601. 束稲山(平泉町・奥州市・一関市)

2017年9月26日(火)、歩程30分、単独   今日は一関市と奥州市にある奥州三十三観音霊場巡りがメイン、第27番観福寺、第26番長泉寺、第25番黒石寺の順に三か所の巡拝を滞りなく済ませる。時刻は未だ14時P9260169前、最近読了した吉川英治作「新・平家物語」の余韻もあって、せっかく近くまで来たのだからと、義経堂が建つ高館と北上川を挟んで相対する束稲山に車で上ってみる。14:30国民宿舎平泉荘跡(標高485m)着、2004年に閉館し2009年には解体されたとのことで、建物は跡形もない。広場の一角に無線中継所が建つ。そこの駐車場に車を駐めて歩いてもよかったが、更に車道を進んでみると、左に斜上する簡易舗装の狭い車道(電波塔のメンテナンス道)が現れる。関係者以外進入禁止とあるので、路肩(標高510m)にハスラーを駐めて山頂へ。車道は荒れており、急で凹P9260175凸も激しく四駆でないと上れないかも。14:50南北に長い山頂の中央付近に出る。山頂はアンテナ銀座、南側にはNHK、NTTドコモ、岩手めんこいテレビ、岩手朝日テレビなど電波塔が10数基も建つ。山頂全体が藪っぽく荒れている。西行法師の「ききもせず束稲山のさくら花 吉野のほかにかかるべしとは」の歌にあるように、昔は桜の名所と謳われた山も形無し、秋の好日というのに誰も居らず、すっかり寂れている。北側へ進むと、大岩の上に石祠がひとつ祀られており、一等三角点(基準点名:束稲山、標高595m)や石仏(薬師如来?)が草に埋もれている。15:05下山開始、15:15車に戻る。一般道と国道4号線を走り19:30帰宅。

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580. 五葉山(大船渡市)

2016年7月24日(日)、歩程5時間、単独   標高700m余、赤坂峠駐車場での車中泊の夜が明ける。4:30起床、前夜泊は結局2台のみ、習志野ナンバーは船橋市在住の方で三百名山完登をめざしP7240173ている由。外は明るくなったが霧が深く、どこもかしこもしっぽり濡れている。メロンパンを齧っていると、仙台ナンバーの車が1台上って来る。聞けば泉区在住とのこと。大船渡市が管理する清潔な公衆トイレで用を足し、5:15二番手で登り出す。クマ出没注意の看板はないが、鈴2個を鳴らしながら前進。路傍の花は、イチヤクソウ、ウツボグサ、オカトラノオ、ホタルブクロ、ヤマハハコなど。アズキナシ、ウリハダカエデ、ダケカンバ、ナナカマド、ムラサキヤシオなどの樹林帯の中、緩く単調な登りが続く。6:00三合目(920m)、賽の河原と名付けられた広場、船橋の方が追い付いてくP7240189る。昨日は焼石岳登頂を果たし、明日は早池峰山へ行くとのこと、健脚が羨ましい。6:20四合目(990m)、畳石と名付けられた長方形の大岩が横たわり、大沢コースが左から合流する。テーブルベンチが並べられ、水場もある格好の休憩場所。その先で白木の鳥居を潜ると登山道の傾斜が増す。6:30五合目(1050m)、霧が降り涼しい。今朝、一番手で登って行った仙台の男性がもう降りて来る。40歳前後か、若さが羨ましい。6:42六合目(標高1110m)、陽が射してくる。その辺りミズナラの純林。6:51七合目(1160m)、山頂まで1.4㎞。6:55姥石神社、赤い屋根の小さな祠に銀のP7240203鈴が下がる。その先で一瞬ガスが晴れ、眼下に鷹生ダムと湖面が見える。北上山地の山々も雲海に浮かぶ。7:05三王神社、白木の鳥居の奥、岩廂の下に朱塗りの小さな祠があり、中に弁財天?が祀られている。ブナが現われる。7:10八合目(1220m)、辺りはヒノキアスナロの純林、そこから登山道の傾斜は一段と緩む。シャクナゲにキタゴヨウ?が混じり出す。石楠花の花期は終盤、萎れかけた花がちらほら。7:25九合目(1295m)、シャクナゲが密生する大広場。7:30避難小屋のしゃくなげ荘に着く。2階建ての立派な山小屋で1階は薪や水の備蓄庫、2階は30人ぐらい泊まれる板敷のP7240218間。水場はすぐ近くに整備されており、別棟のトイレがある。東日本大震災の犠牲者を慰霊するべく、2階のテラスに上がり鎮魂の鐘を3回撞く。ガンコウラン、コケモモ、シャクナゲ、ハイマツ、ミネヤナギが生える岩原を山頂へ向かう。傾斜は殆どない。平原のように広々としておおどかな山頂である。7:40日枝神社(1325m)、お参りする。8:00五葉山山頂(標高1341m)、一等三角点と山名大石標がある。大震災の影響か石標は大きく傾き倒壊寸前、ガスのため周りの景色は何も見えない。晴れていれば早池峰山、室根山、今出山、霞露岳、太平洋などが一望できるはず、残念無念、又来P7240228よう。一服してから300m先の日の出岩へ足を延ばす。8:10日の出岩(1351m)、コメツガ純林の中に岩が屹立、根方に祠が祀られている。右側から裏側によじ登ってみたが、やはり視界はガスに閉ざされたまま。山頂に戻って息子に無事登頂のメールを送信。しゃくなげ荘で一服しているとぼちぼち登山者が登って来る。9:40畳石、山岳指導員の男性と話をすると、今の時期、ヤマセの影響で午前中はガスがかかることが多く、午後になれば晴れて来るとのこと。道理で今頃になって続々登山者が上がって来る。今日は結局男性22名、女性15名と出逢う。10:25赤坂峠に無事下山、登山届にその旨記入する。駐車場も車が増えて19台、青森ナンバーの1台を除きすべて岩手ナンバーである。濡れ物を着替えてさっぱり、奥州観音霊場に寄り道しながら仙台へ帰る。

