550. 宍戸アルプスと難台山

Dsc086852015年4月9日(木)、歩程6時間半、単独   笠間市の宍戸アルプス歩きへ8:55出発。アルプスとは言っても標高250~400mの低山の連なり、典型的な里山である。一般道を走り、旧岩間町大字上郷の羽梨山神社(標高40m)に11:10到着、神社前、桃畑の脇に路上駐車。先ず羽梨山神社に参詣し今日の山行の無事を祈願。祭神は木花咲耶姫命、延喜式神名帳(全国2,861社)の式内社、常陸国二十八社中の一、格式高い神社である。社殿の後に聳える樹齢五百年の相生の杉(笠間市指定天然記念物)を見物してからスタート、館岸山へ。櫻川に架かる羽梨橋を渡り、西寺地区Dsc08734口から山道に入る。スギとヒノキの植林地を緩く上って行く。アカマツの立ち枯れや倒木にアクニオイタケ、シックイタケ、シハイタケなどが出ている。12:10笹が生い茂る広場(標高180m)に出る。希望の広場と名付けられた館岸城跡の様であるが、一面イノシシの跳梁跋扈の跡がすさまじい。12:25波石、石の表面に波模様があり準天然記念物?の由、確かに珍しい。12:30館岸山山頂(標高256m)。山名板が4枚掛かるが、ヒノキの木立に囲まれ展望はない。次は北山(加賀田山、真南岳とも、いずれも地元の通称)へ。昨日の雪が道に残り、梢に積もった雪も融けて雨Dsc08752だれの様に落ちてくる。間伐作業道として開かれた林道須釜線を北へ向かう。辺りのヤマザクラは一分咲き、キブシの花が下がる。12:45標高290m地点で林道と分れ、道標に従い右の山道に上る。12:55金比羅山分岐点(標高340m)、13:10加賀田山山頂(標高410m)。三角点の「真南」(標高383m)には気付かないまま通過。宍戸アルプスの最高峰加賀田山はおおらかな山容で山頂もなだらか。山名板が2枚掛かるだけで、三角点や石祠はない。やはりヒノキの木立に囲まれ展望もなし。先に進むと転がり落ちるような急坂がある。雷光形に歩いて何とかクリア。アオキ、エンレイソウ、タチツDsc08792ボスミレ、ミヤマシキミ、モミジイチゴの花が咲く。イヌシデの倒木にキクラゲ、スギの切り株にニガクリタケ、サクラの落ち枝にアカウスバタケ、同じくサクラの倒木にシロハカワラタケが出ている。里山観察にはもってこいの山と云えるが、展望に恵まれないせいか歩く人は少ない。まぁその分静かな山歩きが楽しめるが・・。13:50最低鞍部(標高240m)と思しき四辻の峠に出る。そこから登り返して14:10四等三角点「長沢」(標高374m)に着く。標高364mの四等三角点「御殿」は又も見逃し。14:40長沢分岐の四辻の峠(標高305m)、そこから428mピークをめざして直登する。急坂はDsc08785泥と落ち葉でずるずる滑る。二歩前進、一歩後退の有様でひどく難渋。漸く難台山・吾国山縦走路に登り着き、四等三角点「太田」(標高428m)に寄り道してから難台山へ。途中、今日初めて2人のハイカーとすれ違う。標石「四七」の小ピークでお握りを食べエネルギーを補給。その先の急坂はロープにつかまりつかまり何とかクリア。15:55三度目の難台山山頂(標高553m)に着く。国之常立命を祀る石祠にお参りしてからトレランショートコースで下山する。そこもロープの助けを借り借り急坂をずるずる滑り下りる。アイゼンが欲しいほど。道なりに下ったつもりが藪っぽい林道にDsc08699迷い込んでしまう。仕方がないので暫し付近のワラビ採り、結局、難台山すずらんハイキングコースの道標が立つ三辻まで戻る羽目に。約30分のタイムロス。GPSを取り出し、羽梨山神社を目的地にセット、石岡GCの後縁を時計回りに進む。正面に加賀田山を眺めながら下って行くと、17:30ようやく県道280号線に下りつき、今度は愛宕山を正面に見ながら南東へ県道をてくてく。17:55羽梨山神社に戻りお礼参り、久し振りの長歩きにくたびれる。帰りも一般道を走り、20:10無事帰宅。本日の走行距離140㎞。

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549. 宝篋山(極楽寺コース~小田城コース)

