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トレドの旧市街

2006年1月15日(日)  6:50起床、エアコンをつけているのに部屋が冷えてくる。マドリッドは寒い。念のため今日の観光に備えてホカロンを2袋ずつ持つ。7:45~8:20朝食、パンにニンニク下ろしを塗ってしまい大失敗、スペイン人は大蒜好きとみえる。8:45出発、先ずプラド01美術館に向う。今日は日曜日なので団体見学は禁止で個人見学になるとのこと、その方が煩らわしくなくて良い。ゴヤの像が立つ北門から入り、正味1時間半の駆け足見学、そんなに広い美術館ではないが、やはり時間は足りない。ゴヤの「裸のマハ」「着衣のマハ」「カルロス4世の家族」、エル・グレコの「胸に手を置く騎士の肖像」、スルバランの「無原罪のお宿り」、ボッティチェルリの「オスタジオ・デッリ・オネスティの物語」、ティントレットの「胸を見せる貴婦人」、デューラーの「アダム」「イブ」などを観る。それで精一杯、仕方がないので売店で日本語版カタログ「プラド美術館」を買って我慢する。次に向ったのはTYMYRなる免税店、皮革製品の店で、スペインブランドのロエベやカンペールのCimg2588 製品を並べている。この手の店にかける時間が惜しい。買物に興味がない人にとっては完全なアイドルタイムである。やっとソフィア王妃芸術センターに移動する。プラド美術館は写真撮影OK(フラッシュは禁止)であったが、こちらは全面禁止である。約1時間、ピカソの「ゲルニカ」や「青い服を着た婦人」、そしてミロやダリの作品を見学する。スペイン広場で写真を撮影してから、昼食(13:00~)になる。パエリアの専門店LA PAELLA REALで、大皿山盛りの野菜サラダとエビ・イカ・ムール貝入りパエリアを食べる。 有名店とのことであるが味はいまいち。14:20最終観光地トレドへ向けバスで出発、トレドは1981年以来奈良市と姉妹都市の関係を結んでいる。15:45トレド着、タホ川対岸から市街を一望できる丘へ行き、写真を撮ってから市内観光に入る。レンガ造りの旧市街を散策した後、カテドラルを見学する。立派な大聖堂ではあるが教会見学続きでやや食傷気味、それでも宝物室にある聖体顕示台に嵌め込まれた数個の巨大なキャッツアイは見事である。続いて、サント・トメ教会にあるエル・グレコの傑作「オルガス伯の埋葬」を観る。何でもスペインでは世界十大絵画のCimg2616 ひとつとしているらしい。400年間無修復というが、 絵の具の色など今でも美しく鮮やかである。バスに戻るために歩いてタホ川に架かる橋を渡ると、水面は合成洗剤の泡(?)で真っ白、まるで昔の多摩川を見るようである。下水処理がまだ不完全とみえる。帰路、トレド名物マジパン(マサパン)の店に寄る。アーモンド餡の月餅といったところであるが、試食するとわりと美味しいので3箱購入する。18:00トレドを後にし、バスでマドリッドに戻る。19:00コロンホテル着、夕食まで時間があるので帰国準備の荷造りにかかる。20:10再びバスで街中のタブラオTORRES BERMEJAS(赤い塔)へ、ディナー付きフラメンコショーを観に行く。一人65€かかるナイトライフがオプショナルツアーでないなぞ、CIMG2663 感激ものである。名前の通りアルハンブラ宮殿を模したという内装はきらびやか、かぶりつきの席で20:30から2時間、女性ダンサー4人の情熱的踊りと、男性ダンサーの華麗なステップを堪能する。女性ダンサーは期待に反し熟女ばかり、うちひとりは過熟気味、年齢のせいか息切れが目立つ。真打の男性ダンサーはプロフェッショナル、30~35歳位か男の色気たっぷりで、女性は皆うっとり見惚れている。23:00ホテルに戻る。風呂に入って荷造りを終えると24:00、明日のモーニングコールは4:00である。

1月16日(月)17日(火)  4:00起床、5:00ロビーに集合してバスで出発、外は本降りの雨である。マドリッド国際空港へ着き、SCを預け、出発ロビーに入る。AF2101便は満席の乗客を乗せ7:40離陸、9:15にはシャルル・ド・ゴール空港に着陸する。そこまでは順調だったが、乗り継ぎ通路は仙台七夕をも凌ぐ混雑、特に手荷物検査の所で大渋滞している。無理も無い、厚着しているコートやジャケット、さらにはブーツまで皆脱がされている。時計やベルトは金属探知機に引っ掛かる。やれやれ1時間しか乗り継ぎ時間がないというのに絶望的状況である。さすがの添乗員U氏も真っ青で、顔が引き攣っている。それでも何とか交渉が功を奏し、一行30名の検査を優先的にしてもらう。皆汗だく、離陸予定時間を過ぎた10:35、漸くAF272便に乗り込む。200人乗りのAIRBUS(A330型)に80人程度しか乗客がいないガラガラ状態、初めは欠航の予定であったが、急遽飛ぶことになったらしい。不思議に思っていたら、ファーストクラスにユーミン夫妻が乗っていたとかいないとか、或いはそのお陰かもしれない。団体客30名より、ファーストクラス1名の方がはるかに儲かる。11:00離陸、全員2席から3席を占め、ゆっくりくつろぐ。かねて用意の亀田の柿の種を取り出し、機内サービスで”1664”(クローネンブルグ社製ビール)を飲む。眠ったり起きたりしていると、いつの間にかハバロフスクの上空にさしかかる。あと2時間30分、時計の針を8時間進ませる。6:45雨の成田空港へ無事着陸。(完)  

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コメント

トラックバックしちゃいました。
トレドはほんといい町ですよね~

投稿: Victorio | 2006年2月 4日 (土) 14:59

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