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陰陽神社

2009年3月15日(日) 奥久慈の盛金富士Dsc04886に登りに行く序に、同じ山方町(現常陸大宮市)にある陰陽山にも登り、 山頂に建つ陰陽神社に参詣する。陰陽山の名の起りは、山頂付近にある二つの大岩を夫婦石(陰陽石)に見立てて御神体としたことに由来する。陰陽神社は水戸二代藩主、徳川光圀公が寛文元年(1661)に創建を思い立たれ、元禄四年(1691)に社殿が完成したとのこと、以来山方の旧七箇村の村社として崇敬を集めてきた由緒ある神社である。登山口の南皆沢公園駐車場に車を置き、一の鳥居をくぐる。春季(4月15日)、秋季(10月15日)の例祭のほかにも節目節目で祭礼が執り行われており、今でもお参りする人がDsc04883 絶えないようである。二の鳥居の手前に立つ不動明王像の銘は文政十亥年(1827)三月、 急な石段を登っていくと中段に立派な幣殿が建つ。そこから反時計回りに山腹を登っていくと本殿の前に出る。狛犬の形が一般的な獅子ではない。台座に彫られた銘文を読むと、朝鮮北部高麗地方に於いて狩りの時に使われた短足低背の犬の形をしているとあり、此の地も埼玉県の高麗(現日高市)と同じく渡来人が住み着いた所であろうか。190年前に当該狛犬を奉納した人々の子孫有志が平成四年十二月に修復したもので、氏子総代根本保氏、宮司高木邦久氏とある。信仰心に富む奇特な人々はまだまだいる。Dsc04897御祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冊尊(いざなみのみこと)、 御神徳は「結婚縁結び」「子授け安産」「夫婦和合」「延命息災」「諸願成就」と何でも御座れである。また古来より晴天を陽石に、慈雨を陰石に祈願したものらしい。本殿の裏手に御神体の陰陽石が寄り添うように聳え立つ。向って右側(東側)の陰石は長さ10m、横2.3m、厚さ2.5m、左側(西側)の陽石は長さ8.8m、横5.6m、厚さ1.9mであり、見上げるような巨岩というわけでもない。形状からいって陰陽逆でも良いと思う。何はともあれ有り難い、傍に寄り右手で陰石に左手で陽石に触れる。前期高齢者に近くなって家人から別れ話を切り出されでもしたら目も当てられないので、ここは「飽きられませんように」「捨てられませんように」と必要最小限の夫婦円満をお願いする。山頂の展望台から水戸市街や筑波山を眺めた後下山、盛金富士へ向う。

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