« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

知床八景

2009年6月29日(月) 6:15起床、好天の兆し、空が明るい。朝食はシシャモと納豆をおかずにご飯を2杯食べる。 食後、宇登呂漁港へ行き知床観光船発着場の下見。 その序にオロンコ岩の頂上に登る。急な石段を登って頂上に出ると、そこはエゾキスゲ、エゾノシシウド、ヒオウギアヤメなどの花畑、四等三角点が置かれ、知床連山の眺めが素晴らしい。Dsc07289_2それもその筈、オロンコ岩は知床八景の一つに数えられている。他の七箇所は、オシンコシンの滝、プユニ岬、フレペの滝(乙女の涙)、知床五湖、カムイワッカ湯の滝、知床峠、夕陽台とのこと、今日は知床八景巡りを試みる。夕陽台はホテルの裏手なので歩いて行ってみる。丘陵の先端部にある展望台で眼下にウトロ漁港とオロンコ岩を望み、 その向こうに果てしないオホーツクの海が広がる。ウトロ夕照は後の楽しみとし、一旦ホテルに戻る。9:20再びホテルを出発しネットで予約しておいた知床観光船乗船へ。船着場にある町営駐車場は有料(400円)、不景気のせいかおおらかだった北海道もすっかり世知辛くなる。駐車場の傍らには、幕末の蝦夷探検家であり、北海道の名付け親でもある、松浦武四郎(1818-1888)の没後百周年の顕彰記念碑が建つ。翁の著作「知床日誌」にDsc07290ある「山にふし 海に浮寝の うき旅も 馴れれば馴れて 心やすけれ」の歌が刻まれている。10:00おーろら号乗船、以前網走港から乗った流氷観光船と同じ船、夏場は岬巡りに転用されている。展望デッキへ上り、進行方向右側のベンチに陣取る。天気晴朗で波静か、これ以上望めないほどの好日に恵まれる。但し、 午前中は逆光になるので写真撮影には不向き。出発して間もなく、半島の脊梁を形成する羅臼岳(1,661m)、三ッ峰(1,509m)、サシルイ岳(1,564m)、オチカバケ岳(1,450m)、知円別岳(1,544m)、硫黄山(1,563m)の知床連山が姿を現す。谷筋には未だ白く雪が残る。船が進むにつれて刻々連山の姿が変化する。知床半島のウトロ側(西岸)は断崖絶壁の連続、オホーツク海の風波に削られた海蝕断崖が岬の先端まで続く。おーろら号は定員400名の大型船なので崖際まで近寄ることはできないが、プユニ岬、湯の華の滝(男の涙)、岩尾別湾、オーバーハング、カDsc07296ムイワッカの滝と、見所に近寄っては離れる操船を繰り返す。 硫黄山航路(所要時間1時間30分、料金3,100円)はカムイワッカの滝を見た所で引き返すが、知床連山の眺めも海蝕断崖の見所もそこまでがハイライト、その先知床岬迄は景色が単調になるのと船旅に飽きるのとでやや退屈する。船内に、加藤登紀子が歌う「知床旅情」と、さとう宗幸が歌う「岩尾別旅情」が流れる。「北の涯知床の 吹く風はつめたく 波荒いオホーツクに 白いカモメはあそぶ 丘の上に咲く一輪の エゾニューの花によれば 茜色の空に光る 小さな星ひとつ」。「岩尾別旅情」はさとう宗幸が未だ無名時代に、知床の岩尾別ユースホステルに宿泊した際に作った歌で、今もユースホステルで歌い継がれているそうな。同じ仙台出身で、 今では親類縁者だけに、どうしても肩入れしたくなる。「友と語る知床の 岩尾別の宿よ 静かに雨降る夜の 思い出はもう消えぬ ランプを見つめ彼の友と 旅の情うたえば 暗い夜の谷間へそっと 美わしく流れゆく」。ルシャ湾など断崖が切れて石浜となっている箇所には番屋が点在する。一帯は9月から11月にかけて鮭の好漁場とのこと。Dsc07297_2エンジンの振動が全身マッサージのようで心地好い。知床岬が近づくと、蛸岩、カシュニの滝、観音岩、眼鏡岩、獅子岩と奇岩怪石が立て続けに現れる。11:45知床岬に到達、北緯44度22分、東経145度20分の地である。岬の先端部分は台地状の草原で昭和38年建設の知床岬燈台が立つ。薄雲で国後島の島影は 望めない。暫らく岬の沖合に留まった船は、やがてUターンしウトロへ引き返す。 帰りは太陽が中天に昇り、写真を撮るには好条件となる。名所毎に往路と同じく接近と説明をしてくれるが、復路は船室に入り昼寝する人が多くなる。知床岬航路は所要時間3時間45分と長く、料金も6,500円と高いので、どうしても岬の先端を見てみたいと云う人以外には勧められない。13:50漸く宇登呂港帰着、車に戻ってカムイワッカ湯の滝へ向かう。R334から知床公園線に入り、カムイワッカ湯の滝と知床五湖との林道分岐に至ると、何故かカムイワッカ湯の滝・知床大橋方面はゲートで遮断されており通行止め、やむなく知床五湖へ。 知床五湖の駐車場(有料410円)に車を入れると、ヒグマが出没しているため今日は一湖と二湖のみ開放とのこと、昨日は駐車場にも出てきて遊歩道の全てがクローズだったらしい。事故があっては観光の目玉に大打撃を受けるので、地元は神経質になっている。世界自然遺産も結局のところ商売道具であり、駐車場の一角には大規模物販店が建ち、広大な笹原の中に無粋な高架木道が遥か彼方まで延びる。 一湖(標高239m、面積1.8ha、周囲0.7㎞、水深3m)と二湖(標高239m、面積5.3ha、周囲1.5㎞、水深4m)を巡ってみたが、団体客がぞろぞろ声高に歩き神秘的雰囲気は 皆無、こんなことなら全面的に立入禁止にした方がよいのでは。もっとも、二湖に映る逆さ知床連山は美しい。帰路、羅臼岳登山口のある岩尾別温泉へ偵察に行く。道路沿いにエゾシカが頻々と出没し危なくて仕様がない。林道の終点に岩尾別温泉・ホテル地の涯Dsc07312が建つ。場所と名前に似つかわしくない近代的建造物である。日帰り入浴料は800円とのこと、これまた鄙には似合わない料金。傍らに無料の露天風呂があり、そちらの駐車スペースは満車である。 次はフレペの滝(乙女の涙)、ビジターセンターの駐車場に車を置き、往復2㎞、40分の林道を歩き始めると、先の林でヒグマが出たとかで通行止め、公園管理官が安全を確認するまで待たされる。16:25漸く開放になり、問題の林を足早に通り抜けると、見渡す限りのワラビ原が現れる。太くて良質のワラビが起伏のある台地を隈なく覆っている。 本州では絶対見られない光景である。断崖の先端に四阿が建ち、そこからフレペの滝が眺められる。ウトロ燈台と知床連山を背景に、絶壁をさらさらと海に流下する滝は愛でるに値する。未だ明るいのでオシンコシンの滝へ行く。双美の滝とも称されるオシンコシンの滝は、いつ来ても水量が豊かで見ごたえがあり、日本百名瀑の名に恥じない。18:10ホテルに戻る。夕食は懐石料理、鮭のルイベ、カスベ(エイの頬肉)の煮付け、知床地鶏の鍋などを賞味する。(続く)

| | コメント (0)

小清水原生花園で出逢った花

上段はエゾキスゲ、中段1はエゾスカシユリ、中段2はハマエンドウ、下段はハマナス。他にはエゾノシシウドやハマフウロなど。個体数は物凄く多いが、種類は以外に少ない。 Dsc06983 Dsc06980 Dsc07000 Dsc06989

| | コメント (0)

小清水原生花園

2009年6月28日(日) 羽田で7:55発のJAL1183便に乗り、9:46女満別空港着。オリックスレンタカー女満別空港店でスズキのSWIFTを借りる。走行距離1,029㎞の新車、やはり普通車は力がある。Dsc07282先ず天都山にある北海道立北方民族博物館へ。山中のハリエンジュの花が今頃満開、関東より1ヶ月以上季節の歩みが遅い。北方民族博物館には、東はグリーンランドのイヌイト(エスキモー)から西はスカンジナビアのサミ(ラップ)まで、広く北方諸民族の文物が展示されている。展示品は充実しており、その一つひとつに、酷寒の厳しい環境に適応して生きる極北の民の知恵と技とが凝縮されている。 次いで、オホーツク流氷館が建つ天都山頂へ。生憎のガスで何も見えず、直ぐ引き揚げる。R244を小清水原生花園へ向かう途中、藻琴にある網走海鮮市場に立ち寄り、シーフードレストラン・Dsc07284オホーツクで昼食、オホーツクラーメンと浜カニ飯を食べる。味付けはどちらも北海道らしくおおらかである。原生花園駅に隣接する道の駅の駐車場に車を入れ、遊歩道散策。花の時期に来るのは大学4年生の夏以来41年ぶり、懐かしい。濤沸湖畔で放牧馬が草を食む風景は昔と変わらないが、 道の駅「はなやか小清水」が開業し、駅舎もすっかり奇麗になる。今は、エゾキスゲ(ニッコウキスゲ)、エゾスカシユリ、ハマナスの花盛り、他にエゾノシシウド、ハマエンドウ、ハマフウロも花を付け、北の浜辺を華やかに彩る。「潮かをる北の浜辺の 砂山のかの浜薔薇(はまなす)よDsc07283  今年も咲けるや」、つい啄木の歌を口ずさむ。一輌だけの列車も風情がある。海辺へ出てみると「日本最北端の鳴り砂浜」看板が立つ。どこをどう歩いても少しも鳴らない。ホテルに入るのは未だ早いので、R102を使い藻琴山小清水高原展望台へ上る。藻琴山(1,000m)登山口があり、展望台の海抜が既に725mなので、1時間足らずで山頂に登れそうである。休憩舎の回廊から近くの屈斜路湖と硫黄山と摩周岳を眺める。 その左手には、斜里岳、海別岳、遠音別岳、羅臼岳も遠く連なる。オーパ!。帰りはR391で小清水経由ウトロへ。山岳道路にはエゾシカ、エゾタヌキ、キタキツネが現れる。さすがは北海道、ミニサDsc07288ファリも楽しめる。17:30ウトロの知床プリンスホテル風なみ季にチェックイン、ここは5年前に流氷を観に来た時も泊まった宿である。西館(旧館)の筈が、3連泊が効いたのか、南館(新館)に部屋を用意してくれる。714号室に入る。夕食は大食堂に於けるバイキング、ズワイガニ、タラバガニ、北海シマエビなどを食べる。大食堂が一杯になるほどの泊り客、結構繁盛している。食事の後で温泉へ入りに行く。入口の入浴注意事項を見ると、日本語、英語、中国語、韓国語に加えて、何とキリル文字のロシア語まである。先日のロシア旅行でさんざん悩まされた文字であるが、今となっては懐かしい。オホーツク海に面した漁港だけに、ロシア漁船がカニの水揚げに来て、ここに泊まる船員さんもいるのかも。温泉の泉質は重曹食塩泉でさらさら、完全放流式である。露天風呂に入ると、夜気が涼しく心地好い。(続く)

