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ナパ海(徳欽→香格里拉)

2007年6月17日(日) 6:30起床、や01_60はり頭が痛い。酸素を吸うが効き目があるのか判然としない。ま、気休めのようなもの。高地の影響かバファリンの飲み過ぎか胃腸の調子が悪い。 肝心の梅里雪山はとうとう今日も現れない。昨日より雲が低く谷底まで真っ白、その上雨まで降っている。6月に梅里雪山が見られる確率は25%以下、雨季に入り条件が悪いので諦めるしかない(写真はこう見える筈という見本)。7:00モーニングコール代わりに小姐がドアをノックしに来る。部屋の電話は故障とのこと、やれやれとんだ3つ星ホテルである。コーヒーを沸かし、昨日添乗員さんからもらった蒸しパンを食べる。7:30の朝食は梅干でお茶を戴いたのみ、自分はバファリン、妻は酔い止めの薬を飲む。8:30出発、又も6時間のバスの旅、この雨の 中あの峠越えをCimg6754するかと思うとぞっとする。バスの運転手の馬氏は慣れているのか鼻歌交じり、カーブ毎にホーンを鳴らし214国道を香格里拉(シャングリラ)目指して飛ばして行く。対向車は少ないものの濃いガスと霧が立ち込め見通しが悪い。9:40一回目のトイレ休憩(3,700m)、辺りはクリンソウ似のプリムラ(サクラソウ科)の群生地、黄花と赤紫の花の2色ある。オキナグサ似の花も咲く。10:10白茫雪山峠(4,292m) で二回目のトイレ休憩、2日しか経っていないのに矮性ムラサキツツジが満開を迎えている。白茫雪山も又姿を隠したまま、今の時期は高山植物鑑賞には最適であるが、山を眺めるには不適である。11:45三度目の休憩(2,700m)、路傍にはタンポポ、Cimg6769ニガナ、ハハコグサ、ホトケノザ、ムラサキモメンヅル?など日本で見かける植物も多い。12:30谷底の街の奔子欄(2,100m)に着き、一つ星ホテルの食堂で昼食を摂る。メニューは鯉の蒸し煮、鶏スープ、卵スープ、お粥で、デザートは小プラム、どうも食欲が湧かない。食後ぶらぶら街歩き、露店で桃とプラムを買う。田舎町の土産物屋が時ならぬ日本人観光客で大賑わい、民芸品の魔除け人形などが飛ぶように売れる。 13:30出立、天候回復し青空も覗く。14:20四回目のトイレ休憩(2,600m)、行きにも利用した所で大きなクルミの木がある。15:30ナパ海(3,226m)に着く。季節湖とのことで今は水が無く、見渡す限りの草原である。昨日に代Cimg6786わる乗馬体験(30分)と付近の植物観察を行う。馬に乗るのは大学時代の農場実習以来40年ぶりであるが、小型馬なのとチベット族少年の馬子が手綱を引いてくれるので全く不安はない。草原の中ほどまで進んで引き返す。 ナパ海は野鳥の天国とのことであったが、時期が悪いのかカラスしか見当たらない。国道を挟んで反対側の山道に入り植物観察を行う。どこもかしこも小さな花、花、花、植物好きにはたまらない所である。16:30無事シャングリラの町に生還する。友誼商店に寄ってから天界神川ホテルに到着したのが17:05、今度は1129号室を割り当てられる。もちろん浴室の作りは同じで、透明ガラス入りのラブホ仕様である。ホテルのレストランで夕食、ビールのつまみの“地虫”(漢方薬の一種、植物の根と思われる)の唐揚げが珍しい。マツタケと牛肝茸(雲南省ではマツタケより珍重されるきのこ)の野菜炒めの皿も出たがチベット料理には飽き飽きして箸が伸びない。部屋に戻って昼に買った桃とプラムを食べる。お茶を沸かしてクッキーと煎餅で腹を拵える。日本食が恋しい。(続く)

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