« ネパールのビール | トップページ | 世界文化遺産「古都パタン」 »

サランコットからのヒマラヤ日の出観賞とポカラ市内観光

11月21日(日) 4:00起床、星が瞬き満月も皓々、くっきり、すっきり、霧は出ていない。コーヒーを飲んで目を覚ます。4:30MC、5:00出発、ヒマラヤの展望台として著名なサランコットへ日の出観賞に行く。他のグループも競うようにホテルを出発する。ポカラ住民の朝は早く、大荷物を担いで歩いている人もあれば、既にP1130936開いている店もある。5:40サランコット第一展望台下(標高1360m)に着く。第二展望台がある山頂(1592m)までは30分ほど登らねばならないが、 第一も第二も景色はそれほど変わらないとのこと、それならと、ひと登りして直ぐの第一展望台(1390m)から眺めることにする。6:30の日の出の時刻までは少し間があるが、セティ・ガンダキの深い谷へ向かって突き出した展望所には陸続と観光客が押し寄せてくる。200人も集まったであろうか、終いには立錐の余地もなくなる。やがて山の端が薄明るくなり、ヒマヤラの峰々の輪郭がはっきりしてくる。山の色が墨色から紫色、更に薄桃色へと変化する。陽光が神々の座を隈なく荘厳する。マッターホルンのような山容のマチャプチP1130949ャレ(6993m)を中央に、左にはアンナプルナⅠ(8091m)、同サウス(7219m)、少し離れてダウラギリ(8167m)の雪嶺が聳える。 マチャプチャレの右には、アンナプルナⅢ(7555m)、同Ⅳ(7525m)、同Ⅱ(7937m)、ラムジュン・ヒマール(6986m)と並び、その先にマナスル(8157m)、ピーク29(7835m)、ヒマルチュリ(7893m)、バウダ(6672m)の雪峰が展開する。昨日のラムコットは丘陵越しの眺めであったが、ここは谷を挟んでの景色なので一段と広闊であり、しかも朝早い時間なので雲に邪魔されることなくヒマラヤの峰々を見渡すことが出来る。オーパ!、全く素晴らしい。山座同定には現地旅行会社C&K社から貰ったバンダナが大活躍、アンナプルナ山群P1130946(ポカラからの眺め)、ランタン山群(ナガルコットからの眺め)、遊覧飛行から見えるヒマラヤ山群が三段書きで詳細に描かれている。早朝から2時間も立ちんぼでじっとしていたので体が冷え切る。何人かは傍らの茶店に飛び込みホットミルクティーを飲んでいたが、あまり衛生的とはいえず我慢。8:00ホテルに戻って朝食、目玉焼きを2個食べコーヒーを飲む。その後は自由時間、13:00まで一旦解放される。4時間もあるのでタクシーでも呼んで、我国最初のヒマラヤ踏破者である河口慧海の資料を展示している国際山岳博物館か日本山妙法寺を回れば良かったのだが、結局、ホテル庭園のベンチで読書をしたり、インターネットルームで「 楽山楽水日記」にリンクしているHPの記事を読んだりして時間を潰す。 勿体無い。12:00部屋に戻り、 食前酒代りの缶ビールを飲む。13:00ロビー集合、昼食P1130960はホテル庭園に建つ東屋風レストランでヌードルスープとモモ(蒸しギョウザ)を食べる。デザートのアイスクリームはいつもどおり辞退。14:35漸くポカラ市内観光に出発。一箇所目はパタレ・チャンゴ(別名DEVI'S FALL)、フェワ湖下流の浸蝕地形でゴルジュ帯、狭く深い峡谷の底を水が走り、まるで地中に吸い込まれていくように見える。見頃は雨期の6月から9月、水量が多く圧巻の眺めらしいが、乾季の今は大人しすぎる。二箇所目はヒンドゥバシニ寺院、オールドバザール近くの小高い丘の上に建つ 。境内にドゥルガー(シヴァの妻パールバティの化身)、ヴィシュヌ、クリシュナを祀る夫々の本殿が建つ。いずれもこじんまりしており平凡、特に見所があるわけでもない。境内の中央に八角形の白い石塔が建ち、寺院の建立(修理?)に浄財を寄進した人々の名前が刻まれる。上段ほど大口寄進者の名前であろうか、日本と同じような事が行われている。その時分からメンバーの中に吐き気を訴える人が出始める。単なる車酔いならよいが、もしかすると食中りかもしれない。 最後の三箇所目はオールドバザール、ポカラはもともと北のチベットと南のインドを結ぶ交易路のバザールとして発展してきた町であり、当時の面影を残す商店街が今尚存続している。北の入口でバスを降り、レンガ造りの商店が両側に並ぶ通りをぶらぶら南下する。市の中心は今やニューバザールへ移ってしまい、所在無げにP1130955店頭に佇む店主の姿がなんとも侘しい。何を商っているのか分らない店が多いが、竹細工の籠やロープなど山の民を相手に細々と生計を立てているようである。16:50ホテルに戻る。夕食は今晩もホテルのレストラン、事前にカップラーメンで腹を拵える。幾らポカラ地区最高級ホテルと雖も、三連泊中毎日同じメニューを並べられては飽きてしまう。19:00の夕食に集まったのは10名のみ、残る10名は下痢、嘔吐、むかつきなどの胃腸障害が現れ、部屋で寝込んでいたらしい。恐れていたことがとうとう現実になる。自分はインド旅行の経験から、生野菜、サラダ、カットフルーツ、ヨーグルト、アイスクリーム、ウェルカムドリンクの類には一切手をつけず、歯磨きにもMWを用いるなど用心を重ねてきたので、今のところ大丈夫であるが・・。日本の社会が極端に清潔になりすぎて、もろもろの細菌に対する抵抗力が日本人は衰えているのであろう。さっぱり盛り上がらず、30分ほどで夕食を切り上げ部屋に戻る。(続く)

|

« ネパールのビール | トップページ | 世界文化遺産「古都パタン」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ネパールのビール | トップページ | 世界文化遺産「古都パタン」 »