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浮岳山深大寺

2010年11月8日(月) 今日は深大寺へお参りに。先頃終了したNHK朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」に何度か登場し 都内では浅草寺に次ぐ古刹、周辺には武蔵野の面影が残る神代植物公園などもありDsc07068、一度訪ねてみたいと思っていたお寺である。9:30出発、外環道を練馬ICで降り、環八、R20を走って約2時間で深大寺に到着、神代植物公園の駐車場に車を入れる。深大寺は天台宗別格本山で山号は浮岳山、天平五年(733)満功上人により法相宗寺院として開創されたと伝わる。貞観年間(859-877)勅命により逆賊調伏の修法を行い、それを契機に天台宗に改修したとのこと。山門は元禄八年(1695)の建立、深大寺で最も古い建造物である。山門をくぐり右手に鐘楼を見て本堂へ進む。本堂には御本尊として宝冠阿弥陀如来が祀られる。 元三大師(がんざんだいし)堂へ上る石段の脇に高浜虚子の胸像と句碑が建つ。「遠山に日の当りたる枯野かな」、虚子の代表作Dsc07075のひとつであり、明治33年11月25日虚子庵例会の作品であるが、深大寺と何かゆかりでもあるのであろうか。元三大師堂にお参りする。元三大師は第十八代天台座主であるが、その自刻像が正暦二年(991)に比叡山から深大寺に遷座されている。江戸時代になると元三大師信仰が大いに振るい、以来深大寺信仰の中心となって、「厄除元三大師深大寺」の呼称が定着した様である。その自刻像なるものは坐像ながら像高2mもある大像とのこと、 勿論秘仏であり大師堂の厨子内に安置されているので拝めない。更に石段を登り最上部の開山堂に上る。開山堂には瑠璃光薬師如来と満功上人、大楽大師が祀られている。その傍らに石田波郷と星野麥丘人の師弟Dsc07077句碑が建つ。「吹き起る秋風鶴を歩ましむ」(波郷)、「草や木や十一月の深大寺」(麥丘人)。石田波郷(1913-1969)の墓は深大寺の墓地にある。師弟句碑の奥には、日本野鳥の会創立者の中西悟堂(1895-1984)の胸像と顕彰碑が建っている。明治四十四年(1911)、悟堂が深大寺で僧籍についた縁であろう。開山堂から下る途中で慈覚大師自刻と伝わる延命観音にお参りし、 釈迦堂で国重文の釈迦如来倚像と旧梵鐘を拝観する。釈迦如来像は天武十四年(685)に鋳造されたと云う銅造の白鳳仏、珍しくも椅子に腰掛けたお姿である。旧梵鐘は永和二年(1376)鋳造で、都内では三番目に古いもの。最後は深大寺の寺号の由来ともなった深沙(じんじゃ)大王を祀る深沙大王堂へ。深沙大王像も秘仏であり、堂内深く、厨子の中に安置されている。寛文年間(1662-1673)建造のその厨子自体も調布市重宝に指定されている。山門を出て青木屋で名物の深大寺そばを食べる。新蕎麦なので香りが高く、腰が強くて美味。深大寺ビールなる地ビールも置いてあり、飲みたかったものの帰りの運転があるので諦める。八起で三色団子を買って帰路につく。帰りは調布ICから中央高速に入り首都高を抜ける。渋滞もなくすいすい、15:00帰宅。

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