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萬丈窟(マンジャングル)

P1110461漢拏山東北方に位置するコムンオルム(拒文岳:456m)の噴火の際、流出した溶岩によって作られた溶岩洞窟群のひとつ、最も規模が大きく、唯一内部が一般公開されている。溶岩洞窟群には萬丈窟の他、ベンディ窟、金寧窟、竜泉洞窟、タンチョムル洞窟があり、コムンオルムを含めて世界自然遺産に指定されている。萬丈窟は全長7.4㎞、洞窟内の高さは最高地点で30mにも及ぶ大規模な溶岩洞窟で、多様な洞窟生成物と内部地形が良く保存されており、学術的価値が高い。萬丈窟には全部で3つの入口があるが、第2入口からの 1㎞区間のみP1110454一般公開されている。入口から石段を降りて洞窟内を進むが、照明に照らされるのは足元だけで壁や天井は薄暗い。その上、溶岩自体が黒いので目が慣れるまでは何が何やら、鍾乳洞と違い鍾乳石も石筍もなく面白味に欠けることは否めない。それでも入口から600mほどの所に済州島の形そっくりの石亀があり、公開区間の最終部分には高さ7.6m、世界一の規模を誇る溶岩石柱が聳える。他にも、洞窟壁面には溶岩が流れた最上部の痕を示す横線層、天井にはサメの歯に似た溶岩鍾乳、床には縄模様の溶岩などがある。生成年代は10~30万年前、地球の営みの神秘と壮大さが感じられる。

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