をありがたく採集する。南壁の上の稜線はお花畑、コイワP6170377カガミ、チゴユリ、ツバメオモト、シラネアオイが咲いている。眼下に黒伏高原スノーパークが見渡せる稜線道は右側が断崖絶壁、数百メートル切れ落ちており結構な高度感がある。倒木にヌメリツバタケモドキが出ている。最後は緩く登って、12:25二等三角点が置かれた黒伏山山頂(標高1227m)に着く。低木に囲まれ展望はない。その先、道は白森山、福禄山へと延びているが、今日は体調がすぐれず、三山縦走と周回を諦めて往路を戻る。13:20水場、シドケ(モミジガサ)が群生し、アイコ(ミヤマイラクサ)やシオデも生えている。14:35仮設橋、サンダルを回収する。14:45無事生還、車に戻る。登山届に下山時刻を記入、結局今日は他の入山者はなし、クマに遭遇せず静かな山歩きが出来たことで良しとする。16:55帰宅、走行距離120㎞。

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576. 鵜沢山・雨呼山(天童市)

2016年5月20日(金)、歩程4時間、単独   9:10榴ヶ岡のマンションを出発。今日は前回雪の下だった凹地ジャガラモガラ探訪、序に周囲の山登り。カーナビ目的地にジャガラP5200083モガラ交流センターをセット、国道48号線を走る。11:00ジャガラモガラ入口駐車場(標高570m)到着。今日は林道入口のゲートが開いており4㎞を歩かずに済む。10台分位の駐車場に先着車はない。去年4月18日に訪れた時は辺り一面雪に覆われていたが、今日は新緑に覆われ風景が一変、まるで違う場所に来たような錯覚を受ける。念のため、熊避けの鈴2個をリュックに着け、虫除けスプレーを肌の露出部に噴霧する。ダート林道に踏み込み、11:15鵜沢山・雨呼山分岐点(標高590m)、先ずは左の鵜沢山方面へ進む。山道を緩く登り、11:30稜線(標高675m)に上る。鵜沢山は左、稜線尾根は少々藪っぽい。ヤマツツジは未だ蕾、ツP5200088クバネウツギは咲いている。ヤマウルシを躱しつつコブを5つ、6つ越えた先が鵜沢山、コシアブラがあるが伸び過ぎ。12:00鵜沢山山頂(標高730.6m)に着く。山名板は壊れて地に落ちている。二等三角点の周りは刈り払いされているが、アカマツ、コナラ、ホオノキなどの高木に囲まれ展望は無い。山頂から先、若松観音へ下る道は更に藪っぽく、以前は整備されたハイキングコースだったのであろうが、今は歩く人が殆ど居ない。来た道を引き返し、先ほどの稜線出合をそのまま直進、稜線通しに雨呼山へ向かう。こちらの道は一段と藪っぽく、尾根が広くなってしばしば道を失う。ピンクのビニールテープが下がっているが当P5200095てにならず、GPSを眺め眺め破線を外さないように進む。殆ど廃道に近い。熊との接近遭遇にも要注意、鈴を手に持ちじゃらじゃら鳴らしながら進む。「雨呼山」道標が朽ちて倒れている。尾根が狭くなると傾斜がきつくなり、藪にも前進を阻まれて四苦八苦、木の枝に掴まりながらじりじり進む。13:15標高745mでやっとまともな縦走路らしき道に復帰、甑岳や村山盆地の展望開ける。13:30村雨の池から上がって来る登山道との合流点(標高810m)、「雨呼山」道標が2枚地面に横たえられている。13:45竜神の池(標高860m)、湧水は見られず水溜り、傍らにシラネアオイが咲いている。緑P5200107_2滴るブナ林の中を登り、14:00二度目となる雨呼山山頂(標高905.5m)に着く。前回と同じく今回も他のハイカーは皆無、全く静かな山である。ジュースを一口飲んで下山、14:20村雨の池・鵜沢山分岐(標高810m)、左へ階段道を急降下、一旦弛んだ所が小安者(標高730m)と呼ばれる三辻、再び急階段道を慎重に下ると村雨の池(標高640m)に出る。14:45鵜沢山・雨呼山分岐点に出て周回を完成し、14:55車に戻る。リュックを車に置いて30分ほどジャガラモガラを見物する。近くの天台宗の名刹若松観音にも参詣してから、国道48号線で仙台に戻る。17:35無事帰宅、走行距離137㎞。

