439.小柴山
2009年5月26日(火)、歩程3時間30分、単独 2日連続の山歩きに10:00出発、行き先は宮城山形県境の小柴山とし、
鬼首温泉をカーナビの目的地に設定する。 目的地まで86km、一般道で2時間ちょい、仙台は山が近い。大衡からR457に入り、色麻町、岩出山町(現大崎市)を通る。11:45道の駅池月で休憩。県道最上鬼首線を登り、12:50登山口の花立峠(海抜796m)に着く。県境の花立峠には既に10台ほど先着車が駐めてあるが、殆どが禿岳登山者のもの、ちょうど一人下山してくる。古川市から来たという老師で、日本百名山と都道府県最高峰完登を目指しているとのこと、尋ねられるままに千葉県の最高峰愛宕山の情報を提供する。それにしても、県内にも隣県にも素晴らしい山が
沢山あるのに、どうしてわざわざ遠出をするのであろうか。 入口の道標に「花立遊歩道入口・小柴山山頂まで3.5㎞」とある。念のため熊避け鈴とスパッツを着ける。始めはひたすらの尾根登り、ヤマツツジは未だ蕾であるが、オオカメノキ、サンカヨウ、ユキザサなどが咲いている。ネマガリタケも出てはいるが随分細い。残雪が現れ、上下の斜面にはカタクリとキクザキイチゲが大群落を作る。足の踏み場もないとはこの事、カタクリの葉と花を試食用に摘み取る。雪解け水の溜りででも発生するのか、ブユが物凄く多い。行く先々でしつこく付き纏う。虫除けスプレーを顔や手など露出部に入念に噴霧するも、長袖シャツの袖口から侵入し、
腕を何箇所も刺される。 13:32第一無名ピーク(994m)に着く。腐朽木にヌメリツバタケモドキが出ている。そこから少し下ると、平坦な道が暫らく続く。遊歩道と云うだけあって歩き易い。周囲は一面のブナ林で新緑が美しい。また左手(北東面)には鬼首の環状盆地と、その外輪山越しに雪の残る栗駒山の姿が望める。崖側斜面にコシアブラの木が多くなる。若芽は葉が展開し始めたばかりの最高の状態、暫し摘み取り作業に従事する。14:00「小柴山2.1㎞・花立峠1.4㎞」道標地点、道は良く手入れされているが歩く人は少なそうである。 14:05第二無名ピーク(980m)、そこから標高差で100m近い大下り、
鞍部から登り返す。14:20「小柴山1.4㎞・花立峠2.1㎞」道標地点。目の前に小柴山らしいピークが現れる。14:45第三無名ピーク(1,000m)、そこから最後の急登をひと踏ん張りすると、三等三角点と壊れたベンチ2台がある第四ピーク(1,055m)に出る。時刻は14:54、山名板はないがどうやら小柴山の山頂と思われる。眺めは北東面のみ開けており、鬼首環状盆地と外輪山と栗駒山が拝める。道は更に先へ続いており、それを詰めてみると綺麗に刈り払いされた広場(1,040m)に出る。スキーリフトがそこまで登ってきている。おそらくリゾートパーク鬼首スキー場の最上部リフトと思われるが(後日調べたところでは、小柴ペアリフト頂上駅)、乗り場の板張りに傷みが目立つ。もはや使われていないのであろうか。
その先は谷へ向って大きく落ち込み大柴山方面に続く道は見当たらない。次のピーク(大柴山?)は遥かに遠いので、先ほどの三角点峰が小柴山に違いないと確信する。小柴山は東西に横長の山体のようである。広場でお握りを食べてから往路を戻る。すると、広場の入口に、宮城県古川営林署作成の「小柴山山頂 標高1,055m 花立峠(→)3.5㎞」の偽木標柱が倒れている。やれやれ、三角点の傍に置いてほしいものである。15:15再び三角点峰、帰りはネマガリタケのタケノコを採りながら下る。それでも下りは早く、16:35花立峠に戻る。もはや駐車場に他の車は1台もない。帰路はR47で古川に出て、R4で仙台に戻る。19:40無事帰宅。ブヨに刺された箇所は右腕2箇所、左腕9箇所、何れも腫れてきて痛痒い。東北の山の勲章と思って我慢する。



















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