« 寒茸採り | トップページ | 山のきぶどう酒 »

坂東二十四番札所 雨引観音

2010年1月25日(月) 筑波山塊の北端、雨引山に登る前に中腹にある雨引観音にお参り、これで三度目である。Dsc01782_2 境内に立つ桜川市教育委員会の案内板によると、「雨引観音は、雨引山楽法寺と申し、用明天皇のころ(六世紀末)梁の国人の法輪独守居士によって開かれた、厄除・延命・安産・子育ての霊験あらたかな、延命観世音菩薩(国指定重要文化財)を本尊とする坂東観音霊場第二十四番札所の名刹です。第三十三代推古天皇の病気平癒祈願、第四十五代聖武天皇・光明皇后の安産祈願、嵯峨天皇の降雨祈願によって勅願寺、安産祈願の根本霊場と成り、現在の皇后陛下には安産守を御捧呈申し上げました。又、鎌倉幕府の宗尊親王、足利尊氏公、更に、徳川家康公、徳川吉宗公は篤く当山観音を信仰し、 多くの寺領、堂塔を寄進された」とある。指定文化財も数多く保有し、Dsc01785本尊延命観世音菩薩像(秘仏)、御前立如意輪観世音菩薩像は国指定の重要文化財、不動明王像、本堂、多宝塔、東照山王権現社殿、仁王門、十一面観音画像、愛染明王画像、大弁財天女画像、大般若経四百巻、五鈷杵は県指定の文化財、仁王尊像、黒門(薬医門)は市指定の文化財、宿椎(宿借りの椎)は市指定の天然記念物である。真壁城主が大手門を移築したという、室町末期の豪壮な黒門をくぐり、文政四年(1841)に改修された「厄除の石段」と呼ばれる145段の石段を登ると仁王門をくぐる。仁王門の先にあるスダジイの巨樹が「宿椎」、樹齢は不詳ながら、文明年間(1469-1486)の火災のとき本尊自らこの椎の梢に難を避け、一時の宿にしたと伝えられる古木である。敬意を表して先ず宿椎にお参りしてから本殿にお参りする。「へだてなきちかいをたれもあおぐべし ほとけのみちにあまびきのてら」、心の中で御詠歌と般若心経を唱える。然る後、雨引山山頂へ向かう。

|

« 寒茸採り | トップページ | 山のきぶどう酒 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 寒茸採り | トップページ | 山のきぶどう酒 »