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東洋の真珠、ペナン島観光

2008年5月24日(土) 7:00起床、曇り、部屋から海が見える。19階建てホテルの14階の部屋なので眺めは良いが、感激するほどの景色ではない。髭を剃り日焼け止めクリームを塗ってから7階の食堂に下りる。ソーセージもハムも材料は鶏肉である。イスラム教徒とヒンズー教徒が同居するマレーシアならではの肉製品はあっさり味。9:00昨夜のバスが迎えに来る。今日は終日ペナン島の名所巡り、外はやはり蒸し暑い。ペナン島に来る前はP1070719 プライベートビーチに水上コテージが建ち並ぶ素朴な風景を想像していたが、来てみると東西12㎞、南北24㎞もある大きな島、中心のジョージタウンはマレーシア第2の都会とのことで、30階、40階建ての高層ビルが林立する。北部に位置するペナン・ヒルは標高830m、結構な山もある。最初の見学箇所は「コーンウォリス要塞」、1786年ペナン島がイギリスに割譲され自由貿易港になった時に、海賊から島を守るために造られた要塞である。今でも城壁上に数門の大砲が据えられ、弾薬庫が残る。イギリス提督フランシス・ライトの像は格好の記念撮影ポイントになっているが、他には何もなく、台湾のオランダ城砦「赤嵌楼」などに比べると見劣りする。晴れてくるとさすがに熱帯の陽の光は強烈で眩しい。MEE CHONG JEWELLERY(美昌珠宝行)なる貴金属店で30分ほど涼んだ後、P1070727 次の見学箇所「ワット・チャヤマングカラム(涅槃仏寺院)」へ向う。1957年建立のタイ式仏教寺院の本堂内に、世界で4番目に大きいという全長105mの寝釈迦像が横たわる。確かに巨大な像であるが、ペンキ仕上げのような彩色がいただけない。これでは悟りの境地に到った釈迦の厳粛さや神秘性が感じられぬ。バンコクのワット・ポー(涅槃仏寺)の黄金の寝釈迦像(46m)、インド・アジャンター遺跡の第26窟の涅槃像(7m)に較べると全く威厳が無い。それでもせっかくなので般若心経の真言部分のみ唱えてお参りする。本堂の壁面は納骨棚になっており、カラフルな骨壷が数多納められている。タイ式仏教寺院は原色が氾濫し、どうも馴染めない。威綸禮品峇廸中心なるバティック(ろうけつ染め)の店に入り、再び30分ほど涼む。P1070734 麻素材の開襟シャツは涼しそうであるが、1枚5,000円の値札を見て購入を思い止まる。三箇所目の見学先は「植物園」、1884年の開園で良く整備されている。残念なことにガイドのウイリー氏が樹木や草花に詳しくないので全く盛り上がらない。キャノンボールツリー、マンゴー、マンゴスチンの木と、日本猿より小型の野猿を眺めただけに終わる。昼食は中華料理、店名こそ“王宮海鮮酒楼(JADE PALACE)”とものものしいが、料理は至って平凡、美味とはいいかねる。昼食後、TRISTAR(天星)なる錫製品の店に寄ってからホテルに戻る。昼下がりの街はがらんとしており、皆昼寝の時間らしい。15:00からオプショナルツアーの“じゃらんじゃらん”観光に参加することとし、それまで部屋で一休み。「JALAN JALAN」とはマレー語で「うろうろする」「ぶらぶらする」「散歩する」の意味らしい。P1070741序に「PENANG(ペナン)」は檳華、 即ちびんろうの意味である。OPツアーで最初にi案内された所は「ペナン州立博物館」、イギリス統治時代のジョージタウンの街並の写真パネルや、当時の人力車、民族衣装、錫製品などが展示されている。二箇所目は「龍山堂邱公司」、中国系住民の邱氏一族が住む街区で、中心広場に建つ祖廟龍山堂を中心に周囲を一族の住居が取り囲む。福建省からペナンにやって来て大成功を収めた邱氏が1898年に建立した霊廟自体は華やかであるが、今では凋落しつつあるのか周りの建物は傷みが目立つ。三箇所目は「インド人街」、英国統治時代(1786~1957)中国マフィアに対抗するため、イギリス人によってインドやスリランカからP1070763連れてこられた人々の末裔が暮らす街区で、商店が建ち並ぶ。 道路1本挟んで中国人街と向かい合うが、お互いに閉鎖的で地域社会における交流は乏しそうである。その後名物のトライショー(人力車)に2人乗りして中国人街を一巡りする。高齢の運転手が多く、メタボの日本人夫婦が乗るとペダルを踏むのが辛そうである。気の毒になって降りる時ついチップを弾んでしまう。四箇所目は「水上住宅」、福建省から流れて来た中国系住民発祥の地で、林氏一族が住んでいる。入口に日月壇なる祖廟(?)があり、その奥は海に突き出した桟橋で、桟橋に沿った粗末な住居が海上に建ち並ぶ。 今は何を生業にしているのか分らないが、昼日中からベンチにごろ寝している人が多い。その辺りの海はゴミだらけで汚い。最後に「東方海鮮舫」なる海上レストランへ行き、海鮮料理を食べる。入口の水槽に、ハタ類、ミル貝、アブラガニ、イセエビ、クルマエビ、シャコ、ワタリガニ、カブトガニ(日本なら天然記念物!)、雷魚、アサリなど高級活魚が並んでいる。大いに期待したが、出てきた料理は蒸しスズキ、煮ワタリガニ、茹でエビなどで平凡、14RM(460円)のTIGERの生ビールを1杯飲む。夕食も含めたOPツアーの料金は一人7,000円、これならホテルでゆっくりし、屋台でいろいろ試食したほうがよかったかもしれない。セブンイレブンで3種類の缶ビールを買い、19:30ホテルに戻る。近年リゾート地としての人気は、ペナン島からタイ国境に近いランカウイ島へ移りつつあり、いずれメキシコのアカプルコとカンクンのような関係になるのであろう。(続く)

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