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579. 室根山(一関市)

2016年7月23日(土)、歩程30分、単独   徳仙丈山から下山し室根山へ転進。気仙沼から国道284号線を一関方面へ走り折壁で右折、山頂目指して車道をぐんぐん上る。八P7230141合目に室根神社があったので立ち寄り参詣する。参道に「森は海の恋人」の詩碑が建つ。『室根山は気仙沼の御神体山 はるか熊野から幾百人の供奉と共に神が勧請された その水源は大川となって気仙沼にそそぐ 三年に一度の大祭では漁師が沖合に舟を出し 御神体山の見える地点で海水を汲み 竹筒に入れて祭りの先頭に立ち お清めに使う お山は空の踊り場のように 台形にかすみ海とともに呼吸している 海中の牡蠣も呼吸する 今その牡蠣の漁師たちが周辺に広葉樹を植えている 豊饒な海に赤潮が発生して以来 漁師と学者達が試行錯誤 暗中模索して得た着想 森は海を育み 海は森を見上げつつ 永遠の昔より 汽水を循環させてきた 広葉樹の落葉こそ 山と海を救う 以来広葉樹は少しずつ広がり 子供たちは植樹の意味を 心にP7230164も学んでいる 気仙沼舞根 畠山重篤氏 詩でたどる日本神社百選 進藤彦興 平成二十四年六月建立』。室根神社は向かって右側に熊野大社を勧請した本宮、左側に熊野速玉大社を勧請した新宮の2つの社殿が建つ。金の鈴、銀の鈴を鳴らしてお参りする。神社の右横から山頂へ続く登山道もあるが、再び車で駆け上がり、14:05山頂駐車場(標高880m)到着。広い山頂には無線中継所のアンテナ塔が林立し、きらら室根山天文台が建つ。立派なトイレ舎も整備され、駐車スペースは20台分ほど。天文台の先の斜面はハンググライダーの離陸場で愛好者が続々上って来る。駐車場から山頂までは砂利道を歩いて5分ほど、14:25労せずして山頂(標高895m)に立つ。一等三角点と山名方位盤、それと室根ライオンズクラブがCN10周年事業(2008年10月吉日)に建立した大きな山名標石が立つ。空気が澄んでいれば見える筈の、早池峰山、岩手山、鳥海山、焼石岳、須川岳など東北の名山はガスの中、明日登る予定の五葉山くらいしか視認できない。山頂園地を一回り、ここもウツボグサ、タチギボウシ、ノリウツギ、マルバダケブキなどが咲いている。14:40車に戻り、大船渡市へ下る。