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559. 水晶山

2015年9月20日(日)、歩程4時間半、単独   秋晴れの好天。今日はきのこ観察を兼ねて天童市の里山、水晶山へ出張登山。9:30出発、国道48号線を走り関山トンネルを抜けて川原子Dsc03852_2の交差点で左折、11:15登山口到着(標高260m)。昭和58年、農村総合整備モデル事業で建てられた水洗トイレ付の立派な登山者用駐車場がある。スペースは5、6台分あるが1台も駐まっていない。今日はシルバーウィークの2日目で、有名な山はどこも登山者で混雑しているだろうに、有難い。直ぐ上にも駐車場があり、そこが水晶山神社の参道(登山道)入り口、山頂まで1830mの道標が立つ。道端のきのこ観察をしながらゆるゆる進む。暫らくは傾斜の緩い杉林の中。キイボカサタケ、ヒイロガサ、サクラタケ、アキヤマタケ、シロイボカサタケ、シロアンズタケ、クサカレハタケ、カヤタケ、アワタケ、ハリDsc03901ガネオチバタケ、オシロイシメジなど。11:55山姥像が二体と、その奥に山神碑が二基祀られる広場(標高305m)に出る。二体の山姥像は寛政四年(1792)と寛政十年(1798)の建立、ここまで来る途中にも文化十四年(1817)建立の二神仏碑と道標碑があり、水晶山は霊峰として昔から盛んに登られ、信仰されてきた事が分る。直進する参道は何回も車道を横切る。もっと上まで車で行ける様である。ベニタケ属、サクラタケ、クサカレハタケ、キツネノカラカサ、ナカグロモリノカサ、オニタケ、スギヒラタケ、ホウキタケの仲間、コオトメノカサ、トガリフクロツチグリ、それとDsc03986名前の分からないフウセンタケの仲間がぞろぞろ。山中に溢れるほどのきのこが発生しておりなかなか前へ進めない。12:15禊の井戸(標高345m)、12:20六角堂(標高365m)。六角堂は立派な休憩所、すぐ下に10台分位の駐車場があり、そこまで車で上がって来れる。六角堂の中にはテーブルと椅子の外に、水晶山のパンフレットまで置いてある。登山者ノートに記帳、先を急ぐ。12:30嗽清水(うがいしみず:標高380m)、小さな水溜り。そこから七曲りの急坂始まる。きのこは、ムラサキシメジ、クリイロカラカサタケ、スギエダタケ、アオイヌシメジ、ヒロハウスズミチDsc04040チタケ、アカヤマタケ、ホコリタケ、トビチャチチタケ、クサウラベニタケ、フウセンタケ属3種、ベニタケ属、ハイムラサキフウセンタケ?、ウラベニホテイシメジ、ミドリニガイグチ、テングタケ、タマシロオニタケ、クロハツモドキ、ミネシメジなど。13:25見晴らし台(標高593m)、ベンチに座り一服、バナナを食べジュースを飲む。キタゴヨウの木立を通して西の方角に天童市の山口地区や東根市の市街地が、南には雨呼山が見える。その先のカラマツ林の尾根でアミハナイグチを見る。13:40山頂直下の水晶山神社に到着、立派な社殿が建つ。祭神は大国魂神と大物主神の二柱、由緒は詳Dsc04044らかでないが一説によると、貞観十三年(871)、大和朝廷から従五位下の位を授かった利神と見られる由、相当古い時代から山頂に鎮座しているのであろう。社殿前の石灯籠は安永二癸巳(1773)の奉納。拝殿の右横から後ろに回り、石段を上ると奥ノ院の石祠がある。そこにもお参りして更に右手から山頂に上る。13:50水晶山山頂(標高667.9m)に着く。三等三角点と山名標石があり、標石の裏に「2001年秋建立、水晶山大和神社川原子三区氏子会」とある。傍らの注連縄の付いた大岩は「陽神」蔵王大権現として神格化されている。山頂から甑岳と船形連峰、面白山、それと下山Dsc04049口の猪野沢の集落が見える。山頂から反時計回りに下ると、御室(おむろ)と呼ばれる自然の縦穴があり、こちらは「陰神」十一面観世音菩薩として崇められている。14:00再び神社に戻り、猪野沢コースを下山する。最初はロープ頼みのいきなりの急降下、歩く人が少ないのか藪っぽく、蜘蛛の巣がかかる。名前が不明の大型のフウセンタケの仲間が次々現れる。天狗岩の標識辺りから道が怪しくなり、小ピーク(後でネットで調べるとこのピークが天狗岩。登山道は少し戻って右側に下りるのが正解)の先で道が消えてしまう。GPSで確かめると楯畑の集落が近く、藪Dsc04080も薄いので尾根通しに下へ下へ。フウセンタケ属、タマシロオニタケ、ホウキタケの仲間、ウスヒラタケ、サマツモドキを写真に収める。ウスヒラタケを少々晩のおかず用に採取。15:20漸く小さな池の畔(標高280m)に降り立ち、その先で草深い林道に出る。やれやれ、低山歩きは難しい。ヤマグリを拾いながら林道を下ると、間もなく猪野沢の集落に出て、車道を歩くこと暫し、「水晶山周回路、至谷地中」の道標を見て左折、雑木林とススキとコスモス原の道を辿る。16:05車に戻る。国道48号線の渋滞に悩まされながらも18:30無事帰宅。本日の走行距離110㎞。

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555. 翁山(翁峠)