| | コメント (0)

御殿場高原ビール

Dsc069452009年6月22日(月) 娘からの父の日プレゼント第2弾、御殿場高原ビールのピルス、ヴァイツェン、デュンケル各2本づつの計6本。数ある地ビールメーカーの中で、御殿場高原ビールは最も成功している会社のひとつ。富士・箱根・伊豆の一大観光地と御殿場プレミアムアウトレットを控えるロケーションにも恵まれているが、何より造るビールの品質が優れている。御殿場高原ビールには色々のしがらみがあり、たまには飲まないと義理を欠く。その意味でも嬉しいプレゼント、これに米久のスペアリブでも付いていれば申し分ないのだが・・・、まあ、贅沢を言っては罰が当たる。

| | コメント (0)

ハタケシメジの炊き込みご飯

Dsc069392009年6月21日(日) 昨日増尾城址公園で採取したハタケシメジを使い、炊き込みご飯を作りました。このところ雨が多かったせいで、裏面のひだに落葉やら土砂が入り込んでおり、それらを洗い落とすのに四苦八苦いたしました。野生きのこはキノコバエの幼虫が入っていたり、ナメクジにかじられていたり、今回のように汚れていたりと、料理の前に綺麗にするのにやたら時間をとられます。その上、珍しいだけで、「食べられる」「毒はない」という程度のものが多く、家人に歓迎されないのも仕方ありません。ところがハタケシメジだけは美味な食菌なので喜ばれます。今回もすんなり料理してもらえました。

| | コメント (0)

定点観察・増尾城址公園(柏市)

Dsc069242009年6月20日(土) 午後増尾城址公園できのこ観察。材上生の木材腐朽菌が目立たなくなり、地上生の菌根菌や落葉分解菌が多くなる。アセタケ類とベニタケ類が幅を利かせ、イグチ類やクサウラベニタケも出始める。ハタケシメジの大株を採取し満足して公園を後にする。

《観察種》 1.アセタケ属(中型)、2.アセタケ属(クロトマヤタケ?)、3.アセタケ属(キヌハダトマヤタケ?)、4.アワタケ、5.イロガワリ、6.オオツエタケ、7.カレエダタケ、8.カレバキツネタケ、9.キショウゲンジ、10.クサイロハツ、11.クサウラベニタケ、12.コウDsc06915ジタケ、13.コバヤシアセタケ、14.スミゾメヤマイグチ、15.チチタケ、16~18.チチタケ属、19.テングタケ、20.トキイロヒラタケ、21.ニセクサハツ、22.ニセヒメチチタケ?、23.ハイイロイタチタケ、24.ハタケシメジ、25.ヒダナシタケ類(アンズタケ科?)、26.ヒビワレシロハツ、27.ヒメアワタケ、28.ヒメコナカブリツルタケ、29.ヒロハシデチチタケ、30~33.ベニタケ属、34.マルミノヒトヨタケ?、35.モエギタケ科スギタケ属(写真は、上段が5、下段が34)   

 

| | コメント (0)

父の日プレゼント

Dsc068402009年6月20日(土) ロシア旅行から帰ってきたら、娘と息子から父の日プレゼントが届いていました。娘からはTHE NORTH FACEのシャツ、御殿場のアウトレットで調達してきたようです。妻が買ってくるユニクロやしまむらのものと違ってゆったりと着心地がよく、大きい胸ポケットが2つ付いているので趣味の山歩きや旅行に重宝します。これは嬉しい。息子からは地ビール8本、萌木の村株式会社八ヶ岳ブルワリー製の清里ラガー、ピルスナー、デュンケル、プレミアムロック・ボック各2本のセットです。そこの醸造長のYさんは25年来の知り合いDsc06844で、超一流のビール職人です。事実、全日本国際酒類振興会主催の2006年全国酒類コンクール「地ビール部門」で見事第一位の栄誉に輝いています。これも嬉しい。父の日や誕生日にプレゼントをもらうのは嬉しいことですが、後のことを考えると単純に喜んでばかりはいられません。先楽後憂というか、5倍返し、10倍返しは当たり前の世界、時には100倍返しもあるかと思うと、複雑な思いがあります。

| | コメント (0)

定点観察・根木内歴史公園(松戸市)

Dsc068252009年6月19日(金) 午後近所の公園できのこ観察。梅雨に入り発生環境が整ったせいか、随分種類が増える。《観察種》 1.アクニオイタケ?、2.アセタケ属、3.アセタケ属、4.アワタケ、5.アンズタケ、6.アンズタケ属、7.イタチタケ、8.キショウゲンジ、9.キララタケ、10.クロトマヤタケモドキ、11.ケショウハツ、12.コウジタケ、13.ツチナメコ、14.ニセクサハツ、15.ニセショウロ科(ザラツキカタワタケ?)、16.ニセショウロ科(ヒメカタショウロ?)、17.ハイイロイタチタケ、18.ヒビワレシロハツ、19.ヒメアワタケ、20.ベニタケ属、21.ベニタケ属 (写真は8) 

| | コメント (0)

定点観察・向小金ふるさとの森(流山市)

Dsc067302009年6月18日(木) 梅雨時に発生するキサケツバタケを求めて近所の公園へ。いつもの草むらに出てはいたが僅かに2本、晩のオカズにするには足りない。写真撮影にとどめて、いつものコースで林内のきのこ観察を始める。生憎雨になり途中打ち切り、それでも以下の17種類に出逢う。
《観察種》①アセタケ属、②オキナクサハツ、③ガンタケ、④ケショウハツ、⑤ダイダイガサ、⑥チャワンタケ属、⑦ツチナメコ、⑧テングタケ、⑨ハチノスタケ、⑩ヒビワレシロハツ、⑪⑫⑬⑭ベニタケ科、⑮不明種 (写真はキサケツバタケ)

| | コメント (1)

小さな恋人

Dsc067172009年6月18日(木) 柏駅前の高島屋で家人が購入してきたJA天童産のさくらんぼ、しかも佐藤錦!、今年もやっと小さな恋人にめぐり会うことができました。今年はアメリカンチェリーにもなかなかお目にかかれなかっただけに驚きです。如何なる心境の変化であるかと、財布の紐を緩めた理由をよくよく尋ねてみれば、何のことはない、単なるタイムサービス品とのこと。そう言われてみれば、粒が小さいし、完熟品でもないし・・、なるほど納得です。それでも味はまさしく佐藤錦、酸味と甘味が上品に調和し、申し分ありません。

| | コメント (0)

ラズベリーリキュール・フランボワーズ酒

Dsc067232009年6月17日(水) ロシアから帰国してやれやれと思う間もなく、畑の雑草取りに駆り出される。留守中、夜の始めの頃に連日雷雨があったとのこと、たっぷりの雨で一週間のうちに随分雑草が伸びている。作物の方もトウモロコシが出穂し、ナスやミニトマトの実が太り始める。畑の片隅に紅いものが目についたので行ってみると、なんとヨーロッパキイチゴの実、これは嬉しい。熟しているものだけを摘んで帰り、早速果実酒用ブランデーに浸けてリキュールを作る。これから熟す実も多く暫らく楽しめそうである。

| | コメント (0)

ルースキー・スタンダルト(RUSSIAN STANDARD)

Dsc07568_2 アルコール分40%、ウオッカのプレミアムブランドで人気ナンバーワンを誇る。モスクワ・シェレメチェボ国際空港の免税店で購入したもので、500ミリリットル入り瓶が11€(約1,500円)、他にも色々なブランドのウオッカがあり値段もピンからキリ、本品は価格から判断すると高級な方で、これより高いものはチョウザメ印ラベルの商品のみ(ブランド名はキリル文字のため判読できず)。穀類の醗酵酒を蒸留し、白樺炭で濾しているため殆ど無味無臭、日本の酒でいうと甲類焼酎のようなものであるが、そう考えると500ミリリットルで1,500円はちと高いかも。

| | コメント (0)

