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ウイーン旧市街とオペラ鑑賞

2010年4月16日(金) 6:00起床、夜のオペラ鑑賞に備えワイシャツ、ネクタイ、ジャケットを着用する。7:00から朝食、嬉しいことに味噌汁がある。食用ホP1130139オズキなどの珍果もありコーヒーもマイルド。8:15出発、午前中はウィーン市内観光、午後は自由行動でOPは美術史博物館見学、但し料金がひとり6,500円と高いのでパスし自力で入館することに決める。現地ガイドは日本人男性の倉永氏、話術が巧みな人である。 オーストリアの人口は823万人でウィーンのそれは170万人、日本人は1,300人くらい住んでおり、芸大を卒業してからここに来て音楽の勉強を続ける人もいるらしい。街路樹はボダイジュ、カエデ、プラタナスなど、いずれも芽吹いたばかり。最初はシェーンブルン宮殿の見学、8:45着、団体入場時間まで庭園を見物する。宮殿外壁のマリア・テレジア・イエローが緑の芝生に映えて美しい。総面積1.7平方キロメートルもある広大な庭園を30分かそこらで回るのは無理、ネプチューンの泉を往復しただけに終る。9:30から宮殿の入場見学、内部の写真撮影は禁止されており、見学時間も40分間に制限される。 そのせいか倉永氏は早足早口、ついていくのが精一杯の有様でメモどころではない。内装や調度品の豪華絢爛さではヴェルサイユ宮殿に及ばないが、花や唐草模様などをモチーフにしたロココ調で統一された各室は品が良く落着いている。後でガイドブックで復習すると、大ギャラリー(ウィーン会議の間)、青い中国のサP1130143ロン、漆の間、ナポレオンの部屋、マイセン磁器の間、百万の間(純金の間)、ベルクルの間(インド庭園の間)などを廻ったようである。旧市街に戻り、コールマルクト通りにあるカフェ・デーメルに入りコーヒーブレーク、アインシュペナー(ウィンナコーヒー)と ザッハートルテ(チョコレートケーキ)を賞味する。これもツアー・プログラムの内とは有り難い。倉永氏の話に拠ると、デーメルは超一流のカフェ、料金も目が飛び出るほど(めーでる!)高く、一般市民は気軽に入れないとのこと、なにせ1786年創業の宮廷御用達の老舗である。皆の真似をしアインシュペナーに生クリームを足して飲んでみたが、格別美味しいとは思えない。ザッハートルテも甘味が強くややくどい。店内で皇妃エリザベートがお気に入りだったというスミレのソルベ(スミレの花の砂糖漬け)を買うと小缶が16.P11301468€(2,200円)もする。たかがスミレの花、幾らなんでも高過ぎる。来春、日本のスミレの花を用いて自分で作ってみようと固く心に決める。その後、オペラ座近くのケルントナー通りにある土産物店ワルツ(WALTS WIEN)へ行きショッピング、家人に虫入り琥珀のペンダントトップ(150€)をプレゼントする(よう強要される)。 昼食はカフェ・モーツァルト近くのレストランLUBELLAに入り、名物のウィンナーシュニッツェル(Wiener Schnitzel)を食べる。本来は仔牛肉のカツレツの筈であるが出てきたのはポークの薄いトンカツ、味はまずまず。食後は自由行動、改めて市内の散策子。ケルントナー通りを北上し、シュテファン大聖堂を眺めてから、市立公園へ行く。公園にはヨハン・シュトラウス(JOHANN STRAUSS)像やフランツ・シューベルト(FRANZ SCHUBERT)像など有名音楽家の像の他にも数多くの功労者の像が建つ。像の前の花壇にはパンジーが芸術的に植えられて美しい。 さすP1130149がは芸術の都ウィーンである。リンク通り(環状道路)をぶらぶら歩き、ベートーベン像に寄り道したり、オペラ座を再び眺めたりしながら美術史博物館へ。入館料は大人12€、60歳以上のシニアなら9€、15:00から2時間半かけて有名な絵を一通りチェックする。即ち、フェルメールの「絵画芸術」、ブリューゲルの「子供の遊び」、「バベルの塔」、「雪中の狩人」、「農民の婚礼」、ティツィアーノの「ヴィオランテ」、アンチンホルドの「夏」、ラファエロの「草原の聖母」、 ベラスケスの「青いドレスのマルガリータ王女」、デューラー 「ヴェネチアの若い婦人」など。フェルメール作品だけは写真撮影禁止であったが、それ以外はフラッシュ撮影が禁止されるだけ、西欧の美術館はどこもおおらかである。柏市立図書館から借用したガイドブック(「地球の歩き方’06~07、ウイーンとオーストリア」)を頼りに廻ったが、展示室が変わるなど配置換えされている作品が多く、探し出すのに意外に手間取る。駆け足の鑑賞で疲れたので二階のカフェ・ゲルストナーに入り一服、ミルク入りコーヒーのメランジェ(Melange)を飲む。嘗てのハプスブルク家御用達のケーキ店だけに味は確かである。それにしても西欧の美術館は、収蔵品もさることながら建物自体の内外装や調度品が素晴P1130153らしい。最後に、ミュージアムショップで日本語の図録(18.9€)を購入する。再集合場所の国立オペラ座へ向かう途中、王宮庭園に建つモーツアルト像も見物する。18:15オペラ座入場、席は皆ばらばら、 抽選で我々はBALKON SEITE LINKSの2列目、16番と17番の席を割り当てられ料金は各31€、舞台は何とか見えるものの良い席とはお世辞にも言えない。今日の演目はオペラ「リゴレット」(ジュゼッペ・ヴェルディ作曲)、全3幕である。クロークに荷物を預けて指定席に座る。天井桟敷に近い末席でも地元の人は皆ドレスアップ、紳士はタキシードかスーツ、淑女はイブニングドレス姿が多く、なるほどオペラ鑑賞は眼一杯お洒落を楽しむ場でもあるらしい。BALKONとGALERIEの後には立ち見スペースまであり、P1130167 そこも又盛況である。第一幕(19:00-20:00)、第二幕(20:25-21:00)、第三幕(21:25-22:00)と進行し、幕間にはトイレへ立ったり、ロビーに行ってジュースを飲んだりする。ウィーンの国立オペラ座はヨーロッパ三大オペラ劇場のひとつに数えられるだけあって内外装ともゴージャスそのもの、オーケストラの紡ぎ出す音色、オペラ歌手の歌唱力も声量も全てが素晴らしい。唯一つ残念なのは舞台の左側が死角になること、リゴレットのあらすじを日本語の解説書で予習しておいたので、どんな場面を演じているかは分かるものの・・、舞台の全体が見えないでは興味も楽しさも半減する。終演後、再び全員集合し、カフェ・モーツァルトの前でバスに乗りホテルに戻る。22:45ホテル着、早速湯を沸かし夕食代わりのカップ麺を食べる。TV(BBC)をつけると、アイスランドの火山爆発の影響でパリとロンドンの空港が本日閉鎖されたとのこと、明日帰れるかどうか微妙になる。(続く)

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