2015年6月1日(月)、歩程3時間半、単独   6:00起床、7:05出発。好天。登山口に近い尾花沢市の高橋地区をカーナビ目的地にセットすると85㎞、国道48号線と同13号線を走る。高橋地区から案内板に従Dsc00169い中澤集落を抜け林道に入る。林道はダートで道幅狭くかなりの悪路、最低地上高180㎜のハスラーでもやっとやっと、乗用車では厳しい。9:50漸く翁小屋(別名ハリマ小屋)到着(標高720m)、小屋前の広場に車を駐める。翁小屋は新しく内部も綺麗、但し入り口扉のガラスが割れている。先行車は1台もなく今日も静かな山歩きが出来そう。リュックにクマ避けの鈴を2個付け、虫よけスプレーを首筋など露出部に入念に噴霧してからスタート、山頂まで3㎞の道標が立つ。付近の雪は融けたばかりで湧水が縦横に流れ、山中はしっとりしている。サンカヨウの大群落がありタニウツギDsc00207やタムシバも咲く。平成23年高橋小学校全員登山の看板が立つ。ブナ林を緩く上っていく。ギンリョウソウの芽出しがあちこちで見られ、ブナ倒木にヌメリツバタケモドキやウラベニガサが出ている。遠くでカッコウが鳴く。標高800mを過ぎる頃から窪地に残雪を見る。10:35白髭の泉(標高875m)、冷たくて美味しい。その先で雪渓の斜面をへつらねばならぬちょっと危ない個所を何とかクリア、谷を対面に渡る。雪の重みで倒れたブナを何本か跨ぐ。コシアブラ、ネマガリタケ、ユキザサなど美味しい山菜が続々現れるがやや伸び過ぎ、陽当りのよい尾根上はDsc00197摘み時を過ぎている。11:20翁山神社が祀られる山頂(標高1075m)に着く。祠の中を覗かせてもらうと、祀られているのは金精様と雷神像?と建甕槌神(たけみかづちのかみ)石碑、祠は扉付きで新しい。二等三角点のある山頂からの眺めは一級品、今日は大気が澄んでおり絶景。葉山が見える。その右奥は月山、左奥は朝日連峰。鳥海山、神室連峰もくっきりすっきり、素晴らしい。一服してから黒倉山・吹越山へと続く稜線を下る。馬の背状の風衝草原は開放的でおおらか、タニウツギ、ヤマツツジ、アカモノ(イワハゼ)の花が咲く。灌木が生えている箇所もあるが眺めは常に広闊、贅沢な天Dsc00223上漫歩である。右下にこれから戻る翁山小屋が見えてくる。12:17黒倉山鞍部(標高880m)、道標は無いがそこから右に翁山小屋に続く道を下る。吹越山と黒倉山は又の機会に宮城県側から登ろう。急な下りにどこまでもロープが張り渡してあり大助かり。12:30谷底(標高720m)に着く。あちらこちらで泉が湧く。不老長寿の泉と名付けられた水場でブナ林の恵みを一杯、冷たくて美味しい。小さな流れにも一々板が渡され、道は実に良く整備されている。翁山は地元の人に愛され大切にされている事分る。と、「ハッ、ハアー」と掛け声が聞こえてきたかと思うと、二人組の男性が林の中から現れる。山菜採りの最中で、この辺りは熊が多く、クマ避けの掛け声Dsc00167兼仲間同士の合図が欠かせないとのこと、スコップと鉈で完全武装もしている。知らないこととはいえ、冷や汗もの、いやはや。そのうちの一人、Kさんは何と柏市在住とのこと、しかも自宅近くの光が丘、こんな出羽山中で奇遇である。出身は尾花沢だが今は親戚宅に身を寄せているらしい。帰柏したら再会することを約し、携帯電話の番号を教えてもらう。序にアイコを教えてもらい土産に20本ほど採取。13:20翁山小屋に戻る。帰りは奥の細道三十三霊場めぐり、尾花沢市の第十三番養泉寺、大石田町の第二十番向川寺にお参りする。名物の山葡萄ゼリー、梅ゼリー、くじら饅頭を道の駅村山で購入し、17:15帰宅。走行距離195㎞。

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554. 甑岳(村山市)

