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済州島三日目(最終日)

2010年2月2日(火) 6:45起床、曇り。東京、横浜に今朝1㎝の積雪。8:40ホテルをチェックアウト、朝食に「島屋」食堂へ行きウニわかめスープ定食を食べる。ウニもワカメもたっぷり入っているが惜しむらくはややぬるい。P1110472 今日最初の観光箇所は漢拏山(ハルラサン)、標高1,950mは韓国最高峰であり、世界自然遺産に指定されている。何でも韓国に自生する4,000種余りの植物のうち、2,000種が漢拏山中で認められるとのこと、自然度が高いのであろう。今日は中腹のオリモクコース登山口(標高970m)までバスで上がる。以前のガイドブックでは自然保護のため登山は禁止になっていたが何時頃解禁されたのか、登山コースは5本あり、その内2本のオリモクコースと霊室(ヨンシル)コースは標高1,700mのウイッセオルム山荘で行き止り、山頂まで続くのは城板岳(ソンパナク)コースと観音寺(クァヌムサ)コースの2本で、どちらも片道5時間ほどかかる。次回は漢拏山登山に的を絞って済州島に来てもよい。5本目のドンネココースはピョンゲ山荘へ出て南壁分岐点からウイッP1110476セオルム山荘へ周回するもので、やはり山頂までは通じていないようである。 先月は積雪が多くバスは進入禁止だったとのこと、今日は登山口まで入れるだけでも幸運。それでも昨日の雨が山では雪だったようで辺りは真っ白、今冬初の雪景色を韓国で味わう。10:00オリモク登山口着、韓国でも登山ブームと見え、マイカーやタクシーで続々登山者がやって来ては出発していく。ウイッセオルム山荘まで2時間とのことなので、今からでも十分往復できる。登山口広場には立派なビジターセンターが建ち、2階は自然博物館になっている。真新しい建物なので、恐らく2007年の世界自然遺産登録前後に完成した施設であろう。漢拏山で見られる動植物と鳥類(剥製)が自然を模して展示されている。嬉しいことにきのこの展示も有り、種類はアカヤマドリなど日本と共通するものが殆ど。P1110487登山口広場からは前山が見えるだけで山頂は望めない。 もっとも済州島は雨や曇りの日が多く、年間を通じて麓から山頂が拝めるのはせいぜい45日程度とのこと、今日の天気なら幸運に恵まれるかもしれぬ。二箇所目は島南部の西帰蒲市郊外にあるオーソルロクお茶博物館、目の前に広大な茶畑が広がる。韓国では緑茶が高級品なのか、食堂やレストランで無料で出るのはトウモロコシの焙煎茶ばかり。売店の抹茶アイスクリームが大人気で飛ぶように売れている。1個4,000W(360円)と決して安くはないが、韓国人の大人も子供も皆喜んで食べている。展望台に昇ると待望の漢拏山山頂が北の空にうっすらと姿を見せる。 山姿はP1110521妙高山にちょっと似ている。西帰蒲市に入り中文観光団地近くの天帝淵瀑布(天然記念物378号)と柱状節理(同443号)を見物する。前者は済州島最大の滝であり、三段滝とのことであるが一段にしか見えず、如何せん水量が少なく迫力に欠ける。又、滝の背景に人工物が見えるのも興醒め。後者の柱状節理は海岸線の断崖に形成された大規模なもの、一見の価値がある。その降り口には、磯物(小型巻貝)の塩茹でを商う露店や、採れたてのナマコを刺身に造り焼酎を飲ませる露店もある。いずれも朝一、海女さん達が磯で獲ったものの直売りであろう。長閑な所である。島はぐるりが岩礁地帯、アワビやサザエ、ウニ、ナマコなどの好漁場であり、済州海女は昔から有名である。P1110523 東北部の旧左邑には海女博物館まである。12:40昼食、石焼ビビンパを食べる。外へ出ると風が冷たい。街路樹は紅い小粒の実をびっしり着けたクロガネモチが多く、ヒヨドリがいないのかそっくり残っている。小鳥も今が盛りのミカンの方が美味しいのを知っている。13:45からロッテホテル6階の免税店で又も買物、ブランド品に用はないので韓国海苔と菓子パン5個を購入する。最後の観光箇所は正房瀑布、落差23m、海に直接落下する夫婦滝はなかなかの見もの。15:45バスに乗って済州国際空港へ向かう。16:40着、ウォンを使い切るため免税店で韓国海苔とオレンジジャム入りチョコレートを買い足す。KE717便は満席、18:30離陸、水平飛行に移るや軽食が出る。成田まで僅か1時間半というのに律儀なことである。(完)

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