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マウント・クック国立公園

2004年4月15日(木)  6:35起床、10時間以上眠る。朝のマウント・クックを拝み、ハイキングの支度をしてからゆっくり朝食をとる。日本人が多いため、納豆、味噌汁まである。窓の外を見ると、山を越えて雲が来る。24 天気は下り坂である。それにしても、この辺りの降水量は屋久島(4,000mm)を上回る6,000mmとのこと、70%は雨天というのに昨日、今日と誠に天候に恵まれる。8:30廊下へスーツケースを出し、ホッカー谷(HOOKER VALLEY)ハイキングに向う。ハイキング組は34名中23名、ホテルで準備した弁当をもらって迎えのバスに乗る。ガイドは日本人女性(来NZ5年目)と、エベレストにも登頂したことがある山岳プロガイドのフリンジ氏(ネパール人男性、来NZ4年目)の二人、8:50キャンプ場でバスを降り、二班に別れ片道2.5キロメートルのU字谷を遡る。砂礫の幅広い遊歩道が谷奥へ続いている。道の両側には棘の木(マタドーリ;Wild Irishmen)、NZのシンボルであるシダ、棘の葉(Wild Espania)、赤い実をつけたオンコそっくりの木、ラージマウンテンデージー、101 ツワブキのようなマウントクックリリー、ウスユキソウなどが現れる。いずれも花の時期は終わっている。全般に葉が細かくて肉厚の植物が多い。砂利と岩の土手であるモレーンの間を進み、10:25第二吊橋でフッカー川を渡った所で小休止、マウント・クックが正面に良く見える。マウント・クック登頂に挑む者は年間150名位、成功するのはそのうちの70名ほどらしく、素人では登れぬ山である。休んでいるうちに毒虫(サンドフライ?、ショウジョウバエのように小さい)に左右の腕の一箇所づつ刺される。ムヒを塗ったが相当痛痒い。一休みした後、そこから引き返す。これでは家族ハイキングのグレード、わざわざガイドを頼むまでもない。ちょうど上高地散策の趣きで、吊橋からマウント・クック(3,754m)やマウント・セフトン(Mt.Sefton:3,151m)を眺めるのは、201 河童橋から穂高連峰を眺める感じに似る。 ホッカー河は梓川に対比できる。但しサザンアルプスは河谷から2,000~3,000mの高さで一気に立ち上がっており、又氷河を何本も掛け下げている様は遥かに雄大である。河水も粘土や砂で乳濁しており、梓川より荒々しい。全体に荒涼とした風景である。11:40キャンプ場に戻り、休憩舎で昼食をとる。弁当の中味は、ハムサンド、マフィン、フルーツサラダにナッツバー、青リンゴ、ミネラルウォーターといったところ、ガイドさんが沸かすホットコーヒーが有り難い。5月中旬でこのハイキングも終り、シーズンオフに入るとのこと。ホテルへ戻って13:00出発、ロングドライブの再開である。窓外に見える山肌は裸で、棘の木の藪が点々と散らばる。草紅葉が始まり晩秋の風情、冬が駆け足でやってくる。時雨れてきてバスのフロントガラスに雨滴が当たる。268号線に入り Twizel の街を通過、14:00オマラマの街で休憩、リンギー峠(標高970m)を抜けてクロムウエルの街で再び休憩をとる。 そこは果物の産地で、Jones's Fruit Stallなる青果店は果物がめちゃくちゃ安い。箱売りや大袋売りで5~10NZドル位、但し林檎、梨、プラム、キウイなどいずれも小粒で硬そうである。野菜やドライフルーツ、ハチミツに松ぼっくり迄売る観光客相手の店である。その辺りの路傍はポプラ並木が続き、その黄葉はうっとりするほど美しい。ブドウ畑やワイナリーも点在する。16:40ワカティプ湖畔の町クィーンズタウンに入る。スイスのルツェルンに似た雰囲気の町である。湖の畔にある今宵の宿、パークロイヤルホテルにチェックインする。25529号室に荷物を置いて迎えのバスで夕食会場へ向う。場所は山頂レストラン、往復のゴンドラ代とディナー料金セットで59NZドルは安い。18:10から19:30までビュッフェ形式のディナー、地ビールのSpeight's Gold Medal Ale を飲む。NZのように穏やかな味である 。皿にてんこ盛りをしているのは皆日本人である。海産物が豊富で、小さな生牡蠣、ワタリガニ、鮭、ムール貝(グリーンマッスル)などが美味、 フェイジョーアなるNZ特産の青蜜柑色の果物は青梨と青林檎をミックスしたような味で珍しい(が、さほど美味しくはない)。アイスクリームとコーヒーで締めくくって満腹である。展望台からの夜景は街の灯りが足りず1万ドル位の価値か、小さな町である。20:10ホテルへ戻り、そのまま買物に出る。ラノリン入りスキンクリームなどを土産に買う。風呂に入ってさっぱりし、2日分の日記をつけると1:50の御前様、明朝(今朝)のモーニングコールは5:30、なかなかハードである。(続く)

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コメント

ニュージーランド
綺麗な国ですね
魚介美味しいです

投稿: ryuji_s1 | 2009年2月25日 (水) 09:53

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