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石窟庵と仏国寺/「八萬大蔵経」版木所蔵の海印寺

2004年1月15日(木) 9:30のバスに乗り南柏駅に出る。退職後最初の海外旅行はK社が主催する「韓国世界遺産紀行4日間」である。11:40成田空港第一ターミナル着、荷物を預けマクドナルドでコーヒーを飲む。平日のせいか出発ロビーは閑散としている。14:00発釜山行きKE714便のスタッフは全て韓国人、空席が目立つ。16:15釜山金海国際空港着、好天でさほど寒くはない。バスに乗り慶州へ向う。現地ガイドはFさんという中年女性、漢南(ハンナン)旅行社の社員である。01バスの中(?)で両替すると1万円が109,000ウォン、円高が有り難い。18:20古都慶州のKOLONホテル到着、ロビーに荷物を置いたままいきなりレストランに案内される。 華やかな五色のチマチョゴリを着た妙齢の美女4人が舞う韓国古典舞踊を観ながら、海鮮寄せ鍋の夕食をとる。鍋の材料はタラ、ワタリガニ、ツブ貝、ホタテ、アサリ、大根、人参、蒟蒻、春菊、うどんと日本人好み、良いダシが出て美味い。部屋は647号室、仏国寺に近い高級ホテルとのことであるが「ふーむ、うーむ」のレベルである。韓国では歯ブラシセットやシャンプー、リンスは有料で浴室の外に置いてある。因みにシャンプーとリンスで3,000ウォン、缶ビールと同じ値段である。温泉大浴場もあるが、疲れたので部屋のお風呂に入る。

1月16日(金) 5:30のモーニングコールで起床、パック旅行はこれが辛い。5つ花(ムクゲ)の高級ホテルであるがスチーム暖房で部屋が暑すぎる。設備は時代遅れである。チェックアウトしてロビーに集まり、地下食堂で鮑(アワビ)粥の朝食をとる。02 7:10バスで観光に出発、最初に吐含山の中腹から日の出を眺める予定であったが雪降りでそれどころではない。うっすら雪が積もる山中の参道を歩いて、世界遺産の石窟庵へ行く。751年建立の新羅時代を代表する大仏は立派であるが、ガラス越しにしか眺められず又写真撮影も禁止である。山中の樹木はアカマツ、ナラ、シデ、ヤシャブシなどで日本と変わらない。バスに戻って山を下り、仏国寺に参拝する。池や渓川が凍っている。天王門(四天王像有り)、紫霞門、大雄殿など全て五色(赤、青、黄、碧、黒)に彩色されている。 境内にはケヤキ、モクレン、サルスベリの木が多い。次は”三国陶芸”なる韓国青磁の窯元見学、04何とかお金を使ってもらおうと現地ガイドのF女史も一所懸命である 。3泊4日で5万5千円のツアーでは土産物店巡りが多くなるのもやむを得ない。仏国寺参道の露店で買った焼き栗は素朴な味が美味しい。続いて新羅王室別宮の”鮑石亭”を見物する。曲水の宴を催した遺構(曲水渠)が残っている。新羅で一番美しい離宮というが、どこもかしこも乾いて埃っぽく潤いに欠ける。日本の三分の一しか雨が降らないせいかもしれぬ。再び土産物のアメジスト店に寄る。昼食は東洋会館で石焼ビビンバを食べる。別料金の韓国風お好み焼き”ちぢみ”も食べる。イカ、ニラ、卵をたっぷり使ったお好み焼きである。昼食後に一人1,000円のオプショナルツアーに参加、新羅王族の古墳23基がある”大陵苑天馬塚”を見学する。苑内は芝が植えられ05良く整備されている。13:00出発、バスで伽倻山海印寺へ向う。 華厳宗の名刹で、高麗大蔵経の版木81,258枚(1251年完成)を所蔵し、世界遺産に登録されている。版木を保管する八萬蔵経堂は山頂にあり、参道を延々山登りする。参道の両側には大きな干し柿を売る露店が並ぶ(10個で6,000ウォンと安いが、渋味がある)。版木は外気に曝される状態で保管されている。日本ならさしずめ鉄筋コンクリート製の宝物館に納め、大切に保管する文物であるが、、、他人事ながらやや心配になる。再びバスに乗り大邱へ移動する。レストランで夕食、1.5人前の骨付きカルビが出る。焼いたカルビにタレや味噌をつけ、焼きニンニクの切片とともにサンチュ(サニーレタスの如し)や大葉(シソの葉ではない)にくるんで食べる。味はいまいち、朝鮮飯店や安楽亭やはなまさの方が旨い。韓国伝統ワインという”百歳酒”も飲んでみたが、アルコール13%の薬草酒である。雑穀の匂いが強く、飲みにくい。19:00大邱第一という高級ホテル INTER-BURGOにチェックイン、5139号室に入る。さすがにエアコンが効き快適、正真正銘の5つ花ホテルである。(続く)

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