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マラッカ市内観光/帰国

2008年5月27日(火) 7:00起床、たちまち最終日、さしたる感動もないまま今日に至る。冷やしておいたマンゴスチンを食べる。 見た目は良くないが完熟品、とろけるような食感と奥深い甘さは現地でないと味わえない。P1070890朝食はウドンを食べる。高層ビル群の上に一段と高く抜きん出たツインタワー(452m)とKLタワー(421m)が霞んで見える。9:30出発、昨日の続きの市内観光を行う。ツインタワーの写真スポットで記念撮影、登るのは無料であるが、順番待ちの時間が長く団体ツアーに組み込むのは無理とのこと。どうもウイリー氏はOPツアー以外は熱も力も入らない。エルメスのバーキンそっくりのバッグを作っている革製品の店に立ち寄った後、古都マラッカ観光へ向う。高速道を走るうち又にわか雨が降る。熱帯の天気は実に気まぐれで変わりやすい。マラッカは15世紀初めに成立したマラッカ王国の都であり、建国者はスマトラ島パレンバン出身の王族と云われる。又、大明国の艦隊を指揮する鄭和が征西隊基地を設けていた所であり、東西交易路の要である。13:00マラッカ市内のレストランSERONIに着き、ニョニャ料理(中国料理とマレー料理が融合したもの)の昼食をとる。中国料理、マレー料理、ニョニャ料理とも全部中華料理のようで違いがさっぱり判らないが、後2者はカレー粉を使う点に特徴があるのかも。デザートはココナツミルクと生卵風味のかき氷の如きもの、珍しい。給仕してくれた女性は今回マレーシアで出会った中で一番の美人、思いがけぬ眼福に少し満足する。14:00食事を終えマラッカ市内の観光に移る。 古都の景観を保つため建築物の高さ制限をしているのか平屋が多い。P1070656 シャッターが降りている店舗が多く、人口が少ないので商売は難しいらしく、日本の地方都市と事情は同じである。最初の見学箇所は、1646年建立のマレーシア最古の中国寺院「チェン・フー・テン(青雲亭)寺院」、屋根も壁も華やかな装飾が施されている。観光客以外の純粋な参拝者も多く、今尚寺勢は盛んである。入口の左右の柱に、「青蓮開佛国」「雲雨潤蒼生」の聯が掛けてあり、 青雲亭の名前の由来と思われる。仏教、道教、儒教の三教併仰寺院との説明であったが、本殿中央には観世音菩薩が祀られ、左右の聯は「観照薀空心無罣碍」と「音聲塵浄性自圓通」、どうやら般若心経の一部のようである。左に祀られているのは恵比寿様というか、関帝(関羽)であり儒教の神様、P1070929左右の聯は「萬古勲名垂竹帛」と「千秋義勇荘山河」、これは三国志演義からきているのであろう。右側に祭られている神様はちょっと分らないが、「水徳配天」の額と「覃恩浩蕩常流海」の聯とから推察するに、航海の安全を祈る道教の神様の馬祖かも知れぬ。二箇所目は、 オランダ広場に建つ「マラッカキリスト教会」(1753年建立)、赤い壁に白い十字架が印象的な建物である。残念ながら内部は拝観できなかったが、今もミサが行われる現役の教会とのこと。そこから背後の丘の上に建つ「セント・ポール教会」へ登る。1521年ポルトガル人が建てたカトリック教会であるが、現在は礼拝堂の壁だけが残り、P1070946 内部には1600年代のオランダ人墓誌が10枚余立て掛けてある(→ネットで調べると、マレーシア独立時、近くにあったクライスト教会の墓地が強制的に移転を迫られ、やむなくプロテスタント派のオランダ人墓石をそこに移動したものらしい)。礼拝堂前の広場には、マラッカ海峡を見下ろすかのようにイエズス会士フランシスコ・ザビエルの立像が建つ。ザビエルは1545年から1552年の間、ここを拠点に布教活動を行い、1549年マラッカから日本へ向けて出発したそうである。登って来たのと反対方向に丘を下ると、1511年にポルトガルがマラッカを占領した時に築いた「サンチャゴ砦」に着く。今は石組みの門が残るだけであるが、Dsc07721 一帯は公園として整備され、家族連れやカップル、 外国人観光客で賑わう。シンガポールから2時間かけて車でやって来る人も多い。左手奥にはマラッカ王宮を復元したという博物館が建つ。是非見学したかったが無情にも素通りし、真っ直ぐ民芸品店兼雑貨屋へ向う。そこで魔除けの面とミャンマービール1缶を購入する。日本人観光客が多いとみえ、中国深圳産のアサヒ・スーパードライもショーケースに並んでいる。クアラルンプール国際空港へ向う途中、再び果物屋に寄る。一袋5RMのカットマンゴーをたらふく食べる。ウイリー氏が皆にドリアンを試食させてくれる。果物の値段は1㎏あたり、ドリアン15~25RM(500~825円)、ドラゴンフルーツ8RM(260円)、マンゴー、マンゴスチン、ランブータン等はみな6RM(200円)、やはり本場は安い。18:00空港近くのレストラン佛跳牆酒家で広東料理の夕食をとる。19:35空港着、5日間お世話になったウイリー氏に御礼を言って別れる。出国検査、安全検査を済ませ、国際便出発ロビーの免税店でドライフルーツなどの土産を買う。22:40搭乗、JL724便、50D・E席、来るときと違いほぼ満席である。23:05無事離陸、早速時計を1時間進める。(完)

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