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557. 岩手山

2015年8月5日(水)、歩程11時間、単独   昨日、仙台を発ち、柳沢コースの登山口馬返し(標高600m)に着いて車中泊。他に車は5、6台。時々エアコンをかけて涼みながら時間をやり過ごす。3時半を回るとDsc02618_2次々に登山者の車が上がってくる。起き出して身支度を済ませ4:15出発。一応ヘッドランプを装着。直ぐ上にさわやかトイレがあり用を足してすっきり。水洗式でペーパーも常備、有難い。その前に鬼又清水と云う水場があり、冷たくて美味しい水が滾々と湧いている。念のため熊鈴を付け虫除けを噴霧、登山届を投函して山道へ進む。5:00一合目(885m)、石祠がある。既に汗だく、ピッチは上がらない。豆腐岩を通過。5:20漸く二合目(990m)、早くも太陽が昇り背中から焙られる。顔に日焼け止めを塗る。5:45三合目(1130m)、この先本格的登りが始まるのでベンチに座りDsc02642一息入れる。岩ごろごろの急傾斜の上り、一歩毎に高度を稼ぎ、下界の展望が開ける。下界はちょっとガスっているが。6:15四合目(1235m)、吹き下ろしてくる風が涼しい。トロピカーナのオレンジジュースを飲みエネルギー補給。岩角に付けられた白ペンキを目印に進む。6:50五合目(1390m)、キリンのソルティ・ライチを飲む。ひたすらの登りはきつく、しんどい。7:30六合目・大蔵石(1540m)、大岩の日陰で一服。岩礫地帯にも花は色々咲いており、此処までシラヤマギク、ナンブタカネアザミ?、アキノキリンソウ、ツリガネニンジン、オオバギボウシ、ミDsc02695ヤマホツツジ、ミヤマセンキュウ、ヤマハハコ、クサボタン、クルマユリ、オヤマボクチ、オヤマソバ、ミネウスユキソウなどを見る。8:10漸く七合目・鉾立(1720m)、二合目の上で分かれた緑陰を来る新道が合流する。石祠が祀られ、山頂外輪山(お鉢)と初対面。東方の雲海上に頭を覗かせるのは早池峰山、下界もガスが晴れ馬返しの駐車場が見渡せるようになる。視界が開けると同時に傾斜も弛み、ハイマツの中の平坦路を進むこと暫し、8:25岩手山八合目避難小屋(1750m)に着く。大きな新しい小屋で、夏の間は管理人が常駐し、素泊まり可(1700円)、カップラーメンや飲み物もある。小屋前の広場に御成清水と云う水場があり、清冽な冷たい水が2つの蛇口から滾々と溢れている。まDsc02726た、丸太を半割にしたベンチが沢山置いてあり休憩に最適。そこから高層草原帯に入る。オオカサモチやミヤマシシウドが群生し、トウゲブキ、ナンブタカネアザミ?、シロバナトウウチソウ、タカネアオヤギソウ、ミネウスユキソウ、クルマユリ、ハクサンシャジン、イワオトギリなどが咲く。8:55九合目・不動平(1820m)、御神坂コースと鬼ヶ城コースが合流し、不動平休憩舎(避難小屋)が建つ。最後の登りにさしかかると、今朝馬返しの登山口を一緒に出た地元の若者4人がもう降りてくる。強烈な向い風の中、火山砂礫の急登は一歩登れば半歩後退、富士Dsc02736山や利尻岳と同じで足元がざくざくして定まらない。9:15やはり登山口を一緒に出た姫路市から来た男性も下りて来る。皆健脚である。9:25とうとうお鉢の縁(1960m)に上る。よろめくような猛風の中、千手観音など三十三体の石仏が祀られたお鉢の縁を北へ、山頂の薬師岳を目指す。これらを麓から担ぎ上げたと云う事か、信仰の力はすさまじい。石仏やケルンを風除けにして何回か息継ぎ。辺りはイワブクロ(タルマイソウ)とオヤマソバの群生地、コマクサも少し見られる。9:40焼け走り・上坊コース合流点(2000m)。9:45ようよう薬師岳山頂(2038m)に到着、標準コースタイムより1時間遅れ、まあ何とか登れDsc02763たことで良しとせねば。山頂には一等三角点があり、石祠と薬師如来像が祀られる。お参りしてから岩陰に風を避け中休止、時々立ち上がっては山岳展望を楽しむ。北方遥かに八甲田山、直ぐ近くに八幡平と秋田駒ヶ岳、西方遥かに鳥海山、東に早池峰山と東北を代表する山があまねく見える。素晴らしい。10:05五、六人のグループが登って来て賑やかになったのを機に下山、火口丘の妙高山を眺めながらお鉢を時計回りに巡り、火口原に下りて岩手山神社奥宮?にもお参りする。火口原はコマクサの大群生地、残念ながら花の盛りは逝ぎている。10:50不動平、11:10Dsc02776八合目避難小屋に戻る。御成清水で顔を洗い埃を落としてさっぱり。ベンチに腰掛け遅い朝食をとる。PascoのMy Bagel イチジクをかじり、ソルティ・ライチを飲む。大分気温が上がってきて小屋に掛けてある寒暖計の水銀柱は25℃。11:50下山再開。12:20六合目。高校一年生の集団24名が先生に引率されて元気に上ってくる。学校登山とのこと、若さが羨ましい。13:15四合目、足指の爪先が痛み出す。13:30三合目、膝がくがく。エアーサロンパスを吹きかけてみるが気休め程度。14:10一合目、ベンチに座りこみ大休止。その先、道端に続々きのこが現れる。一々写真を撮るので大幅にペースダウン。イグチの仲間が多い。アカヤマドリ、ウラグロニガイグチ、コガネヤマドリ?、タマゴタケ、ドクツルタケ、ニッケイタケなど。15:20登山口の鬼又清水。再び顔を洗い冷たい水をたっぷり飲む。15:30ようやく車に辿り着き、網張温泉へ汗を流しに行く。

