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エーゲ海一日クルーズ

2011年1月20日(木) 6:00のモーニングコールで目が覚める。6:30朝食、ドライフルーツをかじりコーヒーを飲む。 ホットプレート(温かい料理)は7時からとのことで何にもない。いやはや。 7:20出発、名古屋発のクラブツーリズムグループと大型バス2台に分乗しピレウス港へ向かう。ピレウス港は海運王国ギリシャ第一の港、外国の大型客船やエーゲ海クルーズ船が多数碇泊している。7:50乗船、入口で民族衣装をまとったクルーズ船のスタッフが待ち受ける。単なる歓迎かと思いきや一緒に記念撮影し後で写真を売りつける算段、強制的に撮られるのは困ったP1140753ものである。定員200人ぐらいの中型クルーズ船であるが、船内にギリシャの有名ブランド、フォリフォリ(Folli Follie)のショップがある。また、日本人女性スタッフが2名もいるなどおもてなし?に抜かりはない。8:15出航、船客はクラブツーリズム2グループと旅物語1グループの日本人が中心、欧米人はちらほらで船内は空いている。天候は薄曇り、空の色も海の色もいまいち、夏期のぬけるような青さはない。それでもさすがに南欧、甲板に出ても寒くはなく、時々薄日が射して船内はぽかぽかと温かい。今日のエーゲ海一日ミニクルーズはサロニコス湾に浮ぶエギナ島、ポロス島、イドラ島の3島巡り、最初に一番遠いイドラ島へ行く。これがなかなか遠く結構退屈する。その上、写真屋がうるさく付きまとい、二人連れで座っていようP1140773ものなら直ぐにツーショットを撮りにくる。おちおち席に落ち着いてはいられない。又、缶ビールやコーヒー、紅茶などの御用聞きもしょっちゅうやって来る。 逃げ場はトイレくらいしかない。とうとう家人はフォリフォリの銀製ペンダントを買わされる羽目に。クルーズ料金はランチ込みで95ユーロとのことであるが、もっとお金を落としてもらおうとスタッフ総掛かり、ギリシャ人はなかなか商魂たくましい。10:30ようやくイドラ島着、下船の際に出航5分前には船に戻ってくるよう何度も念押しされる。自由時間が2時間あるのでとりあえず波止場周辺を散策する。エメラルドグリーンの海は透明度が高く沢山のウニや小魚が見える。雨上がりなのか石畳の道は濡れておりツルツル滑る。イドラ歴史博物館、見晴台、時計台、教会、風車小屋、 砲台などを見物P1140766する。高台に建つ城塞めざして脇道にも入り込む。狭い道の両側には赤瓦と白壁、青い扉や窓枠を持つ民家が建ち並ぶ。坂と石段が多い。イドラ島は自動車やバイクの乗り入れが禁止されており移動手段はロバと徒歩のみ、その浮世離れした雰囲気に惹きつけられ、世界中から芸術家(の卵)が集まって来るらしい。彼等は制作した作品を土産物店に並べて生計を立てている。そんな店のひとつ、カロリーナ(CAROLINA)でキーホルダーを購入し、別の店では銀細工のペンダントを買う。12:20船に戻る。出航と同時にテーブルに座らされ昼食が給仕される。 メニューはサラダ、サバのトマトケチャップ煮、レモンケーキの3皿、名物のキウィジュースを飲む。13:30ポロス島に着く。1時間のフリータイムに時計台と教会が建つ展望台に登り、対岸のペロポネソス半島の山並やガラタの町を眺める。どP1140779こもかしこも絵になる風景ではあるが、ここもイドラ島と同じような家並み、ホテルとレストランと土産物屋ばかりで飽きてくる。このミニクルーズ、ひとつの島に渡るだけで十分なのでは・・、そこでのんびり一日を過ごすほうが忙しなく島巡りするより余程旅情を味わえる。そういえば池田満寿夫の「エーゲ海に捧ぐ」の舞台はどこだったか?、確か録画したビデオがあるので帰ったらチェックしてみよう。登って来た道とは反対側に降り、素朴な島暮らしが感じられる静かな路地を抜けて船に戻る。14:30出船、エーゲ海は波静か、船内はぽかぽと暖かくつい居眠りが出る。15:45エギナ島のリマニ港に接岸、3島の中では一番大きい島で人口は1万4千人ほど、滞在時間も2時間ある。船会社が企画するエクスカーションの古代遺跡アフェア神殿ツアー(ひとり€25か3,000円)もあったがどうせ石がゴロゴロだろうと不参加、魚市場の近くにあるシーフードレストランへ名物の焼きタコを食べに行く。その前にエギナ島特産のピスタチオを購入することに。 船着場の正面にずらりと並ぶ屋台はどこも値段は同じ、250グラム入りの両割れ品が3ユーロ、片割れ品だと2.5ユーロ。剥きにくいかもしれないが片割れ品を6袋買う。それにしてもどうやって両割れ品と片割れ品を選別しているのだろう。波止場通りを南下し教会がある所までぶらぶら。そこから引き返し波止場通りの奥の路地に入り込む。パステルカラーの美しい家が建ち並ぶ通りをのんびり行くと魚市場に出る。魚市場といっても小規模なもの、一つ屋根の下の中央通路の両側に数軒の魚屋が並ぶ。時間が遅いので開いていたのは2軒だけ、並んでいる魚はタコ、イカ、クロダイ、マトウダイ、ヒメジ、エビなどで一昨年、ドゥヴロヴニクの魚市場で見たアドリア海の魚種に似ている。市場の隣にシーフードタベルナの店が軒を並べている。一軒の店先のテーブルに座り、タコの塩焼き(€7)とエビの唐揚げ(€7.5)を一皿づつ、それにアムステルビールの中壜を注文する。焼きタコはちょっと焼き過ぎ気味ではあるが噛みしめるほどに味が出る。エビの唐揚げは揚げたての熱々、塩加減も良く非常に美味い。P1140641どちらもビールに良く合う。他にもヒメジの唐揚げ(€8)、イカ焼き(€8)、イカのリング揚げ(€9)、焼きイワシ(€7)、焼き貝(€8.5)など一皿が7~9ユーロ、飲み物もビール中壜とグラスワインが2.5ユーロ、ウゾは5ユーロと全て良心的値段、懐具合を心配せずにエーゲ海の幸を存分に楽しめる。 支払いはチップ込みの17ユーロで済む。冬は魚介類が一番美味しい季節らしく、今日はこの後オプションでシーフード ディナー(ひとり8,000円)が計画されているが、それに参加するまでもない。隣のテーブルの地元の人もウゾを呷りながらヒメジの唐揚げをつついている。17:35船に戻る。帰りの船内では民族舞踏ショーを楽しむ。乗客も参加して大盛り上がり、いつの間にか外はすっかり暗くなる。19:25ピレウスに帰港、バスに乗りホテルに戻る。部屋に入るや早速お湯を沸かしカップラーメンを作る。日清麺職人の塩と醤油、これが一番美味い。食後は缶ビールのPROSTとAMSTELを試飲する。参加者によると、エギナ島におけるオプショナルツアーもアテネ市内のシーフードディナーも大したことはなかったらしい。これまでの経験からゆくと、現地旅行会社が主催するオプショナルツアー(OP)はコストパフォーマンスの低いものが多い。パックツアー本体で受け取る利益は極めて薄いため、どうしてもOPで稼がざるを得ないのであろう。(続く)

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