632. 高水三山(青梅市)

2019年4月28日(日)、歩程5時間半、同行山仲間3名   世間は昨日から10連休に突入、365連休の身には余り関係がないけれど。5:00起床、今日は首都圏の山仲間を誘って奥多摩の高水三山ハイキング。それにしても15名に声をかけたのに、応じてくれたのが僅か3名とは情けない。昔は一声掛ければ10~20名はいつでも動員できたものだが、まあ仕方がない。妻に弁当を作ってもらい、南柏駅まで送ってもらう。6:26の電車にP4280010 乗り、新松戸、西国分寺、立川、青梅で乗り換え、8:45漸く御嶽駅到着。遠いね。ホームでSさん、Aさん、Kさんと合流、SさんとKさんは一年ぶり、Aさんとは2年ぶりの山歩き。駅前の観光案内所で、首都圏自然歩道「関東ふれあいの道、東京都7、山草のみち」の地図をもらい、線路沿いに少し戻って、道標に従い左上、踏切を渡って神社境内に入り、裏手から登山道に進む。送電線鉄塔が建つコブを2つ越えて、丹縄/沢井駅分岐を左右に見送り、10:26注連吊りの御神木に出る。杉の大木にしめ縄を張り渡してあり其処から先が山頂に鎮座すP4280012 る青渭(あおい)神社の御神域、一旦小休止。10:47真名井の霊泉(別名:青渭の井)、水神を祀る小社が建ててある。杉林の中を黙々と登り、10:55漸く一つ目の惣岳山(そうがくさん)山頂着、標高756m、二級基準点(No.9 青梅市)が置かれ、青渭神社奥宮が建っている。参拝してから丸太ベンチに座って中休止。山頂から先の下りに急な岩場の難所があり、関東ふれあいの道と称するからにはロープか鎖の安全対策が欲しいところ、慎重にクリア。P4280017_1 11:28馬供養塔(享保三戊戌年(1718)七月吉祥日)が建つ峠に出る。東面の杉植林地が皆伐されており、眼下の平溝川源流部から、遠くは東京都心の高層ビル群、スカイツリーまで望める。逆方向からやって来るハイカーとのすれ違いが俄然多くなる。急坂を ひと踏ん張りして、11:58二つ目の岩茸石山山頂(標高792.3m)に出る。三等三角点(名称:岩岳)がある山頂部は軍畑駅から上がってきた大勢のハイカーに占拠され、腰P4280020 を下ろす場所もない。ちょうど昼時なので皆食事中、さすがは東京のGW&日曜日の山である。山名標柱を囲んで4人の記念写真を撮ってもらってから大休止(12:00~12:40)、我々もお弁当を開く。山頂からの眺めは良く、北面直ぐ近くに棒ノ嶺(棒ノ折山)、その後ろに秩父の山々、更に奥に雪嶺が幾つか(上越国境の山?)見える。東面の関東平野には筑波山と加波山が浮かぶ。山中の花はトウゴクミツバツツジ、ヤマツツジ、ヤマザクラ、スミレくらい、杉植林地が多いので花の楽しみはいまいち。高水山へ下る途中の立ち木に、「Tokyo 成木の森トレイルラン」のポスターが貼付されているのを見かける。来る5月12日に大会があるようで今年が9回目、成木の家→高水山→岩茸石山→黒山→棒ノ嶺→黒山→小沢峠→中島製材所の20㎞を駆け P4280032_1 抜ける。人気コースなのであろうが、登山道が狭いので当日のハイカーは十分気を付けねば。本日最後の急坂を登りきると、石祠が現れ、13:07高水山山頂(標高759m)に着く。これで三山駆け達成、久しぶりの山坂に息が上がりふらふら、ベンチで小休止。13:27山頂直下に建つ真 言宗豊山派 の寺院、高水山常福院に着きトイレ休憩、そしてご本尊の波切白不動尊にお参り  する。その先は岩ゴロゴロの歩き難い道の急降下、14:15平溝集落最奥の古民家カフェに下り着く。そこから歩き易い車道に変わり平溝川に沿って坦々とP4280042 下っていく。14:25天徳山高源寺の前を通過、今日は高源寺の隣の神社、天之宮の祭礼で、付近の民家はみな祭り提灯を飾っている。SさんとKさんは今日が初対面であるがすっかり意気投合、駅へ曲がることなく二  人並んで仲良く多摩川渓谷方面へすたすた、そのまま行かせる手もあったけれ ど、先達のお役目もあ り、苦渋の決断で呼び戻 す。14:50ようや く軍畑駅到着、4時間の標準コースタイムに対し6時間近くかかる。一般向けハイキングコースで前回(1992年11月28日)は苦も無く歩いた記憶があるが、今日はへとへと、やはり歳には勝てない。14:57の電車に乗P4280047 り、青梅乗り換え立川駅下車、Kさんの案内で駅前の英国風パブ「HUB立川店」に入って打ち上げ(16:00~17:00)、乾いた喉に一番搾りが沁みる。今日は天気に恵まれ、仲間に恵まれて会心の山歩き、締めくくりも上等。次回を固く約して三人と改札口で別れる。新小平と新松戸で乗り換え、18:45南柏駅到着、春のハイキング無事終了。

