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草津山光泉寺(真言宗豊山派)

2010年10月16日(土) ホテルヴィレッジで朝食を済ませた後の9:10、シャトルバスで湯畑源泉の見学へ行く。Dsc06054 今日は秋晴れの好天、青空に鱗雲が高い。湯畑源泉は、泉質が酸性含硫黄-アルミニウム-硫酸塩塩化物泉、pHは2.08、泉温55.7℃の酸性温泉である。標高1,156m、温泉街の中心部にあり、毎分5,000リットルの湧出量を誇る。湯畑を囲む玉垣には草津を訪れた文人墨客等の名前が刻まれており、その中に大町桂月や松浦武四郎の名前があるのが嬉しい。湯畑源泉の後に建つ光泉寺にお参りする。光泉寺は草津温泉の護り本尊、養老五年(721)行基菩薩の開山と伝わる古刹である。寺暦を説明する立て札には「養老五年行基菩薩が草津に立ち寄った時、病人のために祈祷したところ温泉が湧き出した。Dsc06065 行基菩薩は温泉の鎮護のため、薬師如来像を刻み、これを祀った薬師堂を建て「草津山光泉寺」と名付けた。本堂、釈迦堂、不動堂、湯善堂、観音堂、鐘楼などがあるが、いずれも明治以降に改築や新築された。本尊は千手観音、寺宝には釈迦如来像(元禄三年(1690)作)、温泉由来記(建久年間(1190-1199)の作)、不動明王像のほか近衛竜山が天正十三年(1585)に詠んだ和歌の巻物がある。縁日は五月八日。そのほか、境内には範海の灰塚(東京上野の養寿院二十世、範海は明治六年七月、草津で療養中に死去)や虚空蔵菩薩、魚監観音、Dsc06070湯呑み弁才天などがある。芭蕉の碑には「山なかや、 菊は手折らぬ、湯の匂ひ」が刻まれ、その裏には、芭蕉が師と仰いだ仏頂禅師が芭蕉を讃えた「桃青桃青、真身は瑤池なり、連城も美玉一枝の値なし」の一文が読まれる。」とある。寺宝のひとつ、釈迦如来像は元禄時代東大寺公慶上人の作として伝えられてきたが、平成17年の調査によりそのことが事実であると証明されている。以来300年を経て世に出た仏様であることから「遅咲き如来」として人々の信仰を集めるようになり、これからもう一花咲かせたいと願う人々に人気があるらしい。まあ世の中、花が咲かない人生を送る人の方が圧倒的大多数であれば、このお寺さんの商売上手には感心する。もはや枯れススキの身ではあるが、もしかして、ひょっとしたらと、お賽銭を奮発しお釈迦様に懇ろにお参りする。

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