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定点観察・榴ヶ岡公園(仙台市)

Dsc043832012年2月26日(日) マンションの通常総会出席のため今年二度目の帰仙。昨日無事終了し、一年間の管理組合理事のお役目を卒業する。また昨日は今冬一番の大雪で仙台市の積雪は13㎝、前回(1月22日)同様またも一面銀世界に変わる。間もなく3月というのに、みちのくの春はまだ遠い。車がないので息子を呼び出し灯油の買出しを手伝ってもらう。その後ふたりでビッグボーイでお昼を食べ、榴ヶ岡公園できのこを探す。地面は全て雪に埋もれている。件の切株に生えるエノキタケを雪の中から掘り出すだけでいっぱい一杯、早々に退却する。

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リゾートイン白浜

Dsc043552012年2月16日(木) 南房総市の白浜温泉へ。いつものように家内と義母との三人連れ。粉雪が横殴りに舞う寒い一日、富津岬の東京湾観音にお参りしたかったがホテルへ直行する。13:45リゾートイン白浜到着、野島崎燈台の直ぐ側である。全部で44室の中規模ホテルは全室ビーチに面しており、10畳和室の307号室からも目の前の磯浜と太平洋が見渡せる。やることも無いので椅子に座ってくつろぎ、宮本輝著の「ドナウの旅人」を読む。夕食前に温泉に入ることに。源泉名は房総白浜温泉、泉温16℃のメタ珪酸泉である。つまりは無色透明の鉱泉を沸かしたもの、 しかDsc04359も循環で源泉掛け流しではない。大浴場は、10人くらい入れる浴槽がひとつしかなく、露天風呂もなければサウナ等の設備もない。シンプルそのもの。それでも今日のような寒い日はありがたい。18時から二階の大広間で夕食を食べる。キリンのIS中壜を飲む。舟盛りは豪華で主役のマダイの他に、イセエビ、サザエ、マグロ、ブリ、ヒラメの刺身が盛り付けられている。但し、イセエビはザリガニほどの大きさ。まあ、一泊二食付き8,600円と民宿並みの値段であれば贅沢は言えぬ。夜も読書を続け、その合間に二回温泉に入って温まる。外は雪が雨に変わったらしく窓を打つ雨音が聞える。