| | コメント (2)

552. 高尾山と南高尾山稜

2015年4月29日(水)、歩程5時間半、同行山仲間8名   今日は久しぶりに駅からハイキング、しかも山仲間8名と。幹事なので遅れる訳にいかず、妻に車で南柏駅まで送ってもらDsc09300う。6:52の電車に乗り、新松戸、西国分寺乗り換え、8:20八王子駅到着。約束の9:00までには大分余裕がある。中央線ホームで5人と合流した後、京王線高尾山口駅へ移動、改札口で残る3人と合流する。早速ケーブルカーの切符(片道480円)を購入し、清瀧駅から高尾山駅へ上がる。駅前広場で元気なうちにと集合写真を撮り10::00スタート。休日だけにすごい人出である。薬王院参道の石段を上り、本堂の薬師如来、権現堂の飯綱権現、奥ノ院不動堂の不動明王の一々にお参りし山頂へ。20年ぶり(前回1995年4月3日)に来たが山内の変わりように吃驚、京王線とケーブルカー駅Dsc09309舎はぴかぴか、山頂直下にも清潔で快適な大規模東司が出来ている。10:45高尾山山頂(標高599m)、富士山など遠くの山は霞んでおり、記念写真を撮っただけで南高尾山稜へ向かう。城山へのコース途中から大垂水峠へ抜ける学習の森コースに入ると歩く人はぐっと少なくなる。一ヶ所、斜面にホタルカズラが群生している。花数が多いのはクサイチゴ、ジュウニヒトエ、チゴユリ、ホウチャクソウなど、外にウラシマソウやニシキゴロモも。11:30鉄塔・高尾分岐線8号(標高487m)の下で大休止、各自持参の弁当を食べる。12:20大垂水峠橋(標高412m)、陸Dsc09318_2橋で甲州街道(国道20号線)を渡る。登り返して13:00大洞山(標高536m)、その先がコンピラ山(標高515m)。コンピラ山の山頂にはテーブルと丸太椅子にリュック掛けまで整備されており、さすがは高尾山、ハイカーへのおもてなしは徹底している。13:45ひとり中沢山(標高494m)に上って山頂の聖観世音菩薩にお参りする。中沢峠に戻り、南浅川町の山下地区へ下る中沢川沿いの道に入る。初めはロープが張られた急坂であるが、やがて林道に出て歩き易くなる。14:40高尾の奥座敷うかい鳥山。甲州街道へ出た所に鎮座する貴布祢社にお参りし無事山行の御礼を申し上げる。15:45ようやく高尾山口に戻る。後半は舗装道路歩きが長く皆くたびれる。6人で食堂街の蕎麦屋に入り1時間ほど反省会、クラシックラガーの中瓶を8本空ける。高尾駅と八王子駅とで流れ解散、西国分寺駅、新松戸で乗り換えて18:53南柏駅着。

| | コメント (0)