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509. 八幡平

2013年7月22日(月)、歩程1時間、同行妻   八幡平リゾートDsc02458ホテルの一夜が明け、7:00から朝食。南部赤鶏豊洋卵と納豆をかけてご飯を食べる。今は曇りであるが午後から雨の予報、天気はよくない。10:15ロビー集合、ホテルから歩いて5分の八幡平温泉郷バス停へ。同行メンバー(クラブツーリズムのパック旅行)49名のうち40名ほどが集結、藤七温泉や八幡平山頂へ向かう。八幡平自然散策バスと銘打つ路線バスは10:35発の1日1本だけ、樹海ラインをゆるやかに上っていく。途中から雨が降り出す。松川温泉で2人、藤七温泉で7人が下車、11:25八幡平山頂レストハウス前(標高1545m)で降りたのは20人ほど、残りの人は黒谷地湿原入り口まで乗る様子。ボランティアガイドが待ち受けDsc02468ており、八幡平山頂付近花めぐりツアーは12:00出発とのこと、それまでレストハウス内で昼食を済ませておくよう指示される。それを待たずに出発、折り畳み傘をさし、ズボンの裾を捲くり上げる。靴も普段履きのウォーキングシューズ、ざんざ降りの雨の中、先が思いやられる。それでも、山頂までの遊歩道は整備の行き届いた幅広の石畳、風もなく傘を差しながらでも楽に歩ける。ミヤマキンポウゲ、ハクサンチドリ、マイヅルソウ、キヌガサソウ、ハクサンシャクナゲなどが咲き競う。鏡沼やめがね沼は水面の半分が未だ残雪に覆われている。コバイケイソウ、カラマツソウ、オオバDsc02474キスミレ、ベニバナイチゴの花にも出逢う。12:05八幡平山頂(1613m)に着く。1995年、1999年に続き三度目。以前あった櫓式展望台は老朽化と雪の重みで倒壊してしまったらしく、今は再建用資材がブルーシートをかけられて置いてある。帰りは八幡沼・がま沼コースを下る。ニッコウキスゲ、ヒナザクラ、イワイチョウ、クルマユリ、ウメバチソウにも出逢う。ガスが濃くなり風も出てくる。がま沼、八幡沼を眺め、八幡沼園地公衆トイレで用足し。見返り峠では絶景を拝めず、12:40レストハウスに戻る。靴の中もズボンの裾もぐしょ濡れ、無料休憩室で一服した後、再び傘を差し、歩きで藤七温泉へ向かう。

