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フエの建造物群

2006年10月18日(水) 5:45起床、 日本時間8:00のNHKニュースで、トルコのコンヤで日本人客を乗せたバスが横転事故を起こし、 多数の死傷者が出た模様と報じている。又、ローマの地下鉄で衝突事故があり、1人死亡、100人以上の怪我人が出たとのこと、海外旅行も命懸けである。Cimg4925ホテルの窓からフォーン川を眺める。観光船或いは漁船らしき小船を岸辺に数多く舫う。太陽が元気に昇り、今日も天気は良さそうである。8:00出発、ホテルの裏手からエンジンボートに乗船しフォーン川をクルージング、対岸にあるティエンムー寺へ向う。川の水は比較的綺麗で、利根川などより水色は良い。涼風が心地好く、つい「利根の川風袂に受けて、月に棹さす高瀬舟・・・」などと浪曲の一節が出る(ちょっと古いか)。8:50ティエンムー寺(天姥寺)近くの桟橋で船を降りる。真っ先に目につくのはフエのシンボルとされる七層八角のトウニャン塔(慈悲塔)、青空にすっくり立つ姿が美しい。本堂は残念ながら修理中で拝観できない。次いでヴェトナム最後の王朝(1802~1945年)がCimg4943あった阮朝(ぐえんちょう)王宮へ移動する。「フエの建造物群」としてヴェトナムで最初の世界遺産に登録された建物であ るが、歴史が新しいだけに保存状態は良い。 模倣したという紫禁城のスケールには及ぶべくも無いが、午門に登楼し城域を眺めればなかなかのものである。太和殿を見学した後、復元されたばかりの閲是堂(音楽堂)で、世界無形文化遺産という「阮朝の宮廷音楽と宮廷舞踏」を鑑賞する。日本風に言えば獅子舞と芸妓踊りのようなもの、黄虎と緑虎が乱舞し、踊り子も又乱舞する。意味は当然ながらよく判らない。太和殿の後ろの王宮に当たる部分はヴェトナム戦争で破壊されたとのことで草むら状態、塀しCimg4970か残っていない。まさに「夏草や兵どもが夢のあと」、誠に勿体無い。 バスに乗り郊外にある4代目皇帝廟(トゥドゥック帝廟)と12代目皇帝廟(カイディン帝廟)を巡る。お墓の梯子などぞっとしないが、トゥドゥック廟は帝の生前夏の離宮として使用されただけあって、中島を配した大きなハス池に釣魚殿を張り出した瀟洒な造りである。務謙門、謙宮門と潜って奥へ進むと、皇帝の功績を讃えるヴェトナム最大の石碑がある。一番奥にお墓があるが、墓自体は何の飾りもなくシンプルである。カイディン帝廟は 1920~1931年にかけて造られた西洋風の建物、石の階段の手摺には愛嬌ある顔の龍が刻まれる。廟の内部には金箔を押した青銅製のカイディン帝の等身大Cimg4991の像が鎮座し、遺体はその下に安置されているらしい。庭苑に亜熱帯の花、色とりどりのランタナが咲く。暑いには暑いが、我慢できないほどではない。カンボジア、メキシコ、インドで経験した程度の暑さである。フエ市内へ戻って、宮廷(ROYAL PARK)なるレストランで昼食を摂る。名物料理のブン・ボー・フエとコンヘンが出る。要するに激辛太麺うどんと具沢山の混ぜ御飯、何ということはない。ダナンの地ビールBIERE LARUE EXPORTを飲む。14:30ホイアンへ向け出発、小さな峠を2つ越える。青々としたマツの木が多い。ガイドのバイさんと運転手氏に頼んで、トンネルではなくハイヴァン峠越えの道を走ってもらう。時間は40分ほど余分にかかるらしく駄目もとの依頼であったが、快く承知してもらう。これが大正解、南シナ海と海岸線の眺望が素晴らしい。 16:00ハイヴァン峠(496m)に登りつく。そこも又ダナン方面の眺めが良い。 土産物屋のトイレを借り、チップ代わりに缶飲料(1$)を買う。トンネルが出来てから峠越えの車が激減したらしく、ここだけは物売りが実にしつこい。10月1日に来襲した台風で中部海岸地方は大被害を被ったとのこと、そういえば峠道には至る所に落石があり、樹Cimg5010木も折れたり倒れたりが夥しい。ダナン市内に入ると、屋根が吹き飛ばされ、修理中の建物が目に付く。ホイアン市内に入りシルク店に立ち寄る。申し訳ないが全く興味がなく、 30分の時間潰しに苦労する。18:25ホテル・ホイアン(HOI AN)にチェックイン、中級ホテルであるが一応4つ星のマークがある。広い敷地内に低層の宿泊棟が幾つも建ち、プールやテニスコートまである。133号室に案内される。19:00~20:45夕食、中庭でのビュッフェ方式、ワタリガニ、エビ、焼き鳥、ヴェトナム風お好み焼き、ホワイトローズなど食べ放題であるが、どれもいまいちでぱっとしない。部屋に戻り風呂に入る。蚊が一匹いてうるさい。虫除けスプレーを顔や手足に噴霧し、携帯ベープを腕に巻いて寝る。(続く)

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