524. 大岳山

2014年5月4日(日)、歩程6時間、同行妻   5:00起床、6:18のバスで北小金駅へ。今日は久しぶりに駅からハイキング、奥多摩三山のひとつ大岳山へGO。休日おでかけパスを求Dsc09725
め(大人2,670円)6:37の電車に乗る。新松戸、西国分寺、立川で乗り換え、9:00御岳駅着。GW最中の快晴の日曜日とあって人出が多く、駅前からケーブルカー下駅(滝本駅)行バスを待つ人の列は渓谷へ続く坂道の下の方まで延びている。いやはや、痺れを切らし歩き出す人も多い。9:45漸く滝本駅着。ここもまた長蛇の列、10:08ようやくケーブルカー山上駅(御岳山駅)に上る。標高は既に831m、駅舎外の清潔なトイレで用を足してから歩き出す。山中は花盛り、セイヨウシャクナゲ、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジ、ヤマブキ、ユキヤナギなど春爛漫。国指定の天然記念物、樹高30m・目通り8.2m・推定樹齢1000年の「御岳山のDsc09730神代欅」を仰ぎ見てから、先ずは武蔵御嶽神社本社にお参りする。ここもまた参拝客が列をなし拝殿に辿り着くまで一苦労、やっと今日の山行の無事と家内安全とを祈願する。せっかくなので境内を一回り。狼を祀る大口真神社(おおくちまがみしゃ)、諸国一宮祭神を祀る常盤堅盤社(ときわかきわしゃ)にもお参りし、宝物殿前の北村西望作「清廉の武将畠山重忠像」などを見学する。大岳山への近道を降りて登山道に戻る。奥之院峰と鍋割山の山腹を巻く道は平坦で整備されており誰でも安全に歩ける。道端は各種スミレの展示場、クサイチゴやキジムシロの群生に交じり、エイザンスミレ、シコクスミレ(白花)、タチツボスミレ、ナガバノタチツボスミレ、ヒメスミレ?、マルバスミレ(白花)などが咲いている。樹高60m・幹周6.5m・推定樹齢350年の天狗の腰掛け杉を眺め、暫らく行くとロックガーデン綾広の滝入り口(標高865m)に着く。 立派な四阿が建ち、中で家族連れが思い思いに弁当を広げている。そこから傾斜が増し、12:00芥場峠(標高Dsc097621010m)、高岩山に通じる道が左に分かれる。12:05鍋割山・奥ノ院からやって来る登山道との合流点(1045m)。ヤマザクラの淡いピンクが新緑や深緑の山肌に彩りを添える。12:35大岳山荘前広場(標高1145m)、山荘は廃屋寸前、営業を休止してから大分経つとみえる。公衆トイレがあるが汚い。ベンチで一服してふくらはぎにエアーサロンパスを噴霧。本格的山歩きは久しぶりの妻も今日は軽快、日頃のウォーキングが効果を上げている模様。大口真神 (狼)?を祀る大岳神社にお参りしてから山頂への登りにかかる。胸突き八丁の狭い道は所々鎖が渡してある岩場もあり、登降する人で大渋滞し時間がかかる。13:00漸Dsc09755く山頂(標高1267m)に着き、1993年3月14日に息子と登って以来二度目の登頂を果たす。二等三角点がある小広い山頂は山ガール、山ボーイ、家族連れ、カップル、グループ等の登山者があふれ腰を下ろす場所もない。鋸尾根経由奥多摩駅に下山する積りで来たが、無理をせず往路を戻ることに。20分間休憩して下山。13:40大岳山荘、14:15鍋割山・奥ノ院分岐。そこで往路を忠実に下る妻と別れ、ひとり奥ノ院コース に入る。待ち合わせ場所はロックガーデン綾広の滝入り口の東屋。アップダウンがあるせいか歩く人はぐっと少Dsc09773ない。カタクリは葉が出始めたところ、花には少し早い。14:32鍋割山山頂(標高1084m)、高山境界標などの 標石が3個あるが三角点はなし。一旦下ってから狭い岩稜を登り奥ノ院峰へ。14:50奥ノ院峰(標高1077m)、山頂の平地に小石祠と、二級基準点NO.38(青梅市)が置かれている。山頂直下に日本武尊を祀る朱塗りの立派な奥宮がある。お参りしてからどんどん下っていくと、天狗の腰掛け杉の所で遊歩道に合流する。20分ほど東屋へ逆戻り。15:40待ちくたびれていた妻と合流し、16:25ケーブル山上駅に戻る。またしても長蛇の列、17:10漸く下りケーブルカーに乗る。バスに乗るのに又並び、17:55御岳駅着。行列、行列、waiting、Waiting、もうGWの東京の山は懲り懲り。立川駅で途中下車、駅ビルGURANDUO7階に上り、隨園別館で海鮮焼きそばセットを食べる。南柏駅からタクシーで帰宅が21:30、へとへと。

