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年取り魚(としとりざかな)

Dsc015492009年12月31日(木) 小宅の大晦日の夕餉の膳には、年取り魚として子持ちのナメタガレイ(標準和名はババガレイ)の煮付けが並びます。年取り魚は地方により異なり、一般には東日本がシャケ、西日本がブリといわれますが、仙台の実家では必ず子持ちナメタでありました。その習慣が関東住まいの我が家に受け継がれているのは嬉しい限り、ここは家人に感謝の誠をささげねばなりません。無事にお年取りの儀式も終わり、あとは除夜の鐘を聞くだけになりましたが、はたして「ゆく年くる年」まで起きていられますかどうか。

「煮凝(にこごり)のとけたる湯気や飯の上」(野風呂)

 本年も「楽山楽水日記」のご愛読、まことにありがとうございました。来年も皆様のご訪問を心よりお待ち申し上げております。どうぞ良いお年をお迎え下さい。  

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菜園の恵み(15) ブロッコリー

Dsc01545 2009年12月31日(木) 昼食に年越し蕎麦を食べて決まりをつけてから、娘と菜園へ行き今年最後の収穫作業を行う。菜園も今はすっかり冬枯れ状態で、収穫できるのはブロッコリーのスティックとコマツナ、ホウレンソウくらい。他にイチゴとサヤインゲン、ソラマメ、タマネギ等も植えてはあるが、それらは来春用であり、まだ苗に毛の生えた程度にすぎない。正月を控えてここ数日価格が急騰しているブロッコリーとコマツナを、目一杯摘んで持ち帰る。

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定点観察・手賀の丘公園(柏市)

Dsc015372009年12月30日(水) 連日の年末大掃除にも飽きたので午後は息抜き、手賀の丘公園で納めのきのこ観察を行う。先日ちょっとお湿りがあったものの林内はからから、ためにエノキタケの収穫も大したことはなかったが、立枯れの大木にヒラタケと思われる菌が何箇所も発生した跡を見つける。今回は手遅れだったものの、来年秋の楽しみが増えたことで良しとする。
《観察種》 ①エノキタケ、②ヒメムラサキシメジ、③ヒラタケ?、④マツカサキノコモドキ (写真は③)

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定点観察・増尾城址公園(柏市)

Dsc015122009年12月27日(日) 落葉掻きの序にきのこ観察を行う。もう2週間以上雨が降っていないので林の中はからから。ハタケシメジが出る場所の落葉を広く掻き集めると、その下から幸運にも2本現れる。後はエノキタケとヒラタケを探して園内の切株を見回る。エノキタケが出ている切株は沢山あったが殆どが干しきのこ、ヒラタケは全く見つからず、ともかくひと雨欲しい。
《観察種》 ①エノキタケ、②クロハナビラタケ、③ハタケシメジ(写真は①)

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ほしいも

Dsc01501 2009年12月24日(木) 昨日ひたちなか市のJA瓜連直売所へほしいもの買出しに行ってきました。昨年までは奥久慈の山に登る序に買ってきたものですが、今年はほしいもを買う序に、檜山(福島県矢祭町)に登ってきました。ほしいもは合計6キログラム、原料芋が玉豊の3キログラム箱入りが3,900円、1キログラムの袋入りが1,400円、原料芋がいずみの400グラム袋入りは端の切り落としのためか380円と格安でした。これだけあればひと安心、冬中楽しめます。とりあえず来年食べる分は冷凍庫に保存しました。

