« アンコール・ワット/バンテアイ・スレイ | トップページ | 石窟庵と仏国寺/「八萬大蔵経」版木所蔵の海印寺 »

アンコール・トム/タ・プローム/帰国

2003年9月19日(金) 6:30起床、ホテルから会社へ電話しようと3回チャレンジしたが、カッカッカッという機械音が聞えるのみ、一向に呼び出し音が鳴らず諦める。7:30朝食、ベトナムキシメンとドラゴンフルーツを食べる。今日まで日本から持参した生茶(500ml)3本、アルカリイオンの水(2ℓ)2本を消費したが、ホテルではペットボトル入りミネラルウォーターのサービスがあるし、バス車内でもお絞りとミネラルウォーターが出るので要らないかもしれない。408:30チェックアウト、国際電話は繋がってもいないのに11分80ドルの料金を請求されひと悶着、午後またホテルに戻るのでその時迄に通話記録を準備してもらい清算することにする。トラブルが発生すると添乗員無しのツアーは大変である。9:15都城遺跡アンコール・トム着、 今日も好天で蒸し暑い。都城への入口、南大門の通路には右側に27体の阿修羅像、左側に27体の神々の像が並び蛇神ナーガの胴体を引き合う。都城中央にある仏教寺院バイヨンの第一回廊には、クメール軍とチャンパ軍(ベトナム中央部にあった国家)との戦闘風景が延延と描かれる。中央祠堂と尖塔の頂部にはその4面に観世音菩薩の尊顔が彫り込まれ、寺院のどの位置にいても、慈愛に満ちた菩薩の眼差しを41感じる。中には京マチ子そっくりの観音様もいて、日本人も心安らぐ空間である。象のテラス、ライ王のテラスなどを見学後、 11:00から早めの昼食を摂る。朝食もまだ消化しきれていないので、果物とアイスクリームだけ食べる。12:00アンコール遺跡群の最終ツアーに出発、スラ・スラン、バンテアイ・クディ、タ・プローム、タ・ケウの4箇所を巡る。スラ・スランは一見すると貯水池に見えるが王の沐浴場とのこと、世界一大きなお風呂である。水は粘土を溶かして薄く濁っており、触ってみると生温い。今は子供達のプールであり、水草や藻が繁茂している。バンテアイ・クディは“僧房の砦”という意味であるが、ヒンドゥー教寺院を仏教寺院に改造したもの、 入口に上智大アンコール遺跡国際調査団42の看板が掲示されている。タ・プローム寺院は1186年の建立、熱帯植物が遺跡を破壊する有様を見せるため、発見当時の姿のままで保存されている。それにしても巨大な榕樹(スポアン)にからみつかれ、のしかかられて、近い将来完全に崩壊してしまうのではと心配になる。中に鳴き堂があり、四隅で胸を叩くと、ポンポンと共鳴音が聞こえて来る。それにしても風がなく蒸し暑い。最後にタ・ケウを訪れる。11世紀初頭に建築された5層基壇を持つピラミッド型寺院は、壁面に彫刻が全く施されていない。王の死去により建設途中で放棄されたものらしい。最上階の神殿まで登ってお参りし、遺跡めぐりのフィナーレにする。15:00ホテルへ戻り、預けていたスーツケースを受け取り、電話代を清算する。日本語スタッフという苦情処理係のやり手女史が出て来る。色々とやり取りしたが埒が明かず、結局最初の8分間の56ドルを支払うことで手を打つ。現地ガイドの松本嬢もほっとした様子、それにしてもホテル側言い分だと、電話事情が悪く中々繋がらないので他国へ出国してから掛けるように薦めているとか、8分間も呼び出し音を待つのは理解できないとか、とんでもない事を言い出す。カンボジアでは一流ホテルと雖も日本の常識が通用しない。せめてもとシャワーサービスを利用し、喫茶室でアフターヌーンティーをもらう。ホテル前で松本さん、スッキーさん、運転手さんと記念撮影をする。17:00空港へ向け出発、いよいよ日本への帰途に着く。空港でお世話になった3人に寸志を渡し、一人15ドルの出国税を支払い、厳しい出国検査を抜ける。19:35発のPG943便にはドイツ高官も搭乗するとかで、出発ロビーで長時間待たされ、20:10漸く搭乗。21:30雨のバンコク国際空港に着陸、トランジットカウンターに再チェックインする。免税店でチョコレートやタバコなどのお土産を買ってバーツを全部使い切る。ANA916便の搭乗口は一番奥の56番ゲート、0:00漸く搭乗する。時計を2時間進めてうとうとするうちいつの間にか離陸。(完)

|

« アンコール・ワット/バンテアイ・スレイ | トップページ | 石窟庵と仏国寺/「八萬大蔵経」版木所蔵の海印寺 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アンコール・ワット/バンテアイ・スレイ | トップページ | 石窟庵と仏国寺/「八萬大蔵経」版木所蔵の海印寺 »