« 榴ヶ岡公園(仙台市)で出逢ったきのこ | トップページ | 厳美渓(平泉町)で出逢ったきのこ »

平泉散歩

2011年10月23日(日) 今日は、今年漸く「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」としてDsc01709世界文化遺産に登録が実現した平泉見学へ。家人が金色堂以外見た事がないと云うので運転手兼ガイド役を勤める。 5:40出発、仙台宮城ICから東北道に乗り一関・気仙沼ICで下りて7:20厳美渓着。天工橋畔の阿部物産の有料駐車場(300円)に車を入れ御覧場橋まで渓谷沿いの遊歩道を散策する。磐井川は昨日の雨で濁っており、渓谷を飾る紅葉もいまひとつ、専ら遊歩道沿いのアカマツ林できのこ観察に興じる。次は毛越寺へ向かう途中にある達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂に立ち寄る。8:25着、拝観料300円を納め毘沙門堂、岩面大仏など境内の見所を一巡り。9:10毛越寺着、駐車場料金は300円、拝観料は500円。毛Dsc01816 越寺を訪れるのは40年ぶり、昔は本堂や宝物館などの建物はなく、ただ大泉ヶ池だけがぽつんとあっただけの寂れた所であったが、いつの間にか随分と整備されたものである。大泉ヶ池の周囲を時計回りに回りながら、南大門跡、開山堂、嘉祥寺跡、講堂跡、金堂円隆寺跡、遣水、常行堂(享保十七年(1732)再建)、常行堂・法華堂跡などを見学する。茶屋でずんだ餅を食べ一服していると、大型観光バスでやってきた観光客がぞろぞろ入場してくる。さすがに世界遺産効果は絶大である。宝物館を見学し、特別公開の本堂に上ってご本尊の薬師如来像(平安時代作)を拝んだ後退出する。Dsc01838 陽射しが出てきて夏のように暑くなる。10:40中尊寺第一駐車場着、料金は300円、平泉見学はいろいろお金がかかる。駐車場は大混雑、中尊寺は大入り満員の盛況であり、震災復興には有り難い人出である。月見坂を登り各御堂に順々にお参りする。本堂前で大槌町の郷土芸能、城山虎舞(しろやまとらまい)の奉演がちょうど始まり、賑やかな笛と太鼓の伴奏で、遊び虎、跳ね虎、笹ばみの演目を勇壮に繰り広げる。世界遺産登録記念と東北復興祈願を兼ねて、三陸地域に伝わる郷土芸能を10月1日から11月6日の間、土・日・祝日に奉演しているものらしい。何回か観ている金色堂はパスし、最奥にある中Dsc01865尊寺鎮守白山神社にお参りし、併設の国指定重要文化財の能楽殿(嘉永六年(1853)伊達藩主伊達慶邦公再建奉納)を 見学してから下山する。駐車場に車を置いたまま徒歩10分の高館義経堂へ。そこも入山料200円。北上川に面した小山の頂に義経の木像を祀る御堂(天和三年(1683)伊達藩第四代藩主綱村公建立)が建つだけの何の変哲もない所であるが、平泉随一の眺望と云われるだけあって、対岸に聳える束稲山と悠々と流れる北上川の景色は広闊である。義経堂から一段下った平に、句碑「夏草や兵共が夢の跡」が建つ。芭蕉が此処に立ったのは元禄二年(1689)旧暦五月十三Dsc01894日(6月29日)のこと、それから322年の歳月が流れたが、景色はさほど変わっていないかもしれぬ。 車に戻り最終観光地、猊鼻渓(げいびけい)へ向かう。途中、柳之御所資料館で出土品を見学し、14:00猊鼻渓遊覧船乗り場着。駐車場料金は500円也。ここも40年ぶりだが、辺りはすっかり開けて土産物店や旅館が建ち並ぶ。乗船券売り場は3階建てのビルに変わり乗船券は往復1,500円、平底遊覧船も随分大型化(40~50人乗り)している。まるで浦島太郎、違う場所に来たような感じすらする。14:30乗船、船頭さんはひとりで往きは舟上り、15mの長棹を流れにさし砂鉄川をゆっくり遡る。両岸にそそり立つ断崖絶壁は昔のままであるが、惜しいことに紅葉の盛りには一週間ほど早い。終点の船着場で上陸し、300mほど奥にある大猊鼻岩(高さ124m)と仙岩帯見物へ行く。断崖の中腹に渓谷名称の謂れとなった獅子ヶ鼻と名づけられた岩が突起している。15:20再乗船、帰りは流れに任せた舟下り、深い渓谷に船頭さんが唄う猊鼻追分が朗々と流れる。15:55車に戻る。帰りも一関ICから東北道に乗り18:20帰宅。

|

« 榴ヶ岡公園(仙台市)で出逢ったきのこ | トップページ | 厳美渓(平泉町)で出逢ったきのこ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 榴ヶ岡公園(仙台市)で出逢ったきのこ | トップページ | 厳美渓(平泉町)で出逢ったきのこ »