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麻賀多神社

2009年12月21日(月) 宗吾旧宅を見物してから近くにある麻賀多(まかた)神社に参拝。麻賀多神社は平安時代に編集された「延喜式」の神名帳に記載されている由緒ある神社であり、Dsc01432 祭神は伊勢外宮豊受大神の親神であるところの稚産霊命(わかむすびのかみ)である。由緒書には、『御祭神 和久産巣日神(わくむすびのかみ) 神代のその昔、日本の国が豊葦原の瑞穂の国と稱された時代がありました。当時の神で、いわば我が国の初めのころの神とも云へましょう天照大神の妹神になります産業を司どる神として生れました。此の地方は二千年の昔、麻の産地で麻縣(あさがた)とも云われた時代がありました。当時麻は織物類の原料として貴重なものでありました。朝廷の身に着ける衣はこの土地から献上されていたとのことです。其のためこの神様の御紋は特別に麻の葉になったと云うことであります。Dsc01437 昭和の今日でも初着には麻の葉の「がら」又婚礼、棟上、地鎮祭等お祝ひにはかならず麻を用いるのは此の神様の象徴で二千年の昔から現在までづっと続いて居ります。今から一千七百年余前(応神天皇)のころ伊都許利命の印旛の国造(地方長官)に任命され、この地方の開発につくされました時に夢の中で洞木の下の地中に玉(勾玉)あり掘り出して和久産巣日神を祭れとのお告げがあり勾玉を掘り出して御鏡と共に霊代(たましろ)として併せて祭り麻賀多の大神として崇め奉りましたこのお社は国幣社で勅使の往来があり印旛湖畔に建つ大鳥居(一の鳥居)は約一千二百年前(桓武天皇)のころ勅使大伴家持の寄進によるものとされて居ります。この地方には古くから人が住み周囲が海であったことから昔この地方は神津(こうつ;神のミナト)といわれておりました。現在の本殿(大宮殿)は元禄九年(1696)の再建にて神楽と共に市文化財になって居ります。 麻賀多神社』とある。本殿の左奥の杉林の中に、ご神木の“公津(こうづ)の大スギ”が聳え立つ。樹齢1200年、目通り周囲9m、高さ40mのお姿は実に立派で有り難い。秋田県の“嫗スギ”や福島県の“杉沢の大スギ”の存在が明らかになった今、東日本一と謳うのはどうかと思うが、全国有数のスギの巨木であることは疑いない。毎年7月31日の例大祭において奉納される無形文化財の神楽舞いを見に又来ようと考えながら神社を後にする。

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宗吾霊堂(鳴鐘山東勝寺)

2009年12月21日(月) 今日は成田市にある宗吾霊堂にお参りに行く。宗吾霊堂は鳴鐘山東勝寺(真言宗豊山派)の佛殿で、Dsc01421 江戸時代初期の代表的義民、佐倉惣五郎(本名は木内惣五郎)を祀る御堂である。江戸時代後期に書かれた「地蔵堂通夜物語」や、それを脚色した歌舞伎「東山桜荘子」では、承応二年(1653)、下総佐倉領主堀田正信の時、不当な重税に苦しむ領内三百八十九ヶ村農民を代表して、上野寛永寺に参拝する途中の四代将軍家綱に直訴し、ために領民は救われたが、惣五郎は磔、4人の子供も死罪に処せられたことになっている。現在東勝寺が建つ場所は、まさに惣五郎親子が処刑され埋葬された公津ヶ原刑場跡とのこと、近くの下方地区にあった堂宇が火災で焼失したのを機に、大正十年(1921)Dsc01414寺地を現在地に移転したようである。おそらく、歌舞伎等で全国的に有名になった惣五郎人 気にあやかるべく、親子の墓地を境内に取り込み、その霊を祀る御堂を建立したものであろう。当時の御住職は東勝寺にとって中興の祖、そのお陰で今日でも年間240万人の参拝客があり、宗吾霊堂(本堂)、薬師堂、大本坊、聖天堂、奥ノ院、霊宝館、御一代記館、鐘楼、仁王門など七堂伽藍を備える大寺となっている。因みに宗吾霊堂の「宗吾」は、宝暦二年(1752)の百年忌に、佐倉藩主堀田正亮より諡号された法号「宗吾道閑居士」に由来する。惣五郎親子の墓と本堂にお参りしてから、霊宝殿前の下総式板碑の板石塔婆二基を見学する。康永元年(1342)と明徳二年(1391)の建立で、成田市文化財にも指定されている珍しいものである。天気は良いが北風が吹き荒れる寒い日、そそくさと東勝寺を後にし、印旛沼の渡しまで延びる義民ロードを辿り、宗吾旧宅へと向かう。