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475.七時雨山

2011年8月8日(月)、歩程3時間半、単独   (7日)酸ヶ湯温泉を後にし、青森中央ICから再び東北道を走り滝沢ICで降りる。滝沢村のイオンスーパーセンターに立ち寄り、食料品や飲み物を仕込み、クーラーボックスに氷を補充する。フードコート内で海鮮握り寿司の夕食を済ませてから、道の駅沼宮内石神の丘へ移動し、そこで朝まで仮眠。Dsc00304
(8日)4:10目が醒める。朝食にランチパックと冷しミニトマトを食べる。5:15出発、カーナビの目的地に七時雨山荘を設定する。6:00七時雨山荘(標高630m)着、山荘の主に断り車を庭先に置かせてもらう。6:10歩行開始、教わった通りに山荘前の砂利道を右に進むと第1ゲートがあり、左脇をくぐり抜ける。新旧の牛糞が点々と落ちている牧草地の道を緩く登っていく。風がなく今日も蒸し暑い。6:20一合目標識(650m)で左折、牛のベタ糞を踏まないよう地面に気を配る。もっとも朝からウンを付けても構わないのだが・・。柵に沿って草地を登っていくと第2ゲートがあり、登山者への注意看板が立つ。その木戸を通り抜けると間もなく三合目(745m)、登山道入口で頂上へ2㎞の道標が建つ。そこからブナとダケカンバの樹林帯に入り傾斜もいささかきつくなる。Dsc00334きのこの姿も現れ、ヒメコナカブリツルタケ、モミジタケ?、ニッケイタケを見る。7:00五合目(830m)、 7:10七合目(920m)、7:22八合目(975m)、汗がだらだら流れる。幾ら北東北の山でも1000m峰は暑い。久し振りにヒロハウスズミチチタケを見つける。7:30九合目(995m)、ガスが出てくる。7:45北峰山頂(1,060m)、小広い山頂の中央に一等三角点がある。以前三角点の上に建っていた櫓はもう無い。昨日ぶつけた右膝下が痛みだし、エアーサロンパスを噴きかける。遠くの山はガスで全く見えず、せいぜい田代平高原を挟んでDsc00336対峙する田代山くらい、一服してから目の前の南峰へ向かう。 一旦鞍部へ40mほど下り同じ位登り返す。8:00南峰山頂(1,063m)、旧い石像?や剣などが奉納されている。平成四年岩手厄除登山界奉納の剣の盾もある。山頂から西根寺田コース(車之走峠・七時雨鉱泉方面)と高清水コース(七時雨高原・花輪線荒屋新町駅方面)が下って行く。信仰登山が盛んだった昔はこちらが表参道だったと思われる。風があり涼しいが、名物の岩手山の眺望すら得られずがっかり、ヤマハハコとヒヨドリソウが風に揺れる。8:05下山開始、往路を戻る。下りではヤマブキハツ?、イタチタケ、ツルタケなどのきのこを見る。コバルトブルー色をしたヤマアジサイの飾り花が目に沁みる。 9:05三合目、下りは早い。牧野を下って行くと今日初めて男性登山者と出会う。Dsc00344第1ゲート手前はワラビのすごい群生地、誰も採らないのであろうか。9:35七時雨山荘に戻る。アイスコーヒーとアイスクリームを頼み食堂で休憩する。山荘の奥さんの話に拠ると、岩崎元郎氏選の新日本百名山に選ばれて以来登山者が増加し、市でもこの先の道路脇に専用駐車場を整備したとのこと。また、山中には熊がいるとのことで昨日も牧草地で目撃されたらしい。10:00出発、近くの七時雨鉱泉へ汗を流しに行く。入湯料430円を支払い、髪も体も洗ってさっぱりする。11:10カーナビの「自宅へ戻る」ボタンを押し帰宅の途につく。柏まで574㎞・7時間30分の道程。ブラックの缶コーヒーを飲みながら眠気を覚まし醒まし走る。それでも時々睡魔に襲われ、紫波SA、前沢SA、福島松川P、差塩Pの4箇所で少憩、下界は無茶苦茶暑い。中郷SAで給油し、20:00無事帰宅。この3日間の走行距離は1,533km、フィットの燃費はリッター20㎞位。

