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メンフィスのピラミッド地帯

2007年1月30日(火) 6:00起床、眠い。髭を剃り洗顔、ラノリンクリームとUVカットを塗る。6:45朝食、バイキング方式の洋食でとりたてて珍しいものはない。生野菜やカットフルーツも試しに食べてみる。Cimg5197 ホテルの両替所で50$をエジプトポンド(LE)に替える。レートは1$=5.7LEなので1LEが22円である。7:45昨日と同じバスに乗ってギザの3大ピラミッドへ向う。街中も川の中もゴミだらけ、これでは世界遺産も台無しである。8:10クフ王のピラミッドから見学開始、外へ出ると結構寒い。長袖シャツにヤッケを着てきたがちょうど良い。盗掘者が開けたという入口から玄室まで入る。狭く急勾配の木製階段通路であるが、前半部分は天井高が90㎝と低く屈んで歩かねばならない。その後は4500年前の建造当時の高天井の回廊が玄室まで続く。特に壁画がある訳でもなく、玄室にも空の石棺がポツンと置かれてあるだけ、壮大な外観に比べ内部は拍子抜けするほどつまらない。Cimg5199 これで入場料が100LE(2,200円)は高い。9:05展望所という高処へ移動する。砂漠の中に並び立つ3大ピラミッド(クフ王、カフラー王、メンカウラー王)が遠望できる場所であるが誠に埃っぽい。直ぐにラクダ引きが寄ってくる。乗るのは1ドルだが降りるには10ドルかかるとか、全く油断も隙もない。写真を撮るだけでもバクシーシ(チップ)を1ドル請求される。エジプトは何でもお金である。次いでカフラー王のピラミッドの参道脇に鎮座するスフィンクスを見物に行く。髭がないのでやや威厳に欠けるが、一枚岩を削りだして造られた巨像である。 髭は大英博物館にあるとのこと、返してもらう訳にはいかないのであろうか。ピラミッドはもともとピラミッドコンプレックスとして、河岸神殿・(参道)・葬祭殿・ピラミッドの3点(4点)セットでCimg5207構成されていたが、現在では神殿や葬祭殿が失われてしまったものが多い。中ではカフラー王のピラミッドが往時の姿を最もよく留めているとのこと。10:30パピルス屋(PHARAOHS LAND PAPYRUS INSTITUTE)へ連れこまれる。そこでパピルスの茎の断面が三角形であることを知る。ツタンカーメンの玉座に描かれた「ひとつのサンダル」図案のパピルス1枚を土産に買うと140LE(3,080円)、幾らなんでも高すぎる。ピラミッド周辺で売られているものの中には50枚1,000円の物もある。安物はパピルスではなく木を薄く削って張り合わせた物らしいが、コストはさして変わらないのでは?。とにかく日本人観光客専門の店はべらぼうに高い。昼食は魚料理レストラン(PEACE ABOUZED)、養殖魚なのかカビ臭く、前菜を挟んで食べるアエーシ(エジプトパン)の味もいまいち、先が思いやられる。ステラビールを飲むとDA臭があり感心しない。Cimg5236 食後ダハシュールへ向う。農業用水用の運河はまるでゴミ捨て場、あらゆる生活ゴミが捨ててある。水はココア色、大型動物の死体も所々に浮いており凄まじい光景である。13:00ダハシュールの赤いピラミッドに到着、そこも内部に入場する。入口から急傾斜の板敷きスロープを一直線に玄室まで下って行く。玄室に着き階段を登ると再び部屋(こちらが本当の玄室?)があり、そこで行き止まる。内部は饐えたアンモニアのような刺激臭が充満しており、呼吸をするのも憚られる。早々に退散するも帰りのスロープ登りは山よりきつい。屈折ピラミッドは赤いピラミッドの横から遠くに眺めただけで直ぐにメンフィスへ向う。道の両側にはナツメヤシの樹林が続く。実は食用、葉の繊維は縄、葉芯はベッド、幹は建材に使うとのこと、捨てるところがない有用植物である。Cimg5262 13:50メンフィス到着、アラバスター(雪花石膏)製のスフィンクスとラムセス2世の巨像(15m)を見物する。こちらのスフィンクスは端正な顔立ちをしている。更にサッカラへ移動し14:35ジョセル王の階段ピラミッドに到着。エジプトピラミッド建設の先駆けとなった6層からなる階段状ピラミッドは、BC2700年頃に第3王朝のジョセル王によって築かれたものである。形も大きさもメキシコのテオティワカンの太陽のピラミッドに良く似ている。高処にある展望台に登ると17のピラミッドを眺めることができる。 ギザの3大ピラミッドはもとより、赤いピラミッド、屈折ピラミッド、・・・、既に崩れているものも多い。今回のツアーはイヤホンガイド付き、ガイドと離れていても良く聴き取れ、メモを取るのも写真を撮るのも自由自在、実に便利である。砂埃のせいかデジカメ(CASIO EXILIM EX-Z50)の調子がCimg5264良くない。レンズカバーの開閉が思うに任せず、果たしてこれから先どうなることやら。今日の観光予定はこれで終り、15:15ルクソールへ飛ぶためカイロ空港へ向う。16:35国内線空港ビル着、厳しい安全検査を2回くぐり抜けて出発ロビーに入る。16:48搭乗、MS235便はがらがら、半分位しか席が埋まっていない。ルクソールまで1時間のフライトであるが、飛び上がると直ぐにフルーツケーキとパックジュースが出る。JALやANAにも是非見習って欲しいもの。18:10ルクソール空港着陸、迎えのバスに乗り込み夕食会場へ向う。砂漠地帯の夜は冷える。登山用ヤッケが大活躍、扇子や虫除けスプレーの出番はなさそうである。18:55 FIRSTなるレストランに着き夕食、ステーキ、ピーマンとトマトの煮物、炒飯が大皿に盛られて出て来る。どうも食欲が湧かない。ルクソールビール(壜)も美味しくない。20:05シェラトン・ルクソール(SHERATON LUXOR)の321号室に入る。最高級ランクのホテルだが昨夜よりましという程度、部屋が少し広い。早速風呂に入ってさっぱりする。持参の電気ポットでミネラルウォーターを沸し、カップラーメン(エースコックのワカメ)を食べる。これが一番美味い。序に緑茶を500㏄作りペットボトルに詰める。(続く)

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