ロシア料理(4) デザート

P11000601.マロージナェ、つまりアイスクリーム。ロシアの乳製品はレベルが高く、ヨーグルトなども美味しいが、乳固形分濃度が高いアイスクリームはなめらかで特においしい。

2.ブリヌィ、即ちロシア版のクレープ(写真上)。サワークリームや蜂蜜、各種ジャム、コンデンスミルクなどをかけて食べる。甘党の私には非常に嬉しい。

3.焼きリンゴ(写真下)

P11000464.チョコレートケーキ

あぁロシア料理はデザートが一番旨い。

| | コメント (0)

ロシア料理(3) メイン・ディッシュ

P11000581.ビーフストロガノフ:肉と野菜のホワイトソース煮、味はううむ。

2.シャシャリク、ロシア風串焼きとのことだが串は?、味はまずまず。

3.ジャルコーエ(写真上):肉と野菜を煮込んだロシア風肉ジャガ、陶器の壷に入っており個別に壷焼きしたものか。ボリュームがあり過ぎ、冬に食べると美味しいかも。

P11000824.ペリメニ:シベリア風水ギョウザ、具沢山でこれは美味しい。

5.キエフ風カツレツ(写真下):バターを鶏肉で包んで揚げたもの、ナイフを入れると融けたバターが流れ出る。こんなに凝らなくても・・・、フライドチキンでいいのに。

 

| | コメント (0)

ロシア料理(2) スープ

P1100057スープは、野菜の形がなくなるまで煮込んだ濃厚なものが多い。冬の寒さが厳しいロシアならではの身体を温める工夫であろう。写真は名物のボルシチ、テーブルビーツの紅い色が刺激的。  

| | コメント (0)

ロシア料理(1) 前菜・サラダ

P1100055今回のロシア旅行で食した料理、前菜は生野菜のサラダのほかにジャガイモを材料に使うものが多い。

| | コメント (0)

モスクワ地下鉄駅巡り / 帰国

2009年6月15日(月) 5:45起床、先ず風呂に入る。さっぱりしてから帰国準備の最終荷造りにかかる。7:15レストランへ行き朝食、P1100176ベーコンとヨーグルトを食べる。9:45有志でロビーに集まり、 モスクワ地下鉄駅巡りに出かける。午前はフリータイム、ひとりでは物騒でも皆で渡れば怖くない。ホテル・コスモスから徒歩5分、最寄り駅の6号線ヴェー・デー・エヌ・ハー(VDNHK)駅から地下鉄に乗り、5駅目のチーストィエ・プルドゥイ駅で1号線に乗り換える。2駅目のアホトヌイ・リャト駅で下車、地下道を歩いて最初の目的駅、3号線のプローシャチ・レヴォリューツィ駅に出る。駅名表示はキリル文字なので、ガイドブックのモスクワメトロ路線図が頼り、探検気分にしてもなかなか難しい。プローシャチ・レヴォリューツィ駅には社会主義リアリズムの彫像がずらりと並ぶ。メトロの駅が美術館とは・・・、機能一点張りの日本の地下鉄駅とは雲泥の差、旧ソ連時代には駅も思想教育の片棒を担がせられたのであろう。二箇所目は同駅から3号線で3駅目のキエフスカヤ駅、そこにもソ連時代の栄華を伝えるモザイク画とフレスコ画がずらり、これが地下鉄の駅とは思えない光景である。モスクワ市民は見慣れているのか、P1100178 誰も装飾品を眺めるために立ち止まりはしない。むしろ、感心したり写真を撮ったりしている我々を、何事かと怪訝そうに横目に見て足早に歩き去る。モスクワ市民は東京市民よりも早足、皆せかせかしている。エスカレーターの昇降速度がこれまた速い。右側に立ち左側を空けるが、日本人は手摺りにつかまらないと不安になるほどのスピード、そこをロシア人は駆け上がる。三箇所目は、キエフスカヤ駅から環状線(5号線)で3駅目のノヴォスロボーツカヤ駅、美しいステンドグラスが壁面を飾る。いやはや恐れ入りました。まさに地下美術館である。もっと回りたかったが時間切れ、P1100183 環状線の次駅、プロスペクト・ミーラ駅へ出て、そこの陶磁のレリーフをちらりと眺め、6号線に乗り換えてVDNHK駅に戻る。モスクワの地下鉄といえども、グループ行動をする限り、治安の悪さを感じない。一旦ホテルの部屋に戻り、SCを持ってロビーに集まる。ロビーではホテル併設の劇場で行われるRUSSIAN NATIONAL DANCE SHOWの案内嬢が、皆にパンフレットを配っている。ロシア旅行のフィナーレにその案内嬢を写真に収めて12:25出発、バスに乗り空港へ向かう。外気温21℃、今日も快適な気候である。6、7、8月の3ヶ月間は学校も夏休み、勤め人は代わる代わる夏季休暇をとり、家族で郊外のダーチャへP1100174行ってしまうので市内は空いている。途中、レストランで昼食、主皿は肉と米料理、特に目新しいものはない。そこから空港へ向かう道路が大渋滞、片道4車線道路が車で一杯でのろのろしか進めない。お腹も一杯でうとうと。15:45少し早過ぎるとかでショッピングモールに立ち寄り時間調整、アレキサンドル氏は最後までサービス精神旺盛である。スーパーマーケットとホームセンターとブランドショップが入るAwaHという百貨店、 それにIKEAという家具店が連なるパワーセンターで、品物は実に豊富である。飲料売り場にはアサヒのスーパードライまで並んでいる。市民は大型カートに山のように商品を積み上げている。石油、天然ガスを始めとする資源の高騰で資源大国ロシアは豊かになり、国民にもその恩恵は十分行き渡っている。一時のルーブル下落と超インフレ、物不足にあえいでいた時代からみれば夢の暮らし、神様、仏様、プーチン様といったところであろう。16:30再び空港へ。17:15シェレメチェボ空港国際線ターミナルに到着、お世話になったアレキサンドル氏にお礼を言って別れる。個人チェックインと出国検査を無事に済ませ、免税店でウオッカ、ルースキー・スタンダルトの500ミリリットル瓶を購入する。19:20 SU575便に搭乗、来るときと同じエアバスの新型機である。19:50離陸、時計を5時間進め日本時間に合せる。(完)

| | コメント (0)

ロシアのビール

Baltika3p1100037今回のロシア旅行中に飲んだビールは6種類である。レストランで飲むと500ミリリットル入り中瓶が120ルーブル(420円)、生の大ジョッキが150ルーブル(525円)、同じく小ジョッキが100ルーブル(350円)位する。スーパーマーケットで買うと、国産中瓶が30ルーブル(100円)前後と日本より大分安い。但し輸入ビールは高く、例えばドイツ産のErdinger Weissbraeuなどはスーパーでも中瓶1本500円もする。香味は北欧のビールに近く、癖がなくすっきりしている。ピルスナータイプが多いがダークビールや黒ビールもある。ナショナルブランドのバルチカ(BALTIKA)は、アルコールのSibirskaya_koronap1100086度数順に0から9の番号がラベルに表示されている。因みに、3は4.8%、7は5.4%である。ロシアは、2007年のビール生産量が1,000万キロリットルを超える世界第3位のビール大国、ウオッカの飲みすぎのせいか男性の平均寿命が50歳台と低く、国を挙げて低アルコールのビールへの切り替えを進めているようである。写真は、上段がバルチカ3、中段1がシビルスカヤ・カローナ(SIBIRSKAYA KORONA;シベリアの王冠の意味)のアルコール5%ビール、中段2がザラターヤ・ボーチカ(ZOLOTAYA BOCHKA;黄金の樽の意味)、下段がサンクトペテルブルクの地ビール、ネフスコエ(NEVSKOE) Zolotaya_bochkap1100042 Nevskoep1100076

| | コメント (0)