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471.姫神山

2011年7月17日(日)、歩程3時間、単独   今年は震災の後始末で帰仙回数が大幅に増えるので東北の山を積極的に登ることにする。Dsc09861 今日は姫神山、渋民村の啄木記念館をカーナビの目的地にセットすると201㎞・2時間45分の道程。8:30出発、仙台宮城ICから東北道に入る。9:30長者原SAで給油と食糧補充。三連休の中日とあって車が多い。しかも普段高速道を走り慣れていない無料車(罹災・被災証明書を持つ車)が数多あり、ふらふらと危なくて仕様が無い。案の定、水沢ICの先で事故発生し通行止めになる。2時間近くも待たされて12時過ぎに漸く動き出す。滝沢ICを出て13:45一本杉登山口(標高540m)到着、予定時間の2倍もかかり出端を挫かれる。外は蒸し暑い。登山靴に履き替えて14:00歩行開始、ウツボDsc09640 グサが咲くキャンプ場草地を登っていく。振り返れば北上川を挟んで対峙する岩手山が大きい。登山届出用紙が置かれたトイレ棟の左脇から登山道に入り、太いアカマツ林の中を進む。倒木にマツオウジが出ている。道端にはオカトラノオが点々と咲く。アブがうるさく虫除けスプレーを念入りに噴霧する。やがてスギの美林帯に入る。樹齢50年弱の盛岡10号と同11号の精英樹展示木林で、直径50㎝、樹高35mの群木が真っ直ぐ天に伸びている。その中に一本杉と呼ばれる老杉(樹齢二百数十年?)があり、その傍らに清水が湧いている。以前は岩手県の名水20選にも選ばれたほどの名水であったが現在は飲用禁止、検査の結果飲用不適であったらしい。今でもこんこんと冷たい清水が湧き出ている。14:15ざんげ坂(665m)、頂上まであと1,500m地点。汗がだらだら流れるものの時々涼風が駆け下りて来る。再びアカマツ交じりの林となり偽木の階段道をひたすら登る。14:25五合目(735m)、尾根上の平坦な小広場でベンチが置かれている。 山頂まであと1,360m地点、Dsc09619一息入れる。家族連れやカップルが続々下りて来る。ファミリー登山向きの山なのでスタイリッシュな山ガールも多い。息を呑むほど花を見事に着けたヤマボウシの木を見る。14:40六合目(810m)、14:50七合目(870m)、15:00八合目(910m)。ここまでチャワンタケとニッケイタケを見つけただけで、きのこは殆ど出ていない。八合目から勾配が弛み、樹木はダケカンバが主体になる。ウグイスの鳴き声が聞える。気付け薬代りのエアーサロンパスを首の後ろに吹き付ける。それにしても蒸し暑い。軽い足慣しの積りがバテバテ。九合目の標柱が見当たらずDsc09632八合目から先がいやに長い。露岩帯に出ると漸く視界が開け、岩手山や七時雨山などが見える。山頂直下のミヤマウスユキソウが咲く藪陰に薬師神社とされる2基の古い石祠がある。15:35姫神山山頂(1,124m)に着く。山頂には一等三角点?と嘉永五年(1852)銘の石祠(姫神大権現?)がある。その祠の中に啄木の写真と短歌(「ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」)が納めてあるが、少し違和感があり感心しない。山頂は360度の大パノラマが広がり、北上山地の山々が重畳する。東面に岩洞湖の湖面も見渡せる。風が吹き通り非常に涼しい。盛岡市からやって来たと云う青年がひとり先着しているだけでもうこの後登ってくる人はいない。どうやら今日もオーラス。ひと口羊羹を食べて一服する。16:00下山開始、往路を戻る。16:32五合目、帰りは早い。16:55車に戻る。トイレの水道でタオルを濡らし体を拭く。シャツを着替えてさっぱりする。17:10秋田駒ガ岳の登山口がある田沢湖高原へ向け出発。

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257.須川岳(栗駒山)

