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松島四大観・多聞山

2009年1月16日(金) 12:00多聞山駐車場着、辺りは公園風に整備され昔の素朴な面影は失われている。 山頂に葉衣(ようえ)観音を祀る深山権現社があるが、これは個人のお社で、七ヶ浜町代ヶ崎浜Dsc04483の伊藤家の氏神様とのことである。この辺りの地主か網元か、ともかくも有力者であろう。因みに、葉衣観音は変化観音のひとつで帝釈身を現わすらしい。山頂から少し下って、毘沙門堂が建つ松島四大観展望所へ。そこは海面が近いだけに景色が一層鮮やかである。傍らの説明板には、「多聞山 多聞山は標高56メートルの景勝地で、多聞天像を安置する毘沙門堂があるので多聞山と呼ばれるようになった。多聞山は眼下に馬放(まはなし)水道、塩釜港を臨み、松島湾の南部景観の好点を占め大高森、富山、 扇谷と合せ松島四大観として知られ、多聞山からの景観は美観と称されている。多聞山の美観は、大小の島々が名園の配石の様に所を得て、その姿態、色調が巧妙であり、富山、大高森の遠景がよく調和された一幅の大観となり、老松の間から展望されるところにある。馬放島と地蔵島が脚下に横たわり、老松の間から抜け出た白色の灯台と海の青とが調Dsc04481和し、前面に点在する島々が、松の緑を競い、東方洋上ははるかに、霊峰は金華山を望み、北方に松島湾の全景を遠望し、更に山頂からは雄大で変化に富む景観の転回を楽しむことができる。多聞山を海上から望見するのもまた、一興である。馬放水道からそそり立つ山のたたずまい、老松の美しさ、林間に穏見する古さびた 毘沙門堂も奥ゆかしく、訪れる人を楽しませている地でもある。七ヶ浜町・七ヶ浜町観光協会」とある。仏教では、多聞天はじめ四天王は世界の中心に聳える山・須弥山を守る役目を担っており、須弥山において帝釈天に仕えると言われているので、多聞山を須弥山に見立て、山頂に帝釈天(ここでは葉衣観音)を祀り、北面の中腹に毘沙門堂を築いて多聞天を祀るようになったものと思われる。もしかしてもっと昔は、中腹の東西南北に御堂が建ち、東の御堂には持国天像、西には増長天像、南には広目天像が祀られており、また山名も帝釈山と呼ばれていたのでは・・・などと想像を逞しくしながら多聞山を後にする。帰路、南蒲生の松林に立ち寄り、伐採されたばかりのサクラやニセアカシアの丸太を拾う。

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