赤の広場とクレムリン

2009年6月14日(日) 6:00起床、20階からモスクワ市街を眺めると殆ど起伏がなく、所謂平城(ひらじろ)であると分る。7:00朝食、ベーコンと茹で卵を食べる。9:00バスで市内観光へ出発、外気温18℃。P1100159 先ずモスクワで一番高い丘、海抜120mの雀ヶ丘へ。丘の上に1953年建設のモスクワ大学が建つ。スターリン・クラシックという建築様式で、中央の32階建ての高さは236m、正面の幅が450mという威容、とても大学とは思えない。ロシア全土から秀才が集う超難関校で、ここだけはコネも賄賂も効かないらしい。展望台から市街地を眺める。眼下をモスクワ川が悠々と流れ、オリンピックのメインスタジアムであったルージニキ大スポーツアリーナの向こうに中心部の高層ビル群が見える。丘を下り、小湖の対岸からノヴォデヴィチ修道院を眺める。500年近い歴史を誇る女子修道院で、白壁の聖堂と赤レンガの鐘楼の対比が美しい。この湖の畔でチャイコフスキーが「白鳥の湖」の構想を練ったという逸話もある。次に、本日のハイライト、赤の広場へ向かう。 クレムリンへ通じる大通りを行くと、両側6車線道路の中央にもう1車線、白線道路が設けられている。政府車両専用道路とのこと、独裁国家?はやることが違う。それでも、陰に隠れて既得権にしがみつき、やりたい放題の官僚天国日本に較べれば、分り易いだけましかもしれぬ。10:25赤の広場にP1100164到着して解散、11:55までフリータイムになる。石畳が敷かれた赤の広場は、東をグム百貨店、西をクレムリン、南をポクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)、北を国立歴史博物館に囲まれる。先ずモスクワ最大 の百貨店、グム百貨店に入る。館内1階には3本のアーケードが通り、ブランド店が軒を並べる。ディオール、 ETRO、ルイ・ヴィトン、バーバリー、MOSCHINO、CORNELIANI、ソニア・リキエル、MAX&Co.、JIL SANDER、エルメス、ARTICOLI、カルティエ、LA PERLA、ピアジェ、CHAVMET、BOSCO SPORT、モンブラン、フェルガモ、COACH、KENZO、SPORTMAX、ICEBERCなど。こんな店は東京にもない。昔は国立百貨店で、食料品や衣類など日用品を並べていたらしいが、そんな面影は今や微塵もない。アーケード通りには名物のアイスクリームを商う露店がある。 アイスバーを1本買ってベンチで一休み。それから食料品売り場へ行き、自宅用に白樺細工の容器に入った蜂蜜を購入する。再び赤の広場へ出て、レーニン廟、グム百貨店、ポクロフスキー聖堂などを撮影する。1560年建立のポクロフスキー聖堂は、9つの玉ネギ頭P1100167のドームを持つ。塔の高さ、形、色使いの全てが非対称であり、数あるロシア聖堂の中でもひと際異彩を放つ。広場には国内外から観光客が集まり、記念撮影に余念がない。12:05バスに戻り市内のレストランへ。名物のキエフ風カツレツは、バターを鶏肉で包んで揚げたもの、ナイフを入れると融けたバターがドロドロと流れ出す。寒い国ならではの料理であろうがいまいち、単なるフライドチキンの方が美味しい。因みに、モスクワにマクドナルドは50店しかないが、寿司店を含む日本食の店は300店もあるとか、日本食は低カロリーでヘルシーなのでダイエットに関心がある女性に絶大な人気があるとか。女性が集まる店には必然的に男性も集まる。繁盛する道理である。それにしてもロシアの若い女性は実にスタイルが良い。 色白で青い目とくればまさしく白い妖精、シャラポワやコマネチのような美女がごまんといる。それが20歳を越えると、どうして皆判で押したようにポーニョポニョになってしまうのか、不思議なものである。午後はクレムリンの城内観光、トロイツカヤ塔から入城し、P1100170クレムリン大会宮殿、「大砲の皇帝」などを見物して聖堂広場に進む。大統領官邸やロシア連邦大統領府の方へ近づこうものなら、警備スタッフから鋭い警笛を鳴らされる。ぴりぴりした雰囲気で見学する方も緊張する。聖堂広場は、ウスペンスキー大聖堂、 ブラゴヴェシチェンスキー聖堂、アルハンゲルスキー聖堂とイワン大帝の鐘楼に囲まれている。嘗てのロシア帝国の国教大聖堂、歴代ロシア皇帝の戴冠式が行われたウスペンスキー大聖堂に入る。内部の写真撮影は禁止、壁も天井も柱も隈なくフレスコ画で飾られ、イコノスタスは巨大で荘厳である。壁際には真鍮製の棺(廟)がずらりと並ぶ。歴代モスクワ総主教廟とのこと、棺の年号を見ると1400~1600年代のものが多い。聖堂から出て世界最大の鐘、「鐘の皇帝」を見学する。高さ6メートP1100172ル、重さ200トン、しかも大砲の皇帝同様一度も使われたことがない。まさに無用の長物の筈が今やクレムリン観光の名物、世の中何が幸いするか分らない。武器庫、ダイアモンド庫の前を通り、ボロヴィツカヤ塔から城外へ出る。15:30バスに戻り、土産物屋へ。 モスクワ市内は銅像だらけ、ちょっとした街角の広場にも、トルストイ、チェーホフ、プーシキンなど、文豪や英雄の青銅像が立っている。土産物屋では買いたいものがなく、手持ち無沙汰の時間が流れる。市内のレストランで夕食を済ませ、ボリショイサーカス鑑賞へ。ボリショイサーカスといっても、所謂モスクワ国立サーカスではなくて、サーカス「ツヴェトノイ・ブリヴァール」という劇団、人民芸術家ユーリー・ニクーニン創設の伝統あるサーカス団である。19:00開演、観客は6分の入りといったところ、いきなり空中芸から始まり、お手玉芸、空中芸、ピエロ、猫芸、ピエロ、手品、ピエロ、平均台、チンパンジー芸と息つく暇もなく演じられる。木製の椅子が硬いので背中や腰が痛くなるとタイミング良く中間幕、15分間の休憩になる。ロビーには売店が多く親子連れで大賑わい。子供達には欲しいものばかりである。後半の出し物は、白馬芸、黒馬芸、綱渡り、ミンク芸、大玉芸、吊り輪芸、熊芸、飛び板芸と続き、フィナーレは総員の顔見世。21:25幕。動物虐待ではと気になる場面もあったが、オペラやバレエと違って単純明快、分り易い。これで350RUB(1,200円)は安い。22:00ホテルに戻る。部屋に入って冷蔵庫で冷やしておいたビールを飲む。早くも明日は帰国の途、最終荷造りにかかる。0:00頃猛烈に眠くなり風呂にも入らずダウン。(続く)

| | コメント (0)

ロシアで出逢ったきのこ

P1100047今回のロシア旅行で出逢ったきのこは5種類。そのうちのアイカワタケは、サンクトペテルブルグのエカテリーナ宮殿庭園とピョートル大帝の夏の離宮庭園で、カシワと思われる大木の洞に発生していました。また、イタチタケ、タマチョレイタケ、マメホコリの3種類は、モスクワ近郊の古都スズダリのカメンカ川畔を散歩している時、材上に見つけました。最後の不明種は、やはりスズダリのラジヂェストヴェンスキー聖堂の庭園で、切株に生えているのを見つけたものです。発生環境が似ているかと思い、高橋郁雄著の「新版北海道きのこ図鑑」(亜璃西社)を当たりましたが、該当種P1100069は見当たりません。外見はキシメジ科のユキワリに似ていますが、ユキワリは地上生とあるのでどうも違うようです。(写真上段がアイカワタケ、下段は不明種)

| | コメント (0)

スズダリとウラジミールの白い教会群

2009年6月13日(土) 6:30起床。昨夜寝る時は雷鳴物凄く、今朝は小鳥の声が賑やか、たまらず起き出してお茶を沸かす。7:50朝食、クレープとヨーグルトを食べる。腹ごなしに再びホテル周辺を散策、裏手からカーメンカ川の土手沿いに修道院(スパソ・エフフィミエフ修道院)の城壁近くまで歩く。民家が建ち並び、個性的な窓飾りを競う。どこを切りとっても絵の様な風景、こんP1100150な町に住んでみたい。倒木上にイタチタケとマメホコリを見つけ、切株にタマチョレイタケを見つける。9:25バスに乗りスズダリ観光へ出発。 人口12,000人の町に50以上の教会があるとのこと、まるで教会博物館のような町である。12世紀にウラジミール・スズダリ公国の首都となり、その時に石灰岩を使った独自様式の白い教会が盛んに建設されたようである。 景観保護のために建物の高さ制限を実施しており、一番高い建物が市役所の3階建てである。 最初の見学先はスパソ・エフフィミエフ修道院、今朝城壁近くまで散策した寺である。ロシアで2番目に大きい男子修道院とのこと、さもありなん、まるで城郭のように堅固な造りの大規模な寺院である。修道院の創設は1352年、現在の城壁は17世紀のもので、高さ8m、長さ1.5㎞にも及ぶ。スターリン時代にはP1100148一時刑務所として使われたが、今は200名の修道士が日夜修業に励む。最初に修道院の裏手にある見晴らしへ行き、カーメンカ川の青い流れと、対岸のポクロフスキー修道院とを眺める。聖門をくぐり、鐘楼で催されるベルコンサートを聴く。大小13個の鐘に結び付けたロープを鐘撞き係りが身体全体を使って操ると、おごそかな鐘の音が古都の空に響き渡る。観光客のために一日5回演奏しているとのこと、係員(修道士?)も楽ではない。境内には他に4つの教会とドミトリー・ポジャルスキー公(1612年にモスクワをポーランド軍から解放した英雄、スズダリ大公)廟などがあるが、いずれも外から眺めただけで内部には入らず、それでも建物と調和した庭園が美しい。外へ出ると広場には蜂蜜酒や白樺の樹皮細工を商う露店が並ぶ。中には 、こんな鄙びた所で売り子をさせておくのが惜しいほどの美人もいる。次いでスズダリ発祥の地、クレムリンへバスでP1100154小移動。カーメンカ川に架かる木橋のたもとでバスを下りると、近隣の村から移築された木造教会(18世紀建立のプレオブラジェンスカヤ教会)が建つ木造建築博物館が見える。橋を渡ると、土塁に囲まれたクレムリンの中心にラジチェストヴェンスキー聖堂が建つ。現存する建築物としてはスズダリで最も古く、13世紀の白石教会である。そこも外から眺めるだけなので、聖堂に加えて移築木造教会のニコーリスカヤ教会、鐘楼などを写真に収める。トルコヴァヤ広場へ歩いて行く途中、芝地の切株に純白の大型菌を見つける。噛んでみると少し渋味はあるが穏やかな菌臭、キシメジ科のユキワリやモリノニオイシメジに似ている。11:30村内のレストランで中食、サラダ、ジP1100155ャガイモスープに続き、名物のシベリア風水餃子ペリメニが出る。まずまずの味。ロシアの田舎の一般的食事は 、ジャガイモとサワーキャベツとブタの背膏の塩漬けとのこと、質素なものらしい。レストランの庭には、オダマキ、ダリア、ノコギリソウなどが咲く。12:45ウラジミールへ向け出発。モスクワの北東170㎞の所にあるウラジミールは、黄金の輪を代表する史都である。13:25到着、最初に12世紀半ばに造られた城門、黄金の門を見学する。傍らに、嘗て町を取り囲んでいた土塁の名残も見られる。次いで、1158年建立の寺院、ウスペンスキー大聖堂へ。石灰岩の白い外壁を持つ典型的な白石建築であり、金色に輝く5つの丸屋根が美しい。14世紀初めまではロシアの大聖堂の最高位にあった教会であり、 現在も大本山のひとつである。ロシア各地からの参拝客と外国人の観光客が大勢訪れる。内部は撮影禁止、男性は帽子を脱ぎ、女P1100156性はスカーフを被らねばならぬ。天井のアーチ部分に、ロシアを代表するイコン画家アンドレイ・ルブリョフのフレスコ画「最後の審判」が描かれている。ロシア人の参拝者は、余程有り難いのか例外なくお布施を納め、名前を記帳している。外へ出ると陽射しが強い。ウスペンスキー大聖堂の建つ丘を右手に回り込むと、ドミトリーエフスキー聖堂が現れる。外壁一面に施されたレリーフが美しく、「石の詩」とか「石のカーペット」と呼ばれている。そろそろ教会見学にも飽きてくる。丘の上からシベリア鉄道を眺める。ウラジオストクまで9,000㎞、7泊8日の旅とか、いつの日か乗ってみたいものである。14:20バスに戻りモスクワへ向かう。途中、手洗い休憩のドライブインで名物のライ麦クッキーを2枚購入する。価格は120ルーブル。バスは高速道路をひたすらモスクワへと走る。風景も見飽きたので、各種看板のキリル文字の解読を試みつつ時間を潰す。17:45コスモスホテル到着、 鍵をもらって2076号室に入る。最初に泊まったホテルなので勝手を知っている。18:30ロビーに集合して市内のレストランへ。主料理は名物の壷焼き、野菜と肉の煮込み料理である。壷焼きといっても日本の釜飯のように一個づつ調理した訳ではなさそうで、大鍋で調理したものを個別の壷に分け入れただけのように見える。ホテルに戻り、スーパーへビールとチョコレートを買いに出る。風呂に入るため浴槽に湯を張るとやはり淡黄色、水道管が錆びているのであろう。風呂上りにビールを飲みながら、ちんぷんかんぷんのロシア映画を観る。(続く)

