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国指定重要文化財 戸定邸

Dsc04242 2012年2月2日(木) 寒気殊の外厳しい。昨日が暖かかった分余計身に沁みる。午前、家人と松戸市の戸定(とじょう)邸見学へ。最後の将軍徳川慶喜の実弟であり、最後の水戸藩主徳川昭武(1853-1910)の嘗ての邸宅である。1951年に昭武の子・武定から松戸市に寄贈され、現在は戸定ヶ丘歴史公園として整備されている。2006年に国の重要文化財に指定された建物は木造平屋一部二階建てで、表座敷棟、奥座敷棟、離座敷棟が廊下で結ばれる。建坪238坪、総部屋数は20室にも及ぶ大規模なもの、但し余り豪壮な感じは受けない。むしろ武家 屋敷だけに質朴な感じ、調度品が置かれていないDsc04249せいもあろう。西側が開け、眼下に江戸川の流れとその向うに都心のビル群及び東京スカイツリーが見渡せる。松戸市街地より一段高い丘陵地に位置するだけあって眺めは素晴らしい。足が冷たく指先が痛くなってきたので建物の見学を切り上げ、同じく園内にある戸定歴史館の見学に回る。昭武の遺品を中心とする松戸徳川家伝来品が数多く展示されている。因みに両館の共通入館券が240円、誠に良心的料金である。雪の残る庭園も一回り、遊歩道には雛罌粟(ひなげし)の道として与謝野晶子の歌碑が数多く建つ。何でも大正時代に2回松戸を訪れ、59首の歌を詠んだそうな。そのひとつが、「花下総の松戸に見れば散る雲も 柳絮(りうじょ)の如くなつかしきかな」。

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