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世界遺産「エヴォラ(Evora)の歴史地区」

12:00ファティマのホテル RECINTO到着、ホテル内のレストランSanta Luizaで昼食をとる。メニューDsc03854は、コーンスープに野菜サラダにメルルーサのフライ、それに焼きリンゴ。メルルーサのフライは美味しい。 13:20再びバスに乗りアレンテージョの古都エヴォラへ向かう。コインブラからエボラまでは270㎞、 今回の旅行中最長の移動距離。14:05テージョ川(タホ川)を渡る。テージョ川はイベリア半島最長の川であり、上流にはスペインのトレドなどがある。テージョ川以南の地域はアレンテージョ(テージョ川の彼方)と呼ばれる緩やかな平原地帯、乾燥地帯ゆえに溜め池を設け、コルク樫やオリーブ、麦、ブドウの栽培が盛んに行なわれている。沿道にコルク樫の林が次々に 現れる。植林地といっても日本の杉や檜のような薄暗い林ではなくて、まばらに植えられた明るい疎林である。コルク樫もブナ科の一種、林の中にはどんなきのこが出るのであろうか。コルク樫の寿命は150~200年、9年毎に樹皮を剥いでコルクを収穫するとのこと。又、実 のドングリは黒豚のご馳走になるらしい。豚は見当たらないが、その代わり?赤牛や羊が草を食んでいる。剥がさればかりの樹幹は焦茶色をしているので直ぐ分る。剥がしDsc03864た年の西暦年末尾の数字(2012年なら2)が樹幹にペンキで記してある。殆どがコルク樫の疎林と牧草地であるが、ユーカリやカサマツの林も時々現れる。それにしても高速道はガラガラ、走っている車は殆ど無い。人口密度が低いアレンテージョには大きい町もなし、高速道など不要では。やはりポルトガルでも道路建設には政治家や官僚やゼネコンの利権がからむのであろうか。16:00ようやくエヴォラの市内に入る。エヴォラはアレンテージョ地方の中心都市。ローマ時代からこの地方の中心として栄え、ルネッサンス期には大学も設置された学芸の都でもある。現地ガイドのオルガさんを市中でピックアップし、バスターミナルから閉館時刻(17:00)が迫る大聖堂へ急ぐ。2~3世紀にローマ人によって造られたコリント様式のディアナ神殿の写真を撮り、現在ポサーダとして利用されている15世紀に建造されたロイオス修道院を眺めてから大聖堂へ入場する。回廊と宝物館は有料だが聖堂だけなら入場は無料。大聖堂が建設されたのは12~13世紀。1584年9月に天正遣 欧少年使節がエヴォラを訪れ、この大聖堂で伊東マンショと千Dsc03872々石ミゲルはオルガンの腕前を披露したと云われる。そのパイプオルガンは今尚現役である。八角形の美しいドームは左右のバラ窓で荘厳される。左が明けの明星、右が神秘のバラと、それぞれ聖母マリアのシンボルを表しているとのこと。回廊や宝物館も見たかったが時間切れ、10月5日通りを歩いて市の中心のジラルド広場に出る。そこで20分間フリータイムになったがいかにも中途半端、ベンチに座り屋台で買った焼き栗を齧りながら時間を潰す。最後はサン・フランシスコ教会の人骨堂(礼拝室)、5000体以上の人骨が壁や柱をぎっしりと埋め尽くしている。入場料は2ユーロ、内部は撮影禁止。入口には「ここに集まりし我ら骨どもは、皆様のお越しをお待ちしております」という碑文が掲げられ、気持が悪くなって中に入れない人もいる。17:10バスに戻りリスボンへ大返し。

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