2015年3月31日(火)、歩程3時間、単独   今日は樹木の勉強をしに宝篋山へ、9:30出発。11:30登山口の小田休憩所駐車場(標高30m)到着。何と平日なのに大駐車場が満車状態、殆どが土浦ナンバーDsc08436等の地元の車の様である。極楽寺コースを進む。と、入り口に「これより先へは登山者の歩行は御遠慮下さい」の看板が立ち、左の中世城の道コースへ進むよう案内がある。何か意図を感じるが、2年ぶりに(前回は2013年1月6日)お地蔵様にお参りしたいので、構わず直進する。地蔵菩薩立像の先に、いつの間にか忍性記念極楽寺公園なる小公園が整備され四阿も建つ。タチツボスミレやニリンソウ、マルバコンロンソウが咲く渓流沿いの道を登って行く。今日は初夏の陽気、暑くて汗が出る。アカマツの立ち枯れにヒトクチタケがびっしり出ている。太郎コブシの附近、テーブルとベンチが夥しく置かれ、遠野郷を真似したのか、渓流に河童釣り(餌はキュウリ)、鮭釣り(日本酒のパック)、鱒釣り(木の升)の仕掛けがかかる。鹿威し(添水)まである。幾らなんでもやり過ぎ、里山整備に名を借りた自然破壊では。ツバキの樹下にツバキキンカクチャワンタケも見つける。13:00こぶしの森展望所(標高380m)、山中に500本あると云う売り物のコブシがちょうど今花盛り、山肌のあちらこちらが白Dsc08552く見える。13:20五度目の山頂(標高461m)に着く。山名板やテーブル・ベンチが新調されている。筑波山と加波山が青い。遠景は霞み富士山とスカイツリーは見えない。ベンチに座りサンドイッチを食べ、ポットの熱いコーヒーを飲む。風が涼しい。山頂までに観察できた樹種は、ヤマザクラ、クヌギ、ウワミズザクラ、ゴンズイ、コブシ、アカメガシワ、エノキ、コナラ、ヒノキ、スギ、ヤマウルシ、ヒサカキ、ホオノキ、エゴノキ、ケカマツカ、アオハダ、ネジキ、マルバアオダモ、ヤマボウシ、イヌザクラ、カラスザンショウ、フジなど。数年前にボランティア団体のつくばフォレストクラブが取り付けてくれた名札は古くなり、失なわれたものもある。帰りは小田城コースで下山、13:50下浅間神社展望所(標高340m)。そこも大々的に整備され、「幸福の門」なる大岩くぐりの新名所が出来ている。うーむ。14:35要害展望所(標高120m)、小虫がうるさい。大師堂の前を通り、14:50車に戻る。あれほどあった車が最早10台ほど。小田休憩所のトイレで顔と手を洗ってから、つくば市に暮らす大学同期のMさん宅へ向かう。

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548. 筑波山(男ノ川~男体山~女体山~女ノ川)

2015年3月27日(金)、歩程4時間、同行妻   妻を誘い早春の筑波山へ、9:20出発。真壁町から筑波高原キャンプ場へ上がる道に入り、11:45林道鬼ケDsc08396作線入口にある坊主山登山口(駐車スペース2台、標高420m)到着。靴を履き替え男ノ川登山口へ。7、8台分ある駐車スペースが既に埋まっている。筑波山神社側の市営駐車場有料化以来、こちら側から登る人が大分増えたとみえる。男ノ川左岸に付けられた登山道に入り、直ぐ上の大聖不動尊にお参りする。暫らくは杉林の中の登り、花粉症の人には堪らない。林床のカタクリとニリンソウの花芽が膨らんでいる。標高600m附近に達するとアズマイチゲの群落が現れ、白花が清楚に咲いているが、一昨日の霜にやられたか葉は萎れて元気がない。12:35水場(標高640m)、以前はあった導水用の竹筒が失われている。きのこは、エゴノキタケ、Dsc08357カワラタケ、キヒラタケ、チャカイガラタケ、ホウネンタケとありふれたものばかり。12:45薬王院コース合流点(標高700m)に出る。自然研究路の、名札がかかる樹木を観察しながら進む。アオハダ、アブラチャン、エゴノキ、ノリウツギ、ブナ、ミズナラなど。13:15御幸ケ原(標高800m)。13:30男体山山頂(標高871m)。今日の遠景はかすみ、富士山もスカイツリーも見えない。山頂神社にお参りしてから下山、御幸ケ原の先の「つくば市No.2」銘のテーブルベンチに座りサンドイッチとコーヒーの昼食。14:20女体山山頂(標高877m)、三角点にタッチし、Dsc08395山頂神社にお参りする。帰りは、山頂直下から筑波高原キャンプ場コースに入り、途中から左の女ノ川コースにはいる(標高830m附近、分岐点に道標等なし)。北面の道には未だ霜柱が残り、半ば溶けてズルズル滑る。樹幹や岩角に付けられた赤や黄のペンキマークを頼りに、急斜面を苦労して源流部まで下る。路傍のキクザキイチリンソウは咲き始め。15:25ポンプ小屋対岸を通過、15:40ようやく女ノ川登山口(標高470m)に下り着く。風に揺れるキブシの吊り花を眺めながら駐車地へ。男ノ川登山口にはもはや1台の車もない。15:55車に戻る。帰りも一般道を走り、19:00帰宅。

