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東寺・六波羅蜜寺

2007年9月30日(日) 6:20起床、最終日はとうとう雨、今日も肌寒く長袖のシャツを着る。長い残暑が一転、急に晩秋を思わせる気候になる。P1050264 7:15朝食一番乗り、張り切って食べるほどの味でもないが・・・。8:30チェックアウト、大荷物を抱えバスで京都駅に出る。コインロッカーに荷物を預けてから歩いて東寺へ向う。駅から15分ほど、東門から入る。東寺(教王護国寺)は真言宗の総本山だけあって境内は広く、五重塔、金堂、講堂、食堂などの建物が偉容を誇る。五重塔をぐるりと回ってから金堂に入る。五重塔、金堂は建物自体が国宝、講堂も重文であるが、堂内に祀ってある仏像も又素晴らしく殆どが国宝ないしは重文の指定を受けている。 金堂には薬師三尊像(本尊薬師如来像、脇侍日光、月光菩薩像)が祀られている01_2。般若心経を唱えてお参りした後、暫し仏前の壁にもたれて三尊の有り難いお姿に見入る。次に講堂に入ると、ご本尊大日如来を中央に、五智如来、五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天の21躯の仏像が立体曼荼羅を形成するように安置されている。弘法大師の密教の教えを表現する空間が広がる。講談社の週刊日本の仏像№4「東寺・不動明王と立体曼荼羅」で写真を見てはいるが、御堂の中で見る実物は有難味が全く異なる。壁にもたれたり座り込んだりして仏像群と向き合い瞑想に耽る人も多い。食堂、大師御影堂、宝物館を巡った後、共通拝観券で筆頭格の塔頭観智院も見学する。02こじんまりしてはいるが国宝の客殿をはじめ、宮本武蔵筆の「鷲の図」「竹林の図」、五大の庭、五大虚空蔵菩薩像(重文)、愛染明王像など見所が多い。 再び歩いて京都駅に戻ると11:40、駅ビル11階のレストラン街へ上がり美々卯で昼食にする。午後はバスで六波羅蜜寺へ。西国観音霊場第17番札所であり、空也上人立像をはじめとする重要仏像の宝庫でもある。巡礼の会の団体と一緒に本堂に上がり、先達の唱える般若心経に唱和する。ご本尊の十一面観音菩薩立像(国宝)は秘仏とのことで残念ながらお姿は拝めない。納経印を戴いた後に宝物館を拝観する。館内には空也上人立像をはじめ、地蔵菩薩立像、地蔵菩薩坐像、四天王立像、薬師如来坐像、閻魔王坐像、平清盛像、運慶坐像、湛慶坐像、弘法大師坐像(いずれも重文)、奪衣婆像、司録像、司命像など鎌倉時代に制作された珠玉の仏像が立ち並ぶ。本堂裏手のこじんまりした宝物館ではあるが、さすがに週刊日本の仏像の一冊(№17「六波羅蜜寺 空也上人像と東山」)を占めるだけのことはある。満足してバスで京都駅に戻ると15:00、お土産を買って新幹線ホームに入る。(完)

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