2015年5月29日(金)、歩程5時間半、単独   6:15起床、7:40出発。カーナビ目的地に村山市の東沢バラ公園をセットし国道48号線を走る。バラ公園の先、跳木場登山口に続く林Dsc00053道向原線は砂防堰堤工事(5月11日~10月30日)のため終日車両通行止め、10:00幕井コースと岩神コース分岐点の少し先、ゲート前スペース(標高190m)に車を駐める。「幕井コースからの甑岳登山は出来ません」と看板が立つが、岩神コース(所要3時間40分)は山頂まで1時間も余分に時間がかかるので、看板を無視して幕井コースに入る。立派な林道を緩く上っていく。今日の山形盆地は暑く(予報30℃)、直ぐに汗だくになる。砂防ダムの工事現場を過ぎると林道は狭まる。10:30林道終点の登山口跳木場(標高350m)に着く。丸木橋を渡り尾根にとりつく。小さな水場に出たところでリュックにクマ避けの鈴Dsc00054を2個付け、虫よけスプレーを顔や首筋、手先に入念に噴霧、更にスパッツを巻く。スギ植林地の中をヤマアカガエルの声を聴きながらゆっくり登る。一本道で紛らわしい個所はない。スギの倒木にマツオウジが出ている。ウルイ、ウワバミソウ(ミズナ)、ミヤマイラクサ(アイコ)などの山菜もどっさり出ているが摘み頃は過ぎている。タニウツギのピンクの花が山中を彩る。ニシキゴロモもちらほら。11:05馬立沼分岐点(標高533m)、村山山岳会の道標が立つ。標高670mになるとスギ林からミズナラ林に変り、更に720mでブナ林に変る。ニリンソウの花畑Dsc00090を過ぎ、11:35ハチカ沢コース合流点(標高750m)に出る。ハチカ沢登山口迄2300m、幕井登山口迄2100mの地点である。風が抜ける様になり涼しい。ヤマツツジとフジが咲く。11:50翁松(標高800m)、アカマツ?の古木が立つ。辺りのネマガリタケは伸び過ぎ。前方に山頂が見えてくると徳内坂(標高900m)、下山してくる男性とすれ違う。12:25漸く甑岳南峰の山頂広場(標高1004m)に到着、石祠と「青雲の志」碑と図根点がある。青雲の志碑は江戸時代の北方探検家最上徳内翁(1754-1836)を顕彰するもので、村山青年会議所10周年記念に1986年4月建立されたもの。眺望が良く、黒伏山など船形連峰が見え、山形盆地、村山市街も眼下に見渡せる。但し遠方は霞んでおり、残念ながら月山や朝Dsc00094日連峰は見えない。三角点がある北峰は更に340m奥、山頂は南北に細長い。途中の木陰で地元の女性3人が休んでいる。12:40甑岳山頂(1016m)、二等三角点と山名板があるが、木立が邪魔し展望はない。帰りは南峰へ戻る途中から右折し、新山登山口へ降りる。下山口に道標はなく、歩く人が少ないのか幕井コースに較べると整備状況は劣る。ずうっと急坂下り、落ち葉が積りずるずる滑る。鉱山跡を過ぎ、13:10風穴(標高760m)、涼しい風が吹き出てくる。標高650mでスギ植林地に入り傾斜が弛む。ヤグルマソウとオオカサモチの大群落、オDsc00115オカメノキの白花、ダイコンソウの黄花が咲きツツドリが鳴く。ワラビは少し伸び過ぎだが穂先を摘む。13:55林道終点(標高420m)に出る。14:00山ノ神(395m)、本日の山行の御礼にお参りする。先に進むと畑や水田が現れ、林道が舗装路に変る。農作業の合間にライトバンの車中で一服している人に道を尋ねると、バラ公園の近くまで送ってやろうとの太っ腹、お言葉に甘え湯沢溜池まで乗せてもらう。バテ気味だったので大助かり。山形の人は親切である。14:20再び歩き出す。白山神社や正岡子規文学碑を見学しながら東沢溜池を時計回りに回る。バラ公園から漂ってくる香りに励まされ、楯岡高区配水場の前を通り、15:10漸く車に戻る。16:55帰宅、走行距離123㎞。

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551. 雨呼山(あまよばりやま)