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546. 八瓶山・花香月山

2015年3月6日(金)、歩程4時間、単独   前回に続き茨城県城里町の低山、八瓶山(やつDsc07673がめさん)と花香月山(はなかりさん、又はハナカゲツサン)に登りに行く。9:10出発、カーナビ目的地に登山口近くの徳蔵寺をセットすると一般道で91㎞。途中、牛久市内の事故渋滞に巻き込まれ30分以上ロス。12:25漸く徳蔵寺境内に到着。真言宗智山派の寺院で約800年前の開創、弘法大師霊場・徳蔵(とくら)大師として知られる、この辺りでは有名な古刹の様である。観音堂と大師堂にお参りしてから八瓶山登山口に移動。12:50登山口の少し先、大谷原川に架かる中山1号橋の袂の路肩スペース(標高165m)にハスラーを駐める。リュックは車の中に置いたまま、ステッキだけ持って空身で登る。廃屋Dsc07664の左脇から入り雑木林の中の直登、全く弛みのない急坂が山頂まで続く。最後はヒノキ植林地の登り、傾斜も少し緩む。山頂直下に石祠があり、銘は「寛文九年己酉(1669)九月吉祥 市原村 江幡監物近吉造」と読める。350年も前の古い祠である。13:30八瓶山山頂(標高345m)に着く。山頂は狭く、ヒノキに囲まれ展望はない。三等三角点と、文政二己卯年(1819)奉納の再興八瓶供養塔が建ち、8個の蓋つき瓶が埋めてある。弘法大師伝説はともかく、この辺りでは姿が目立つので雨乞いの山とされたのであろう。コウヤクタケ科のきのこ写真を撮りなDsc07679ら慎重に下山、13:50車に戻る。次は最奥の倉見集落へ移動、花香月山山頂に続く林道入り口の路肩スペース(標高185m)に駐車。5、6台は十分駐められる。林道入り口には鍵がかかったゲートが設けられ一般車の侵入は禁止、その傍らに4基の供養塔が並ぶ。左から、「十九夜念佛供養塔 天明戊申歳(1788)十月大吉日 講中敬白」、「奉供養二十三夜勢至菩薩 明和三丙戌歳(1766)十一月××」、「卍奉×西国秩父坂東×安楽所 明和××」、「奉供養西国秩父坂東国家安穏 明治廿一年(1888)子旧十一月七日」。ゲートの脇を通り舗装林道を淡々と上がってDsc07701行く。何の情趣もない。前方に山頂の電波塔が見え、次第に近づき大きくなる。14:40山頂直下のNTT無線中継所と東電電波塔との分岐(標高360m)に着く。そこは、左のNTT電波塔へ進み、ぐるりを取り囲む金網フェンスを時計回りに進むと、直ぐに鶏足山からの県境縦走路に出合う。4分の3周した所に山頂への上り口があり雑木林をひと登り、14:55花香月山山頂(標高378m)に着く。三等三角点と立木に3枚の山名板が掛かる。このまま往路を戻るのでは面白味がないので周回コースを採ることにし、県境尾根の1本右、北東に仲郷へ下る破線路に入る。東電電波塔までは明瞭Dsc07705な道が付いているが、右横から後ろへ回り込むと踏み跡もなくなり低木が煩い藪尾根に変る。最早歩く人が居ないのかテープやペンキ等の目印は一切無く、GPS頼りで破線路を踏み外さないように降りて行く。やがて雑木林からヒノキ植林地にさしかかり幾分歩き易くなる。昔は作業道か登山道が付いていたのであろうが今はケモノ道程度、小枝がうるさい。15:30標高230mで林道(京内細本線)に下りつきほっと一息、林野庁の境界見出標を拾いながらどしどし下って行く。林道脇はゴミ捨て場、日本人も行儀が悪くなったものである。やっと田んぼと民家が見えてきて15:55仲郷に着Dsc07713く。そこから岩下目指して峠越え、御嶽山(標高267m)と232m峰の間を抜ける。ヒノキ林の中に打ち捨てられたシイタケ栽培ほた木が累々、原発事故の影響は此の地でも大きい。16:15岩下集落、この辺りかつては桃源郷の様な暮らしであったろうが、今は無住の家が目立ち、過疎化・高齢化が進んでいる。塩子川に沿って車道をテクテク、切通し橋の畔に立つ13体の石仏を見て、新滝の沢橋、新長石橋を渡る。ちょうど山の端に陽が沈む16:50、漸く駐車地に戻る。帰りも一般道を走り20:10帰宅。走行距離200㎞。

