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世界遺産「アユタヤと周辺の歴史地区」

2007年5月10日(木) 4:45起床、今日の1日は長い。6:30ホテルを出発、スコータイからアユタヤまで360㎞、約5時間のバスの旅が始まる。沿道には広大な水田地帯が延々と続く。日本以上の豊葦原瑞穂の国である。8:40GSでトイレ休憩、併設のコンビニでタマリンドの実の砂糖漬け2袋(50B)を買う。豆ざや状の実を試食してみると辛くて酸っぱくて甘い。なんとも微妙な味である。Cimg6104 未熟果は銀製品を磨くのに用いられるほど酸性が強いらしい。アユタヤに近づくと小雨が降り始める。11:15昼食会場のU-THONG INNに到着、ホテル内にある和食レストラン“いらっしゃいませ”で刺身弁当を食べる。店内に流れる歌謡曲は懐メロばかり、城卓也の「骨まで愛して」を久しぶりに聴く。 土砂降りの中12:20出発、現地ガイドは4日間お世話になったウッド氏からアユタヤ・バンコク担当のチャー氏に代わる。ウッド氏はこれからチェンマイまで700kmをとんぼ返り、ガイド業も楽ではない。バスも2階建てに変わりゆったりしたのは良いが、チャー氏の日本語は間延びし過ぎで聞き取りにくい。従ってメモも取りにくい。アユタヤ王国は1350年の創始から、ビルマにCimg6097滅ぼされる1767年まで417年間続いた王朝、 寺院遺跡はその当時建造されたものの址ゆえ、スコータイよりは新しい。最初の見学先はヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット、一旦ビルマ軍に破壊されたが1956年に復元され、タイ最大の青銅仏のひとつ、高さ17mのプラ・モンコン・ボピット仏を祭っている。日本で言えば東大寺の大仏殿である。幸い雨も上がる。礼拝堂の中で、鍍金されて黄金色に輝く大仏の前に座り、般若心経を読む。「・・・しきふいくうくうふいしきしきそくぜくうくうそくぜしきじゅそうぎょうしきやくぶにょぜしゃりしぜしょほうくうそうふしょうふめつふくふじょうふぞうふげんぜこくうちうむしきむじゅそうぎょうしきむげんにびぜつしんにむしきしょうこうみそくほうむげんかいないしむいしきかいむむみょうやくむむみょうじんないしむろうしやくむろうしじんむくしうめつどうむちやくむとくいむしょとつこぼだいさつたえはんにゃ・・・」。現役の寺院なのでお参りする人が絶えない。2箇所目はアユタヤから20km南のバーン・パインにある歴代王の夏の離宮(バーン・パイン宮殿)へ行く。チャオプラヤー川の中州に築かれた離宮には様々な建物が点在し、 日本の皇族(天皇陛下、秋篠宮殿下)が訪問したときに宿泊するという迎賓館もある。王が涼を取った浮き御堂、中国式宮殿、見晴らし塔などを順に見学する。いずれも贅を凝らした建物で、権力の頂点に立った者のやる事はどこの国でも一緒、清貧には暮らせない。また雨が落ちてくる。Cimg6143雨の中の観光は涼しくてよいがズボンも靴もズブズブである。再びバスでアユタヤ市内へ戻る。途中の川沿いには寺院が建ち並び、門前の露店ではビニル袋に生きた小魚を入れて売っている。放生会の為らしくタイの人々は信心深い。田植え後間もない水田にはコサギをはじめ色々な水鳥が見られる。 雨も漸く小降りになる。3箇所目はワット・ヤイ・チャイ・モンコン(1357年建立)、境内中央の高さ62mの大仏塔はビルマ王子との騎象戦に於ける勝利を記念したものである。仏塔の中段テラスを一回りしてから最上部の内室に昇り、そこでも般若心経を読む。「・・・むちやくむとくいむしょとつこぼだいさつたえはんにゃはらみつたこしんむけげむけげこむうくふおんりいっさいてんどうむそうくきょうねはんさんぜしょぶつえはんにゃはらみつたことくあCimg6155のくたらさんみゃくさんぼだいこちはんにゃはらみった・・・」。 礼拝堂の内壁にはビルマとアユタヤの王子同士の騎象戦図が描かれている。大きな涅槃仏の前でも般若心経を唱える。4箇所目はワット・プラ・マハタート(1374年建立)、長い歳月の間に菩提樹の根に取り込まれてしまった仏頭があることで有名な寺院遺跡である。境内にはクメール様式の仏塔も建つ。滅亡の憂き目を見たアユタヤ貴族の怨念が立ち込めているようで、あまり気持ちの良い場所ではない。5箇所目はワット・プラ・シー・サンペット(1491年建立)、王室の守護寺院だったところである。 建物は跡形も無く破壊されており、残っているのはアユタヤ中期に建てられた3基の仏塔のみ、7、8、9世の3人の王の遺骨が納められている。そこでも又般若心経を唱えて今日の見学を終えるCimg6166。「・・・とくあのくたらさんみゃくさんぼだいこちはんにゃはらみったぜだいじんしゅぜだいみょうしゅぜむじょうしゅぜむとうどうしゅのうじょいっさいくしんじつふここせつはんにゃはらみつたしゅそくせつしゅわつぎゃていぎゃていはらぎゃていはらそうぎゃていぼぢそわかはんにゃしんぎょう」。夕食は昼食と同じくU-THONG INNに行き、中にある別のレストランで“タイすき”を食べる。肉と魚と野菜のごった煮、 日本で云えばチャンコ鍋である。残りのスープで作ってもらった雑炊が一番美味、夕食後再びバスでワット・プラ・マハタート周辺へ行き、ライトアップされたアユタヤ遺跡を眺める。照明が暗すぎて写真には上手く写らず、さりとて幻想的というわけでもない。そのままバスはバンコクへ向う。21:00TONGTARA RIVERVIEW HOTELにチェックイン、街の中心からは外れた16階建てのC級ホテルである。部屋は9004号室、内装は簡素ながらゆったりしたツインルームで、アメニティーは一通り揃っている。スリッパ、歯磨きセット、ドライヤー、シャンプー、MW2本、NHKも一発で入る。デジカメを充電し風呂に入る。持参の電気ポットで日本茶を作り、明日に備えてペットボトルに詰める。23:00頃就寝。(続く)

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