| | コメント (0)

蜂蜜酒、ミョードヴハ(MYODVUXA)

P1100059スズダリ名物のミョードヴハという蜂蜜酒。宿泊したホテル・スズダリのレストランで初めて試飲する。還暦を過ぎても人生初体験はまだまだある。ホテルでは350ミリリットルの小瓶が100ルーブル(330円)であったが、街中の露店では同じものが30ルーブル(100円)程度。炭酸ガスは弱く、とろりとした味で甘い。アルコール分は7.8~8.3%、結構強い。口当たりは良いがたくさん飲める代物ではない。

| | コメント (0)

黄金の輪、セルギエフ・ポサード

2009年6月12日(金) 4:15起床、窓から見る空の端が茜色に染まる。既に中天は明るいが夜明けらしい。お湯を沸かして日本茶を入れ、昨夜もらった弁当を食べる。黒パンと白パン、サラミソーセージとチーズ、ヨーグルト、リンゴ、チョコレートの豪華版?。2日間お世話になったホテルを 6:15出発、早朝のサンクトペテルブルク市内を抜けていく。今日はロシアの日(独立記念日?)という祝日らしく、電車もがらがら、車も少ない。サンクトペテルブルクの路面電車の軌道総延長は600㎞で世界一、1980年当時は700㎞もあったとのこと、然しながら走っている電車はがたがたで自慢になるとも思えない。今日は先ずモスクワへ飛び、モスクワの北東に環状に連なる古都群(黄金の輪と呼ばれる)のひとつ、セルギエフ・ポサードを見学し、P1100129更にスズダリまで移動する。プールコヴォ1空港に到着し、再び厳しい身体検査を受ける。8:45 SU838便に搭乗、機種は国産のツポレフ154型(Ty-154M)、いかにも旧式でこれで飛ぶのかと心配になる。9:00離陸、何とか飛び上がると、又律儀に軽食がサーブされる。一昨日と寸分違わぬ内容である。10:10モスクワのシェレメチェボ1空港に着陸、現地ガイドのアレキサンドル氏に再会する。11:00バスに乗り、モスクワの北北東70㎞にあるセルギエフ・ポサードへ向かう。モスクワ郊外は森と草原に覆われる。土地は幾らでもある。もはやソ連時代の集団農場体制は崩壊し、食糧の8割は海外から輸入しているとのこと、畑や菜園は市民が休日を過ごすダーチャ(別荘)の周りに、ほんの申し訳程度に存在するにすぎない。草原は今花の季節、小さな白花をつけたセリ科植物はシラネニンジンかハクサンボウフウに似ている。又、黄花はミヤマキンポゲのP1100131_2ように見える。雨が上り青空が覗く。針葉樹のアカマツのような木(トドマツ?)、ヒマラヤスギのような木(ヨーロッパトウヒ?)に交じり、広葉樹のシラカバやドロノキなどが生える。林床にはフキのように大きな葉を持つ 植物が繁茂する。 日本人なら不安になるほど果てしもなく広い。山が見えず地平線までまっ平である。13:00セルギエフ・ポサードのトロイツェ・セルギエフ大修道院に到着。 ロシア正教の大本山であり、各地か ら参拝に訪れる巡礼者で賑わう。修道院は要塞のように高い城壁に囲まれる。クラスナヤ門(聖門)をくぐって先ずカメラ料100ルーブルを支払う。 領収証と一緒にロシ ア正教の賛美歌を納めたCDをもらう。敷地内には14~18世紀に建てられた幾つかの教会がある。先ず17世紀に建てられた食堂附属セルギエフ聖堂から見学する。内部は暗く、カメラ料を支払ったものの、フP1100138ラッシュを焚いてもろくな写真が撮れない。ロシア正教の特徴であるイコン(菩提樹の板に描かれた聖像)とイコノスタス(聖障:奥にある至聖所と、手前の信者が立ち入る礼拝所とを区切るため、5層にイコンを積み上げた仕切り板)の実物を初めて見る。内壁や天井もイコンやフレスコ画やモザイクでびっしり覆われており、西欧の教会のような彫像はなくても非常に荘厳な感じを受ける。ロシアの守護聖人、聖セルギウスの棺が安置されているトロイツキー聖堂は、信者が長蛇の列をなしているため入場を遠慮し、ウスペンスキー大聖堂に入る。1585年完成の大聖堂はタマネギ型をした4つの青いドームの中央に金色の大きなドームを持つ。ドーム屋根の青色や金色が聖堂の白壁に映えて美しい。内部の壁面は隈なくフレスコ画で覆われ、 巨大なイコノスタスが立ち上がる。荘厳且つ重厚な雰囲気で、ロシア正教の聖地の名に恥じない。修道院を後にし、道向かいにあるレストランで昼食、名物のピロシキやボルシチ(ビーツのスープ)を食べる。ピロシキは日本で言えばお焼き、パンの中に野菜餡が入っている。ボルシチの赤い色は少々どぎついが、 真紅の 民族衣装を纏ったウエイトレスは美しい。レストラン附属の売店で自宅用に10個組のマトリョーシカを買う。セルギエフ・ポサード は民芸品の産地でもあり、なかなか出来が良い。15:30同じく黄金の輪を形成する古都、スズダリへ向かう。アレキサンドルさんが運転手に指示してバスは専ら間道を走る。お陰でロシアの田舎の風景をたっぷり味わう。とにかく広P1100141_2い、無原則に広い。景色は北海道より遥かに大きく山どころか丘も見えない。何処までも平原、しかも原野、畑や牧草地は殆ど見当たらない。交通事故が多いと見え、道路脇の処々に十字架が建っている。そのいずれにも新らしい生花が供えてあることに感心する。時々小さな町や村を通過する。田舎町でも若い娘達の服装は垢抜けている。モデルのようにすらりとした体に、カラフルで明るい色のミニが良く似合う。それに較べると男性の服装は暗くて地味、まだ黒や灰色や茶色が主流である。17:30地図にない町に着く。なんでも全員が軍需産業に従事している町で、旧ソ連時代は外国人の立ち入りを禁止していたとのこと、街角のカフェで手洗いを借用する。  日本人を見るのが初めてなのか、町の人々がもの珍しそうな顔で通り過ぎる。スズダリに近づくと沿道に製材工場が現れる。積み上げられた丸太の山が道沿いに延々と続く。万事日本とはスケールが違う。スズダリの周辺は土地が肥えており農業と畜産業が盛んとのこと、 特産品はキュウリで名物は蜂蜜酒である。また、国内屈指の芸術学院があり、そこの学生が描く水彩画や油絵もお土産に好適らしい。19:10ホテル・スズダリ着、93号室に入る。H・スズダリは、1972年コスイギン首相の命令で建設されたもの、木をふんだんに使った落ち着いた内装である。TVもBBCが入る。食事まで時間があるのでひとり散歩に出る。廃教会の佇まい、飾り窓のある民家、カーメンカ川段丘にP1100145広がる長閑な風景はどこをとっても絵になる。ハマナスが咲きナナカマドが実る。橋上で釣りをする親子がいる。パンを丸めた餌を流れに落とすと直ぐに当りがあり、タナゴの親分のような魚が釣れ上る。魚影はかなり濃い。20:30ロビーに集合し、一同揃ってホテルのレストランへ。ビュッフェ方式の料理はどれもいまいち、仕方がないのでロシア版クレープのブリヌイを、イチゴジャム、ブルーベリージャム、サワークリーム、コンデンスミルクを塗って食べてみる。甘い、甘すぎる。名物のミョードヴハという蜂蜜酒も試す。これ又甘い。それでもアルコール分は8%、結構酔う。その上、松戸市のKさんご夫妻に日本から持参の焼酎までご馳走になり、すっかり酩酊する。酔い覚ましに再びホテルの周辺を散策しているうちに漸く日が暮れる。部屋に戻り、風呂から上ると0:00、明朝はゆっくりなので助かる。(続く)

| | コメント (0)