2015年4月18日(土)、歩程6時間、単独   7:30出発、天童市上貫津のじゃがらもがら交流センターをカーナビ目的地にセット、一般道で70㎞弱。8:50交流センター前駐車場(標高175m)着。じゃがらもがらDsc09024へ通じる林道田井山線は4月30日まで冬季閉鎖中、仕方がないので歩いて行く。舗装道路をてくてく上ると直ぐに森林ふれあいの広場(標高225m)に出る。キャンプ場の様で広場中央にケンポナシの大木が生えている。9:30東漸寺、といっても苔生す石段の上に小さな御堂が建つだけであるが、その傍らに建つ宝塔は市指定有形文化財、平安末期のものらしい。御堂に今日の山行の無事を祈願する。小さいながら御詠歌が掲げてあり、「朝日さし谷のながれの清ければ結ぶこころは涼しかるらん」。林道の右側を流れる清流は雨呼山やジャガラモガラの伏流水とDsc09040
の由、昔から知られた美味しい名水らしい。樹木は、しっとりした山らしく、オニグルミ、カツラ、サワグルミ、トチノキなどが多い。9:50山ノ神(標高315m)、御堂の中に山ノ神と道六神の石碑が祀られる。土手にはフキノトウが沢山出ており、キクザキイチゲも咲いている。林道沿いの目立つ樹木には天童市緑の少年団(津山小学校と山口小学校)作成の立派な名札が掛かり、樹木に親しむよう工夫されている。また、「卒業記念桜植樹 平成五年度津山小学校卒業生 赤塚仁氏外30名 卒業生担任斎藤みさを先生外2名」の看板が立ち、林道沿いに各種サクラも植えられている。10:30展望コース入り口(標高480m)、東屋が建つ展望所まで上って朝日連峰と月山を眺Dsc09111
めたが春の霞(黄砂?)のせいで朧。林道に戻り少し登った所に広大なカラマツ林が広がる。秋にはハナイグチが採れるかもしれない。10:55漸く林道終点(標高550m)到着、じゃがらもがらの入り口で、10台分ほどの駐車スペースがある。じゃがらもがらは山形県天然記念物の流紋岩の凹地で風穴があるというが今は厚い雪の下、少し踏み込んでみたが今回は見物を諦める。林道はダートに変るが尚も奥へ続き、「森林浴雨呼山コース 2605m」の道標を見て緩く上っていく。11:10瀧山不動尊分岐を左に見送り、11:20村雨の池(標高625m)。未だ雪に埋まっており、スギの大木の下に「村雨竜神済度之池 一向上人御舊迹」碑(明治十九年(1886)建立)が立つ。踊念仏で知られる鎌倉時代の時宗の開創者一向俊聖(弘安十年(1287)没)の六百年遠忌に天童市の佛向寺第五十七世住Dsc09115職らが建てたものである。その辺りから夏道は完全に雪の下に隠れる。山と渓谷社の分県登山ガイドブックでは4月から登山適期となっているが、GPSでもない限りちょっと厳しい。正面の急坂をキックステップで登って行くと所々夏道の階段が現れる。11:40三叉路の鞍部(標高700m)に上る。道標が倒れておりはっきりしないが左が雨呼山、再び雪道と階段の急坂を上がって行く。12:00漸く主稜線(標高810m)に出る。一気に視界が開け、東北面に甑(こしき)岳、黒伏山、船形山、面白山などが現れる。眼下に見えるのは多分水晶山。そこから先は山頂目指して尾根を真っ直ぐ登って行く。12:15竜神の池、小さな湧水池はDsc09122まだ雪の下に埋もれている。ブナ林の中をキックステップで上がっていくと、12:25山頂標識があるピーク(標高909m)に着く。GPSで確かめると三角点は隣りのピークにある模様、もうひと踏ん張り。12:35雨呼山山頂(標高905.5m)に到達、三等三角点と山名石標(西暦2001年秋建立、赤塚製水外有志一同)があり、そこだけ丸く雪が融けている。ブナ林に囲まれた静かな山頂でカレーパンを食べ一服、雪目にならないうちに退却することとし往路を戻る。帰りは楽、壺足でサクサク下りる。13:35村雨の池、14:21山ノ神。雪の下から萌え出たばかりの黄色いフキノトウを20個ほど収穫。14:50駐車場に戻る。今日は10㎞以上の林道歩きですっかりくたびれる。帰りも国道48号線、関山トンネルを抜けて16:30無事帰宅。 

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531. 月山

2014年9月23日(火)、歩程6時間半、同行妻   7:30仙台のマンションを出発、三度目となる月山登拝へ。東北道、山形道を走り、登山口の姥沢駐車場(標高1170m)にDsc033599:40到着。大駐車場は7、8割方埋まっているが、周りのロッジ等は寂れた感じ。靴を履きかえてペアリフト乗り場へ急ぐ。姥沢小屋の手前に月山環境美化協力金1人200円(小学生以下無料)を徴収するプレハブ小屋が建つ。月山環境整備運営協議会のメンバーが徴収事務に当り、聞けば10年以上の歴史があるとのこと、前回1999年当時は無かったが・・、まあ駐車場は無料だし、公衆トイレも清潔だし、これぐらいの金額なら気持ち良く協力できる。月山ペアリフトは片道580円(往復なら1030円)、帰りは乗らないので片道切符を購入する。10:20リフト上駅(標高1500m)に上る。今年は紅葉が早Dsc03396いのか月山上部は赤黄緑の錦模様、赤はミネカエデ、黄は草紅葉、緑はハイマツか、見事なコントラストを見せる。道端の花もウメバチソウ、オヤマリンドウ、ナンブタカネアザミ、ミヤマアキノキリンソウが盛り、チングルマは毛羽立っているが、ウサギギク、シロバナトウウチソウ、ヒメイワショウブ、ミヤマリンドウなどが未だ咲いている。11:00姥ケ岳山頂(標高1670m)に着く。三等三角点があり西側斜面の紅葉が素晴らしい。草紅葉が美しい所を過ぎると金姥(標高1625m)、湯殿山神社から上って来る登拝道が左から合流する。ナンブトウウチソウ?やハクサンイチゲの花も咲き残る。Dsc03402この辺りは大雪田の残雪が遅くまで残るところ、雪の傍らに高山植物が咲く雪田植生のために開花時期は大幅にずれて遅くなる。11:45牛首(標高1700m)に着き大休止、平茸の炊き込みご飯のお握りと漬物を食べる。ガスが湧いてきて月山の山頂付近が隠れてしまう。そこから先は岩ごろごろの胸突き八丁、なかなかしんどい。鍛冶屋敷跡に建つ稲荷神社(標高1920m)を過ぎると、ひと登りで芭蕉句碑(「雲の峰いくつ崩れて月の山」)が建つ山頂の一端に出る。霧の中に頂上小屋とバイオトイレが見えてくる。トイレは一回使用ごとに協力金100円也。13:10Dsc03421月山頂上(標高1984m)に鎮座する月山神社に到着、昔は神官がいてお祓い料500円を納め、御祓いにより身を浄めてからお参りしたものであるが・・、今日は神職は誰もいない。石鳥居を素通りし本殿前に進む。社務所も御守り授与所も本殿も全て戸板が立てられ閉まっている。一体どうしたことか?(→後日調べると、御祓いを受けての参拝は7月1日から9月15日の開山期間中のみ)。お賽銭をあげて家内安全を祈願してから山頂直下の広場で大休止、ガスが晴れてくる。往路を引き返し、岩石累々の急坂を慎重に下る。14:30再び牛首で小休止。そこから姥沢小屋へ降る道にDsc03463入る。石畳の道が木道に代わるとオヤマリンドウとシロバナトウウチソウの大群落が現れ、ウメバチソウとカラマツソウが交じる。途中、リフトへ続く道と分かれると歩く人はぐっと少なくなる。ブナのしずく等の水場が3箇所連続するガレ場を過ぎ、漸く姥沢小屋(標高1200m)に下山。姥沢小屋?は褐色コンクリートの窓の無い建物に様変わり。16:10車に戻ると大駐車場は既にがらがら。帰りは一般道を走り、道の駅にしかわで休憩、ソフトクリーム、地ビール2本、大型黄桃の黄貴妃、大型洋梨のマルゲリットマリーラを購入する。18:55無事帰宅。

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510. 山形神室

2013年8月19日(月)、歩程4時間、単独   仙台から近く登山口の標高が高い山として仙台神室を選定、8:20出発。登山口のDsc02875笹谷峠をカーナビに設定すると50㎞弱、柏から筑波山へ行くよりも近い。国道286号線を走り、10:00笹谷峠駐車場着(標高925m)。50台は入る広い駐車場に先着は5台のみ、山形ナンバーが2台、仙台、宮城、土浦ナンバーが各1台。風があり涼しい。早速靴を履きかえてスタート。雨が暫らく降っていないのか山は乾いている。それでも高山植物は豊富、色々な花が咲いている。前回このコースを歩いたのは15年前(1998年6月21日)、月日が経つのは早い。笹谷峠を見下ろしながら高度を上げていく。緑陰は殆どなく、頭のてっぺんと背中が陽に炙られて暑い。背後にカケスが峰がせりあがり、前山と雁戸山の頭がDsc02943覗く。傾斜が緩むと稜線漫歩、左手の下界に陽炎が立ちのぼる山形市街が見える。11:08ハマグリ山(標高1146m)に着く。山名板に蛤の殻が沢山貼り付けてあり、周りをアキアカネが乱舞する。そこからトンガリ山への直登は苦しい。スタート時点で軽かった体が急に重くなる。山頂直下に木陰を見つけひと休み、熱中症寸前でふらふら。気付け薬代わりに、ミヤマニガイチゴの実を噛んでリフレッシュする。11:40トンガリ山(標高1241m)に着く。藪の中でウグイスが鳴く。時々陽が翳ると、温風が涼風に変り生き返る。それにしても今日は暑すぎる(仙台の最高気温34.3℃、丸森町は36.4℃)。12:15漸く山形神室の山頂(標高1344m)に出る。三等三角点と山名標識があるだけDsc02931の山頂は木立に囲まれ展望はない。縦走路の先へ進み、目前の仙台神室と大東岳方面へ延びる稜線とを眺める。今日は此処まで、久しぶりなのと暑いのとでバテバテ。それに1リットル持ってきた生茶とグレープフルーツジュース(各500ml)が残り少ない。帰りは花の写真を撮りながらゆるゆると下る。13:04トンガリ山。13:33ハマグリ山。14:18車に戻る。土浦ナンバーの三菱パジェロイオの持ち主もちょうど雁戸山から戻ってきたところ、昨日は熊野岳に登り蔵王温泉に宿泊したとのこと、常総市在住の方である。帰りも国道286号線を走り、途中のローソン川崎店でアイスクリームを食べカフェラテを飲む。16:00無Dsc02941事帰宅。今日、山中で出逢った花は、アカモノ(実)、アザミの仲間、イワインチン、イワカガミ(朔果)、ウスユキソウ、ウメバチソウ、エゾシオガマ、オオバギボウシ、オカトラノオ、オヤマボクチ、オヤマリンドウ、オンタデ、キンミズヒキ、クガイソウ、クサボタン、コキンレイカ、タカネアオヤギソウ、タカネナデシコ、タカネニガナ、トウバナ?、トモエシオガマ、ハクサンフウロ、ミツバオウレン、ミミコウモリ?、ミヤマアキノキリンソウ、ミヤマウツボグサ、ミヤマニガイチゴ(実)、ミヤマハギ(マルバハギ)、ヤマジノホトトギス、ヤマハハコ、ヤマホタルブクロ、ヤマヨモギ?、ヤマユリ、ユウガギク?、ヨツバヒヨドリの30種余り。

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477.五郎岳・瀧山

2011年9月7日(水)、歩程5時間、単独   6:00起床、仏壇にお茶とお線香を上げる。コーヒーとクリームパンで朝食を済ませ7:50出発、カーナビの目的地に蔵王温泉をセットする。仙台宮城ICから東北道に乗り、村田JCで山形道に入り、山形蔵王ICで降りる。 9:40蔵王温泉上の台にある蔵王スカイケーブル駅駐車場(標高930m)に到着、まんず風が涼しい。4人乗りゴンドラのスカイケーブルは待ち時間無し、客さえあれば次々に出発する。Dsc00672片道750円の切符を購入し早速乗り込む。スカイケーブル中央高原駅(1270m)まで所要時間10分弱、標高差300mを楽々クリアする。トイレの鏡を使い顔にUVプロテクションクリームを塗ってから10:00歩行開始、先ずは傍らに建つ蔵王大権現堂に今日の山歩きの無事を祈願する。三眼怒髪の大憤怒相をした蔵王権現像が祀られているが、青銅製の鋳造像は比較的新しく、案内板の説明を読むと山形市の下宝沢(蔵王口)にある蔵王大権現から勧請したものである。瀧山(りゅうざん)だけでは物足りないので五郎岳の山頂も踏むことにし、道標に従い車道を東へ進む。直ぐにドッコ沼(標高1264m)に出る。Dsc00661 水色は青いが雰囲気はいまいち、南側の蔵王高原ホテルは取り壊し中である。山は一足先に秋、ナナカマドの実が真っ赤に色付き、ブナの実は黄金色に染まる。10:23三五郎小屋、大きな三角屋根を持つ5階建てのど派手なロッジに何故かカナダ国旗がはためいている。宮城蔵王は地味であるが山形蔵王は派手派手、これも日本有数のスキー場を抱えて国内外から観光客が訪れるせいであろう。三五郎小屋の前で熊除けの鈴を付け、もう虻はいない様子だが念のため虫除けスプレーを噴霧する。ブナ林の中を緩く登っていくと車道を横切り再びブナ林に入る。きのこがぼつぼつ現れ始め、カラムラサキハツ、ツチカブリ、シュイロハツ?、オオキヌハダトマヤタケなどを見る。五郎岳登口の道標に従い左折、Dsc00615 ウメバチソウやエゾリンドウが花盛りの山道で嬉しいことに初見のベニハナイグチとワカクサタケに出逢う。11:00あっさりと五郎岳山頂(1413m)に到着、三等三角点がありアキノキリンソウとヤマハハコが咲いている。東面に蔵王連峰の主峰、熊野岳がどっしりと横たわる。中年女性3人組が休んでいたが東北の山ガールは皆無口、目礼しただけで何処へか去る。当方も生茶を一杯飲んだだけで下山、往路を戻る。下りの方がきのこ目が冴えわたり、ムラサキアブラシメジモドキ、クロホコリタケ、シロサクラタケ、エセオリミキ?、ムラサキフウセンタケ、ヌメリアカチチタケ、ドクベニタケ?、ドクアジロガサ?、キホウキタケの仲間、クサハツ、ツルタケ、カヤタケ属、モリノカレバタケ属などが次々に見つかる。12:00スカイケーブル中央高原駅に戻る。そこからは尾根通しに反対の西方向に延びる瀧山トレッキング道に入る。これ又きのこが豊富で、カバイロオオホウライタケ、ウラベニガサ、クサウラベニタケ、ツエタケ、ヌメリガサ科(ナナイロヌメリタケ?)、ハナホウキタケの仲間、フウセンタケ科、ベニヒガサなどが見つかる。Dsc00790一旦道は緩やかに下って行く。ヌメリツバタケモドキ、カヤタケ属、ミヤマオチバタケ、カヤタケ、トビチャチチタケ、斯くもきのこが多いと写真撮影に追われてなかなか道が捗らない。また今日は涼しいので水の消費量が少なく、リュックサックが少しも軽くならない。鞍部に下ると右側の北の方向が開け、山形神室と仙台神室が特長ある山容で現れる。ザラエノハラタケ、カヤタケ属、ヒロハウスズミチチタケ、ニガクリタケもチェック。 標高1250m前後のアップダウンを何回か繰り返し、巻き道からザレ場に出た所で瀧山が目の前に迫る。岩礫地帯の登りにさしかかると、道端でイブキジャコウソウ、ウメバチソウ、ウツボグサ、ヤマハハコが花の競演。朝とは空気が入れ替わったのか少し蒸し暑くなる。山頂直下でオツネンタケモドキ、タマゴタケ、コゲチャイロガワリにも出逢う。13:55瀧山山頂(1362m)に到着、北端に笹谷峠を背にして斉藤茂吉の歌碑が建つ。「山の峰かたみに低くなりゆきて 笹谷峠は其處にあるはや」。笹谷峠の北は山形神室と仙台神室、 南は北雁戸山と南雁戸山、今日は台風一過で大気が澄み山がよく見える。「陸奥をふたわけざまに聳えたまふDsc00794 蔵王の山の雲の中に立つ」、これも斉藤茂吉の歌である。南端に二等三角点があり、竜神様を祀るという赤い屋根の御堂(瀧山神社)が建つ。雨乞いの山なのであろう。地元上山市の男性が先着しており少し話をする。西側、山形盆地の向うに展開する西吾妻山、飯豊山、大朝日岳、月山などの山頂部は生憎の雲に隠れているが、朝日連峰の祝瓶山は判る。東側の奥羽主脈の山は蔵王連峰は無論、大東岳、船形山、西仙台の太白山までも見える。羊羹を食べてエネルギを補給し一服。14:30下山開始、蔵王温泉へ下る道に入る。雷光形の急坂で所々にロープが張られている。有毒のクサウラベニタケが豊作、他にもアオイヌシメジ、ウラベニガサ科?、キシメジ科、オオホウライタケを認める。15:05左へ100mのお神楽岩へ寄り道してみたが何てことなし、蔵王温泉街の展望所にすぎない。15:15林道出合(990m)、こちら側には熊出没注意の看板が立つ。ドラゴンスノーパークの中の取り付け道路を下り、歓迎門をくぐり抜け車道をてくてく歩く。15:35漸く蔵王スカイケーブル駅に戻る。せっかくなので蔵王温泉に三箇所ある共同浴場のひとつ川原湯に立ち寄ってみる。誰もいない湯小屋でさっと汗を流してから16:15出発、帰路も往路と同じ道を走る。山形道の古関PAで休憩し天麩羅そばを食べる。18:30無事帰宅、早速洗濯に取り掛かる。

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376.西吾妻山

2006年8月11日(金)、歩程6時間30分、同行妻   6:15出発、西吾妻山を登ってから仙台にお盆帰省する。 常磐道、磐越道を走り、猪苗代磐梯高原ICで高速道を出て、R115、西吾妻スカイバレーを走る。11:00天元台高原ロープウェイ湯元駅到着、傍らの無料駐車場にRVRを駐める。P1010765柏から316km、標高は920m。午後から雷注意報が出ているとのこと、時間が遅いせいか11:20発のロープウェイは空いている。片道料金ひとり1,500円を支払い、ロープウェイとリフト3本を乗り継いで標高1,820mの北望台に上がる。時刻は12:06、人形石へ向ってオオシラビソとナナカマドの樹林帯を登る。ゴロゴロした岩を踏んで行く歩きにくい道、その上意外に蒸し暑い。 林床を埋めるのは、ハリブキ、モミジカラマツ、サンカヨウなどの大群落、サンカヨウの青紫色の甘酸っぱい実を食べ食べ前進する。12:50人形石(1,963m)に着く。P1010772大岩が転がる広い原である。そこから一旦湿原まで大下り、今の時期湿原に咲く花は少なく、 イワオトギリ、コウメバチソウ、ミヤマリンドウ、ワタスゲを認めただけ、チングルマは既に花柱が羽毛状をなしている。鞍部にある大凹という水場を通り、ゴロタ石の道を登り返す。13:50梵天岩(2,020m)着、巨岩が累々と積み重なる西吾妻山域屈指の展望台である。雲行きが怪しくなってきたので先を急ぐ。直ぐに岩がゴロゴロしている広い平頂の天狗平に出る。ちょうど蓼科山頂上のような所である。天狗岩に祀られている吾妻神社にお参りする。オオシラビソに覆われた西吾妻山の山頂が頭ひとつ周囲の山から抜け出しP1010789 おおらかな山容を見せている。天狗平から少し下って緩く登り返し14:20頂上(2,035m)に着く。吾妻連峰の最高峰というのに三角点がない。オオシラビソの木立に囲まれ展望も効かない。深田百名山の中では地味な山頂である。写真を撮っただけで発雷のないうちにと下山を急ぐ。14:40湿原の中に建つ西吾妻小屋に立ち寄る。カマボコ型の屋根を持つしっかりした非難小屋で40名収容、中を覗いただけで若女平コースを下る。沢床のようなゴロタ石の下りは滑るのでスピードが出ない。鬱蒼とした樹林帯で所々藪もかぶさる。 殆どの登山者がロープウェイ&リフト往復コースらしく、P1010798昔からの登山道は歩く人が少なくなって荒れ気味である。時間が遅いせいもあって結局誰にも会わず、16:35漸く若女平(1,440m)に着く。そこから先は土の道が多くなり大分歩きやすくなる。林相もオオシラビソからダケカンバに代わり、更に下るとブナ林になる。アカヤマドリ、カラマツベニハナイグチ、チチタケ、ベニハナイグチなど出逢いたかったキノコを次々に発見する。谷川に沿う林道に出て橋を渡ると間もなくの18:15、登山口のある西吾妻スカイバレーに飛び出す。何とか明るいうちに山から出られて一安心、18:30車に戻る。白布高湯の温泉に入りたかったが今回はパス、着替えを済ませ仙台へ直行する。米沢からR13を使って福島へ出て、R4で仙台へ向う。途中白石の平禄寿司で夕食を済ませ、22:15仙台のマンションに着く。

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