| | コメント (0)

374.白岩山・雲取山・天祖山

2006年7月26日(水)、27日(木)、歩程14時間30分、単独   26日:5:00起床、久し振りに雲が高い。6:00家人に南柏駅まで送ってもらう。新松戸、新秋津→秋津、飯能、西武秩父→御花畑駅で乗り継ぎ、9:30三峰口に着く。三峰山ロープウェイは老朽化工事のため今年の5月19日から来年の5月31日まで運休中とのこと、最初から出鼻を挫かれる。とりあえず代替バスが出るという大輪まで行こうと9:42のバスに乗る。10:00大輪着、代替バスは1日僅か3本しか走っておらず次は11:30、待ち時間に三峰山ロープウェイ大輪駅まで行ってみる。 駅の左手から三峰山の表登拝道が登っていくが神社まで所要2時間、蒸し暑くとても歩く元気はない。素直に大輪バス停へ引き返す。ロープウェイは三峰山観光道路が出来てから経営が成り立たなくなったものと思われる。 果たして再開できるかどうか、登竜橋付近の民宿や食堂も商売上がったりの様子である。11:30やっときた大型バスに乗り込む。乗客は自分を含め2人だけ、これではとても採算が取れない。料金は片道950円(往復1,600円)、ロープウェイと同じである。12:10漸く三峰神社駐車場に着く。標高1,060mはやはり涼しい。大駐車場はガラガラ、今や全国各地の三峰講も大分下火になったものとみえる。 登山届けを投函し、きのこ観察をしながらスギ木立の中を行く。たちまちシロイボカサタケを見つける。 やはり公園きのこでは出逢えない種類がある。12:35奥宮分岐を左に見送りブナ林を緩く登っていく。13:00二股ヒノキ、今度はハナビラタケとキイボカサタケを見つける。炭焼平、地蔵峠と順調に高度を上げ、三等三角点を過ぎると直ぐの13:58、霧藻ケ峰休憩舎(1,532m)に着く。平日のせいか閉鎖中である。P1010319_1ガスのため和名倉山や両神山の姿は拝めない。14:15お清平、15:10前白岩の肩(1,680m)、この辺りは今日一番の苦しい登り。16:08白岩小屋、小屋番は不在のようである。16:42ようやく白岩山の山頂(1,921m)に出る。 三等三角点があるが木立の中で展望はない。イロガワリ、ウスタケ、オオチャワンタケ、キサマツモドキなど珍しいきのこが次々に現れる。長沢背稜分岐を過ぎ17:29大ダワ(1,700m)、17:48雲取ヒュッテ(廃業)、18:00ジャストに雲取山荘に着く。なるべく予約をしてきて欲しいと言われたが何とか夕食も出してもらえることになる。やれやれ、管理人氏の機嫌が麗しくないのも道理、300人収容の小屋に泊り客は僅か3人しかいない。P1010337_1混雑時には10人以上詰め込まれそうな8畳間を独占する。やはり山歩きは平日に限る。 夕食のメニューはハンバーグステーキにポテトサラダ、冷奴、ワラビの漬物、ワカメ汁と多彩、男の手料理にしては味が良い。全部着替えてさっぱりし、19:20には2枚敷きの布団にもぐりこむ。