ライ麦飲料 クヴァス

P1100051クヴァス(KVASS)は、ロシア、ウクライナ、ベラルーシの伝統的微炭酸・微アルコール飲料。以前は、夏になると街角でタンクに入れたクヴァスを量り売りしていたらしいが、今ではスーパーにペットボトル入りで並んでいる。工場ではライ麦と麦芽を醗酵させて造り、家庭では黒パン(ライ麦パン)とイーストを原料として作るとのこと、アルコール含量は1~2.5%。写真のクヴァスはサンクトペテルブルクのホテル近くのスーパーで購入したもの、1リットルのペットボトル入りが33ルーブル(約120円)とミネラルウォーターより安い。飲んでみると、糖蜜のような香りと甘味、酸味がある。炭酸ガスが弱いのでスカッとしない。アルコール分も殆ど感じられない。最近はコカ・コーラなどに押され気味とのこと、宣なるかな。

| | コメント (0)

サンクトペテルブルク近郊観光

2009年6月11日(木) 4:30目が覚める。先ず風呂に入ろうと浴槽に湯を張ると、黄色く着色している。 ロシアの水は悪いとは聞いていたが、まさかこれ程とは。ちょっと歯磨きも遠慮したくなる。匂いも埃臭があってよろしくない。それでもシャワージェルでごまかしながら入浴し、さっぱりする。わかめスープと日本茶を飲み、青リンゴをかじる。TVはソニーの薄型、BBCもCNNもEuronewsP1100118も入る。なかなか快適なホテルである。7:30コーヒーを飲みに食堂へ。コンチネンタルブレクファストとあったので期待していなかったが、ビュッフェ方式で料理は豊富、コーヒーの序にベーコンやゆで卵、バナナなども食べる。大食堂に他の日本人グループの姿はなく、ロシアにはあまり来ていない様子、ドイツ人やフランス人の団体が多い。9:00バスで出発、サンクトペテルブルクの 南25㎞にあるツァールスコエ・セロー(皇帝の村の意味、現プーシキン市)のエカテリーナ宮殿へ向かう。 今朝は霧が深い。景色がよく見えないので眠くなる。市の入口にあるエジプト門を通過して、10:30エカテリーナ宮殿着。エカテリーナ宮殿は夏の離宮であり、代々のロシア皇族が毎年5月から8月の4ヶ月間を過ごした住まいである。最初の宮殿は1724年、ピョートル大帝の妃、エカテリーナ1世のために建設されたもので、宮殿の名は彼女に由来する。第二次世界P1100121大戦時にはドイツ軍に占領され、破壊と略奪の憂き目に遭ったものの、現在は見事に修復されている。ロマノフ王朝の家紋、双頭の鷲が金色に輝く正門から入ると、青い塗装が涼やかなロシア・バロック様式の大宮殿が正面に 現れる。1791年6月28日、伊勢漂民の大黒屋光太夫が見た景色と今でも変わっていないであろう。井上靖の小説「おろしや国酔夢譚」を初めて読んだ時以来、いつかは行ってみたいと思っていた宮殿が目の前にある。まさしく夢のようである。今日はドイツから大型客船が入港したとのこと、庭園も館内もドイツ人で溢れている。クロークに上着を預け、ここも又イリーナさんに引率されて見学開始。中央階段を2階へ上り大広間に入る。金箔を押した装飾品が多用された広大な部屋は目映いばかり、 ここで218年前に大黒屋光太夫がエカテリーナ2世に拝謁し、帰国嘆願を行ったかと思うと感無量である。大広間から食堂や肖像画の間を通り、P1100122眠れる天使像を眺めてから、いよいよ琥珀の間に入る。そこは残念ながら撮影禁止、壁の全面を琥珀細工のパネルが覆う。秀吉の黄金の茶室も顔色なし、形も大きさも色も様々な琥珀片を組み合わせているにもかかわらず、全体としての装飾は見事なまでに調和しており、中には額縁様の窪みにモザイク画を形成している箇所もある。きらびやかさは少ないが、優雅で重厚であり本物を感じる。1949年にドイツ軍に持ち去られてしまい、長い間荒廃していた部屋を、サンクトペテルブルクの建都300年(2003年)に合せて復元したもの、以来大人気というのも素直に肯ける。更に、エカテリーナ2世の肖像画のある絵画の間(?)、緑の食堂、青の客間など贅を尽くした部屋を見学してから庭園に出る。エカテリーナ公園と呼ばれる庭園は600ヘクタールもあり、全部は到底廻れない。ごく一部の、冷たい浴場、キャメロン・ギャラリー、大池の畔に建つグロット(東屋のような建物)のみを見学する。P1100123引き返す途中のカシワの木の洞や損傷部にアイカワタケが何箇所か出ている。ロシアで出逢った最初のきのこである。12:35バスに戻り近くのレストランへ。 昼食の主料理はチキン、デザートの焼きリンゴが美味しい。サクランボジュースはいまいち。食後、ピョートル大帝の夏の離宮であるペテルゴーフへ向かう。ペテルゴーフはサンクトペテルブルクの南西30㎞、フィンランド湾に面し、フランス式の上の庭園、中央の大宮殿、噴水群のある下の公園から成る。15:00着、今回は下の公園のみの散策、入口から入って大宮殿前の見晴台に立ち、下の公園とフィンランド湾を眺める。素晴らしい景色である。6月のロシアは美しい。大滝の噴水群やサムソン像を眺めながら階段を下り、ローマの噴水、傘の噴水、いたずらの噴水などがある道を行く。 公園には、アヤメ、キショウブ、チューリップ、パンジー、ベゴニアなどが咲き乱れ、未だ花をつけてはいないがギボウシがびっしり植えられている。イリーナさんに聞いたところでは、あくまでも鑑賞用であり、ギボウシの若芽(ウルイ)を食べる習慣はないとのこと、もっともである。海辺に建P1100126つモン・プレジール宮殿のテラス迄行き、フィンランド湾を眺める。海辺には太公望がいる。フィンランド湾は魚が豊富で結構つれるらしい。そういえばサンクトペテルブルク市内のネヴァ川や運河でも釣り糸を垂れるアングラーの姿を見かける。帰りは深い森の小道を行く。 樹種はカシワ、ハンノキ、ボダイジュが多く、そこにもアイカワタケが発生している。但し、地上生のきのこは全く見当たらない。運河を渡った処から運河沿いに駐車場へ戻る。16:30バスに乗り、サンクトペテルブルクへ引き返す。もう夕方であるが、まだ真昼のように明るい。18:30ジョージアというレストランに着き夕食をとる。主料理はロシア風串焼きのシャシリク、味付けはまずまず、バルチカ7の小瓶を飲む。20:15ホテルに戻る。TVを点けるとWHOが新型インフルエンザのレベル6(PANDEMIC)を宣言したと告げている。とうとう世界的大流行、毒性が強くないのが救いである。昨日に続きスーパー通い、ライ麦醗酵飲料クヴァス(KVASS)を買ってくる。それを試飲するうち23:00、未だ明るいが明日は5時起き、もう寝なければ。(続く)

| | コメント (0)

エルミタージュ美術館

2009年6月10日(水)14:45~18:00 宮殿装飾巡りの後で、西欧美術作品を中心に鑑賞。イタリア美術部門では、レオナルド・ダ・ヴィンチの「ベヌアの聖母」と「リッタの聖母」、P1090491ティツアーノの「ダナエ」と「悔悟するマグダラのマリア」、ラファエロの「コネスタビレの聖母」と「聖家族」、ミケランジェロの「うずくまる少年」、カラバッジオの「リュートを弾く若者」、マッシモ・スタンツィオーネの「クレオパトラの死」、アントニオ・カナレットの「フランス大使のヴェネツィア到着」など。スペイン美術・フランダース美術部門では、ゴヤの「アントニア・サラテの肖像」、レンブラントの「ダナエ」と「フローラ」と「放蕩息子の帰還」、グレコの「使徒ペテロとパウロ」など。19~20世紀ヨーロッパ美術部門では、セザンヌの「セント・ヴィクトワール山」、モネの「ジヴェルニーの干草」、ルノワールの「扇子を持つ女」と「ジャンヌ・サマリーの肖像」、コローの「牛を追う農夫」、ゴッホの「わらぶき屋根の小屋」と「ライラックの潅木」と「エッテンの庭の思い出」、ゴーギャンの「果実を持つ女」、マティスの「ダンス」、ピカソの「農夫の妻」など。超一級の作品をへとへとになるほど堪能する。なお、エルミタージュ美術館のウエブサイト「The State Hermitage Museum」(www.hermitagemuseum.org)は、わざわざロシアまで行かなくてもよい位充実している。(写真は「クレオパトラの死」)

| | コメント (0)

