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仙台文学館

Photo2010年9月23日(木) 台原森林公園におけるきのこ観察を終えてから、序にその一角に建つ仙台文学館を見学する。入館料は400円、長靴履きなので受付の女性に怪訝な顔をされる。常設展示室は初代館長の井上ひさしのコーナーにかなりのスペースを割いている。平成10年の開館から19年まで10年間館長を務め、中高校生や一般成人を対象にした文章講座を開講し、自ら講師を勤めていたようである。「青葉繁れる」の自筆原稿や、「むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく ふかいことをゆかいに ゆかいなことをまじめに 書くこと」なる自筆色紙などが展示してある。この色紙の言葉は、各文章講座の始めに必ず開陳されたものらしいが、まさに井上ひさし流文章術の奥儀であろう。また、仙台ゆかりの作家のコーナーがあり、佐伯一麦、熊谷達也、伊坂幸太郎、瀬名秀明、三浦明博、俵万智、伊集院静、小池真理子、恩田陸、若合春侑のプロフィールと作品を紹介している。そして、仙台文学の源流として、島崎藤村、土井晩翠、魯迅のコーナーがあり、「おてんとさん」と云う宮城の児童文化活動を紹介するコーナーもある。企画展には、晩翠賞の50年として、第一回から五十回までの受賞者のプロフィールと作品が並ぶ。雨のせいか館内はがらがら、お陰で盛り沢山の展示品をゆっくりじっくり見学できる。久し振りに「吉里吉里人」が読みたくなる。

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