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金剛山如法寺(鳥追観音)

Dsc034242008年11月9日(日) 会津ころり三観音の一、会津三十三観音番外・結願所 金剛山如法寺

御本尊:聖観世音菩薩坐像(県指定重文)

所在地:福島県耶麻郡西会津町野沢

御詠歌:かねこわきやまのごときののりのてら まことだいひのじょうどなるらん

略縁起:今を去る千二百七十年前、天平八年(736)の春、行基菩薩が会津巡錫の折、この地の貧しい農家に宿されました。子にも恵まれず、鳥獣害による不作の貧苦と悲嘆にくれる農夫に憐れみをかけ、念持佛である一寸八分の正観音の御尊像をお授けになられました。爾来その霊験まことにいちじるしく「鳥追観音」と尊称されるようになりました。大同二年(807)、弘法大師と徳一大師は西方浄土の寺を建立しようと志し阿賀川の御身ケ淵をお通りになった時、観世音の佛勅を賜り、坂上田村麻呂の帰依を受けて金剛山如法寺を建立されました。御本尊は行基菩薩が自ら敬刻開眼された正観音を奉安し、胎内佛に一寸八分の尊像を入佛秘されたと伝え、脇立に不動明王、毘沙門天王が安置されています。堂宇は慶長十六年(1611)の地震に倒壊のため、慶長十八年会津藩主蒲生公の重臣、津川城主、岡半兵衛重政が再建されました。御堂の形は西方浄土の意味を現わし、山の神の因縁を伝承する全国でも珍しい観音堂であります。開創以来千二百年、観音経に無限の力を説かれているように信心すれば影身に添うて守護し、悪事災難は我代って受け、貧者には福を授け、病者には薬を与え、短命のものには寿命を授けると仰せられ、子授、安産、子育、出世の応援と限りない御慈悲を伝えております。又、ころり観音と称せられますこの信仰は、御本尊に祈念をこらして金剛寿命尊をなで、肌守を念持すれば病魔を除いて心身が軽くなり、死病のときには願う月日に観音様のお迎えがあると伝えられております。このように鳥追観音に対する信仰と広大無辺な霊験とは枚挙にいとまありません。

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