サンクトペテルブルク市内観光

2009年6月10日(水) 4:45起床、眠い。朝食は弁当が配られるとのこと、先手を打ってメロンパンをかじる。5:00夜明け、夜が短い。5:45ロビー集合、リンゴとトマト、ヨーグルトとサンドイッチ、P1100095 それにMWの入った弁当をもらう。空港へ向かう途中のバス車内でヨーグルトとトマトを食べる。今回のツアー28名の内訳は、夫婦が8組、女性の旅友達が4組、一人参加の男性2名(自分もそのひとり)、女性2名である。早朝の道路は空いていて6:30にはシェレメチェボ空港1(国内線TB)に着く。SU839便のカウンターへ行き個人チェックイン、アエロフロートの地上スタッフも全く愛想がなく「乗せてやる」という雰囲気、とても通路側の席など頼めない。どうしてロシア人は誰も彼もが、何か面白くない事でもあるような暗くて硬い表情をしているのであろう。幸い通路側21D席の搭乗券をもらう。安全検査が又厳しく、 靴もベルトも脱がされる。おまけに待合室の椅子までクッションが硬い。いやはや恐れ入りました。7:50搭乗、サンクトペテルブルク行きのシャトル便は満席である。8:30離陸、隣席の若いロシア人女性が胸の前で十字を切って目をつぶる。そんなに危ないのかとこちらまで不安になる。水平飛行に移るや、サンドイッチとジュースの軽食がP1100097提供される。9:35サンクトペテルブルク郊外のプールコヴォ空港に着陸、外へ出るとやや肌寒い。10:15迎えのバスに乗り込み市内観光へ。現地ガイドはイリーナさん、40歳くらいの女性である。日本には観光で一度しか来たことが無いらしいが、日本語はぺらぺら、サンクトペテルブルク国立総合大学東洋学部卒の才媛である。市街地へ向かう車窓から見る光景はモスクワに比べ活気がなく、どことなく沈滞ムードが漂う。 人口460万人の大都市にしては人も車もまばらである。それでも街路樹のマロニエの花が咲き、花壇を三色スミレが彩る。市内観光の始めは「イサク聖堂」、1858年に建立された大聖堂で、ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次いで、世界で三番目に大きい教会建築とのこと、確かに大きい(三番目はスペインのセビリア大聖堂とする異説もある)。イサク広場でバスを下り、ニコライ1世の騎馬像と大聖堂を写真に収める。聖堂内部には入らず(水曜日は休館、P1100113 但し開いていても入らないとのこと)、従ってドームの展望台からサンクトペテルブルクの町並みを眺めることも叶わない。 二箇所目はデカブリスト広場 に建つ「ピョートル大帝の青銅の騎士像」、イサク広場の近くである。ネヴァ川の畔にある広場は旧海軍省と元老院の黄色い建物に東西を囲まれる。広場では新婚さんの記念撮影が行われており、騎士像よりも花嫁の方が見たい。三箇所目は「ロストラの燈台柱」、1810年に建設された古い燈台であり、ヴァシリエフスキー島の岬の先端に2基立っている。ネヴァ川を行き交う船舶を今も見守っているかの様である。ストリエールカと呼ばれる岬の最先端部からネヴァ川対岸のエルミタージュ美術館と、サンクトペテルブルク発祥の地、うさぎ島に建つペトロパヴロフスク要塞を眺める。ネヴァ川と運河が市内を縦横に巡り、まさしく水の都、北のヴェニスである。土産物店で手洗いを借用し休憩する。マトリョーシカの値段を見ると、10個組みで細工の良いものは1個2万円もする。5個組みの手土産クラスで1個1,300円、露天売りなら5個組みが5個で1,500円、まさにピンからキリ。また、ロマノフ焼きのコーヒーカップ碗皿は、 ちょっと良いと思うものが一客1万円位、結構高い。四箇所目は血の上の救世主教会、1881年に皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所に建つ。ネギ坊主頭の塔を幾つも持つ純ロシア風教会は、色使いも形も奇抜で派手であるが、宗教建築とはもともと大衆の耳目をひくように造るものなのであろう。内部の美しさは世界一といわれ、是非とも拝観したかったが無情にもパス、外観の写真撮影だけで昼食会場のレストランへ向かう。昼食の主料理は白身魚のフライ。午後はエルミタージュ美術館見学(14:45~17:45)、今回の旅のハイライトである。以前(2006年11月15日)、上野の東京都美術館で開催された「大エルミタージュ美術館展」を2時間近P1100111くかけて鑑賞したことがあるが、 その時の展示品は僅かに80点、それなのにここには300万点もの収蔵美術品があるという。半日位ではとても回りきれない。館内入口でカメラ持ち込み料200RUB(700円)を支払う。イリーナさんに引率されて宮殿装飾巡りから見学を開始。大使の階段(ヨルダン階段)を昇り、2階の大元帥の間、1812年祖国戦争の画廊、聖ゲオルギーの間(大玉座の間)、パヴィリオンの間(有名な孔雀時計あり)の順で各部屋を見学する。天井を飾るフレスコ画、壁を飾る彫像の数々、室内の調度品、何れも贅沢と華美の 限りを尽くしたもの、 高楼玉殿の余りの眩ゆさに目が眩む。続いて美術品鑑賞に移り、同じ階のイタリア美術部門へと歩を進める。全ての展示室には通し番号がふられているが、一人の画家の作品が展示品の殆どを占める部屋は、画家の名前で呼ばれる。例えば、214室は「レオナルド・ダ・ヴィンチの間」である。そのレオナルド・ダ・ヴィンチから始まり、ティツアーノ、ラファエロ、ミケランジェロ、カラバッジオ、マッシモ・スタンツィオーネ、アントニオ・カナレットなど巨匠の超一級の作品を次々と目の当たりにする。スペイン美術、フランダース(オランダ)美術部門でP1100105は、ゴヤ、 レンブラント、グレコの作品を、3階の19~20世紀ヨーロッパ美術の部門では、セザンヌ、モネ、コロー、ゴッホ、ゴーギャン、マティス、ピカソの作品群を息つく間もなく鑑賞する。最後に再び2階に下りて、小食堂の間や孔雀の間を見学する。2時間半があっという間に過ぎる。ポイントを抑えて効率よく案内してくれたイリーナさんに大感謝、個人で入館したらとてもこうはいかない。それにしても世界屈指の美術館の入館料が僅か350RUB(1,200円)、サンクトペテルブルク市民(ロシア国民)は幸せである。日本の巡回展にも超一級作品が何点か出展されてはいるが、本館を見てしまうと問題にならない。立ち放しで疲れたので、 1階売店で日本語版カタログ「エルミタージュ」を購入してからカフェで休憩、コーヒーを飲む。結局18:00の閉館時刻ぎりぎりまで滞在、外へ出ると雨も小降りになる。市内のレストラン、チャイコフスキーへ行き、名物のビーフストロガノフとアイスクリームを食べる。牛肉が硬く、味付けもいまいち。但し、ロシアのレストランでは食事の都度、MWとコーヒー(又は紅茶)が付くので飲み物を注文しなくて済む。20:00バルト海に面したホテル、パーク・イン・プリバルティスカヤにチェックイン、これもモスクワオリンピック当時に建設された巨大ホテルである。20:30ようやく6005号室に入る。内装をリフォームしたばかりと見え、こざっぱりしており何より洒落ている。ここに連泊は嬉しい。早速近くのスーパーへビールの買出しに行く。ロシア産ビールの中瓶を2本買うと59RUB(200円)、ビールが安い。部屋に戻りビールを飲むうち酔いが回り、昼の疲れも出て風呂にも入らずにダウン。(続く)

| | コメント (0)