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545. 焼森山・鶏足山

2015年2月28日(土)、歩程3時間半、単独   館山道を走るのに飽きたので今日は茨城の里山へ。栃木県との県境にある鶏足山に登ることにし、登山口の城里町赤澤地区をDsc07498カーナビ目的地に設定すると約100㎞。常磐道柏ICから北関東道友部ICまで高速道を走り、10:55鶏足山駐車場(標高160m)到着。最近出来たばかりの登山者専用駐車場は水洗トイレも完備、大型バス1台、乗用車17台分のスペースがあるが略満車。地元の水戸ナンバーの車が多いが中には横浜ナンバーの車まである。房総の山と違い吹く風が冷たいが、陽の光は明るい。弘法大師御修行の霊山の看板が立ち、毎年一月十四日には山頂で初祈祷厳修が行われるとある。辺りには茶畑が広がり大きな農家がある。山に向かって林道(町道中ノ沢線)を歩くと直ぐに登山用ステッキが沢山置いてある登山口に着く。直登すれば赤澤富士山頂を経て鶏足山に達するが、先ず栃木県側の焼森山に登るべく林道をそのまま道なりにDsc07512進む。ヒノキの植林帯を行くと左の谷側に堰堤が現れ、その先は雑木林に代わる。早くも続々とハイカーが下りてくる。11:30ファミリーコース入り口(標高260m)で林道と分れて左の山道に入る。スギの植林地を登り、地蔵岩を過ぎると間もなくの11:50、稜線鞍部(標高375m)に出る。左、焼森山へ。下小貫への下山道を左へ分けてひと登り、誰が吹くのか「瀬戸の花嫁」など昭和歌謡の尺八の音色に誘われて12:00焼森山頂上(標高423m)に着く。大塚山友会の山名板があるだけで三角点や祠は無し。その代り展望は素晴らしく、北西面遠くに日光連山、高原山、那須連山の雪嶺の連なりが、西南面には近くのゴルフ場(希望丘CC?)と雨巻山、高峰の山塊が眺められる。来た道を戻り、ファミリーコースDsc07541合流点の鞍部を過ぎ、芳賀富士の展望所を過ぎて、12:30赤澤山山頂(鶏足山三角点峰:標高430.5m)に着く。二等三角点が置かれているが見晴らしはいまいち。そこから左へ県境尾根を辿り、少し下ってから登り返すと鶏足山山頂(標高425m)に出る。笠間焼の渋い祠があり、中に弘法大師像が祀られている。山頂の眺めは広濶、日光連山等の北西面の眺めに加え、東の太平洋までが見渡せ、焼森山より更に素晴らしい。昼食休憩中の大勢のハイカーで満席なので、その先の鶏石を見学に行く。ひとコブ越えて下った処(標高390m)に鶏冠の形?をした三角形の岩がある。山麓に滞在修行中の弘法大師が、山中から聞こえる不思議な鶏の鳴き声に誘われ、その姿を探しに山にDsc07534登った時に見つけ出したと伝わる岩であるが、看板が立っていなければごく普通の岩、それほど有難い感じはない。鶏足山山頂に戻り、昆布お握りブレーク。13:15再び赤澤山山頂に戻る。帰りは大沢峠経由の周回コースで下山、樹木の名前当てをしながら雑木尾根を下る。アカマツ、ウリハダカエデ、コナラ、ネジキ、ヒサカキ、ホオノキ、リョウブ、ヤマザクラなど。尾根通しの一本道、途中山腹をへつる危ない個所もあるが「大沢峠→」の道標が要所に付いている。13:55切通しの大沢峠(標高295m)車道に下りる。そこから右へ車道をどしどし下っていくと下赤澤地区に出て、県道鶏足山片庭線(県道226号線)を歩いて駐車場に戻る。時刻は14:35。帰路は一般道を走るが、土浦市荒川沖から続く国道6号線の断続的渋滞に嵌まり、18:45漸く帰宅。本日の走行距離195㎞。