27日:4:00東の空が白み始める。風があり星も出ている。雲が高く好天の予感がする。5:00朝食、ご飯と味噌汁に塩鮭、卵、納豆、漬物が付き旅館並みの食事である。5:30小屋にリュックを預け空身で雲取山山頂往復に出発。 ヤナギランやヤマオダマキの花を眺め、小鳥のさえずりを聴きながらの早朝登山は爽快である。P1010344_16:05一等三角点と原三角点の標石がある雲取山頂(2,018m)に着く。1993年以来二度目の登頂である。小屋に同宿していた人に写真を撮ってもらう。今日は最高の眺め、富士山、奥秩父主稜線、大菩薩嶺、大岳山などくっきり見渡せる。6:30雲取山荘に戻りホットコーヒーを頼んで一服、自宅に電話を入れ予定のコースで下山することを伝える。 6:50出発、針葉樹の立枯れや倒木に出ているきのこはツガノマンネンタケとツガサルノコシカケである。 昨日の道を長沢背稜分岐まで戻り、7:55芋ノ木ドッケ(1,930m)に登り着く。そこからいよいよ長沢背稜に踏み入る。酉谷山、天目山、蕎麦粒山を越えて青梅線沿線の駅まで下っていく長い長い稜線の始まりである。ダケカンバが生える明るい疎林で風倒木が多いものの、登山道にかかる部分は切断されており歩行に支障はない。立派なハナビラタケを見つけ試食用に持ち帰る。鹿の食害を受けている樹木が多い。ガスが出てきて薄暗くなる。9:20長沢山(1,738m)に着く。柱谷の頭というピークは知らないうちに通り過ぎたらしい。P1010388_1長沢山も稜線上のコブに過ぎず展望もなければ三角点もない。 長大な稜線の名前の由来になった山にしては物足りない。9:57天祖山分岐、直ぐ下に水場があるがチョロチョロで飲む気はしない。カラマツ林の中の道を降っていくと初めて登山者(単独男性)と出逢う。10:25水松山と天祖山の鞍部である梯子坂のくびれ(1,570m)に着く。そこから160mの登り返しは急傾斜できつい。雲取山荘で汲んできた元気水を飲むも効き目がない。11:15ようやく天祖山頂上(1,732m)に着く。三等三角点があり、立派な社殿を構える天祖神社が建つ。木立に囲まれ展望こそないが、神域らしく深い静寂に包まれる。少し下った台地には大きな建物の会所が建つ。 そもそも天祖山は明治初期に教祖服部国光により天学教の霊山として開かれ、03三多摩地方の農民を主体に10数万人もの信者の尊崇を集めた山である。現在は信者数も激減し、山中の宗教施設の維持も大変そうである。12:50大日大神、廃屋のような社殿がある。下りも急傾斜の道が延々と続く。途中でシワチャヤマイグチとオオイチョウタケを見つける。後者は幼菌ながら立派な姿かたち、菌輪を描いている。美味しい食用菌らしく採取しなかったのは大失敗。13:40漸く登山口(740m)に出る。標高差1,000m近い一気の降りは疲れた体にこたえる。林道を日原の方へ歩き出すと間もなく本降りになる。朝の天気が嘘のようで、やむなく雨具を着ける。14:25鍾乳洞バス停着、平日だけ走る14:55のバスを待つ。

| | コメント (1)