夏彩ロシア8日間の旅

2009年6月9日(火) いつも通り6:00起床、出勤する娘と一緒に南柏駅へ妻に車で送ってもらう。我孫子発7:52の成田線電車に乗ると、成田駅8:37の空港行きにちょうど間に合う。9:00第一ターミナルビル4階出発ロビー着、集合時間の1時間前である。  先ず外貨両替専門店、P1100092グリーンポート・エージェンシーの窓口で1万円を両替する。2,700ルーブル(RUB)と37円手渡される。レートは1RUBが3.69円、後から判ったことであるがロシア国内だと3.3円なので1割ほど悪い。H交通社の受付カウンターでeチケットを受け取り、アエロフロートのカウンターでチェックイン、スーツケース(SC)を預ける。eチケットを見ると、航空運賃が88,000円、空港利用税が15,400円、合計103,400円と記載されている。つまり旅行代金の半分が飛行機代である。H交通社のカウンターに戻り、eチケットを預け、燃油サーチャージ13,300円を支払う。10:30再集合し、添乗員のN氏からロシア旅行心得のレクチャーを受ける。出国審査を済ませ、いつもどおり自販機で海外旅行保険に加入する。11:35モスクワ経由パリ行きSU576便に搭乗、機種はエアバス330-200型で機体は真新しい。P1100036個人端末も付いているし、座席はオレンジ色で明るく、前席とのスペースにも余裕がある。但し、アルコール類は有料で、缶ビールが2€、スピリッツ類は2~5€とられる。搭乗率は7割程度、34D席は3席並びの通路側であるが、他の2席は幸いにも空席である。12:30離陸、モスクワまで10時間のフライトが始まる。早速時計を5時間遅らせる(→7:30)。機は北へ向かい、ハバロフスク上空を飛んでいく。9:20一回目の食事、タラの蒸し物にココナッツ味のソースをかけたシーフードはいまいち、コーヒーは旨い。読売新聞とスポーツ新聞を読む。更に、ガイドブックの「地球の歩き方・ロシア」(ダイアモンド社)を読み込む。11:45バイカル湖の北辺上空を飛ぶ。東京から3,172㎞、モスクワまで4,104㎞のところである。途中アイスクリームが出たりと、アエロフロートもなかなかサービスが良い。肘掛を上げて3席占有して横になる。 暫らくしてから起き出し、P1100093今度は井上靖著の「おろしや国酔夢譚」を読む。17:15ようやくモスクワ郊外のシェレメチェヴォ国際空港に安着、夕方という感じではなく未だ日が高い。新型インフルエンザ対策で乗客一人ひとりの体温測定があり、降りるのにえらく時間がかる。入国検査官が又慎重居士ばかり、そこでも長蛇の列ができる。SCが無事に出てきてほっとする。空港ビルから外へ出ると花盛りのライラックが匂う。北緯56度、北の街は爽やかである。18:20迎えのバスに乗り込みホテルへ向かう。片道5車線のモスクワへの幹線道路は大渋滞、走っている車は日本以上の高級車が多い。看板はキリル文字なのでさっぱり判らない。沿道にはシラカバの自然林が続き、街路樹として植えられているのはボダイジュ、所謂リンデンバウム(Der Lindenbaum)である。モスクワ市街に近づくと、赤白の横縞に塗られた巨大煙突を持つ建物が現れる。P1100094 原発かと思ったらそうではなく、現地ガイドのアレキサンドル氏の説明では給湯施設とのこと、市内の建物は全て給湯によるセントラルヒーティングらしい。ガソリンは1リットル20RUB前後(約70円)、家庭のガス代は一人当り月150円で使い放題、さすがに石油と天然ガスの資源大国は違う。19:30コスモスホテルに到着、1980年のモスクワオリンピックに合せて建築された25階建ての巨大ホテルである。バスから降りると、外は柳絮が風に舞う。ポプラ(セイヨウハコヤナギ)の種と綿毛であり、初夏のモスクワの風物詩であるが、街が汚れるので歓迎されてはいない。レセプションでパスポート番号と名前をいちいち控える為、チェックインにも時間がかかる。ロシアは未だに性悪説、「泊めてやる」感覚が支配している。20:00ようやく2051号室に入る。20階なので眺めが良い。四ツ星ホテルにしては質素な部屋だが、シャンプーと石鹸はついている。ホテルの近くの24時間スーパー(SED MOI KONTINENT)へビールを買いに行く。食料品の価格は日本並みに高いが、ロシア産ビールの中瓶(500ml)は1本24RUB(90円)と安い。部屋に戻り、冷蔵庫に入れる。ビールが冷えるのを待つ間に風呂に入る。風呂から上がり、まず持参の電気ポットでお湯を沸かし、緑のたぬきを食べる。ロシアの夏は白夜、22:00を過ぎて漸く薄暗くなる。明朝が早いので、ビールを飲み干してから直ぐにベッドに潜りこむ。(続く)

| | コメント (0)

コリンキーと真竹のタケノコ

Dsc067112009年6月8日(月) 昨日、蓮沼海浜公園の帰りに柴山町の道の駅「風和里」に立ち寄り、コリンキーとマダケのタケノコを購入してきました。コリンキーはカボチャの一種で、軟らかく皮ごと食べられるそうです。薄くスライスしてサラダや浅漬けにしてもいいし、ジャムや炒め物にしても美味しいとのこと、楽しみです。マダケのタケノコは、モウソウチクより歯切れがよく、汁の実にしたらこちらの方が上かもしれません。少し苦味がありますが、それも又棄て難く、毎年今頃になるときまって食べたくなります。あとは家人の機嫌の良い時を見計らって料Dsc06704理を頼むだけですが、年金支給日(=生活費支給日)の今月15日まで待たないと駄目かもしれません。

| | コメント (2)

定点観察・蓮沼海浜公園(山武市)

Dsc066702009年6月7日(日)11:30~13:30 久し振りに気持ちよく晴れる。昨日、おとといとたっぷり雨が降ったので今日は九十九里浜まで遠出、11:30いつもの駐車場に車を入れる。日曜日とあってほぼ満車、長靴に履き替えいつものコースで松林を一周する。林内はウメガサソウとノイバラの花盛り、きのこはアンズタケとテングタケがはじけている。見つけたのは以下の15種、アミタケも採取できたので良しとする。
《観察種》 ①アセタケ属、②アミタケ、③アンズタケ、④イグチ科(ヒメコウジタケ?)、⑤キツネタケ、⑥クロハツ、⑦クロハツモドキ、⑧チチアワタケ(老菌)、⑨テングタケ、⑩ニオイコベニタケ、⑪ヒナノヒガサ、⑫⑬⑭ベニタケ科不明種、⑮ヤグラタケ(写真は⑩ )  

| | コメント (0)

ひと月後の家庭菜園

Dsc066022009年6月6日(土) 雨が少なかった5月は2日に一回水撒きに、最近は3日に一回雑草取りに畑に通っています。以前は花卉栽培に使っていたのか、キク、コスモス、ヒナゲシ、ヒマワリ、マーガレットなどが次々に伸びてきて、野菜畑というよりは花畑状態。植え付けたものの中では、ジャガイモ、トウモロコシ、ミニトマト、ヤマノイモが比較的元気で、インゲン、エダマメ、オクラ、カボチャ、サツマイモ、サトイモ、シシトウ、トウガラシ、ナス、ニンニク、パプリカはいまいち。きっと土壌との相性があるのでしょう。化学肥料も農薬も全く使わない完全無農薬有機栽培、さてどうなりますか。(写真はミニトマト)  

| | コメント (0)

梅ジュース

Dsc065902009年6月3日(水) 家内が通う着物着付け教室のお仲間から今年も青梅を戴きました。大粒の立派なウメで3キログラムもあります。梅酒は大量に在庫があるので、今年も全部を梅ジュースにしました。造り方は至って簡単です。広口瓶にウメと同重量の氷砂糖を入れて2週間ほど保存するだけ、ウメから水分とエキスが滲出してきて美味しいジュースが出来上がります。滲出効率を上げるため、予めウメに何箇所か孔を開けると良いようです。また腐敗防止にホワイトリカーか酢を少量添加するとベターです。T.I.様、毎年ありがとうございます。

| | コメント (0)

サクランボ酒

Dsc065812009年6月3日(水) サクランボといってもセイヨウミザクラの実ではなく、サクラ(オオシマザクラ?)の実です。昨日、手賀の丘公園へきのこ観察に行った折に見つけたもの、サクラの実にしては大粒で立派なので果実酒にしようと持ち帰りました。生食では苦くてぱっとしませんが、ホワイトリカーに浸けると、華麗なワインレッドのリキュールに変身します。長く浸漬すると焦げ臭様の匂いが出てくるので、一週間ほどで実を引き上げるのがコツ、ポリフェノールたっぷり(恐らく)の健康酒(多分)です。

| | コメント (0)

ハリエンジュ(針槐)

Dsc062472009年6月2日(火) 仙台に帰省していた先月の23日、南蒲生海岸の貞山堀の土手で採取したハリエンジュの花、今日やっと天麩羅にしてもらいました。この間ずっと冷蔵庫に入れておいたものの(仙台から柏への移動中もクーラーボックスの中)、特有の甘い香りは大部分飛んでしまっています。それでもほんのりと甘く香しい風味はまさしくハリエンジュのもの、美味しくいただきました。近くでは手賀沼湖畔遊歩道にもハリエンジュの並木があるようなので、来年は素揚げや三杯酢も試みる積りです。

| | コメント (0)

定点観察・手賀の丘公園(柏市)

Dsc065532009年6月2日(火)13:20~15:10 6月に入り色々なきのこが出始める。ウッドチップ上のツバナシフミヅキタケの発生は終わり、ヒトヨタケ科の発生が多くなる。見つけたきのこは以下の18種、サクラの実を果実酒用に持ち帰る。
《観察種》 ①アミスギタケ②アンズタケ③イタチタケ④オオホウライタケ⑤キクラゲ⑥キララタケ⑦ダイダイガサ⑧ツバナシフミヅキタケ⑨ドウシンタケ⑩ナヨタケ⑪ニセクサハツ⑫ハイイロイタチタケ⑬ハナビラニカワタケ?(スギの倒木上)⑭ヒビワレシロハツ⑮マツオウジ⑯ムジナタケ⑰不明種(紺色の超小型菌)⑱不明種(写真は⑦)

| | コメント (0)

大王グミ

Dsc06505 2009年6月1日(月) 家人が庭木の選定をしていて偶然見つけた大王グミ、名前の通りサクランボほどの大きさがあります。15年以上も前に苗木を庭に植えたものです。背丈は見違えるほどに伸び、春には沢山の花を咲かせますが、一向に実がつきません。一昨年1個成ったのに続きこれが2個目、1個では果実酒にもならないし、ヒヨドリに食べられるのも癪だしで、自ら試食してみました。甘味と酸味もありますが渋味が突出していて、まあ食べられるという程度。生食がいまいちのものでも、果実酒にすると吃驚するほど良い酒ができることがあります。来年試せると良いのですが。

| | コメント (0)

焼きマツオウジ

Dsc064952009年5月31日(日) 比較的発生量が多く、大型で歯ごたえもあるマツオウジ、これまで天麩羅や佃煮にしてみましたが「食べられる」という程度で美味とは言えません。先日の帰省の折、南蒲生海岸で採取し保存しておいたものを、本日トースターで焼いてみました。相変わらず素朴な風味ですが、ほんのり甘味が感じられ悪くありません。但し、図鑑には、嘔吐などの軽い中毒症状を起す場合もあると記載されています。幸い私はこれまで当ったことはありませんが、一度に沢山食べ過ぎないようにするなどの注意は欠かせません。

| | コメント (0)

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »