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高台寺・延暦寺・三千院

2007年9月28日(金) 4:30起床、暗い中レミの散歩を済ませコーヒーを飲んだだけで5:40出発、歩いて南柏駅へ向う。7:03東京駅新幹線ホームに着き、7:36発のひかり363号岡山行きにP1050120乗り込む。今日から家人と2泊3日の京都旅行、世界文化遺産に登録されたお寺を中心に巡礼する。10:20京都駅着、夏の様な日差しが照りつけ関西は未だ暑い。H交通社の添乗員Oさんに案内され、迎えに来た明星観光の大型バスに乗り込む。今回のツアーメンバーは45名、 さしもの大型バスも満員である。11:00知恩院前の駐車場に着き一旦解散、13:00の再集合まで昼食も含め自由散策になる。八坂神社や円山公園は時間に余裕があったら見物することにして、先ず鷲峰山(じゅぶさん)高台寺(臨済宗建仁時派)を訪ねてみる。秀吉の菩提を弔うために北政所(ねね、出家して高台院湖月尼)が16P105013706年に開創した寺である。受付を済ませ方丈に上がると、京焼き名工の茶碗がショーケースにずらりと並べられている。仁清、乾山、頴川、仁阿弥道八ら名人上手の作品は焼き物好きにはたまらない。 太閤秀吉が桃山城で実際に使用し たという桐文棗などもあり、さすがに夫人の寺である。建物といい庭園といい侘び寂びの閑寂な風趣が色濃く実に気持ちが落ち着く。中国やタイの原色が氾濫する騒々しい寺とは大違いである。小堀遠州作の名庭園を眺めてから、開山堂、観月台、霊屋(いずれも重文)、そして境内最上部に位置する傘亭と時雨亭(ともに茶室、重文)を順に見学する。中では霊屋(おたまや)内陣の須弥壇と厨子に施された「楽器尽くし」や「P1050148花筏」意匠の蒔絵が見事である。高台寺蒔絵といって桃山時代の漆工芸術の粋を集めたものらしい。 傘亭からの下りでタバコウロコタケ科のワヒダタケに出逢うおまけ付き、すっかり満足して高台寺を後にする。ねねの道を戻る途中、共通拝観券で高台寺嘗美術館にも寄り、蒔絵調度品や掛け軸に描かれた33観音像を見学してから知恩院前の集合場所に戻る。若干時間があるので知恩院(浄土宗総本山)の本堂へお参りに行く。三門前と境内に法然上人八百年大遠忌法要の大立て札が掲げてある。堂内で般若心経の結句部分(掲諦掲諦波羅掲諦波羅僧掲諦菩提薩婆訶)P1050150 を唱えてから集合場所に戻る。 13:00バスに乗り比叡山延暦寺へ向う。13:45東塔第一駐車場着、再集合まで1時間しかないので根本中堂へお参りするだけで精一杯、標高が高い分市内よりは幾分爽やかである。国宝の根本中堂に入ると光による劣化を防ぐためか実に暗い。1200年灯り続ける3基の不滅の法灯の奥に安置される本尊薬師如来像は秘仏とのことで拝めず、それにしても暗い。外へ出て根本中堂の正門である文殊楼へ登る。登楼する階段は見上げるような急勾配、滑り止めの桟が足裏に当って痛い。 凛々しく涼しいお顔立ちの文殊菩薩像にお参りする。その後境内の茶店で名物のくずきりとくずもちを食べ一服。比叡山延暦寺は世界文化01遺産に登録されているが寺域が広すぎてとりとめがない。またコンクリートの建物が多く余り感心しない。14:45バスに戻り、 伝教大師像が建つ峰道展望台に寄って琵琶湖を眺めてから三千院(天台宗門跡)へ向う。15:45大原の里に着きバスから降りて呂川沿いに15分ほど歩く。三千院を訪れるのは3回目であるがこんなに歩いた覚えがない。やはり歳である。御殿門をくぐり宸殿に上がる。廊下から往生極楽院と杉木立と苔の海(有清園)とを眺める。何年経ってもこの眺めは変らない。往生極楽院にも上がり国宝の阿弥陀三尊像にお参りする。観音、勢至両菩薩の倭坐りのお姿と御堂の舟底型天井とを確かめる。三尊とも慈悲に満ちたお顔とお姿の有り難い御仏である。 庭園にはシュウカイドウやリコリスが一面に咲いている。福寿延命の金色水を一口飲み、金色不動堂を経て最上部の観音堂まで登る。身の丈3m、金色に輝く聖観世音菩薩像にお参りし、十句観音経を唱えてから引き返す。17:10バスに戻り今宵の宿の京都シティホテルへ向う。昔出張の時に何回か泊まったことがある。17:45チェックイン、705号室、ビジネスホテルのツインルームは非常に狭い。荷物を置いて外へ食事に行く。(続く)

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