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世界遺産「アヴィニョン歴史地区」と同「リヨン歴史地区」

2008年1月17日(木) 6:15起床、短時間だがぐっすり眠ったのですっきりする。朝食に行き、クロワッサン、チーズ、ヨーグルトなどを食べる。 コーヒーも美味しい。腹ごなしにホテル周辺の散策に出る。アヴィニョンはローヌ川の畔に位置し城壁に囲まれた古都、1309年から68年間ローマ法王庁が置かP1060531れ7代に亘るローマ教皇が暮らした町である(いわゆる教皇のバビロン捕囚)。ホテルは法王庁宮殿に隣接する一等地にあり、入口を出ると直ぐに街の中心の時計台広場がある。石畳の落ち着いた雰囲気の広場を市庁舎やオペラ劇場、フランス銀行支店などが取り囲む。南仏は暖かくコートがあればセーターは不要なほど、 大通りを30分ほどぶらぶらする。9:00全員がロビーに集合し、現地に暮らす日本人女性の案内で世界遺産の「アビニョン歴史地区」の見学に行く。先ずローヌ川に架かるアヴィニョン橋(サン・ベネゼ橋)を見物する。「アヴィニョンの橋で踊ろよ、踊ろよ、・・・」というフランス民謡で有名な12世紀建造の橋は、度重なるローヌ川の氾濫で半ば以上が失われている。次いで法王庁を見学する。P1060541 内部の写真撮影は禁止であるが、特に撮りたくなるものがあるでもないがらんどうの建物で痛痒は感じない。分厚く巨大な壁に囲まれた15,000㎡の宮殿内を昇ったり降りたりしながら観て回る。修復を施された法王の寝室が唯一の見所、色タイルを敷き詰めた床、3種類の植物(ブドウとカシワとツタ?)で一面づつ塗り分けられた壁、派手さはないがしっとりした落ち着きがある。威厳と格調を備えた渋さがある。また、厨房の八角錐の煙道も珍しい。毎年夏季になると中庭に舞台と観客席が設営され、世界中から有名な演出家や役者が集まってきて公演が開催されるとのこと、今は古井戸が目立つだけで空漠としている。P1060572昼食まで自由時間になったので、街中のスーパーマーケット(SHOPI)へ行き、クッキーとチョコレートを5種類づつ買う。昼食はレストランでプロヴァンスの郷土料理を食べる。野菜のトマトケチャップ煮と肉の煮込みと洋ナシのパイで味はまずまず。Heinekenの小瓶(250ミリリットル容)を飲むと2.5€とられる。13:05バスに戻りリヨンへ向け出発。陽射しが暖かく南仏はもうすぐ春である。バスは高速道路を制限速度一杯の時速100㎞で快調に飛ばす。 右手奥にアルプスの雪嶺が見えてくる。なんと原子力発電所が高速道路の傍近くにあり、風力発電塔も夥しい数で建ち並ぶ。広大な耕作地帯が蜿蜒と続き、つくづくフランスは農業大国であると実感する。食糧自給率100%というのも素直に肯ける。14:30手洗い休憩、カフェテリアのトイレを借用する。トイレはどこも清潔で水勢も強く安心して使用できる。しかも洗面台も便器も洒落ている。外国に来ておっかなびっくりトイレを使わなくてもいいなんて、何と幸せなことだろう。リヨンのあるP1060579ローヌ・アルプ地方は昔から絹織物工業が盛んで、パリコレに出品される洋服生地は殆どがこの地方の産、また、ファッション関係の学校も多い。 日本で有名なものとしては、ボージョレ・ヌーボーとシャモニーのモンブランがある。ローヌ川は川幅一杯にとうとうと水が流れる。 日本の河川と全く景色が異なる。恐らく上流にダムがないのであろう。16:10リヨンの街に入り、真っ直ぐフルヴィエールの丘に上る。丘上に建つノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂はリヨン市民の浄財で建設されたもの、立派な聖堂である。聖母マリアを祀る聖堂内を見学してから、展望所のテラスへ出てリヨン市街を眺める。リヨンはフランス第3の都市(パリ>マルセイユ>リヨン>ツールズ>ニース)であるが、世界遺産の旧市街(リヨン歴史地区)は言うに及ばず、新市街も含めて建物の色使い、高さ等が統一されている。遠くから眺めても近くから見ても実に調和がとれていて美しい。リヨン市街の遥か向こうにおぼろげながらモンブラン(4,808m)の姿が認められる。残念なことに旧市街に立ち寄ることなく、バスは新市街のベルクール広場へと移動する。その代わり夕食まで自由時間になったので、エP1060580ルメスやルイ・ヴィトンなどブランド店が軒を並べる通りへ行き品物を見定める。ヴィトン通に言わせると日本より15%程度しか安くないとのこと。日本では無名のブランドのバッグを50%オフで購入する。18:30から“三匹の子豚”(Le Pere Fillion)レストランで夕食を取る。メニューは川カマスのクネルが入ったサラダとローストチキン、それにババロアの3品である。リヨンはミシュランの3つ星レストランが一番多い町というので期待して来たが空振り、その片鱗すら感じられないのはどうした訳か。19:45チューリップ・イン・サフィールにチェックイン、102号室に入る。3つ星ホテルであるが、やはり色使いが洒落ている。インターネットアクセスコネクターやズボンプレッサーまである。風呂から上がると21:30、お湯を沸かして日本茶を作りペットボトルに詰める。(続く)

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