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きのこ図鑑「増補改訂新版 日本のきのこ」

2012年2月14日(火) きのこの同定で日頃一番お世話になっている図鑑の新版が出たので楽天ブックスにネット注文して取り寄せる。価格は税込み8,400円也、1988年発行の旧版の2倍近い値段である。特殊な図鑑であるので、この程度の値段は止むDsc04339を得ないとしても、23年振りの改訂にしては新規収録種が僅か16種と淋しい。主たる改訂点は、従来の形態的特徴による分類から、DNA解析による分子系統樹の作成とそれに基づいた分類(以下DNAによる分類と略記)に変更した事にあり、それに伴う新称も含めた目名、科名、属名の変更に置かれている。種の分類の切り口は色々考えられるので、どれが正解と云うことはないが、何となく作り手側の理屈を押し付けられるようで素直に肯けない。労作であることは認めるが、研究者の専門書ではないので、もっと使い手側の視点に立った図鑑作りが必要であろう。又、DNAによる分類はまだ発展途上であり今後も尚流動的、これを極端に進めると全てのきのこが一科一属一種になりかねない。まあ、分類など余り気にしないで一種類づつ覚えていくしかないのであるが。更に、新版と旧版で写真が殆ど同じ点も不満のひとつ。差し替えられた写真は27枚あるが、差し替えにより必ずしも品質が向上していない。誤同定の4種、テングタケ(←旧版の写真はイボテングタケ)、キカラハツタケ(→別種のヒロハチャチチタケへ)、トドマツオオウズラタケ(別種のヤマトオシロイタケへ)、ダンアミタケ(別種のニカワオシロイタケへ)の差し替えは当然であり、また、オオシロアリタケ、オオシロカラカサタケ、タマノリイグチ、クロニガイグチ、クリカワヤシャイグチ、ミヤママスタケ、ムラサキヤマドリタケの7種の差し替えは妥当と見るが、オリーブサカズキタケ、ムレオオイチョウタケ、ハイイロナメアシタケ、ヘビキノコモドキ、ハイカグラテングタケ、クロトマヤタケモドキ、ツバアブラシメジ、キイロイグチ、ヌメリコウジタケ、ニセアシベニイグチ(裏面)、モエギアミアシイグチ、オオクロニガイグチ、ニガイグチ、キクバナイグチ、ヒメシワタケ、ウスムラサキハツの16種は何のための差し替えか、旧版の写真と五十歩百歩、寧ろ改悪もある。ツチスギタケの写真も怪しいのでは。もう一つ、標準和名の変更もいまいち腑に落ちない。誤同定と云うオリーブサカズキタケ(←ヒダサカズキタケ)、フチドリベニヒダタケ(←クロフチシカタケ)、コミノカワタケ(←カワタケ)、キヒモカワタケモドキ(←キヒモカワタケ)、オオカボチャタケ(←アカゾメタケ)、ヒロハノキカイガラタケ(←キカイガラタケ)、コガネカワラタケ(←スルメタケ)、タバコウロコタケの一種(←エビウロコタケ)、シロキツネノサカズキモドキ(←シロキツネノサカズキ)は仕方が無いとしても、又、タマチョレイタケ(←アミヒラタケ)、アイカワタケ(←ヒラフスベ)、ワライタケ(←ヒカゲタケ)、ウメハルシメジ(←シメジモドキ)、チャイボタケ(←イボタケ)もDNAによる分類の成果かもしれないが、ツエタケがブナノモリツエタケでビロードツエタケがコブリビロードツエタケはないのでは。名前が長く覚えにくくなるばかり、ツエタケ(広義)とかビロードツエタケ近縁種とか定義ははっきりしないが接尾語を付加するほうがまだましに思う。最後に、キシメジとシモコシが猛毒種になっている事が解せない。日本国内で本種による死亡事故が発生した事例があるのだろうか、或はそれこそDNA解析で外国で死亡事例を引き起したというTricholoma equestreと同一種という結果が得られたのであろうか。昔からキンタケとして珍重され、広く食用に供されてきた事実と余りにもかけ離れている。  

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きのこ図鑑「東北のキノコ」

Dsc043512012年2月8日(水) アマゾンに注文していたきのこ図鑑「東北のキノコ」(日本菌学会東北支部編)が届いたので、午後の時間一杯を使ってひと通り目を通す。2001年10月25日無明舎出版(秋田市)発行の初版本の中古品であり、当時の定価は税込み2,940円であるが、人気が無いのか破格の安値(445円)である。中古品といっても帯封や愛読者カードも付いており時間が経過しただけの新古品、こんな値段では出品者は勿論、出版社にも執筆者にも申し訳ない。内容は、執筆者が27名にも及ぶため、種毎の記述内容に多少不統一性が認められるものの、写真が美しく、「一口メモ」や「COFFEE BREAK」の項が楽しい。また、ツバヒラタケ、シロタモギタケ、ハマシメジ、ヤチヒロヒダタケ、ヒメムキタケ、フチドリベニヒダタケ、シワカラカサモドキ、クリタケモドキ、ススケヤマドリタケ、クロヤマイグチ、クロムラサキハナビラタケなど、他のきのこ図鑑には余り出てこない種類も掲載されており勉強になる。今年はできるだけ東北の山に出かけてきのこ観察を行うつもり、その際この図鑑が役に立つこと間違いなく、今から楽しみである。

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拾光寺観音(じっこうじかんのん)