2002年7月28日(日)、歩程4時間50分、同行仙台山想会15名   6:00グランディスやハリヤーなど4台の車に分乗してKSP駐車場を出発、泉ICから東北道に入る。一関ICで降りて、須川温泉着が8:20、鳥海山が雲海の上に浮かんで見える。8:45歩行開始、名残ケ原には意外に高山植物が少なく、トウチソウ、キンコウカ、イワイチョウの花が目立つ程度。昭和湖を過ぎ、賽走りにさしかかると、北に焼石連峰が見えてくる。晴天で紫外線が強く、皆日焼けする。10:50天狗平(1,570m)、ヒメシャジンが風にそよぐ。11:30三度目の栗駒山頂(1,627m)に到着、大休止、ビールで乾杯しお昼を食べる。大小のグループ100人ほどがいて大賑わい、人気の山である。12:10下山開始、前回同様周回コースを下り、14:15駐車場に降りる。打上げは栗駒山荘に於ける温泉入浴、帰路は花山を抜け、築館ICから東北道に乗る。18:10KSP駐車場着、解散。

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171.八幡平・源太森

1999年10月23日(土)、歩程2時間、同行妻   6:50仙台を出発、好天。東北道を北上し、9:40石川啄木記念館着。真正面に雪化粧した岩手山、背後に姫神山を配する好立地、ふるさとの山はありがたきかな。啄木自筆の書簡を眺め、26歳2ケ月の短い生涯を思いやる。01_149 それにしても岩手山の存在感は圧倒的、浅間山にも負けていない。12:10八幡平アスピーデライン山頂駐車場に到着、前回はガスで何も見えなかったが今日は眺めが良い。中腹までの紅葉も色褪せ、山の冬は近い。山頂部はオオシラビソの樹林帯なので緑は濃いが、広葉樹はすっかり葉を落としている。凍えるほど冷たい風の中、ノースフェースのパーカーを着て歩き出す。12:40たちまち八幡平の山頂(1,613m)に着く。何時降ったのか道端には雪が残り氷も張っている。13:00八幡沼畔に建つ稜雲荘に寄る。室内でも1.5℃、寒い。13:20源太森(1,595m)、鼻水が出る。高層湿原に花は無く草紅葉も終わり、一面侘しい枯野が広がる。14:15体の芯まで冷え切って駐車場に戻る。樹海ラインへ廻って、東北一標高が高い温泉、藤七温泉彩雲荘(1,400m)に立ち寄り日帰り入浴、素朴な出湯は硫黄泉である。決死の覚悟で吹雪の中の露天風呂も試してみる。やっと人心地がついたところで、今宵の宿八幡平リゾートホテルへ向う。夕食はホテルのレストラン、奮発して前沢牛のステーキディナー(3,500円)を食べる。

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162.須川岳(栗駒山)

1999年6月12日(土)、歩程4時間45分、同行妻(&レミ)   休暇を取って栗駒山を岩手側の須川温泉から登る。出足が悪く9:00出発、東北道を一関ICで降りて須川温泉に着いたのは12:00。須川温泉に来たのは20年振りであるが、すっかり近代的温泉に生まれ変わり、駐車場も随分広くなる。直ぐに歩き始める。12:25名残ケ原、木道が敷設された大湿原にはイワイチョウ、イワカガミ、ハルリンドウ、ワタスゲが群落を成している。12:55昭和湖、昭和19(1944)年のガス爆発で生じた強酸性の小湖で、エメラルドグリーンの水色と残雪のコントラストが美しい。山頂と須川温泉のちょうど中間点であり、残雪の上でスキーに興じる人もいる。シラネアオイ、バイケイソウが咲いている。13:50天狗平に上り、14:20栗駒山頂上(1,627m)に着く。昨年6月に続き二度目の登頂である。稜線はミネザクラが満開、帰りは自然観察コースを下る。手入れが悪く道は荒れ気味である。15:10産沼、笊森コースの分岐点で須川温泉まで3㎞地点である。その辺りからネマガリタケ採りをする。太くて柔らかいヤマブキショウマの群落もある。おひたし用に若芽を少し摘む。16:20三途ノ川、16:35苔花台で往路に合流し16:55車に戻る。数ある温泉施設の中から黒塗りの建物が真新しい栗駒山荘を選び入浴する。600円を支払い大露天風呂で汗と疲れを流す。時間が遅いので入浴客もまばら、栗駒山の雄大な景色を心ゆくまで眺める。18:00出発、復路は秋田県側に廻ってR398を使って帰る。花山峠、温湯温泉経由の道は仙台まで110㎞と案外近い。21:00帰宅、早速ネマガリタケを茹でマヨネーズをつけて食べるとこれが美味い。ショウマのおひたしはほろ苦く、ビールとの相性抜群である。

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