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おふくろ大根

Dsc01361 2009年12月20日(日) 昨日蓮沼海浜公園へきのこ観察に行った帰りに道の駅で購入してきました。とてつもなく大きなダイコンは、道の駅風和里(芝山町)で“おふくろ大根”の名称で売られていました。煮大根とのことですが1本たったの150円也、こんな値付けで日本農業大丈夫でしょうか。小振りの紅白大根は何れも辛味大根、白は同じ道の駅で1本80円、紅の2本は道の駅オライはすぬま(山武市)で各50円、お陰さまで家庭菜園を続ける気力がすっかり萎えました。おふくろ大根はブリ大根やおでんに、辛味大根はきのこの下ろし和えやそばの薬味に活躍してもらう心算です。

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定点観察・蓮沼海浜公園(山武市)

Dsc013432009年12月19日(土) 今朝は今冬一番の冷え込み、日本海側で大雪が続く。今年の最後と片道80キロメートルを車で飛ばし九十九里浜へ。今の時期ならもう誰も居ない筈、運が良ければ遅いシモコシに出逢えるかもと期待は膨らむ。いこいの広場に昼過ぎ到着、早速いつものコースで2時間ほど松林を探索する。初冬の定番であるニセマツカサシメジやマツカサキノコモドキは早くも盛期を過ぎ、前回(先月27日)よりめっきり少なくなる。他のきのこは姿を見つけるのも一苦労、シモコシらしき菌も辛うじて2本見つけたが、特有の鮮黄色の輝きは無くぼろぼろ。結局期待外れに終わったものの、又来春と松林に挨拶を送り帰途に着く。
《観察種》 ①アセタケ属、②アミタケ、③アンズタケ、④ササタケ、⑤シモコシ(?)、⑥チチアワタケ、⑦ニセマツカサシメジ、⑧マツカサキノコモドキ(写真は⑥)

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天然きのこの辛味大根おろしあえ

Dsc012172009年12月14日(月) 先日、道の駅おらい蓮沼で見つけた真紅の辛味大根、1本80円也。珍しいと思って買ってきたのに、近所のスーパーにも並んでいるそうです。しかも倍くらい立派なものが3割引の140円程度とか、がっかりです。それでも大根おろしにして、アミタケとナラタケを醤油と酒で煮たものと和えてみました。きのこの旨味とダイコンの辛味が調和し絶妙の味、青首ダイコンのおろしあえとは一味も二味も違います。調達してきた甲斐がありました。

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電氣ブラン

Dsc01460 2009年12月10日(木) 昨日シャトーカミヤで購入してきた電氣ブラン、製造元は合同酒精株式会社、アルコール分40%の360ミリリットル入り瓶が630円でした。シャトーカミヤの創業者、初代神谷傳兵衛により明治十五(1882)年に商品化され、日本の西洋風バー第一号とも云える浅草の「神谷バー」で販売された由緒あるお酒です。電氣ブランは「神谷の電氣ブランデー」の短縮形であり、ブランデーをベースにジン、ワイン、キュラソー、ハーブなどがブレンドされているリキュールですが、その配合は未だに秘伝とのことです。ロックで飲んでみましたが、チェコの薬草酒ベヘロフカ(BECHEROVKA)に似た感じの風味、食前酒や寝酒に良さそうです。