2012年2月5日(日) 足慣しのため茨城県の低山歩き、今日はかすみがうら市の雪入ふれあいの里公園駐車場に車を置き、雪Dsc04332入山塊を南から北へ縦走する(詳しくは姉妹編ブログ「自惚山人ノオト」の「488.雪入山(剣ヶ峰・浅間山・権現山)」を御覧ください)。中央青年の家へ向かって山道を歩き出して間もなく、「拾光寺観音」と書かれた案内板があり、右に小道が付いている。立ち寄ってみると、山中の小平地に石造十一面観音菩薩像がひっそりと佇んでいる。ほのぼのと心が和むお顔を持つ観音様である。側面の建立年や願主の文字は磨耗して読めなかったが、雪入ふれあいの里公園のホームページによると、寛保三年癸亥(1743)、願主石塚次郎左ェ門之建と刻まれているらしい。270年前のものである。志筑藩本堂氏の重臣でも奉納したものであろうか。拾光寺という寺があったという確かな記録はないようであるが、雪入山中には弘法大師伝説に彩られた閑居山中腹の磨崖仏「志筑の百体観音」等宗教痕が数多くあり、拾光寺も実在したと考えるほうが素直であろう。傍らに千代田町史会が平成16年7月15日に奉納した木札が立てかけてあり、そこには「拾光寺観世音菩薩御宝前奉祈子孫長久・家内安全・経済安定攸」と記され、川崎久寿、小池一司氏(先達)ほか参加メンバー十数名の名前が書かれている。因みに、千代田町史会とは旧千代田町(現かすみがうら市)の郷土史料の収集・保管に当たっていたグループである。

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国指定重要文化財 戸定邸

Dsc04242 2012年2月2日(木) 寒気殊の外厳しい。昨日が暖かかった分余計身に沁みる。午前、家人と松戸市の戸定(とじょう)邸見学へ。最後の将軍徳川慶喜の実弟であり、最後の水戸藩主徳川昭武(1853-1910)の嘗ての邸宅である。1951年に昭武の子・武定から松戸市に寄贈され、現在は戸定ヶ丘歴史公園として整備されている。2006年に国の重要文化財に指定された建物は木造平屋一部二階建てで、表座敷棟、奥座敷棟、離座敷棟が廊下で結ばれる。建坪238坪、総部屋数は20室にも及ぶ大規模なもの、但し余り豪壮な感じは受けない。むしろ武家 屋敷だけに質朴な感じ、調度品が置かれていないDsc04249せいもあろう。西側が開け、眼下に江戸川の流れとその向うに都心のビル群及び東京スカイツリーが見渡せる。松戸市街地より一段高い丘陵地に位置するだけあって眺めは素晴らしい。足が冷たく指先が痛くなってきたので建物の見学を切り上げ、同じく園内にある戸定歴史館の見学に回る。昭武の遺品を中心とする松戸徳川家伝来品が数多く展示されている。因みに両館の共通入館券が240円、誠に良心的料金である。雪の残る庭園も一回り、遊歩道には雛罌粟(ひなげし)の道として与謝野晶子の歌碑が数多く建つ。何でも大正時代に2回松戸を訪れ、59首の歌を詠んだそうな。そのひとつが、「花下総の松戸に見れば散る雲も 柳絮(りうじょ)の如くなつかしきかな」。

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空間放射線量測定

Dsc042412012年2月1日(水) 柏市の光ヶ丘支所から借り受けたシンチレーションカウンター(クリアパルス㈱製、MR.GAMMA A2700型)を用いて、屋内と庭(対照区)と菜園(試験区)の空間放射線量を測定する。こんな時にこそ、作業環境測定士や第二種放射線取扱主任者、エックス線作業主任者の国家資格を活かさなければならぬ。結果は、屋内が1時間当たり0.108マイクロシーベルト(μSv/h)、庭が0.176μSv/h、家庭菜園が0.205μSv/h。いずれも高さ1mにおける測定値の平均値であり、測定箇所数(N)は順に13、18、17である。但し、車庫の屋根の雨樋直下のコンクリート面は高さ1㎝で0.829μSv/hと高め、ブラッシングして水弾きするなど除染が必要と思われる。懸念された菜園の空間放射線量は、柏市が広報やホームページで公開している市内各所の公園や学校用地の数値と同程度、そして柏市産の野菜は今のところ全ゆる種類が定量下限値(セシウム134が15~30ベクレル、セシウム137が12~25ベクレル)未満なので、菜園農業を今年も継続して大丈夫であろう。因みに、8時間畑仕事をして16時間屋内で過ごす生活を365日間続けるとして算出される外部被爆線量は一年間で1.3ミリシーベルト、ホットスポットと云われる柏市でもこの程度、全く問題ない。

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