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特別展「一木にこめられた祈り 仏像」

01_202 2006年10月13日(金) 上野の東京国立博物館で開催中の特別展「一木にこめられた祈り 仏像」を観に行く。奈良時代から江戸時代にかけて、一木彫(いちぼくちょう:一本の木材から像を彫り出す技法)で造られた国宝・重文45体を含む146体の仏像が出品されている。奈良・唐招提寺の伝薬師如来立像や神奈川・弘明寺の十一面観音菩薩立像は現地で拝観したことがあるだけに殊更懐かしい。使われている材はカヤ、クスノキ、トチ、ケヤキ、カツラ、スギなど大樹に育つ種類ばかり、ご神木ご霊木として崇められた巨樹巨木から彫り出されたであろう仏像は有り難味もひとしおである。江戸時代の円空仏と木喰仏は庶民の仏様、一見簡素であるが、素材をなるべく削り込まずに「木のいのち、木のこころ」を最大限に生かしている。貴顕のための仏像と違って、容貌やお姿にほのぼのとした温かみがある。これなら自分にも彫れそうである。六十の手習いで仏像を彫ってみようか、でも百観音巡礼も未だ残っているし・・・、これ以上手を広げると収拾がつかなくなる。あとなし人よ、さてどうする。

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