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世界遺産「リーガ歴史地区」(その3)

Dsc05061ユーゲントシュティール様式建築群の見物を終えて自由記念碑前に戻る。自由記念碑は1935年にラトヴィアの独立 を記念して建てられた高さ51mのモニュメント。塔の上に立つ女性ミルダは、ラトヴィアの3つの地域(クルゼメ、ヴィゼメ、ラトガル)の連合を表す3つの星を掲げている。自由記念碑は衛兵2人に常時守られている。そこから公園を抜け旧市街のトゥァルニャ通りへ進むと、右手にはスウェーデン統治時代に兵舎(旧ヤコブ兵舎)として使われた二階建ての細長い建物があり、左手には復元された城壁がある。旧ヤコブ兵舎は現在、ショッピングセンターやホテル、カフェとしてDsc05077使用されているが、その側壁にラトヴィアの全77都市 の紋章が飾られている。リーガに唯一残る嘗ての城門スウェーデン門(1698年造)をくぐり、聖ヤコブ教会の高さ80mの塔を仰ぎ見る。聖ヤコブ教会は1225年建立、現在の建物は15世紀に再建されたもの。よく見ると塔の屋根の中程に鐘が吊るされている。この鐘は傍らを不貞を働いている婦人が通ると自然に鳴り出すと云う。その為、女性に不評で一旦取り外されていたが、2001年のリーガ800年祭を機に再び取り付けられた。幸いなことに、今回のメンバーの中に鐘を鳴らすご婦人は誰もいない。その先、マザー・ピルス通りに突き当った所にあるのが三人兄弟と呼ばれる15~18世紀に建てられた中世の住宅。名前の通り肩を寄せ合うように建っている。兄弟の兄貴格は15世紀に建てられた17番地の建物(向かって右)、一般住宅としてはリーガで最も古い。建築当時は窓税があったため、左側2棟の弟分と較べると窓が極端に小さい。三人兄弟の前で路上ライブをしている二人の楽師は、我々が日本人とみるや「百万本のバラ」をDsc05090演奏してくれる。百万 本のバラは元々ラトヴィアの曲だそうな。人魚と孔雀で装飾され たユーゲントシュティール様式の建物を見ながらドゥアマ広場へ歩き、ビアハウスのアルス・セータ(Alus Seta)やベーカリーカフェのリゲンスィス(Rigensis)を覗きながら市庁舎広場へ。市庁舎広場にはリーガの守護神である聖ローランドの像が立ち、再建された市庁舎とブラックヘッドの会館が建つ。ブラックヘッドの会館はリーガの開都800年を記念して2000年に再建が完了した新名所。1941年のドイツ軍の空襲で破壊さ れたが、往時の姿がほぼ完全に復元されている。彫金細工と彫刻で飾らDsc05097れた外観で目立つのが月日、時間と月齢を刻む大時計、時計の下には4つのハンザ同盟都市、リーガ、ハンブルグ、リューベック、ブレーメンの紋章が浮彫りにされ、ギリシャ神話の神々の像が置かれている。そこから東へ歩いて聖ヨハネ教会へ。聖ヨハネ教会は13世紀に創建され、16世紀に再建されたゴシック様式の美しい教会。手前にブレーメンの音楽隊のモニュメントが建つ。この教会の壁には、禍から建物を守るために志願した2人の修道士が生きたまま塗りこめられたという。今も外壁に見られる十字架型の穴は、後に彼等を記念して造られたものらしい。15:30市庁舎広場に戻り1時間のフリータイムになったので、旧市街で一番高い聖ペテロ教会の塔(123m)に登る。塔は有料で3Lt(約500円)、係員のいるエレベーターで72mの展望台に上ることができる。展望台には抱擁を交わすカップルが多く目のやり場に困る。また、次々と記念撮影を頼まれ出血大サービス。市街地の眺めは良 いが生憎の曇り空、遠くの景色は霞んでいる。塔から下り、時間Dsc05104があるので近くのスーパーマーケットMAXIMAの見物。ラトヴィアの瓶ビール2本を購入し集合場所に戻る。16:30バスに乗り、一旦ラディソン BLU ダウガヴァホテルに戻る。部屋でリトアニアの缶ビールBLINDOS EKSTRAとUTENOS AUKSINISの試飲。18:15ロビーに集まり市中のレストランKRISTAPAへ夕食に行く。メニューはホウレンソウのスープ、鱈のフィレ、リンゴのタルトの3皿、タラ料理は美味しい。19:50ホテルに戻る。水道水もそのまま飲めるが、もらったミネラルウォーターが沢山あるのでそれでお湯を沸かしコーヒーを飲む。風呂から上がり立原正秋著の「冬の旅」を読む。

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