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鎌倉散策(金沢街道コース)

2009年9月10日(木) 朝一、6日の釣行記をブログにアップ、その後畑へ行って水撒き。10:30ホッキ飯のお握りを2個もらい鎌倉へ。P1100195 12:35鎌倉駅着、何時来ても鎌倉は人で一杯である。駅前からバスに乗って浄明寺で下車、早速拝観料を納め山門をくぐる。稲荷山浄明寺は臨済宗建長寺派に属し文治四年(1188)の建立、開基は源頼朝の重臣足利義兼(よしかね)で開山は退耕行勇(たいこうぎょうゆう)である。鎌倉五山第五位の由緒ある寺で室町時代は境内に23の塔頭を持つ大寺院であったが、現在は衰退し、総門、本堂、客殿、庫裡が残るにすぎない。境内の最奥最上部の塔頭跡に洋風レストランが建ちイングリッシュガーデンまである。テラスでアイスコーヒーを飲んだが 何とも異質な空間、納経印を貰い早々に退散する。二箇所目は報国寺、名物の孟宗竹林の拝観料は200円である。功臣山報国寺も臨済宗建長寺派に属し建武元年P1100212(1334)の建立、開基は足利家時で開山は天岸慧広(てんがんえこう)である。竹林が有名で竹寺と呼ばれるらしいが、入ってみるとそれ程広いわけでもない。込み入り過ぎで少し間引いた方が涼感が出るのではと思うほど、そこにも竹林の奥に茶店があり繁盛している。鎌倉のお寺はどこも商売熱心である。坂東三十三観音霊場の第一番札所杉本観音は以前お参りしているのでパス、三箇所目の瑞泉寺へ向かう。 錦屏山瑞泉寺は臨済宗円覚寺派に属し嘉暦二年(1327)の建立、中興開基は足利基氏(もとうじ)で開山は夢窓疎石(夢窓国師)である。鎌倉公方(鎌倉府の長)の菩提寺として鎌倉五山に次ぐ関東十刹に列せられた格式ある寺院で、鎌倉随一の花の名所といわれる。今は純白の芙蓉の花盛り、所狭しと咲いている。納経印をもらってから境内の藤棚の下で一服、P1100266持参のお握りを食べる。寺背の山の頂にある一覧亭に登りたかったが、登り口の池泉式庭園左奥の木戸は閉まっており立入禁止のようである。境内にある文学碑や歌碑をチェックする。大宅壮一や久保田万太郎の文学碑と並んで、 高崎市出身の歌人吉野秀雄の歌碑(「死をいとひ生をもおそれ人間のゆれ定まらぬこころ知るのみ」)が建つ。以前高崎で暮らしていたとき、高崎市タワー美術館で開催中の「吉野秀雄生誕百周年企画展」を観賞した事(日記をめくると2002年12月6日)を懐かしく思い出す。「ふた方に浅間白根の噴きけむり直立つかもよゆく春の空」(吉野秀雄)、群馬県の山々が懐かしい。四箇所目は鎌倉宮、創建は明治二年(1869)と新しく、祭神は後醍醐天皇の皇子護良親王(大塔宮)である。社殿の後ろ手に親王最期の地と伝わる土牢がP1100405残るらしいがパス、市指定天然記念物のオガタマノキを見物し、拝殿でお参りしただけ で五箇所目の荏柄(えがら)天神社へ向かう。荏柄天神は長治元年(1104)の創建、祭神は菅原道真で古くは荏柄山天満宮とも称し、福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と並び日本三天神のひとつに数えられていたらしい。本殿は国の重要文化財である。石段を登りきると右手に市指定天然記念物のご神木、乳イチョウの巨樹が聳える。境内には尾崎迷堂の句碑も建つ。六箇所目は源頼朝の墓、小山の中腹に建つ。元は頼朝自身の持佛堂であった法華堂の跡で、現在の供養塔は薩摩藩第八代藩主島津重豪(しげひで)(1745-1833)が整備したものとされている。頼朝の墓所の右脇に「元祖島津豊後守忠久石塔道」と刻まれた石碑が建ち、その右手に山道が続いている。登ってみると崖の中腹に穿たれた岩窟の中に三つの墓が並んでいる。頼朝の側近で鎌倉府の政所初代別当の大江広元(1148-1225)、島津氏の祖島津忠久(生年不詳-1227)、大江広元の四男毛利季光(1202-1247)の墓である。傍らの墓碑に「奉寄進 玉垣兩所 石燈籠兩基 石盥盤一P1100415箇 安永八年(1779)己亥二月 薩摩中将源重豪」と刻まれている。 恐らく安永年中に頼朝の墓と一緒に整備されたものであろう。先祖墓を頼朝の墓より高処に造るなど、見様によってはこちらの方が立派である。七箇所目は宝戒寺、鎌倉一の萩の名所である。金龍山宝戒寺(天台宗)は建武二年(1335)の創建、開基は後醍醐天皇で開山は五代国師(円観慧鎮)である。到着したのが閉門10分前でゆっくり拝観はできなかったが、滅亡した北条一族の霊を弔うかのように境内一面に白萩が咲く。最後は鶴岡八幡宮、もう夕方の5時近くというのに修学旅行と思われる生徒がぞろぞろ参拝に訪れる。ここも白花の蓮池が美しい。今日は四ヶ寺、三社にお参りしてさすがに草臥れる。豊島屋本店でダイヤ糖を購入し17:16の成田空港行きに乗る。19:30帰宅、直ぐにうがいと手洗いを行う。

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