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538. 赤沢富士・白山

2014年12月27日(土)、歩程3時間半、単独   今年の登り納め、再び茨城の里山歩き、前回御前山から皇都川の対岸に眺めた赤沢富士を登りに行く。9:30出発、柏ICから常磐道に乗り水戸ICで出て国道123号線Dsc05547を走る。11:10道の駅かつら到着。お茶と柚子饅頭を弁当代わりに買ってから、奥の大駐車場にハスラーを駐める。道向いの御前山西登山口の道標に従い赤沢林道に入る。暫らくは杉林の中の車道歩き。その辺り、左側を流れる皇都川に水は無く河床が露出している。伏流と思われるが、蓋し奇観である。11:40赤沢林道第一号橋を渡る。倒木にエノキタケが群生、かちかちに凍っている。食べ頃であるが、福一原発に近いので採取を自粛、写真にのみ収める。皇都川に水の流れが戻る。11:55ケヤキの展示林の直ぐ先、赤沢林道第二号橋の手前Dsc05573に、赤沢富士登山口の道標があり、左の尾根に取付く。一帯はヒノキとスギの植林地であるが手入れはなされておらず、道も踏み跡程度、余り人は入っていない。一途な登り、風邪が完全に抜けておらず、喉に淡が絡み苦しい。ピンクや赤のビニールテープを拾いながら進む。傾斜が弛むと、そこにUHFの古いアンテナが倒れている。イノシシの掘り返し跡がすさまじい。この労働対価に見合うだけのミミズや木の根が得られているのであろうか。ヒノキにコナラが交じる平坦な尾根歩きが続き、ひとコブ越えて下ると林道に出る。先ほどの登山口の少し先で赤沢林道と分れて左に登っDsc05575て来る道であろう。轍の跡もあり、四駆車なら上ってこれそう。テープに導かれ林道を右に進む。左に目指す赤沢富士が見える。12:40(左)赤沢富士、(直進)御前山西登山口の道標がある。左に斜上する山道に入り、コナラの純林の中、霜柱をざくざく踏んでひと登り。12:55赤沢富士の山頂(標高275m)に出る。二等三角点があり、ヒノキの立木に山名板が三枚、針金で縛りつけてある。山名板のうちの二枚は、大塚山友会と福田氏の名入。祠はなく、目立つ里山にしては珍しい。西側はヒノキ、東側はコナラに囲まれた静かな山頂で、コナラの木立を透かして那珂川の青い流れと大桂大橋、桂の集落が望Dsc05587める。三角点に触れてから白山神社方面へ下る。少し藪っぽい道であるが、しろきたウォーククラブが建てた道標が要所にあり心強い。フユイチゴの群落が林床を飾るが、ヒノキの植林地が続き、歩いて楽しい山ではない。13:20ヤマザクラの大木の根元に石祠が祀られた鈍ピークに出る。「御福分 村松山」銘の清酒の小瓶が供えてある。東海村の村松山虚空蔵堂や村松大神宮の縁起物であろうか。13:35白山山頂(213m)に鎮座する白山神社に着く。石垣に囲まれた立派な社殿を持つ神社であるがやや荒びが目立つ。永正十二年(1515)創建の由緒あるDsc05598神社で、現在の社殿は明治十三年(1880)の再建とのこと、東日本大震災の影響か、御神燈が崩れている。燈籠には、「文化十五年戌寅(1818)四月吉日日参講中」、「明治廿三年旧三月廿八日」と刻まれている。拝殿にお参りしてから中を覗くと、「明けまして御目出とう御座います」の行燈?が立ててあり、初詣でに登って来る人があると見える。陽の当たる石垣に座り柚子饅頭を食べて一服。下りは表参道ではなく、岩ごろごろの裏参道を白山荘側に下る。上り口に里宮があり、不動明王石像が祀ってある。山際の道を辿り、国道123号線を歩いて、14:50道の駅かつらに戻る。味噌おでん1串を食べてから出発、一般道で帰る。途中、セブンイレブン笠間士師店で休憩、18:15無事帰宅。

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537. 御前山・富士山

2014年12月10日(水)、歩程4時間、単独   天気が良いので茨城の里山歩きへ。9:35出発、ナビ目的地に道の駅かつらをセットすると高速道経由で104㎞。柏ICから常磐道に乗Dsc05247り、水戸ICで出て、11:34道の駅かつら(標高20m)着。那珂川沿いに大駐車場が整備されており、そこに車を駐める。その辺り、赤く塗られたアーチ型の那珂川大橋と那珂川の清流とが調和し、常陸(関東)の嵐山とも呼ばれる景勝地であるが、冬枯れの今はそれほどでもない。那珂川大橋の袂、御前山バス停傍らの東登山口から入山する。スギとヒノキの植林地の中、いきなりじぐざぐの急登。案内板によると山頂まで561m、下山先の青少年旅行村まで5712mとある。一帯は県立自然公園、アカガシ、アラカシ、ウラジロガシ、スダジイ、ヤブツバキなどの常緑広葉樹林がみられ、それら暖温帯林の北限Dsc05269線上にある。急坂を登りきると直ぐ第一休憩舎の建つ肩に出る。その先は傾斜が弛み平坦路を進むようになるが、イノシシに掘り返されぼこぼこ。慌ててリュックにイノシシ避けの鈴をつける。12:25鐘撞き堂跡に建つ第二休憩舎(標高156m)に着く。そこが御前山の頂上と思われるが、山名標識や三角点は見当たらない。休憩舎から皇都川の谷を挟んだ対面に、左から右に、金幣山(きんべいやま:標高223m)、赤沢富士(同275m)、住谷山(すみやさん:同302m)、津室山(同321m)が見える。いずれも附近の藪山であるが、いずれ歩いてみようと思う。道標に従いDsc05292青少年旅行村の方へ進む。登山道は「関東ふれあいの道」として、道標や階段の類はきっちり整備されている。12:39西登山道合流点(標高130m)。起伏のなだらかな明るい疎林の尾根道逍遥はこの時期ならではの楽しみ。一旦光戸集落0.8㎞地点まで下り、林道(舗装車道)に最接近した後、再び上り返す。アカマツの立ち枯れや倒木が目立つ。13:15標高175mで林道大沢線を横切る。13:26第三休憩舎が建つ小ピーク(標高220m)で大休止、お握りを食べる。北東面の立木が伐採されて見晴らしが良く、眼下に那珂川の清流、御前山橋、下伊勢畑の集落が望める。13:44青少年旅行村2.1㎞地点で相川鉱Dsc05296泉へ通じる林道を横切る。そこから起伏が大きくなる。全く同じ内容の道標が直ぐ近くに並んで立つなど、整備の行き過ぎと思われるが、まあ沢山の作業道がクロスしたり分岐したりするのでやむを得ないか。14:00第四の休憩舎が建つ小ピークに着く。那珂川方面の眺めは第三休憩舎ほど良ろしくない。山と渓谷社2004年版「新・分県登山ガイドブック7 茨城県の山」の92頁の図に、第四の休憩舎は三角点のある富士山山頂にあるように書かれている。そのため、先ほどのピークが富士山?と勘違いし、大分下ってから三角点探しに第四休憩舎まで戻Dsc05299る。やはり三角点は見当たらず約20分間のロス、やれやれ。14:43展望台がある富士山(標高183m)に着いたが、あるはずの三角点は見当たらない?。そこから擬木の階段を急降下、一気に青少年旅行村の管理棟(標高100m)前に出る。林間にバンガローが建ち並ぶキャンプ場であるが、シーズンオフの今は閑散としている。結局ここまでひとりのハイカーとも出逢わず、あまりに鄙びた山ゆえ、山ガールも山ボーイも訪れず。下伊勢畑の集落に下り、県道212号・赤沢茂木線をてくてく、道の駅かつらへ。何とも長閑な山村風景が展開する。16:00道の駅かつら、特産品直売所を覗いてから車に戻る。帰りは一般道を走り、笠間、土浦経由、19:20無事帰宅。走行距離211㎞。

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534. 筑波山(女の川コース)

2014年11月18日(火)、歩程3時間半、単独   足慣らしに筑波山へ、9:30出発。一般道を走り、林道鬼ケ作線基点の坊主山登山口駐車場(標高Dsc04841430m)に到着したのは11:35。駐車スペースはぎりぎり3台、先着は春日部ナンバーの車が1台。身支度して早速歩き始める。今日は女の川(めのかわ)コースを登り、坊主山経由で駐車地に下山する積り、女の川コースに入るのは初めてである。11:45男の川(おのかわ)登山口、駐車スペースに土浦ナンバーとつくばナンバーの車が2台、西側から筑波山へ登るのはさすがに地元の人が多い。11:55女の川登山口、左岸に沿う踏み跡に入り、ヒノキの植林地を登って行く。直ぐに沢床を歩くようになり、2、3回渡渉を繰り返す。靴も濡れないほどの細流であるが、落ち葉が深く積り踏み跡が隠れて不明瞭。ともかくも上へ上へ。きのこの出そうな風倒木Dsc04851はたくさんあるが、殆ど何も出ていない。僅かにヒラタケとモエギビョウタケを認めたのみ。水を引く黒いホースが現れ、その先で右岸へ渡り、急斜面をクリアすると、対岸に水道設備と思われる構築物を見る。女の川源流を水源とする飲用水取水のポンプ小屋か、標高は545mほど。右岸沿いに沢を詰め上がる。紅葉する樹木は少なく、黄葉樹が主体の山中で、ミヤマシキミの鮮紅色の実が目立つ。標高625m地点で左岸へ渡り、650m地点で右岸へ渡り返す。谷の右斜面はヒノキの植林地、左斜面は雑木林、谷筋にはイノシシが掘り返した跡が随所Dsc04859にある。次第に水音が小さくなり、やがて水流も隠れてしまう。このコース、テープや目印の類は一切ないので、とにかく歩き易い所を上へ上へと詰めていく。西上州の山を歩くような雰囲気、誰にも会わない。ここが本当に筑波山?、信じられないほど静かなコースである。標高735mくらいから岩や立木に旧い赤ペンキの跡が現れる。現在のメインコース、筑波高原キャンプ場コースや薬王院コースが開設される以前は、女体山に突き上げる此の女の川コースと男体山に突き上げる男の川コースの2本が西側から筑波山に登る主たる登山道であったのだろう。最後は笹原の急登、大岩の脇をDsc04874過ぎ、標高820m地点で筑波高原キャンプ場コースに合流する。そこからひと登りで女体山直下のベンチ広場に出ると、家族連れ、カップル、山ボーイ、山ガール、革靴やヒールを履いた観光客など、平日にしては大勢の人がいる。13:30女体山山頂(標高877m)、山頂神社にお参りし、一等三角点に触れただけで直ぐに下山する。後はお決まりのいつものコース、御幸原(標高800m)から男体山(標高876m)に登り、山頂神社にお参りする。再び御幸原に戻り、14:40坊主山山頂(標高710m)で三等三角点にタッチ。坊主山からの下山路でアカモミタケやクリタケを探すも見つからず、15:15車に戻る。帰りも一般道を走り18:00帰宅。

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530. 筑波山(女体山・坊主岳)

2014年9月19日(金)、歩程3時間半、同行妻   9:30爽やかな好天に誘われて久しぶりの山歩きに出発。今度帰省する時、月山登山の計画があるので、その足慣らしも兼ねて近Dsc03212_2場の筑波山へ。遊べる軽、ハスラーも活用せねば。一般道を走り、12:04真壁町の筑波高原キャンプ場(標高500m)到着。下の坊主山登山口と男ノ川登山口にある駐車場は平日というのに満車、筑波神社側の市営駐車場が有料になったため裏から登る人が増加したとみえる。花ときのこの写真を撮りながらゆっくり女体山へ。キャンプ場周辺にはオトコエシ、キバナアキギリ、キンミズヒキ、センニンソウ、タチギボウシ、ヨツバヒヨドリ、ユウガギクなどが咲いている。山中の林床に多いのが腐生植物のギンリョウソウと、ルビーのような真紅の透き通る実をつけたタケシマランと、色付きDsc03237始めた実を付けるミヤマシキミ、そして紅いミズヒキの花。13:30男体山と女体山を結ぶメインの登山道に合流、そこのベンチで一服しバナナを食べる。特定外来生物に指定されているソウシチョウ(相思鳥)が3羽遊びにくる。人に慣れているのか逃げようとしない。登山者が餌付けでもしているのかもしれない。13:40女体山神社にお参り、いつもの10倍のお賽銭をあげ家内安全を祈る。一等三角点(標高877m)に触れてから下界を眺めると、今日は霞がかかっており加波山など近くの山と霞ケ浦がぼんやり見える程度、稲刈りが済んだ田んぼとこれからの田んぼがパッチワーク紋様を見Dsc03283_2せる。14:05御幸が原(標高800m)。売店でソフトクリームを買い小休止。いつもの場所でトリカブトの仲間のレイジンソウをチェック、14:40坊主山山頂(標高710m)。山頂直下で筑波山では初見のアミタケを見つける。坊主山から下る途中、レジ袋2つにどっさりウラベニホテイシメジを入れたきのこ採り名人に出会う。このコースを降りてくる登山者はめったに無く、同業者かと警戒する様子。それはともかく、地元では放射能値を気にかける様子もなく筑波山のきのこを食べているようである。15:20鬼ケ作林道(標高440m)に下山、キャンプ場へ戻る途中、これまた筑波山初見のハタケDsc03293シメジを見つける。15:50駐車場に戻る。山中で出逢ったきのこは、アオゾメタケ?、アミタケ、イッポンシメジ属、ウコンハツ、ウラベニホテイシメジ、オキナクサハツ、カラカサタケ、ガンタケ、キイボカサタケ、キウロコタケ、クサウラベニタケ、クロハツ、コトヒラシロテングタケ、スジウチワタケモドキ、タヌキノチャブクロ、タマゴテングタケ?、チチタケ属、チャツムタケ、ドウシンタケ、トビチャチチタケ、ナカグロモリノカサ、ナラタケ、ニガクリタケ、ネンドタケ、ハタケシメジ、ハラタケ属、ヒイロタケ、ヒナアンズタケ?、ヒラタケ、フウセンタケ属、フクロツルタケ、ベニタケ属、ホコリタケ、ムササビタケの34種。帰りも一般道を走り、18:40帰宅。

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517. 筑波山(坊主山コース)

Dsc053312013年11月13日(水)、歩程4時間、単独   天気が良いので足慣らしときのこ観察を兼ねて筑波山へ。10:00出発。筑波学園都市を抜け真壁町から筑波高原キャンプ場方面へ進み、12:05坊主山登山口(標高430m)到着。鬼ヶ作林道線の酒寄方面は工事のため平成25年11月5日~平成26年1月16日の間通行止め。登り始めて直ぐに硬質菌のホウネンタケとミイロアミタケを見つける。林の中は乾いており秋きのこのシーズンは逝ぎた様子、それでなくても落ち葉が厚く積っており、地上生菌は見つけにくい。12:30件の大モミ(標高500m)。その先で折れ木に出たクリタケを発見、写真を撮っているとちょDsc05346うど下山してきた地元の女性が要らないなら欲しいとの申し出で、ベクレル値が高いかもしれない懸念を伝えて進呈する。地元では放射能を気にすることなく筑波山系のきのこをどしどし食べているとのこと、大喜びで持ち帰る。いやはや。そういえば麓に「天然きのこ有ります」、「チダケあります」の看板も堂々と立っている。山中に溢れるミヤマシキミの真紅の実が美しいがこれは有毒。13:08坊主山山頂(標高710m)。13:30御幸ヶ原(標高800m)。平日にもかかわらず紅葉狩りの観光客や登山者がどっさりいる。紅葉は山頂一帯が終わりかけ、中腹もいまいちぱっとしない。男体山山Dsc05341頂直下のベンチで一服、米久のチマキとミカ ンを食べる。今日は空気が澄んでおり霞ケ浦ばかりか太平洋までも望める。暑くも寒くもなく絶好のハイキング日和。14:00男体山山頂(標高871m)、山頂神社にお参りする。14:30女体山山頂(標高877m)、そこでも山頂神社にお参りし、一等三角点に触れてから下山。筑波高原キャンプ場に下る途中で立ち枯れにオドタケ?とクリタケ、倒木にヌメリスギタケモドキを見つける。15:35筑波高原キャンプ場(標高490m)、もはや誰もいない。16:00車に戻る。帰宅は18:30。

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