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シャトーカミヤ

Dsc01282 2009年12月9日(水) 今日は牛久市にあるシャトーカミヤの見学。明治三十六(1903)年創設の日本初の本格的ワイン醸造場であり、日本ワイン発祥地のひとつである。創設者の初代神谷傳兵衛は日本のワインの父と謳われる。牛久駅の東側に広がる敷地は二万五千坪と広大なもの、事務室(現本館)、醗酵室(現神谷傳兵衛記念館)、貯蔵室(現レストラン・キャノン)の建物三棟は、昨年6月国の重要文化財に指定されている。現在は、オノエンホールディング㈱の中核事業会社である合同酒精株式会社の一施設であり、シャトーカミヤの歴史博物館Dsc01274 である神谷傳兵衛記念館を中心に、レストラン三棟、バーベキューガーデン、売店を併設し、酒類と食文化の発信基地としての役目を担っている。又、敷地内に茨城県第一号の地ビール製造所、牛久ブルワリーがあり、ブライダルサロンやチャペルまである。先ず神谷傳兵衛記念館を見学、昔の醸造設備や器具、帳簿類、各種資料の保存の良い事に感心する。その後レストラン・キャノンで昼食、貯蔵庫を改装した空間は、天井が高くゆったりしておりくつろげる。ランチメニューを注文すると、前菜とスープに続くメインディッシュが何と猪肉のステーキ、更にケーキ&アイスクリームにコーヒー(紅茶)まで付くフランス料理一式、2,000円では申し訳ないほどである。猪肉の赤身は脂肪分が少なく野生味芬々、筑波山ででも獲れたものであろうか。名物の“電気ブラン”を一瓶買い求め、満足して引き揚げる。

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定点観察・手賀の丘公園(柏市)

Dsc012612009年12月8日(火) 師走に入り地上生のきのこはめっきり少なくなる。窪地の落葉の蒲団の中でヒメムラサキシメジはまだ頑張っているがそれもそろそろ終わり。昨年までエノキタケやクリタケ、ヒラタケが良く出た切株をチェックして廻るが、もはや栄養が尽きたのか何も出ていない。エノキタケの菌が回っている太い切株を新たに見つけたことで良しとして早々に引き揚げる。
《観察種》 ①エノキタケ、②キツネタケ属、③ヒトヨタケ属、④ヒメムラサキシメジ、⑤ホコリタケ(老菌)、⑥マツカサキノコモドキ、⑦不明種 (写真は④)

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ナワシログミ酒その後

Dsc01246 2009年12月8日(火) 今年4月、蓮沼海浜公園で採取したナワシログミを用いて作った果実酒を試飲する。淡い綺麗な琥珀色、干し柿のようなひねた匂いが少しあるが、味は芳醇、ふくよかでとろりとしている。渋甘いグミがこんな素晴らしい酒になるとは。又採りに行こう。今から春が待ちどおしい。

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定点観察・根木内歴史公園(松戸市)

Dsc012332009年12月7日(月) 例年なら今の時期エノキタケが沢山採れる根木内城址公園、今年は発生が思わしくなく何度出向いても1、2本しか見つからない。今日も不発、雨の量は十分なはずであるが未だ気温が高いのか。
《観察種》 ①アラゲキクラゲ、②エノキタケ、③ヒトヨタケ?、④ムラサキシメジ、⑤不明種 (写真は④)

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インゲンとモロヘイヤの種とり

Dsc012072009年12月4日(金) 師走に入り家庭菜園もすっかり淋しくなる。畑に残っているのは、里芋とキャベツとブロッコリー、それにコマツナとホウレンソウ位。先日、インゲンとモロヘイヤの畝を片付け、種取り用の莢を収穫。一週間ほど笊の上で乾燥させたので、本日莢を外して種を取り出す。来年は苗を買わずに種を発芽させるところから栽培を始めるつもり、素人の2年目にしては大胆過ぎるかもしれないが、果たしてどうなりますか(写真のゴマ様小粒がモロヘイヤの種)。

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キンタケ(金茸)の澄まし汁

Dsc012042009年12月1日(火) 先月の27日蓮沼海浜公園で3年振りに採取したキンタケ(シモコシ)を使い澄まし汁を作ってもらいました。1本だけではきのこが足りないと家人が言うので、翌日根木内歴史公園で採取したエノキタケと、本日増尾城址公園で採取したヒラタケも供出し、結局三色きのこ汁になりました。私の食菌番付では、マツタケを東の横綱とすればキンタケは西の横綱、あらゆる料理に合い、その風味は申し分ありません。近々もう一度キンタケ採りにチャレンジしようと考えています。(キンタケ以外のアミタケ、アンズタケ、オウギタケは茹でこぼして冷凍保存に廻しました)

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