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鎌倉五山第二位 円覚寺

P10702072008年4月26日(土) 圓覚寺は臨済宗圓覚寺派大本山である。山号寺号を瑞鹿山圓覚興聖禅寺といい、鎌倉幕府第八代執権北条時宗が弘安五年(1282)に創建、開山は無学祖元(むがくそげん)である。 円覚寺に来るのも二度目であるが、やはり境内をじっくり拝観するのは今回が初めて。受付を済ませ、天明三年(1783)再建の立派な山門をくぐり、仏殿の中に入る。仏殿に祀られる御本尊は「宝冠釈迦如来像」である。通常日本の釈迦如来像は、頭に肉髻を備えて髪を螺髪にし、装身具を着けない姿が多いが、冠を被っているとは珍しい。これP1070223は、 釈迦如来像を盧遮那仏と同体であるとする考え方があり、盧遮那仏は華厳経などには華やかに飾られると説かれているので、「華厳の釈迦」とも称されるこのような姿に造られるようになったらしい。お参りした後、道順に従い、 仏を選び出す堂宇「選仏場」、禅を志す在家のための座禅道場「居士林」、市指定天然記念物の「柏槙」などを眺めながら方丈へ。方丈の庭園には、江戸時代、拙叟尊者により奉安された「百観音」が安置されている。更に境内の奥へ進み、妙香池畔の「虎頭岩」、国宝の「舎利殿」、北条時宗のみたまや「開基廟」、山号の由来ともなった「白鹿洞」などを眺め、最奥の「黄梅院」に登る。そこに建つ観音堂にお参りしてから往路を戻る。最後に、国宝の「洪鐘(おおがね)」を吊るす鐘楼と弁天堂が建つ高台に上る。「洪鐘」はどっしりした重量感があり、さすがに立派であるが、鐘楼の柱や桁の太さにも感心する。国宝の梵鐘を納めるのにふさわしい建物である。高台からは東慶寺の伽藍や鎌倉の山並を眺めることができ見晴らしが良い。傍らで商う弁天堂茶屋で福あま酒でも飲んで一服したかったが、大蔵卿の局のお許しが出ないので、御朱印帳を受け取りに出口へ向う。

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