349.鷹ノ巣山・六ツ石山

2005年5月4日(水)、歩程6時間30分、単独   5:00起床、好天、予報でも降水確率は0%である。妻も早起きしてお握りを拵えてくれる。北小金駅まで送ってもらい6:11の電車に乗る。新松戸、西国分寺、青梅で乗り継ぎ、8:50奥多摩駅に着く。直ぐ臨時接続バスが出て、 終点の東日原で降りたのが9:23、鍾乳洞観光の客が多い。車道を中日原方向へ進み 道標に従い民家脇の石段を日原川に向って降りる。巳ノ戸橋を渡ると杉林の急登になる。山頂迄標高差にして1,200m近い登り、目の前に屹立する稲村岩は緑の衣をまとった大入道に見える。やがて道は谷に入り、沢の左岸を登って行く。03_11細流であるが釣りに興じる夫婦がいる。稲村岩の基部に出ると大勢の登山者が休んでいる。そこにリュックを置いて身軽になり岩場を登る。10:25稲村岩(ca.900m)。天目山、蕎麦粒山、日向沢ノ峰が谷を挟んで眺められる。陰に廻ると祠(愛宕社)があり、ウワミズザクラが満開である。稲村岩の基部に戻って朝食、お握りを食べる。そこから尾根の急登が始まる。広葉樹の緑陰が涼しい道なの で大助かり、12:15ヒルメシクイのタワに出る。明るく開けた小平地で山頂まで30分の道標がある。12:40鷹ノ巣山(1,737m)に着く。二等三角点があり、30人ほどの登山者がいる。奥多摩三山(大岳山、御前山、三頭山)の眺めが良い。01_79霞んでいるが富士山も見える。一服した後の13:00下山にかかる。石尾根を奥多摩駅まで降る。標高差にして1,400mもある長い下りであるが、ウグイスの鳴き声、カラマツの芽吹き、ミツバツツジの淡紫色の花が慰めになる。14:20六ツ石山分岐、そこから右に5分も登ると山頂(1,479m)に出る。三等三角点がある広い山頂から鷹ノ巣山と石尾根を振り返る。山頂にヤマザクラの大木が1本あり今が満開である。杉林に入ってぐんぐん降るとやがて神社と廃屋が建ち並ぶ集落跡へ出る。車道へ下り立ち、絹笠の集落を通り抜け、羽黒神社の急な参道を下る。足の親指が痛くなる。16:30漸く奥多摩駅に着く。

| | コメント (0)

339.御岳山・日ノ出山

2004年11月21日(日)、歩程3時間、単独   一ヶ月ぶりの山歩き、7:35南柏駅まで送ってもらう。立川でホリデー快速奥多摩号に乗り継ぎ10:02御嶽駅着、大勢のハイカーが降りる。ケーブル下までバスで行くとケーブル駅は長蛇の列、乗るのを諦め表参道を登る。石の大鳥居の前後に樹齢500年という神代銀杏と滝本の大杉が天を突いて聳えている。立派な杉並木が続く表参道の登りは結構きつい。江戸時代の丁目石が所々に残っている。01_78 11:20御岳ビジターセンター、ケーブルを使えば6分580円でここまで登れるので歩く人は少ない。道の両側には宿坊がずらりと並び、関東近在の講碑も賑やかに建ち並ぶ。11:30神代欅、樹齢1,000年、高さ30m、目通り8.2mの巨樹は国指定の天然記念物である。土産物屋の目玉商品は葉付きの生ワサビ、1本400円前後で売られている。11:40御岳山頂上(929m)に建つ御岳神社にお参りする。創建は第10代崇神天皇7年、関東を代表する霊山で修験の一大中心地とのこと、祭神は櫛眞智命(クシマチノミコト)、大己貴命(オオナムチノミコト)、少彦名命(スクナヒコナノミコト)の3柱で、奥宮の祭神は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)である。一服してから参道を戻り、日ノ出山2.1kmの道標から右の道に入る。杉林の中の広い尾根道を進む。途中に日本山岳耐久レース60km地点の標識がある。山中をジョギングしている人を何人か見かけたが納得である。東雲山荘を過ぎると直ぐに日ノ出山(902m)に着く。時刻は12:35、山頂には大きな東屋がありベンチも数多く設置されている。山頂は100人余のハイカーで大賑わい、360度の展望で天目山も見える。レーズンクッキーとミカンを食べてエネルギーを補給する。12:55下山開始、金比羅尾根に向う。道は様々に分岐しており、どうやら金比羅尾根を外して左に降りてしまった模様、13:20顎掛岩に出る。杉林の中の暗い道を日の出三沢方面に下る。ツチグリがたくさん出ている。山道から車道に出た所の農家でもぎたてのユズを4個100円で買う。土手に群生しているフユイチゴを味見しながら下り、14:05松尾バス停に着く。今日はこれまで、14:07のトレーラーバスで武蔵五日市駅に出る。20年間愛用したタラスブルバの軽登山靴もそろそろ御役ご免の日が近い。

| | コメント (0)

338.棒ノ折山

2004年10月16日(土)、歩程6時間20分、単独   6:00起床、車で南柏駅まで家人に送ってもらい7:00の電車に乗る。予報では晴れの筈が曇り空、秋の天気はまことに当てにならぬ。武蔵野線経由で漸く川井駅に着いたのが9:57、車道を登山口の奥茶屋キャンプ場まで歩く。11:10登山口着、大丹波川を渡り山道に入る。 権次入沢沿いにワサビ畑の脇を登って行く。小祠の所で沢を離れ杉林の中の階段を登る。傾斜はきついが01_77高度を稼ぐにはもってこい、暗いスギ林を抜けると明るいカヤトの原に出て、間もなく棒ノ折山頂上(969m)に着く。時刻は12:30、山頂広場には東屋が建ち、他にもテーブルとベンチが複数台置かれている。奥武蔵の山々を越えた遥か遠くに日光連山が望める。一服しているうちに汗が冷えてきて寒くなる。12:55下山を開始、帰りは御嶽駅まで関東ふれあいの道を歩く。13:05有間ダム分岐点、今では埼玉県側から登る方が一般的なのかファミリーハイキングの人々が続々登って来る。雑木林の稜線を進み13:25黒山頂上(842m)、三等三角点峰であるが木立に囲まれ展望はない。リョウブ、ミズナラが生える尾根は小さな起伏を繰り返す。13:50逆川ノ丸(841m)、ヤマイグチがまだ出ている。その先で切株に出ていたクリタケを有りがたく採取する。14:55岩茸石山(793m)、12年ぶり二度目の登頂である。時間が遅いのでもう誰もいない。そこから御嶽駅まで4.8km、途中の惣岳山頂は巻き道でパスし、皇太子殿下御夫妻が惣岳山登山時に休憩したという“遠見の山桜”の前を下る。16:45御嶽駅着、19:15帰宅。早速クリタケのおろし和えを作ってもらい秋を味わう。

| | コメント (0)

326.天目山・蕎麦粒山

2004年5月8日(土)、歩程8時間20分、単独   5:05起床、曇天。南柏駅まで足慣らし、6:18の電車に乗る03_10。先月に続き奥多摩の山である。新松戸と西国分寺で全くタイムロスなく乗り継ぎ、 8:47奥多摩駅着。雨上がりで路面濡れており雲が低い。一月前に較べ山の緑大分濃くなる。さすがに週末はハイカーが多い。9:05発の東日原行き臨時バスに乗る。同乗のハイカーは殆ど途中の川乗橋停留所で降りる。百尋ノ滝経由で川乗山に登るのであろう。9:30終点の東日原バス停着、登山者は5人に減る。天目山・一杯水の道標に従い登山道に入る。東京から来たという男性と道連れになる。あとの3人は雲取山か鍾乳洞へ向ったようである。いき02_34なり畑の中や民家の軒先を通り、続いて杉林の中を急登する。 東京の男性は足が速くあっという間に姿が見えなくなる。今日はうっかりして地図を忘れたが奥多摩の山なら迷う心配はない。漸く傾斜が弛み、ミズナラ、ブナ、イヌシデの新緑眩しい道になる。シロヤシオやムラサキヤシオの花も彩りを添える。11:35一杯水に着く。立派な避難小屋が建ち、左は雲取山へ続く長沢背稜、右は蕎麦粒山、棒ノ峰に続く水源林道が延びる。先ず小屋の裏手に廻り、天目山(三ツドッケ)に登る。山頂は 三峰より成り、前峰を越え01て進むと三等三角点がある中央峰(1,576m)に出る。時刻は12:05、山名が書かれた錆びたブリキ板が侘しく風に揺れる。潅木と笹に覆われた山頂は細長く狭い。 12:25一杯水避難小屋に戻る。蕎麦粒山目指して水平道のような稜線を進む。倉沢分岐、仙元峠分岐を過ぎ、再び仙元峠分岐に出るといよいよ蕎麦粒山への登りにかかる。付近はダケカンバの純林である。13:25三等三角点がある蕎麦粒山の山頂(1,473m)に着く。 鳩ノ巣駅から6時間かけてやって来たという男女8人組が居て賑やか、結構人気があると見える。06一服してから広々とした稜線防火帯を獅子口小屋跡めざして下る。東京都側は檜の植林、埼玉県側は雑木林が続く。有間山分岐を左に見送り、14:15日向沢ノ峰(南峰;1,356m)に出る。だだっ広い締りの無い山頂で、 北峰は知らぬ間に通り過ぎる。そこから急降下して14:35踊平、更に急降下して14:50獅子口小屋跡に着く。1ケ月前に来たばかり、今回は余裕で獅子口の奇勝を見物する。沢の源流部で、ぱっくり開いた大岩の奥からこんこんと清水が湧き出てくる。15:45曲ケ谷、16:40奥茶屋、17:10上日向と前回と逆コースを辿る。17:50漸く川井駅に着く。電車が直ぐに来る。立川で立ち食いウドンを食べ、武蔵野線経由で柏に戻る。20:20北小金駅着、コージーコーナーでケーキを買って妻に迎え頼むの電話を掛ける。

| | コメント (0)

324.川乗山・本仁田山

2004年4月6日(火)、歩程8時間、単独   9年ぶりに奥多摩の山歩き、南柏駅まで歩いて6:05の電車に乗る。働きに行く人には申し訳ないが、平日山行は自由人の特権である。松戸、上野、東京、立川、青梅と乗り継いで9:20川井駅下車、大丹波川沿いの車道を上流へと歩く。塔ノ沢、大丹波国際虹鱒釣場を経て10:05上日向、 本数は少ないがバスはここまで来る。川乗山まで9.4kmの道標が立つ。紅枝垂桜が咲く山里の風景は美しいけれど実にアプローチが長い。清東園、中茶屋、百軒茶屋と、キャンプ場兼鱒釣場が次々に現れる。10:35奥茶屋キャンプ場(獅子口まで5.3km、川乗山まで7.5km)、棒ノ折山への登山道が右に分かれて行く。01_73 ホウノキ橋、槇ノ尾橋、 大丹波ヘリポートを通過し、11:15漸く登山口に着く。川井駅から延々2時間の車道歩き、誰も歩く人がいない訳である。路肩に車が4台駐めてある。一旦河原に下りて大丹波川を右岸に渡る。漸く山道になりほっとする。11:40奥多摩自然文化百選に選ばれた曲ケ谷(まがりや)を通過。渡渉、へつり、高巻きが連続するが、桟橋や丸木橋が架けられ良く整備されている。二人の釣人に出会う。登山道沿いに続く山葵田は、放置されて荒れたものが多い。12:45獅子口小屋跡(標高1,010m)に出る。今は石垣に囲まれた広場にすぎないが、昭和60年頃まで山小屋があった場所、車社会と林道の発達で泊り客がいなくなったものであろう。小尾根を急な階段で登る。一昨日の雪が白く残るヒノキの植林地を行く。稜線に出た所が横ケ谷平、川乗山と日向沢ノ峰の鞍部である。防火帯の広い稜線を川乗山めざして進む。赤杭山・古里駅分岐を過ぎると、緑色のトタンで囲われた川乗小屋がある。01_72古い小屋は傾きかけている。右にひと登りすると川乗山頂上(1,364m)に着く。時刻は13:55、 二等三角点がある山頂は小広く、ベンチが3台置かれている。霞がかかり遠くは良く見えないが、近くの蕎麦粒山と本仁田山が大きい。帰りは川乗小屋から右に折れ、鳩ノ巣駅方面へ下る。舟井戸を過ぎ、鳩ノ巣駅へ下る道を左に見送り、鋸尾根を慎重に越える。15:05大ダワ、そこから200m登り返して瘤高山(1,135m)に着く。瘤高山からも鳩ノ巣駅へのルートがある。15:50本仁田山頂上(1,225m)、三等三角点があり、ヒノキとカラマツの木立に囲まれている。東面のみ開けており、青梅の市街地が見える。携帯電話は圏外、16:05奥多摩駅めざして下山する。16:45大休場尾根下降点、17:15登山口、17:35氷川国際鱒釣場を通過し17:45無事奥多摩駅に着く。            

| | コメント (0)